カラダみがきプロジェクトとは | うれしか♪たべものがたり | うれしか♪食事バランスシート | たのしか♪たいそう |
まぶしか♪じぶんみがきグランプリ
じぶんみがきグランプリとは、毎日こつこつと一生懸命、食事に気を遣い、積極的に運動を積み重ねている患者さんに当クリニックのスタッフ(医師、管理栄養士、健康運動指導士など)より、大きな尊敬の気持と強い応援の想いを込めて毎月3名の方に贈らせていただいている二田哲博クリニックオリジナルの賞です。
二田哲博クリニックの糖尿病専門医やスタッフは、糖尿病を良くするためにがんばっている患者さん、ひとりひとりを見守り応援しています。私たちが日々たくさんの糖尿病患者さんと接していて感じることは、積極的に治療をおこなっている患者さんほど、健康で元気なこと。健康で元気な方を「患者さん」と呼ぶのはおかしな話ですが、糖尿病になったことを「きっかけ」にして、今までの食生活を見直し、身体を動かし始めた患者さんは、糖尿病になる前よりずっと健康で元気に日々を送っています。そんな方達の中から、毎月3名の方を管理栄養士や健康運動指導士が選び「じぶんみがきグランプリ」として表彰しています。「じぶんみがきグランプリ」とは、二田哲博クリニックが独自に取り組んでいる「カラダみがきプロジェクト」の一環で、健康になるためにカラダをぴかぴかにみがいている「じぶんみがきの達人」をご紹介することで、がんばっていらしゃる方を表彰するとともに、ご覧になった方には糖尿病を良くするヒントをつかんでいただきたいと思っています。「じぶんみがきグランプリ」の前身「月間MVP」を合わせると、すでに400名近くの方々が表彰されています。私たちは、二田哲博クリニックを訪れるすべての方にこの賞をお贈りできることを願っています。
受賞された方はみなさん糖尿病などの生活習慣病の患者さんです。
そしてみなさん、大変健康で元気な方たちです。
なぜでしょう。
受賞された方の体験の中に「秘訣」や「ヒント」があるかもしれません。
H・K 様
59歳:男性
2024年10月
2024年2月に他院で血糖値が高いことを指摘されて、当院で治療開始となりました。現在は糖尿病、脂質異常症、高血圧症を治療中のKさん。糖尿病とわかる前は、甘いものが好きで夕方に菓子パンやシュークリームを食べたりしていたようですが、血糖値が高いとわかってからは甘いものを控え、食事バランスにも気を付けるようになりました。特に料理で甘さが欲しい時は、砂糖ではなく血糖値の上がらない人工甘味料を使っているそうです。その結果、HbA1c7.7%→6.0%、体重は89.4kg→82kgと大変改善しました。Kさんが改善した理由のひとつは、甘いものを食べないのではなく控えるようにしたこと。甘いものをずっと控えていくのはとても難しく、そもそも辛いことになってしまいます。そこでKさんの場合、奥さんが糖質の少ないお菓子や高カカオのチョコレートなどを見つけてきてくれるのだそうです。おやつの糖質は10g程度を目安にしましょう。Kさんと奥さんの二人三脚で取り組まれた結果ですね。今後も無理せず継続することが目標ですね。応援しています。
J・K 様
51歳:女性
2024年10月
2019年よりバセドウ病で通院中のKさんは、2022年より高血圧も指摘されましたが、降圧剤の内服を避けるため、減量と食事内容の工夫を頑張っています。バセドウ病のため激しい運動は難しいと考え、意識して歩くようにし、食事も食物繊維を意識しキノコ類を多く摂り、白米は1食あたり110g程度に決め、小麦の摂取を控えるなどに取り組んでいます。ストレスを抱え、暴飲・暴食気味だった時もあったそうですが、健康のためにも、内服に頼らず、できることを継続した結果、初来院時に比べると約8kgの減量に成功しました。されました。自宅での血圧測定も欠かさず、正常範囲内です。これまで減量や運動は医師からアドバイスをもらい、バセドウ病の薬も減量になってからは、運動も少しずつ楽しめるようになってきたと話してくれました。自身と向き合い、医師からのアドバイスを受け入れ、実行し続けていることはとても凄いことです。これからも健康に過ごすために、お手伝いさせてください。応援しています!
J・S 様
48歳:女性
2024年10月
Sさんは、健康診断で尿糖陽性を指摘され、詳しい検査のため初めて当院を受診されました。検査の結果、糖尿病との診断。その日から内服治療が始まりました。Sさんは健康診断時の血糖値も高めだったため糖尿病を意識し、炭水化物を控えたり、ゆっくり食べるようにしたり、野菜を意識して摂るようにしたり、出来ることから始めるようにしていたそうです。しかし当院で実際に糖尿病診断されてからは、診断をなかなか受け入れられない時期もあったような印象を受けました。しかし、Sさんは色々調べて、おやつを控えナッツに代えたり、お弁当を買う時にはエネルギー表示を気にしたり、出来ることを頑張りました。さらに、血糖測定器を購入して血糖値の管理も始め、何を食べると血糖値が上がるのか、どう食べたら血糖値の上昇を少しでも抑えられるのかを徐々に把握できるようにもなり、「油物を食べ過ぎると血糖値が下がりにくくなると感じたため控えた」「白米よりも血糖値が上がりにくい玄米を取り入れるようにした」と話してくれました。ただ血糖の数値を見るだけでなく、きちんと振り返り、調整できているところがとてもすごいと感じています。他にも調味料も計量して使い過ぎないようにしたり、食後に運動をしたり、努力を惜しまないSさん。少し心配になるくらいでしたが頑張った結果、体重は-8.9kg減量、HbA1cは6.6%→5.9%まで下がり、現在も6.0%未満で安定しています!薬も増えることなく減量。薬に頼りすぎず、生活習慣を見直した結果だと思います。現在も、食事に気を遣っていて、運動も続けているようです。今後もこの調子で、ぜひ楽しみながら続けて欲しいと応援しています。つらく感じることがあったら、いつでも声をかけてください。
過去の受賞
M・S 様
79歳:女性
2024年9月
急に血糖値が高くなったこと、のどの渇きと体重減少がきっかけで2024年4月に当院に通院を始めたSさん。来院当初は、HbA1c13.2%でした。Sさんに尋ねると「喉の渇きのためにジュースを飲んでいました。以前より血糖値は高めと言われていましたが、好きなものを好きなだけ、好きなタイミングで食べられていた」とのことでした。食事カウンセリングの中で、高血糖のために喉の渇きが出てくることを説明し、まずはジュースを止めることから始めました。同時に、夕食後23:00以降にお菓子を食べる習慣を見直しました。喉の渇きは比較的すぐに治まったため、ジュースはやめられましたが、夜のお菓子は長年の習慣だったので、なかなか控えることは難しかったようです。お菓子を食べなかった日にカレンダーに〇をつけながら「見える化」することで今では回数を減らすことができるようになりました。現在では、菓子を食べるときは、ヨーグルトや糖質の少ない菓子やアイスも取り入れるようにし、夕食後だけでなく日中のお菓子も減らすことができています。また、身体づくりのために歩くことも続けています。食事や運動の見直しを行った結果、HbA1cは13.2%→7.0%と大変改善しました。毎月目標設定をしながらそれを達成することがひとつのリズムになっているのは大変すばらしいです。それだけでなく、毎月つけているカレンダーを自分でみながら対策を考えたり、目標を前向きに検討されているのは皆さんのお手本です。これからも応援しています。
M・K 様
64歳:男性
2024年9月
Kさんは数年前から健康診断で血糖値が高いと言われていたため当院を受診、検査の結果、HbA1cが8.0%と高い状態だったため糖尿病の治療薬が開始となりました。「できるだけ薬を飲みたくない、食事や運動で血糖値を下げたい」と話すKさん。2024年2月から食事・運動療法を取り組むことに。食事療法としては、ご飯180g食べていたところを100gに減量。さらに野菜を多く摂るように気を付けているそうです。Kさんは「早く血糖値を下げたい」という思いから、自己流で昼食や夕食を食べないようにしてみたりしていたようですが、管理栄養士の食事カウンセリングで「食事の回数を減らすと身体は少ない栄養吸収のチャンスを活かそうとしてむしろ血糖値が一気に上がってしまったり、太ることもある」とのアドバイスを受け、現在は毎食適量の糖質を摂るようにしているそうです。食事はエネルギーと栄養のバランスが大切です。適量をバランスよく摂取できるように今後もぜひ続けてください。運動療法としては、毎日3km歩いているそうです。2024年2月からすでに半年以上続けているそうです。大変素晴らしいです!そして、そんなKさんの頑張りから7ヶ月でHbA1cは8.0%から5.7%まで下がることができています!血糖コントロールの改善があったため、2024年6月から糖尿病の治療薬が徐々に減量となり、2024年9月には一旦薬を中止し様子をみることとなりました。Kさんの実行力が結果に表れていますね!Kさんは、当院で行った頸動脈エコーの検査で首の血管の内側の幅が狭まる軽度の狭窄(きょうさ)がみつかりました。糖尿病のある人は動脈硬化のリスクがあります。今後も食事・運動療法を継続し、定期的に受診や検査を行いながら合併症が起こらないように治療していきましょう。これからもKさんの頑張りを応援しています。
K・H 様
53歳:男性
2024年9月
2020年4月に他院で糖尿病と診断されたHさん。2023年1月に当院を受診されインスリン治療を開始されました。お家での自己血糖測定も開始しました。始めは自己血糖測定に必要な針を刺す=穿刺(せんし)がなかなかうまくいかず、失敗することも多かったようです。来院時に看護師に何度も相談し、穿刺の強さを確認したり、穿刺部位を温めたり、やり方をしっかり学び、工夫をしました。そのかいあって今では問題なく自己血糖測定できるようになりました。血糖測定を自身で行い、日々の血糖値を知ることでHさんの意識が変わってきているようです。糖尿病治療においてとても重要です。2023年4月に体重が増加傾向になりました。初診時栄養指導受けた後は「夕食にサラダや卵を食べるなど工夫をしていたが、だんだん意識が低くなっている」との事。再度管理栄養士の食事カウンセリングを受け、食事内容を見直しました。定期的に食事のプロと一緒に食事について振り替えることは大切ですね。それだけではなくHさんは今年に入ってからはジムに通い始め、運動されているとの事。治療に対する意識が高くてとても素晴らしです。初診時HbA1c:19.1%と高値でしたが、継続的な努力により2023年8月にはHbA1c:5.8%まで下がりました。その後もHbA1c:6.0%前後をキープし、2024年4月にはインスリン治療中止となりました。現在もHbA1c:6.0%前後をキープできています。すごいです!今後も一緒に治療を頑張っていきましょう。分からないこと、悩んでいることがあれば何でも相談してくださいね。
M・T 様
83歳:女性
2024年8月
2017年より甲状腺疾患治療のため通院しているTさん。2023年6月頃には糖尿病と診断されて、食事の内容の見直しをすることになりました。『血糖値が高い』と指摘され、はじめはビックリして慌てて食べるご飯の量を減らし過ぎているようでしたが、最近はTさんのカラダにちょうど良い量を食べることができるようになりました。その結果HbA1は5.9%~6.1%と、とても良い状態です。そんなTさんですが身体づくりのためにウォーキングをやっているそうですが、頑張りすぎて足に痛みを感じるようになってしまったそうです。運動は健康には必要なこと、ですがやりすぎはかえってケガの原因になります。歩く距離やペース、コースや歩きやすい靴など、ひとつひとつチェックして自分に合っているか確認しましょう。そんなTさんの今後の目標は『いつまでも元気に生活できること』です。そのために筋肉を落とさないことが鍵になります。そこで魚(さかな)、油(あぶら)、肉(にく)、牛乳(ぎゅうにゅう)、野菜(やさい)、海藻(かいそう)、芋(いも)、卵(たまご)、大豆(だいず)、果物(くだもの)を毎日摂取することがオススメです。それぞれの食材の頭文字を並べて【さあにぎやかにいただく】と覚えましょう!Tさんにこれらの品目を食べているかチェックしてもらったところ毎日7-10品目とれているとのこと、とても素晴らしいです!!!7点以上で筋肉が減少したり筋力が低下するサルコペニア予防につながると言われています。今後もたくさんの食品を食べられるよう継続していきましょう。応援しています!
