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糖尿病の治療は食事療法、運動療法、薬物療法が3つの柱になっています。これらの中でも薬物療法は近年の進歩が目覚ましく、2型糖尿病の治療として様々な薬剤が使用できるようになりました。2020年9月現在、日本の一般的な診療の中で使われる薬剤は、下図のように内服薬で7種類(ビグアナイド薬・チアゾリジン薬・α-グルコシダーゼ阻害薬・SGLT2阻害薬・DPP-4阻害薬・スルホニル尿素薬・速効型インスリン分泌促進薬)、注射剤(GLP-1受容体作動薬・インスリン製剤)で2種類があります。
それぞれの薬剤は異なる作用を持ち、糖尿病の状態や合併症の有無などを考慮して選択されます。血糖値が下がりすぎた状態を「低血糖」と言いますが、低血糖のリスクが低い薬剤も複数登場しており、より安全に治療をすることができるようになりました。注射剤についても煩雑だと思われがちですが、以前と比べて手技が非常に簡単になりました。
これら薬物治療の進歩もあり、糖尿病による血管合併症は年々減少しています。
また、今後も新しい作用をもつ薬剤や投与方法の違った薬剤も登場する予定のようです。
その時々で適切な薬物療法を行うことによって健康を損なうことなく人生を歩む、そのためにも薬物療法を行われている方はご自身の薬剤をしっかりと継続して下さい。
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次回【ヒント★08】インスリン100年 2021年はどんな年に?
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