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2020年は大きな変化の年になりました。糖尿病治療ガイドの改訂や新しい薬剤の登場もありましたが、何よりも新型コロナウイルス感染症が私たちに最も大きな変化をもたらしたと思います。年初には、感染症対策との共存を必要とする一年になるとは想像もつきませんでした。
第63回日本糖尿病学会年次学術集会はリモート開催になりました。会場での参加の場合には同じ時間に開催されているセッションに複数参加することはできませんから、リモート開催では多くのセッションに参加できる、時間についても自分の都合に合わせて学習することができるなど、多くのメリットもありました。
私もシンポジウムでお話しをする機会をいただき、音声付きのスライドを登録して参加者の方に閲覧していただくという初めての形式に挑戦しました。演者としては、リアルタイムに会場の先生方とディスカッションをすることができず、もどかしい思いもしました。
リモートの便利さを再認識するとともに、対面でなければできないことを明確にするいい機会になったのではないでしょうか。診療の中でも対面でなければ得ることができない情報がたくさんあります。患者さんや医療従事者仲間と直接お会いすることができる時間の大切さに気付かされる一年でもありました。
さて、実行委員長の佐々木伸浩先生(上記画像右)のご尽力と、太宰府天満宮様の御厚意により、今年も太宰府天満宮の御本殿をブルーライトアップすることができました。毎年行われる本イベントですが、今年は例年より宣伝や規模を縮小して行われました。
来年はこの一年で学んだ様々なノウハウが活用され、より良い一年になりますことを祈念しております。
【ヒント★01】新型コロナウイルス感染症と糖尿病
【ヒント★02】熱中症を予防しよう。
【ヒント★03】感染対策と食事・運動療法の両立
【ヒント★04】新しく追加された糖尿病治療薬
【ヒント★05】サルコペニアを予防しよう
【ヒント★06】スティグマとアドボカシーって何でしょう?
【ヒント★07】2020年を振り返って
次回【ヒント★08】インスリン100年 2021年はどんな年に?
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