M・N 様
47歳:男性
2024年8月
2021年11月、健康診断で高血糖を指摘されたことをきっかけに受診を始めたNさん。2025年に開催されるフルマラソンに挑戦しようと、2024年の4月から毎日数km走っていて、8月の受診時も「変わらず走っている」とのことでした。「でも、最近暑すぎて走る頻度が減っているかも…」と少し気落ちしている様子だったNさん。暑いと外に出るだけでも億劫になりますよね。熱中症にも気を付けなければなりません、増して運動をするなら尚更だと思います。そんななかでも、目標に向かって頑張って継続しようとするNさんは素敵だなと思いました。暑いことも運動も苦手な私。そんな私でも室内での運動は続けられているので、Nさんにも「暑すぎる日はストレッチや筋肉トレーニングなどをメインに室内での運動してみてはいかがですか?」とお伝えすると「そうだね!それなら暑くても雨の日でもやれるかも」と少し顔が明るくなったように感じました。身体を動かし筋肉を使うことで糖質をエネルギー源として使ってくれる効果があります。マラソンでは糖質を6割、脂質を4割エネルギー源として使ってくれるという話もあります。Nさんはフルマラソンを目標に日々カラダを動かすことで、筋肉を育て、その結果、血糖値を改善させる高価も期待できます!初診時にはHbA1cは8.7%もありましたが、最近では6.0%まで下がってとても良い数値を維持できています。これからも、Nさんのペースで運動を続けてくださいね!筋肉トレーニングの成果も聞かせてくださいね!応援、しています!
T・N 様
45歳:男性
2024年8月
Nさんは2018年他院で糖尿病と診断され治療開始。1年後経過良好で内服中止となりましたが、2021年の健康診断でHbA1c8.7%、肝臓の状態を示すFBG(フィブリノーゲン)値が142と高値になり、治療のため当院受診となりました。当院の初回採血でもHbA1c7.6%、FBG値211であったため、投薬での治療開始となりました。その時食事の見直しを行うために管理栄養士の食事カウンセリングを受けました。その中で飲酒のうち週1回はノンアルコールに変え、通勤時や自宅でも30分〜60分歩くなどの目標をしっかり立てました。そんな中、仕事が忙しく朝欠食になっていることが分かりました。朝食を抜くと、前日の夕食以来、カラダにはエネルギー源や栄養が補給されていない状態が続いていることになります。そして昼食を摂るとカラダは不足していたエネルギー源や栄養をよりたくさん取り込もうと摂ろうとするため、血糖値の急上昇を招くことになります。血糖値の動きに注目すると、朝は血糖値が低く、昼食後は急激に血糖値が上がりとなり、その血糖値の乱高下が肥満・病気等のリスクを増加させてことが研究により判っています。これら朝欠食のリスクや朝昼夕の3食食べることのメリットを伝えました。それからNさんは毎月欠かさず通院・内服治療を継続、食事も3食摂るようになり、HbA1cは7.6%→6.7%→6.2%と確実に右肩下がりで結果にも成果が現れていました。2024年7月、採血時には「今現在まで3食欠かさず食事を摂っていること、また食事の最初に野菜を摂ることを担当の糖尿病専門医や管理栄養士のアドバイスをしっかり実行しているとのことでした。それだけでなく1日20分〜30分程度の運動も取り入れているとのこと、とてもすばらしいです!過度な食事制限や運動は、かえって心にも身体にもストレスになったり、続けるのが難しくなったりして、数値の悪化につながりかねないですが、今のNさんは無理のない程度に治療を継続できています。以前は糖尿病の病態が落ち着いた後、再び数値が上がったこともありましたが、当院に来院し始めてから3年、現在まで極端に悪化することなく、ここ1年はずっとHbA1c6.0%台前半と、とてもよい状態が続いています!今後もその調子で、無理のない程度に治療を続けて欲しいです!また治療していく中で、もし多少の数値の変動があっても一喜一憂せず、今の正しい食生活・運動を続けていけば自ずといい数値に繋がります。これからもスタッフ一同で、Nさんが質の良い生活が送れるようサポートしていきます!
K・T 様
60歳:女性
2024年7月
喉の渇きがあり他院で血糖値を測定して高いことがわかったため今年の1月に来院されたTさん。検査するまではコーラが好きで飲んでいたそうですが、血糖値が高いとわかってから水かお茶に変えたそうです。初診時に食事カウンセリングで普段の生活の様子を話している中で、長い間朝食を食べていないことが判りました。朝食を食べないまま昼食を食べると血糖値が急上昇することを伝えたところ、すぐに朝食を食べてみるにしたそうです。Tさんは血糖値が高いことの危険性を十分に理解しているので、同時にご飯の量も減らし、毎食野菜を食べるようにし、自主的に食事の記録も付け始めました。そのおかげでHbA1cは10.9→5.7%と大変改善しました。「最近は、朝起きたときの身体のキツさがなくなった」「血圧の薬を減らしてもらっても血圧が安定している」「以前は朝食を食べていなかったけど、今は1日3食の中で朝食を食べるのが楽しみになっている」と笑顔で話すTさん。さらに「野菜は特に嫌いというわけでもなく普通に食べてきたけど、これまで生きてきた60年間で食べてきた野菜の合計量より、ここ数か月で食べた野菜の量のほうが絶対に多い!」と話すTさん。冷蔵庫の中に野菜がないと積極的に買い物に行き、次の食事のために準備するほど、今では野菜がないと食事が始まらないそうです。野菜は意識しないとついつい後回しになってしまいますが、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど身体にとって必要な栄養素がしっかりつまった身体の調子を整えてくれるのが野菜です。今後も野菜を楽しみながら摂るようにしましょう。私からのお勧めは「旬の野菜」。季節ごとに旬を迎える野菜は美味しいだけでなく栄養価も高いのでぜひ!
S・Y 様
75歳:男性
2024年7月
特定健診でLDL(悪玉)コレステロール=LDL-Cの値が高いと指摘されたことがきっかけで当院を受診されたYさん。20年前にも同じ指摘があり、内服治療をすすめられたそうですが、その時は断ったことがあるそうです。当院では血液検査に加え、頸動脈超音波検査を実施しました。頸動脈超音波検査は頸動脈の壁にプラークを形成していないかを画像で確認する検査です。このプラークとは、LDL-Cが血管の内壁についてできたコブ状のことを言います。結果は、LDL-C:146と高めで、プラークの形成も認められた為、内服治療が開始になりました。抵抗感があったお薬も飲み忘れることなく、通院も欠かさないYさん。治療開始してからLDL-C値が正常範囲に安定してきた6か月後の血流量検査では、異常所見は認められませんでした。その検査の際、Yさんは“10年前から週3回4kmほど歩いていること”、“最近は上半身が気になるため、鍛えるために腕立て20回・スクワット50回を頑張っていること”“自分のベスト体重があるんだ”と話すYさん。目標に向かって、楽しみながら自分の身体と向き合っている姿勢がとても素敵です!!Yさんはジムにも通っているようで、ジムで測定したときだけ血圧が高くなるのが気になるとのこと。血圧を測定する時は①運動後ではなく安静時に測定すること②毎回測定する当院の血圧は安定していることを伝えると安心されたようでした。そんなYさんに【血圧を測定する時のポイント】を。血圧を測定する前は①喫煙・カフェインなどの摂取は控える②背もたれ付きの椅子に足を組まずに腰を掛けて1~2分間安静にしてリラックスした状態で測定する、とよいそうです!ぜひ機会があれば、試してみてください。これから気温も上がってきますので、運動のときはこまめな水分補給をしてくださいね!今後も不安なことがあれば、気兼ねなくスタッフにお訊ねください。
M・K 様
42歳:女性
2024年7月
2014年から甲状腺で当院治療中のKさん。元々悪玉コレステロールの数値が高く、2020年の血液検査で悪化し高コレステロール血症の治療も始まりました。受診当初のKさんの食生活は外食が多く麺類、肉、揚げ物、スナック菓子を好んで食べていたそうです。当時は食事や体重管理にまったく関心がなく、また時期的に新型コロナウイルス感染症による自粛期間も重なり、悪玉コレステロールの値が悪くなっていました。内服にて治療を始めていましたが、妊娠の希望があり内服治療を中断することになりました。一般的に高脂血症や肥満の場合、妊娠しにくいと言われています。そのためKさんは食生活の見直しを始めました。大好きだった肉類を控え、野菜中心の食事に変更しています。また、運動の頻度も無理のない程度に増やし、体重は受診当初から10kg以上減少しました。悪玉コレステロール値も最近は基準値以内で経過しています。すごく努力されていることが検査結果から伝わってきます。Kさんは自主的に食事制限をされているようでが、極端な食生活も良くないと言われています。肉類は脂身を避け、赤身や鶏のささみに変更したり、大豆を使った食品に置き換えてみると無理なく続けられますし、食事のレパートリーも拡がります。今回Kさんは妊活をきっかけにダイエットを始めました。苦しいと感じることも多くあると思いますが、その時は私たちスタッフが一緒になってサポートしていきます。遠慮なく相談してくださいね。
H・Y 様
82歳:女性
2024年6月
2007年から糖尿病、甲状腺疾患の治療中のYさん。週に3〜4日、3時間水中を歩いたり泳いだりするアクアビクスに、週に5日は朝1時間以上歩いたり、ラジオ体操をしたりと、かなり身体を楽しみながら動かしているようです。そのおかげでとても姿勢がよく若々しく見えます!健康的な身体づくりには、運動だけでなく身体を作る素材となる食事もとても重要です。たくさんの種類の食材を毎日継続的に摂取することで、筋肉が減り身体の機能が低下した状態=「サルコペニア」になりにくいことが報告されています。運動はしっかりできているのでできるだけたくさんの種類のものを食べるように意識してみましょう。Yさんの場合、活動量が多いのは午前中なので、朝食や昼食でタンパク質を多く含む肉や魚、卵、豆腐などを積極的に取り入れるようにすると、運動して筋肉や骨などを強くする時に必要な材料を効率的に補給することができてオススメです!身体を積極的に動かしているYさん。これからも楽しみながらぜひ継続していってください!そしてくれぐれも怪我がないように気を付けて!応援しています!!
M・Y 様
63歳:女性
2024年6月
2014年より高脂血症で通院中のYさん。10年というとても長い通院歴ですが、忙しく来院できない時などは電話で医師に相談したりと、途切れることなく前向きに治療を続けています。LDLコレステロールの値はとても安定しており「心配ないですね」というと、Yさんは『善玉増やしたいから、毎日自転車の運動してるのよ!』と楽しそうに返してくれました。以前担当医師からHDLコレステロール値を高めるには運動が良いと勧められたのをしっかり実践しているようです。Yさんはすべり症の痛みがあるのでウォーキングは負担が大きく難しいけど、自転車なら大丈夫!と自分に合った運動方法をみつけていました。とても素晴らしいです!少し体重の減少があったので「食事に気を付けているんですか」と尋ねたところ『風邪をひいたせい』と恥ずかしそうでしたが、普段は食べる順番を工夫することも取り入れている、と話してくれました。善玉=HDLコレステロールは思ったようには上がってくれないのですが、努力は継続中だそうです!高脂血症の治療の場合、当院では1〜2年に1回の頻度で、頸動脈の壁の厚さを測定する「頸動脈ドプラ検査」を行います。血管の中にプラーク=血管壁突出ができてしまうと血液の流れがスムーズでなくなり、脳梗塞などの怖い病気に繋がる可能性があるため、検査で血管の中の様子を観察します。Yさんも今回、頸動脈ドプラ検査を行いましたが、結果は2年前と変わらず、血管壁の肥厚が無く、大きな問題は見つかりませんでした。運動を習慣にしたり、食事する時のちょっとした工夫。そういったYさんの努力の積み重ねがしっかりと検査結果に表れていると思い、とても嬉しくなりました。これからもYさんに合った運動、食事の工夫など、ひとつひとつ積み重ねて良い結果を保っていきましょう。
H・M 様
59歳:男性
2024年6月
2009年より高血圧・高コレステロール血症で通院中のMさん。2〜3年前あたりから肝機能の数値が気になり始め、健康診断を欠かさず受け、自身の身体の様子に目を向けるようになったそうです。当院にも毎回30分以上歩いて通院。毎回検査結果にもしっかり目を通し数値の変化を確認。など、よりよい生活を心掛けているそうです。毎日6km以上のウォーキング゙、週に3回の筋トレなど身体を動かすことを習慣にしているだけでなく、食事についても、糖分は蜂蜜に置き換えたり、カフェインも摂りすぎないようノンカフェインのものに変えたり、お酒も控えるように、と積極的に改善に取り組んでいます。その結果、227mg/dLと高値だった中性脂肪も、最近では正常の範囲に。「とても嬉しかった」と話すMさん。毎回数値を確認しながら工夫を継続していけば、結果は良くなっていくと思います。2か月に1度の通院も欠かさず、薬も飲み忘れる事なく真面目に取り組まれているMさんですが「肝機能の数値が気になるので、今後は内服薬を減らしていくのが目標」と話していました。何事も継続は困難ですが、目標を常にもち、前向きに取り組む力のあるMさんを今後も応援しています!
H・S 様
70歳:女性
2024年5月
糖尿病、脂質異常症、甲状腺疾患で通院中のSさん。2009年11月より甲状腺疾患の治療で通院開始されました。定期検査の際に血糖値や脂質が高いことが判り、2017年より脂質異常症、2020年より糖尿病の治療にも取り組んでいます。今から1年ほど前に自宅の近くにスポーツ施設ができたことをきっかけにSさんは通うことにしたそうです。1回30分程度ですが、最近ではジム仲間や知人も増えてきて楽しく通っているそうです。健康になるためには運動だけでなく食事も大切。そこでSさんは食事量とバランスも考えるようになり、それほど食べたいと思っていなかった間食を控え、代わりに茹で大豆を積極的に食べてみる等、食事内容の見直しに挑戦しているそうです。その結果67.6kg→あった体重は64.4kgに、HbA1cは薬がこの1年で減っていっているにもかかわらず5.9%〜6.0%台で推移するようになりました。Sさんは周りの人から「顔が小さくなった」「後ろ姿がキレイになった」と言われるようになりそれがとてもうれしい!と話してくれました。今の目標は60kgとのこと。現在食事量は減らせていますが、食べることが早いことは以前からの課題。ゆっくり食べることに取り組んでみましょう。目標に向けて今日も頑張りましょう!応援、しています。
・Y 様
65歳:男性
2024年5月
2012年から当院で糖尿病治療中のYさん。当院に転院してくる以前から他院でインスリン治療をしていて、インスリンとは長いお付き合いのYさん。毎月きちんと通院を頑張られていましたが、2023年秋頃から再びHbA1c高値が続くようになりました。「自己血糖測定もまじめにやっているけど。旅行に行って食べ過ぎたりしたのが原因かな。血糖値が高かったからインスリンの量を増やして調節したよ。」と話すYさん。インスリン治療を行うにあたっては、しっかりと心に留めてほしいことがたくさんあるのですが、その中のひとつに【腹部の硬結(こうけつ)】があります。硬結とは本来柔らかかった部分が硬くなること。Yさんはインスリン治療歴が長いので、インスリン注射による硬結が起こりやすい状態です。「硬くなっているところはある。なるべく気を付けて注射しているけど」と話すYさん。そこで復習もかねて、硬結の模型と自身の腹部を照らし合わせて観察したり、硬結部分は避けて、硬くならないよう前回注射したところから2~3cmは離して注射をすることなどの確認を一緒に行いました。翌月来院した帰り際「教えてもらったとおりに硬くなっている部分に気を付けて打つようにしたおかげで効果があって、今日はHbA1cもグッと下がりました!」と顔をほころばせて報告してくれるYさん。私も嬉しくなりました。注射部位のローテーションをしているつもりでも、利き手やそれぞれに注射しやすい場所があるため、硬結ができてしまっていることがあります。硬結はできてしまうとなかなか元には戻りにくく、痛みもほとんどないので気づかないことも多いのです。そのまま硬結部分に注射をし続ければ、インスリンの効果がうまく得られず注射の量ばかりが増えてしまう…ということも起きてしまいます。今回Yさんは自己流の注射方法になっていないか・注射部位の観察方法など復習したことで、実際に2023年9月に7.3%だったHbA1cが、2024年4月には5.7%と良好な数値へ改善させることができました!今後も復習したことを実践して血糖値を良好に保っていきましょう。また、疑問点などあったときはすぐに質問してください。いつでもお答えします!一緒に、頑張っていきましょう!
K・Y 様
24歳:女性
2024年5月
2021年に健康診断の結果で脂質代謝が精密検査となり2021年10月に当院初診したYさん。その際に「食事についても教えて欲しい」とリクエストがありました。当時、朝食と夕食は弁当や惣菜を買ってくる中食(なかしょく)が中心、そして昼食は食べないことが10年以上続いていました。体重を減らそうと思って食事を抜く=欠食すると、逆に1回の食事量が多くなってしまったり、空腹の時間が長く続いた後に一気に食事を摂ると血糖値の急変動を引き起こすことがあり、肥満や糖尿病に繋がる恐れがあります。Yさんは管理栄養士に相談、まずは3食摂取することにして、3か月毎に通院することとなりました。2022年1月の検査はLDL・HDLが高値で、脂質代謝異常の改善のため投薬開始となりました。その後は薬も飲み忘れることなく、通院も欠かさすことはありません。通院時には血流量検査(動脈硬化の検査)や心電図検査、75gブドウ糖負荷試験(糖尿病の検査)なども行って脂質代謝と関係のある合併症がないかも確認していきました。2022年11月、管理栄養士による食事カウンセリングでは「3食を心掛けて、食品を購入する際には成分表を見るようにしている」とのこと。長年の習慣を変更することは簡単なことではありません。素晴らしいです!2023年11月にはコロナ流行により控えていた社交ダンスを再開したそうです。食生活の改善に加えて、運動習慣を持つことはとても効果的です。また、Yさんは食事カウンセリングで、日常よく食べている食品のパッケージを持参し、具体的な食事について質問をするなど、自身のカラダのことに関心を持ち、アドバイスを積極的に取り入れるなどとても素晴らしいです!2023年2月の受診では3か月前と比較して2.4kgの体重減量に成功!「ウォーキングを始め食事の量も調整している」と話すYさん。実は前回の診察時に医師からウォーキングやレジスタンス運動を取り入れるようアドバイスがあり早速取り組まれていました!これまでのYさんの積極的な行動により、現在は脂質項目全て正常範囲内となっています!より良い食生活・運動習慣など継続することはとても難しいですが、私達スタッフも適切な時期に適切な検査やお話をすることで、今後もYさんをサポートし続けたいと思います!
R・Y 様
57歳:女性
2024年4月
7年前より通院中のYさん。しっかり通院しているのでここ1年間はHbA1c5.9~6.2%と大変良い状態で血糖マネジメントができています。そんなYさんは、一時95.4kgまで体重が増えたこともあったので、減量に取り組むことにしました。食事カウンセリングで日々の食生活の話をしていく中で、「たまにジュースを飲む」ことがあることを告白。多くのジュース類には多くの砂糖が使用されていることもあり、ジュースを無糖の炭酸水に変えてみることを管理栄養士からアドバイスを受けました。これまで無糖の炭酸水は飲んだことがなかったYさん。それまでなんとなく無糖の炭酸水は飲まないと思い込んでいたYさんでしたが、実際に飲んでみると思いの外、抵抗感なく、今では常備しているそうです。「ジュースが飲みたいときに無糖の炭酸水を飲むと満足する!」と話すYさん。さらに旬の新タマネギ等の野菜を積極的に食事に取り入れるようにしたところ、82.6kgまで体重が減りました。野菜を多く摂るようになったので、食物繊維の摂取量が増えたためか、便秘も解消したとのことです。「今のままの調子で体重を減らしていきたい!」というYさん。次の目標は【脂っこい料理は1回の食事に1品にすること】【ご飯やパン等の量をもう一度確認】してみましょう。体重を減らすコツは毎日の測定。体重を毎日測り変動を知ることが大事です。記録もつけてみましょう。これから暑くなった時にも無糖の炭酸水はピッタリです。この調子で少しずつ無理せず体重を落としていきましょう!応援、しています。
S・K 様
55歳:女性
2024年4月
甲状腺と高コレステロール血症で受診していたKさん。受診当初から高コレステロール血症の改善のために、野菜やキノコ類、大豆製品をたくさん摂るようにしたり、苦手だった運動も少しずつ増やし、薬もしっかり服用し、コレステロール値は悪化することなく経過していました。治療開始し数年経過した頃、血糖値が上昇傾向となりHbA1cも高値だったため、糖尿病と診断されました。これまでKさんは病気に対し一生懸命治療していましたが、糖尿病の診断をきっかけに今まで以上に身体に気を遣うようになり食事・運動療法に取り組みました。その結果、体重は約5kg減量、血液検査の結果もほとんどの項目で正常範囲内で経過しています。とても素晴らしいです!また、糖尿病治療薬を開始してからKさんは、受診の度に自身の症状を相談してくれるので、その情報をもとに、Kさんにあった薬の調整を行うことができています。どんな病気なのか。改善するためにはどんなことが良くて、悪いのか、そんな病気に対する知識を増やしていくことは、治療を行う上でとても大切です。そして何か変化や疑問があった時は、自分で判断せずに、病気治療の専門家である私たちにお尋ねください。きっとKさんに合った治療法があります。継続することは大変だと思いますが、しっかりひとつひとつを積み重ねていくこと。その頑張りは必ず検査結果として現れます。検査結果はがんばっているKさんの足跡のようなもの。これからも治療を頑張っていきましょう!私たちは応援しています!
M・Y 様
53歳:男性
2024年4月
2021年に健康診断の結果で脂質代謝が精密検査となり2021年10月に当院初診したYさん。その際に「食事についても教えて欲しい」とリクエストがありました。当時、朝食と夕食は弁当や惣菜を買ってくる中食(なかしょく)が中心、そして昼食は食べないことが10年以上続いていました。体重を減らそうと思って食事を抜く=欠食すると、逆に1回の食事量が多くなってしまったり、空腹の時間が長く続いた後に一気に食事を摂ると血糖値の急変動を引き起こすことがあり、肥満や糖尿病に繋がる恐れがあります。Yさんは管理栄養士に相談、まずは3食摂取することにして、3か月毎に通院することとなりました。2022年1月の検査はLDL・HDLが高値で、脂質代謝異常の改善のため投薬開始となりました。その後は薬も飲み忘れることなく、通院も欠かさすことはありません。通院時には血流量検査(動脈硬化の検査)や心電図検査、75gブドウ糖負荷試験(糖尿病の検査)なども行って脂質代謝と関係のある合併症がないかも確認していきました。2022年11月、管理栄養士による食事カウンセリングでは「3食を心掛けて、食品を購入する際には成分表を見るようにしている」とのこと。長年の習慣を変更することは簡単なことではありません。素晴らしいです!2023年11月にはコロナ流行により控えていた社交ダンスを再開したそうです。食生活の改善に加えて、運動習慣を持つことはとても効果的です。また、Yさんは食事カウンセリングで、日常よく食べている食品のパッケージを持参し、具体的な食事について質問をするなど、自身のカラダのことに関心を持ち、アドバイスを積極的に取り入れるなどとても素晴らしいです!2023年2月の受診では3か月前と比較して2.4kgの体重減量に成功!「ウォーキングを始め食事の量も調整している」と話すYさん。実は前回の診察時に医師からウォーキングやレジスタンス運動を取り入れるようアドバイスがあり早速取り組まれていました!これまでのYさんの積極的な行動により、現在は脂質項目全て正常範囲内となっています!より良い食生活・運動習慣など継続することはとても難しいですが、私達スタッフも適切な時期に適切な検査やお話をすることで、今後もYさんをサポートし続けたいと思います!
R・N 様
52歳:男性
2024年3月
糖尿病のため通院中のNさん。他院で血糖値が高いことを指摘されて、来院されました。Nさんはそれまで喉の渇きが強く仕事中にスポーツドリンクを積極的に飲んでいました。その頃、体重が20kgも減っていたそうです。血糖値が高いとわかってからNさんは、まず砂糖入りの飲み物を止めること、お腹が減ったときに食べていたアンパンや菓子パンを止めること、朝食をとることにしました。甘いものが好きなNさんは職場でコーヒーを飲むときもそれまではスティックシュガーを3本入れて飲んでいましたが、糖尿病と診断された翌日に職場で糖尿病であることを伝え、「コーヒーに砂糖入れないで」と宣言して同僚に協力してもらったそうです。食事内容を今は大きく変えたNさん。一番つらかったのはついつい食べていたアンパンなどの菓子類を控えることでした。今ではどうしても食べたいときだけ少量食べることで満足できるようになったそうです。ほかにも毎食野菜を積極的に取り入れたり、ご飯と麺を同時に食べないようにしたり、薄味にすることにも挑戦、それが今では普通になったそうです。そのおかげでHbA1c13.6%→7.1%と大きく改善しています。通院前は体がきつく感じることも多かったと話す、Nさん。食事の見直しをして今ではだいぶ楽になったそうです。職場の人からも元気になったねと言われるようになったそうです。血糖値が下がってきているので今後は低血糖に注意しながらこの調子で継続していきましょう。応援しています!
Y・M 様
48歳:女性
2024年3月
2011年に他院で甲状腺を指摘され初診。甲状腺機能低下症と診断され、チラーヂン内服治療を開始したMさん。2022年4月にはOGTT検査の結果から糖尿病と診断。2023年5月に糖尿病の内服治療も開始となりました。糖尿病は合併症が恐い病気です。合併症を予防するためにはHbA1cを7.0%未満に、血糖正常化を目指すには6.0%未満にすることが目標となります。Mさんは糖尿病診断時HbA1c:6.0%~6.4%ほどでしたが、きちんと内服を続けているだけでなく、エアロバイクなどの運動にも積極的に取り組み、現在HbA1c:5.0%台に保てています。きちんと通院され治療できている効果ですね。素晴らしいです!糖尿病は症状がなくても動脈硬化の原因となります。糖尿病のある人の動脈硬化性疾患の発症率は糖尿病ではない方に比べて3~5倍高いと言われています。今後はHbA1cの結果だけでなくコレステロールの結果にも注目してみてください。当院では動脈硬化に対しての検査を2種類行っています。1つ目は頸動脈の超音波検査です。首の血管は頭部に繋がる大事な血管です。この検査では血管の壁が厚くなってないか、プラーク=塊ができていないかなどを調べることができます。Mさんは2023年6月にこの検査を受けてもらい、一部血管の壁が厚くなっていることが判りました。2つ目は血流量検査(ABI検査)です。この検査は足首と腕の血圧の比から血管年齢や動脈硬化(末梢動脈疾患)の重症度を評価することができる検査でMさんは2023年3月に行い医師から異常なしと判断されています。実は「甲状腺」も動脈硬化とかかわりがあります。甲状腺ホルモンには血中総コレステロールを低下させる作用があります。このため甲状腺機能低下症では血中コレステロール上昇、二次性高脂血症をきたし、動脈硬化の原因要素となります。糖尿病だけでなく甲状腺も動脈硬化と深い関りがあるんです。動脈硬化予防には糖尿病治療だけでなく、甲状腺機能を安定ことも重要です。Mさんは内服治療をきちんとできているので現在甲状腺機能が安定しています。良いです。いつも何気なく受けている検査にも一つ一つ意味があります。今後も様々な検査をしてサポートしていきます。わからなことがあればいつでも声をかけてくださいね。
K・H 様
53歳:男性
2024年3月
2020年に初めて他院で糖尿病を指摘され、白米を控えるようにアドバイスを受けたHさん。アドバイス通り実践したところ体重が速やかに減り、糖尿病も改善しただろうと安心して通院をやめていたそうです。口の渇きと頻繁な尿意で2023年1月に当院を受診そ。HbA1cが19.1%と非常に高いことが判りました。血糖が高い状態が続くと、血糖値を下げるインスリンが聞きにくい=抵抗性が高い状態=糖毒性という状態になり、糖尿病治療を開始してもなかなか血糖値が改善しなくなります。Hさんも初診日から1日4回のインスリン自己注射が開始となり、最大1日に34単位のインスリンが必要な状態でした。血糖値がある程度落ち着くと糖毒性は徐々に解除され、経口血糖降下薬も一緒に使用する事で、インスリンは1日7単位まで減らすことができました。今ではHbA1cが6.0%台を保つことができています。最近はジムに通い、適切な食事を心がけ、健康的な身体を取り戻しつつあります。糖尿病治療の基本は薬、運動、食事療法です。特に極端な炭水化物制限は、栄養価の偏りとなり、糖尿病学会でも推奨してはいません。そんなHさんにアドバイス。食事を意識しすぎて頑張りすぎると低血糖を引き起こす恐れもあります。自己判断はせずに、食事のプロである管理栄養士に相談してください。必ずHさんの身体と生活に合った食事方法が見つかるはずです。一緒に頑張りましょう!応援しています。
K・K 様
61歳:女性
2024年2月
2008年甲状腺疾患の治療のため当院を受診したKさん。検査を行っている中でLDLコレステロールが高いこともわかり併せて治療することになりました。通院を始めて一番体重が重いときは95.4kgありました。まずは、毎日体重を測定、記録をすることから始めました。家族の手伝いを優先するKさん。自分の生活リズムで食事や運動が難しい中でも、時間を作ってスイミングに行き、食事でも玄米を利用したり、できるだけ脂質の少ないものを取り入れたりと、できることを頑張っているKさん。そのおかげもあり、1年間で-10kgの減量に成功!Kさんに減量できたポイントを尋ねると『体重ノートをつけたこと』とのこと。『どうしても食べたいな』と思ってつい食べ過ぎたなと感じる時は、翌日の朝体重が決まって増えていて『やっぱりそうだ!』と反省、しっかり調整するということを繰り返しているそうです。体重を測定するだけでなく、きちんと振り返ること、そしてしっかりと調整できていることがとても素晴らしいです!そんなKさん『お気に入りの洋服もキレイに着られるようになったことが嬉しい』と素敵な笑顔でお話してくれました。今後も体重の変動を目安にしながら継続してきましょう。応援しています。
N・I 様
71歳:女性
2024年2月
糖尿病、高コレステロール血症で通院中のIさんは2022年2月に手足の痺れなどの症状が気になり当院を初めて受診されました。その2年ほど前に、糖尿病予備軍との指摘はあったそうですが、当院初診時に初めて詳しい検査をすることになりました。そして、2023年8月に糖尿病と診断。内服治療が始まりました。その1か月後、体重測定すると-2.3kgの減量。急な体重減少に驚きました!何かあったのかIさんに尋ねると『間食をやめて、週に3回ウォーキングをするようにしている』とのこと。糖尿病と診断されてから、お薬だけに頼らず、自分でもできることを見つけて頑張っている!と思いました。しかし急な減量は体内の代謝プロセスが乱れリバウンドにもつながるので少し心配にもなりましたが、その後もきちんと2ヶ月にわたり体重をキープされていました!流石です!そして、2024年1月に受診された際は、さらに-2.1kgの減量。今回は『食事を腹七分目にし、玄米に変えた』と話してくれました。常に努力を重ねる姿が素敵!だと思いました。食事量を抑えつつ満腹感を得るためにも、よく噛んで、時間をかけてゆっくりと食事をするのがオススメです。Iさんが糖尿病と診断された日は、一定量のブドウ糖が含まれた飲み物を飲んで一定時間経過後に血糖の変化を測定する、OGTT(経口ブドウ糖不可試験)という検査を行い、その120分値が2回にわたり高かったために「糖尿病」との診断となりました。HbA1cは6.0%と、糖尿病型ではありませんでしたが、それも現在に至るまで悪化は見られません、現在毎月5.8%を保っています。お薬も増えたこともありません。糖尿病治療の目標は、血糖・血圧・脂質代謝をよい状態に保ち、自分にあった適正体重も保ち続けることで、合併症を予防したり、動脈硬化などを防ぐこと。そして、糖尿病のない人と変わらない生活を送ることです。今のIさんなら十分目指せます。当院では、定期的に合併症の検査も行っています。食事や運動など何かあれば専門クリニックである私たちに相談してください。一緒に頑張っていきましょう。
R・T 様
88歳:女性
2024年2月
2019年12月より糖尿病で通院中のTさん、「毎日お酒を飲むし食べるのが生きがい!」と元気に話す明るい人です。当院に通院を始めた頃、「糖尿病と言われて驚いたのよ!」と話していました。Tさんは家族で農家をされ、今も現役で毎日畑作業をしているそうです。「家族の食費は一切我慢させない!」と話すぐらい家族との食事の時間をとても大切にしているTさん。3年前に運転免許を返納してからは、毎日自転車で畑へ向かうようになり、1km以上も走ることがあるそうです。そんなTさんは「毎日を悔いのないように過ごす」といつもいきいきしています。前向きに治療に取り組みながら、楽しい時間を思い切り楽しむTさん。「今は週に1回ストレッチ体操に参加、毎日の畑仕事、真面目に通院・薬を飲むことは頑張ります!」と話してくれます。できることはきちんとする姿勢がとても素晴らしいです。高齢期の糖尿病では、動悸・冷汗などの低血糖症状の出現や口喝などの自覚症状の訴えが少なく高血糖による脱水も心配されます。是非、上手にこれからも血糖コントロールが悪化することのないように、楽しみながら治療も頑張りましょう!応援しています。
K・Y 様
51歳:男性
2024年1月
糖尿病、甲状腺疾患の治療のYさん。2013年から2015年頃まで通院しました。当時はお薬を飲まずにHbA1c5.8%でコントロールしていました。が、2020年に来院、HbA1c11.8%と悪化していました。治療中断していた頃に食事の量が増えていたこともあり、再来院後は、ごはんの量を適量まで減らし、主治医の指示通りの薬を飲むようになりHbA1cは6.1%〜6.4%で推移していました。2023年10月に勤め先のウォーキングイベントに参加したことをきっかけに「歩く」ことを意識するようになり、それと同時に夕食の量を少し減らしたところ、体重が減ってきたそうです。頑張っているYさんに食事についてのアドバイス。1つめは「オートミールをごはんの代わりに使う」こと。2つめは自宅に何かあるとついつい食べてしまうため「自宅に食べ物を置かない」ことです。『食べものが家の中にあるとついつい手が伸びてしまうけど、食べるものが何もないと温かいお茶を飲んで過ごしている』と話すYさん。その通りです!食べものを置かないことは大事です。その結果、体重は3か月で-4.8kg、HbA1cは6.2→5.5%と大きく改善しました。『あと-10kgが目標』と話すYさん。早食いのクセがあるようなので、次は「ゆっくり食べること」も意識してみましょう。応援しています!
H・F 様
56歳:男性
2024年1月
3年前に糖尿病、高血圧、脂質異常症と診断され、服薬治療をしていたFさん。2023年4月福岡に転勤となったこともあり、病院受診していませんでした。2023年6月に勤め先の健康診断でHbA1cが11.6%と高値であることが分かり、2023年7月に当院を受診。早速投薬治療を再開となりましたが、翌月の8月にはHbA1c:10.4%と1.2%低下しました。HbA1cとは、過去1~2か月の平均血糖値を反映しているため、糖尿病の経過を評価する指標で、血糖正常化を目指す際の目標は6.0%未満と言われています。Fさんは、薬の量や種類を増やすことなく、この目標値に近づけるため、現状使っている薬の効果を最大限引きだすためにも、体重減量・体脂肪率を減らすようアドバイスを受けました。これは血糖値を下げるホルモン「インスリン」の分泌を促進する薬の効果が期待されるからです。Fさんは食事の内容や食事量を見直し、その後6か月で体重11.1㎏減量!HbA1cは緩やかに低下し、5.9%と目標を達成することができました!これはFさんが毎月欠かさず通院し、糖尿病専門医や管理栄養士など医療スタッフからのアドバイスを受け入れ、しっかりと体重を減らし、薬もきちんと内服していたからこその数値です!現在では血圧も安定し、なんと薬を減量することができました。本当に素晴らしいです! そんな頑張っているFさんにアドバイス。早食いのクセがあるようですが、しっかり時間をかけて味わって食べるようにしてみましょう。また、微糖の缶コーヒーをよく飲むようですが、できれば「無糖」に乗り換えてみましょう。そして身体を動かすことも意識してみましょう。積極的に歩くだけでも長く続けていくと大きな違いになってきます。これからもFさんを応援しています、もしわからないことなどありましたら、遠慮なくスタッフにお訊ねください。一緒に頑張りましょう!
Y・M 様
67歳:女性
2024年1月
Mさんは2018年、甲状腺術後の様子を確認するために初めて来院されました。その頃、脂質異常症・高血圧症は他院ですでに治療されており、当院では甲状腺のみ検査していましたが、2023年9月の健康診断で、空腹時血糖値110とやや高値であったため、糖尿病かどうかを調べるための検査=OGTTを受け、その結果HbA1c6.3、空腹時血糖107、2時間値202と糖尿病ではありませんでしたが「糖尿病予備軍」であることが分かりました。糖尿病を遠ざけるためにも、積極的に身体を動かすこと、体重を減量することを提案、その経過をみることとなりました。2ヶ月後、採血時に『体重を落とすために、スポーツジムに週5日通っている』とMさんは話してくれました。前回の提案をもとに、Mさんは即行動、そしてこの2ヶ月間継続できていることに、本当に素晴らしい!と思いました。それだけではありません!普段の食事でも、以前は毎日350mLのビールを飲んでいたのを一切止め、ジュース・お菓子も控えるようにしている、とのこと。64.0kgあった体重も55.8kgと半年間で-8.2kgも減ったとのこと。「すこし減少しすぎている」と思ったのですが、この2ヶ月の間で風邪を引いて、食事があまり摂れていない期間があったそうです。それを考慮してもMさんの努力は、これだけの変化として現れました!普段習慣にしていることを変えるというのは、とても大変な事だと思いますが、Mさんは提案を受け入れ、決めたことをきちんと守り、新たに規則正しい生活を身に付けようと努力し続けています。大変素晴らしです。今後もストレスにならない程度に、無理なく継続してほしいと心から想っています。また、食事内容だけでなく、食べる順番でも血糖値の上昇の仕方など変わるので、その点も配慮し今後の治療の役に立ててほしいです。興味があればぜひ管理栄養士の食事カウンセリングを受けてみてください。応援、しています!
T・T 様
74歳:女性
2023年12月
2005年より糖尿病、脂質異常症のため通院中のTさん。糖尿病と診断された頃は仕事もありましたが、今は退職され、生活もライフスタイルも大きく変わりました。そんな中で体重管理を行うため、10年以上もの間、毎日体重を測って、記録し続けています。その結果ここ数年HbA1cは6.0%〜6.3%で推移しています。食事療法の基本はしっかりとおさえつつ、今は『特に食べる順番を意識されている』と話すTさん。食事だけでなく運動についても毎食後30分のエアロバイクも継続しているそうです。そんなTさん、最近自宅の中で転倒することがあったそうです。エアロバイクの運動だけでなく、転倒予防の運動もとりいれてみましょう。色々な方法がありますので興味があればぜひお申し出ください。私は健康運動指導士でもあるので、Tさんに合った運動をアドバイスできると思います。
S・H 様
75歳:女性
2023年12月
2008年の3月に当院を初めて訪れたHさん。来院理由は「糖尿病かどうかの診断」とのことで、糖尿病かを診断するOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)検査を行いました。結果は正常型。ただ高血圧症があることが判り、引き続き当院で治療することとなりました。Hさんは、定期受診を欠かすことなく、毎回しっかりと記録された血圧ノートを持参。通院当初から、食事や運動に高い関心を持って、自身の体調管理にしっかり向き合っている、というのが私のHさんの印象です。5年ほど前からジムで週2回1時間程度の運動を続けています。そんなHさんですが、2020年9月のOGTT検査で「糖尿病予備軍」と糖尿病専門医が判断、運動の目標を週150分以上と勧められました。その時をきっかけに、食後10分~20分の運動を欠かさずやるとういルーティンも開始したそうです!筋トレをし、プロテインの利用の仕方を相談するなど、健康に必要なものを積極的に取り入れて行くHさんの前向きな姿勢に、私はいつも勉強させて頂いています。長い間の通院になりつつありますが、Hさんは特に降圧剤の増薬もなく、正常範囲の血圧を維持し、脂質や血糖値も正常範囲となっています。いつもきれいに丁寧に記された血圧測定の記録を見ながら、Hさんの日頃の運動への意欲や食事の工夫の話を聞く度に、私もとても嬉しい気持ちになります!これからの定期検査、年に1回のOGTT検査で、Hさんが日々継続している努力が、検査結果としてカタチになることを信じています。そんなHさんに食事のアドバイスをひとつ。肉や魚、卵や豆腐は、血糖値が急上昇する可能性はありませんので、毎食の食事の献立として積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?これからも一緒にがんばっていきましょう!応援しています!
N・M 様
51歳:女性
2023年12月
Mさんは4年前より結節性甲状腺腫を治療するため通院されています。今年、2023年9月の受診時の採血で血糖値が高いことが判明、HbA1cも高いことから糖尿病と診断されました。さっそく内服での治療が開始となりました。Mさんはこれまで運動を全くしていなかったそうですが、糖尿病と診断されたのをきっかけに散歩を始めたそうです。しかも週に5日、30~40分という頻度で続けているそうです!無理せず日々の中で自分で続けられる運動を実践するMさん、素晴らしいと思います!また運動だけでなく食事についても、食物繊維を多く摂るように心がけ、野菜を先に食べてご飯の量は減らしているそうです。さらに服薬もきちんと欠かさず継続しているそうです。糖尿病と診断されてから毎月減量に成功、検査結果も改善してきました。HbA1cは8.1%→6.6%、空腹時血糖値184→98となり、Mさんの取り組み、頑張った成果が検査結果にしっかりとでてきています!糖尿病の治療で最も大切なことは継続することです。今までのようにこれからも服薬や食事・運動療法を続けていくことが大切になります。Mさんは、運動を無理なく続けられているようですので今後もぜひ続けてください。食事に関しては、間食が多いとのことですので、食べる前にパッケージに書かれているエネルギー表示を見てみましょう。食べたい時に食べるのではなく例えば曜日や時間など頻度を決めることで少しずつ減らすことができますのでぜひ取り入れてみてください。糖尿病には様々な合併症があります。Mさんは現在のところ網膜症や動脈硬化の検査は異常なしとのことでしたが、今後も定期的に検査を行っていく必要があります。当クリニックでは糖尿病と甲状腺のどちらもサポートしていきますので、今後も治療を頑張っていきましょう。応援しています。
S・N 様
73歳:男性
2023年11月
2006年から糖尿病、脂質異常症、で通院中のNさん。通院当初から仕事が忙しい中、家族のサポートもあり食事療法をされていたNさん。仕事をリタイアした後も地域のための仕事なども積極的に行っていました。数年前に食事カウンセリングの中で紹介した「ピーマンのレシピ」をきっかけになって、なんと「野菜作ってみよう!」と家庭菜園を始めたそうです。はじめはいくつかの種類を育てることからはじめ、なんと最近では15種類もの多種多様な野菜を育てているとのこと。野菜を育てていく中で、肥料を検討したり、工夫しながら試行錯誤することが楽しいし、自分で育てた野菜を使って料理をすることも楽しい!と話すNさん。糖尿病と診断されて長くなりますがここ5年はHbA1c6.5%以下をずっと保ってています!なんでも「楽しみ」ながら実践されるNさん。そんなNさん、素敵だと思います。最近少しずつ体重が減っているようです。筋肉が落ちないように、朝食や昼食でタンパク質をしっかり摂るように意識してみてください。これからもよろしくお願いします。
K・M 様
41歳:女性
2023年11月
Mさんは妊娠糖尿病があって、2022年9月に他院で糖尿病診断と甲状腺の異常も見つかり、どちらも治療を行いたいとの希望で当院を受診されました。育児しながらの治療はなかなかうまくいかない事もあり、ストレスが増えることも多かったですね。「妊娠時の食事療法がきつかった」とも話してくれました。2023年4月には『どうすれば負担を減らして治療を継続していけるのか』について、体重や食事のことなどを専門医としっかりと相談し、食事にもより気を付けるようになりました。しかし先月の受診時に「今月は少し数値が悪いかも…」と気を落としている様子のMさん。どうしましたかと声をかけたところ「誕生日などお祝い事があったから、いろいろと食べ過ぎてしまった」と話してくれました。糖尿病治療で大事な3つの柱は食事・運動・薬です。この3つを上手に自分の生活に馴染ませることがとても大事です。知人・友人と食事をしたり、お祝い事があったりすると、判っていても食事に気を使えない場面もたくさんあります。「こういうことがあったから、すこし食べ過ぎてしまった」「忙しくて食事をつくるのが億劫になって惣菜や外食が多かった」「忙しくて運動する時間がなかった」などあるでしょう。食事・運動・薬のすべてをパーフェクトに行うことができればとても素晴らしいのですが、なかなかそうはいきません。でも受診の時に直近1か月の日常生活を振り返り「ここができていなかったかも!」という【気づき】が私は何よりも大切ではないか、と考えています。その気づきが次回の受診日までの改善の目標となり、しっかり達成することで、一歩前進することができるのだと考えています。実際に転院当初は血糖値も高く、インスリンや自己血糖測定も行っていたMさんですが、2023年1月にインスリン中止・内服薬だけになりました!最近ではまた1つ薬を減らすことができ、HbA1cも6.0%を継続して下回ることができています!これは3つの療法をMさんがしっかり取り組んでいる証です!日々の【気づき】が成果として表れているのです!これからも【気づき】を大切にして治療を頑張っていきましょう。応援しています!
T・I 様
73歳:男性
2023年11月
健康診断で空腹時血糖値・HbA1cの値が高いと指摘され、2023年 1月に初めて当院を受診されたIさん。その日から当院で糖尿病の内服治療が始まりました。健康診断で指摘されたのは2022年8月。それからしばらくは未治療だったそうです。しかし、当院での治療を始めてからは現在まできちんと毎回通院。2022年1月の初診時6.5%だったHbA1cの値を、2023年8月の時点で5.8%まで下げることが出来ました。専門医に眼科や循環器内を受診するようアドバイスを受けたIさんはそれぞれをきちんと受診し合併症予防にも努めています。足を痛め運動に制限があるような状態の時でも「プールでの運動はしてもよいのか?」と医師に尋ねるなど、本当に積極的にそして真面目に治療に向き合っています。Iさんが持参されていた血圧表には、朝・夜の血圧・脈拍だけではなく、どの薬がいつ、どのくらい始まったのか、または減ったのか、他の病院にかかった日付等が、細かくとても丁寧にまとめられていました!その表からさえもIさんがきちんと真面目に自分のカラダと向き合っているということが伝わってきます!そんなIさんだからこそ、「この数値で、なぜ薬が増えたのか」「前回薬が変わってから、少し血圧が上がってきたような気がする」「この時間帯に脈拍が遅い」「血圧が上がったから、この薬が減ったのかな」など様々な発見・疑問を持つことが出来ます。私がIさんから質問を受けた時『自身の健康管理をしっかりとされているんだ』と強く感じました。Iさんが無理することなく治療を継続し、元気でいていることが私達の願いです。判らないことがあったらいつでも声をかけてください。サポートします!
H・I 様
64歳:男性
2023年10月
2016年の健康診断で血糖値が高いことが判り来院されたIさん。初診時はHbA1c8.1%と高い状態でしたが、ご飯の量を見直す、野菜を積極的に食べる、週に1〜2回スポーツジムに行き30分歩くなど行った結果、2019年以降はHbA1c5%台で推移するように改善しました。一時的に薬が増えた時期もありましたが、薬が減った今でも血糖値は良い状態で保たれています。「甘いものはついつい食べたくなってしまうので、昼食時にデザートとして食べておくことが継続するポイント」と話すIさん。食べたいものも我慢するのではなく、上手なタイミングで食べているのがストレスをためずに継続する秘訣ですね!長年良い状態を保ち続けることはとても大変なこと、です。そんなIさんの毎日を支え、協力してくださる奥様にも感謝です!「筋肉が落ちた気がするためプロテインを利用」しているそうです。プロテインはしっかり運動した後に摂ると効果的。スポーツジムで運動する日に摂るようにしましょう。これからも良い状態を維持し続けていけるように応援しています!
M・K 様
52歳:女性
2023年10月
以前から糖尿病、高血圧症、高脂血症を治療していたKさん。1年半前から当院を受診、その際、糖尿病はインクレチン注射を使用していました。当院ではKさんの症状に合わせ、内服のみの治療に変更となりました。食事や運動も積極的に頑張っていたのですが、内服のみでは血糖コントロールが難しくインスリン治療をはじめることになりました。インスリン使用中の患者さんは自宅での血糖測定も同時に行うことが多いのですが、Kさんは【リブレ】を希望、使用しています。血糖自己測定にはいくつか種類があり当院の患者さんのほとんどが測定の度に指に針を刺し血液で血糖を測定する方法を選択していますが、Kさんが使用している【リブレ】は針の付いたセンサーを腕に装着し14日間継続して血糖を測定します。センサーに読み取り専用の機械やスマートフォンをかざすだけで血糖を知る事ができ、血液での測定に比べ、簡易的な測定方法となります。ただし【リブレ】は血液でなく間質液で知る血糖値なので実際の血糖値とは誤差が生じます。そのため低血糖症状がある時などは血液での測定も必要になってきます。【リブレ】はKさんのように1日の中で血糖変動が大きい人や仕事などで随時血糖測定する時間がない人が選択されることが多い製品です。【リブレ】を使用中のKさんは低血糖・高血糖が出た時はその時の症状や、他の病気の治療の内容を記録し、私たちに共有してくれます。おかげで医師が治療方針を見直す必要があるか検討することができ、看護師もKさんに合ったアドバイスができてとても助かっています。そこでKさんにアドバイス「さらに症状を自覚した時は随時血糖測定を行うとよりよい対応や治療ができる」のでぜひやってみてください。血糖コントロールが良くなるまで時間が掛かることが多く、不安を感じると思います。今のKさんの治療への姿勢はとても積極的!このまま継続できるように不安や心配な時はいつでも私たちスタッフへ相談してくださいね。これからも一緒に頑張っていきましょう!
R・A 様
47歳:女性
2023年10月
Aさんは血液検査で中性脂肪、LDLコレステロール、甲状腺刺激ホルモンであるTSHの値が高いことが判り2015年10月に当院初診。その際も血糖高値もあり75g糖負荷試験を行い糖尿病と診断されました。通院当初は中性脂肪:197~425、LDL:144~199と、どの値も高かったです。あれから8年経ちました。先日の体重測定で1ヶ月で1.8kgの減量となっていました。そこで何か生活に変化があったかと尋ねたところ、「健康診断が近いのでダイエットをしている」と話すAさん。「昼食はお弁当のごはんの量を減らして、減らした分をスープや果物で補い、夕食もごはんの量を減らし、タンパク質摂取のために大豆を摂るようにしている」とのことでした。2023年1月~2月の体重測定は過去で最も体重が多かったです。その時とを比較するとなんと8か月で5.7kgも減少に成功しています!HbA1cに関しては、通院当初は6.4%でしたが、途中約2年半通院が途切れてしまい、再度通院を始めた時はHbA1c8.1%までに上昇してしまいました。しかし、2021年頃からはしっかり6%台をキープ、今回の測定ではHbA1c6.0%と大変良好でした!脂質系もLDL:82と正常範囲、中性脂肪:153と以前と比較すると下がってきています。日々忙しくしていると食生活を整えるきっかけや、運動を始めるきっかけがなく、取り掛かること自体が億劫になってしまうと思います。今回Aさんは健康診断をきっかけに食生活を見直すことが出来ました。それはとても素晴らしいことです!この機を逃さず、健康診断が終わっても継続できるよう応援しています!食事は適した量と栄養のバランスが大事。極端に炭水化物を減らすのは良くありませんし、果物にも適量があります。とは言え、自分に合った食べかたはなかなか判らないもの。そんな時、食のプロである管理栄養士に相談し、アドバイスをもらうことも、新たな視点の発見があったあり、やる気に繋がります。お勧めします!ご希望があれば遠慮なくおっしゃってください。私たちスタッフもAさんの背中をそっと押し続けることが出来れば嬉しいです。
M・I 様
61歳:男性
2023年9月
糖尿病、脂質異常症にて通院中のIさんは2019年11月より東京から福岡に転居をきっかけに当院に通院するようになりました。東京にいたころは仕事で、よく子供と一緒に体を動かすことが多かったものの、福岡にきてからは仕事が忙しくなってしまい、すっかり動く量が少なくなってしまったと話すIさん。そんなIさんとは食事カウンセリングで、ごはんの量を気を付けること、食事の最初に野菜を食べることなら今の環境でも取り組めそうということで始めてもらうことに。Iさんの頑張りはHbA1cは9.8%→6.0%、体重は79.7㎏→72.3㎏と大変改善に繋がりました!今でも野菜を先に食べること、炭水化物の量を意識することは継続していると話すIさん。そんなIさんは、『続けられる秘訣は「決して無理をしない」こと。どうしても食べたいときは食べて、またもとの生活に戻すこと』だと話してくれました。今も仕事は多忙とのこと。夕食が22時になることがあるそうです。夕食が遅くなってしまったときは、夕方に補食をとって夕食を減らしてみるようにしましょう。応援しています。
S・I 様
58歳:男性
2023年9月
口の渇きやひんぱんな尿意等の自覚症状あったので、2018年1月に当院初診。採血検査で糖尿病と診断されたIさん。さっそく管理栄養士のアドバイスを取り入れ食事制限を始めました。その後毎月欠かさず通院。医師の診察の際には検査結果をもとにと食事内容ついて話す中で「何を食べると血糖値があがるかわかってきた」と話すIさん。自身の病気について知ることが治療の第一歩ですね。また、2023年2月からはまたジムに通い始め、禁煙も始めたとの事。初診時は「運動はほぼしない。通勤でも歩かない」と話していたIさんですが、多忙な中でも時間を作り、ジムに通うのは素晴らしいことです。最近では出張なども多くなり、つい薬を飲み忘れてしまうこともあるようですが、毎月きちんと通院し、検査結果を確認することで「先月結果が悪かったからご飯の量を減らそう。運動しよう。お菓子を買わないようにしよう。」と再確認をしっかりされているようです。初診時97.5kgだった体重も今では84.3kgまで減量。また、初診時10.6%だったHbA1cも現在では5.9%と改善。糖尿病の合併症予防のためにはHbA1cを6.0%台以下に保つことが大切と言われていますがIさんは達成できています。すごいです!Iさんはきちんと毎月通院され、医療スタッフのアドバイスを受け入れ、小さな目標を掲げ、着実にコツコツ成果を積み上げています。結果として長期的な血糖コントロールの安定につながっています。2023年3月には運動負荷検査をおこないました。この検査は3分間階段を上り下りし、その前後の心電図変化を見ていく検査です。検査の前には眼科受診が必要になります。糖尿病の三大合併症の一つに糖尿病網膜症があります。網膜症が進行している際に運動などで急に血糖値がさがると網膜症が急激に増悪することがあり、最悪の場合失明などのリスクもあります。糖尿病の方は定期的に眼科に受診し眼底検査を行う事がとても大切になります。Iさんは眼科受診の結果、網膜症なし。運動負荷検査をおこなうことができ、こちらも問題はありませんでした。今後も定期的に検査を行ってサポートしていきます。一緒に頑張っていきましょう!
T・M 様
44歳:男性
2023年9月
初診時2019年に2型糖尿病と判り、その後HbA1cが6%後半で推移していたMさん。その頃のMさんは平均1日4000歩程度の活動量だったことが判り、食事・運動習慣の見直しに取り組むこととなり、1日6000歩を目標に身体を動かすことを目標となりました。これがきっかけとなりMさんは運動の大切さを実感され、それから毎日1時間以上のエアロバイクを使った運動を続けるようになったそうです。その結果3ヶ月で体重82.9kgから78.1kgと減量に成功!HbA1cも6.9%から6.0%と良好な範囲になりました!運動をすることですぐに血糖値が低下する効果だけでなく、長い期間続けることで、運動をしていない時でも血糖値が上がりにくくなるそんな慢性効果があります。が、なかなか運動を続けることは難しくて中断やリバウンドを経験する患者さんも少なくありません。そんな中、Mさんは3か月以上継続したことで、この慢性効果が出始めているようです。もちろん、今後も身体を動かし続けることが大切です。長く続けるには無理をしないことが1番。Mさんのペースで今後も楽しく運動を続けてください。応援しています。
T・I 様
72歳:男性
2023年8月
糖尿病を治療中のIさん。Iさんは身体を動かすことにとても積極的です。身体作りのためにマラソンは55歳、登山は68歳、ダイビングは69歳からそれぞれ始めたそうです。今は夏。毎日暑い日が続いているため、現在は主にスポーツジムで身体を動かしているそうですが、それでも朝や夕方など暑さが落ち着く時間帯に移動するときは、できるだけ歩くようにしているそうで、生活の中で身体を動かすことを意識しています。毎日平均11kmランニングまたはウォーキング、1日の目標歩数は16000歩という話すIさん。誰にでもできることではありません。素晴らしいです!そんなIさん、日々の運動を継続していることで、HbA1cは6.5%→5.8%となり、さらにお薬の量も減りました!秋の恒例の福岡マラソンや鹿児島でのマラソンに向けて、怪我に気をつけてこれからも頑張りましょう!応援しています!
Y・T 様
42歳:男性
2023年8月
Tさんは人間ドッグで高コレステロール血症を指摘され、2021年から当院で治療に取り組んでいます。初めての来院時、管理栄養士より食事カウンセリングを受けました。Tさんは「食事に関してはあまり気を付けていない」「飲酒は毎日している」「最近は運動ができていない」と今の自分の生活を正直に話してくれました。そんなTさんは、現在単身赴任中で、週末のみ家族と過ごすと言った生活を過ごしています。平日仕事に集中しつつ、自身の食事を管理するのはとても大変だと想像できます。そんなTさんの生活を聞いた管理栄養士は『糖尿病食事療法のための食品交換表』に掲載されている表6(野菜・海藻など)を参考に適量を摂取すること。酒量の目安量について話合い、食物繊維不足を簡単に補うことができる難消化性デキストリンを紹介しました。それから3か月に1度定期的に来院、結果を見てみると1年半で肝機能の状態を示す数値『ALT』が72→22、『AST』が34→16と正常の範囲にまで改善されています!Tさんに訊ねると「食事カウンセリングで聞いた話を元に、意識してお酒の量を減らしている」とのこと。体重は初回75.9kg、途中80.1kgまで増加ありましたが、最近ではまた75.0kgと初回より体重も減少しています。悪玉コレステロールと呼ばれる『LDL-C』も初回199→119と正常範囲まで改善しています!Tさんは「初回の食事カウンセリングの時、これくらいの量の野菜をとるようにと具体的に示してもらったのがとても分かりやすく、それを目安に野菜を摂るようにしていた」と話していました。日頃の努力は数値に出ます。Tさんは「指導を受けてすぐは食事に気を付けていたが、しばらくすると元に戻ってしまうことが多く、なかなか継続できてい時期があった」と隠さず正直に話してくれました。そんな風になかなか言い出しにくいことでも、隠さず正直に話してくれることで、Tさんの毎日に合ったアドバイスを一緒に探すことができます。Tさんの今の生活に合ったアドバイスだからこそ、結果もでやすいのです。もちろんずっと続けていくことはとても難しいことです。途中上手くいかないことがあったとしても「このままではいけない!」と改善に向かって進んでいくところTさんは素晴らしいです。そんなTさんに私からお願いがあります、以前は薬の飲み忘れがあったようですが、最近はしっかり飲まれているようですね。このまま【飲み忘れ0(ゼロ)】を目指しましょう!
S・I 様
55歳:男性
2023年8月
2019年12月より糖尿病・高コレステロール血症で通院中のIさん。当院来院時HbA1c9.6%と高値、体重も82.0kgを超える時がありましたが、現在はHbA1c6.0%台、体重も75.9kgと改善しつつあります!お薬は、血糖をコントロールするために新しい内服薬、皮下注射など積極的に治療に取り組み、頑張って継続してきました。ひとり暮らしのIさん、お酒や揚げ物を好んでいたようです。毎日ジュースを何本か飲んでいたり、仕事の都合で朝食を食べなかったり、そんな日々を過ごしていたそうです。が、治療に入ってからは適度に身体を動かし、食事の量を減らし、特に油ものを避け、自宅での飲酒も控えるようになったそうです。素晴らしいです!糖尿病と高コレステロール血症は、悪化すると動脈硬化や心筋梗塞など様々なリスクが高まります。Iさんは現在、毎日体重測定し体重75kg台をキープすることを目指している、とのこと。特に忙しいとは思いますが、ヨーグルトのようなすぐに食べられるようなものを朝食として食べるようにしましょう。何よりも身体が大切。食事も運動も少しずつでも改善してあげることで、身体は答えてくれます。一緒にこれからもがんばりましょう。応援、しています。
K・T 様
54歳:女性
2023年7月
他院で甲状腺の手術したときに高血糖を指摘されたため、2019年に当院を紹介受診され、血液検査で糖尿病と診断されたTさん。初診時から定期的に食事カウンセリングも受診。食事カウンセリングを受ける前までは①欠食気味②飲酒:月2~10回、飲酒量も多かったようです。受講後Tさんは管理栄養士のアドバイスも取り入れながら、①毎食たべるようにし、エネルギー表示をみて商品を購入するようしている。揚げ物やパンの頻度を減らしている。②自宅での飲酒は控える。飲んでも週に1日など、食生活に大きな変化が見られました。その結果、HbA1c:8%→6%台をキープし、体重は初回受診の時より6kg減量だけでなく、肝機能の数値も安定してきています。一見すると飲酒と糖尿病は関係がないように思われるかもしれませんが、お酒にはアルコール以外にも糖質がかなり含まれていて、飲み過ぎると血糖値が不安定になること、またアルコールの過剰摂取は脂肪が増えやすくなってしまうことがあります。今のようにアルコールを意識して継続的に調整することで、Tさん自身が身体の状態と向き合った結果、肝機能検査値→糖代謝の数値が安定しているのだと思います。また、糖尿病の合併症の有無を調べるために、血流量・心電図・筋電図・骨密度の検査を年1回程度欠かさず行っていますが、どの検査も正常範囲内で保っています。これからもTさんのペースで無理のない範囲で、治療に取り組んでいきましょう。分からないことや不安があれば遠慮なく当院スタッフにお訊ねください。これからも応援しています!
T・K 様
66歳:男性
2023年7月
Sさんは2013年当院で脂質異常症の通院治療中に糖尿病が見つかりました。以後これまで10年間、毎月の定期受診に欠かさず来院しています。Sさんは今回受診の際に『今日本当は仕事の人に「勤務に入ってくれないか」と言われたんだけどね。「月に1回の大切な受診だから、ごめん!」と仕事は断ってきたよ』と話してくれました。Sさんはこんな風に糖尿病の治療を一生懸命な人です。仕事やプライベートなどなど、自身の病気のこと以外でも日々たくさんの用事があるなかで、受診を欠かさないことはとても大変なことです。つい食べ過ぎたな…とか、運動サボっているな・・・などなど不摂生が続くと検査結果が不安になり、受診が億劫になることも多いと思います。実際に、ある調査では通院・治療を中断したいと考えたことがある人が理由に挙げたのは「血糖コントロールがうまくいかない」「受診の時間がとれない」等です。そんな中でも「月1回受診して検査結果を聞いて帰ることで自分の状態を知って安心できるんだよね」と話してくださったSさんはしっかりと自分の体・病気と向き合えていて本当に素晴らしい!と私は思います。今の自分の状態と向き合うことで「次はここに気を付けよう」とか「今月のここはよかったな」等たくさんの気付きもあり、次回の受診までにそれを活かすこともできますね。そんなSさんは、今回HbA1cが6.0%を切っており、お薬も減量になりました。ぜひこれからも受診を欠かさず、良好な数値を保っていきましょう。元気な顔を見せてください!応援しています!
Y・H 様
59歳:女性
2023年7月
Hさんは6年前に当院を初めて受診され、糖尿病と診断されました。糖尿病・高血圧症・高脂血症・甲状腺機能低下症の治療のため通院しています。血糖コントロールを改善する為に様々な食事制限に取り組んできたと話すHさん。しかしなかなか体重が減らない日々が数年続いたそうです。当院で食事カウンセリングを受けたHさんは、体重や食事内容について毎日記録を始めました。記録をすることで自分に合った方法を見つけることができるようになったそうです。野菜を多めに摂ることを意識したり、タンパク質をしっかり摂るように心がけているそうです。食事だけでなく運動も2023年2月から娘さんが紹介してくれた「ストレッチ動画」を手本に毎日1時間を朝夕2セット続けているそうです。ストレッチは「きつい」と感じない程度の軽い運動であるため、無理なく続けられるそうです。急激なダイエットでリバウンドの経験があるHさんは、少しずつ体重を減らすことを意識しながら続けているそうです。医学的に運動には強度というのがあって「楽である」または「ややきつい」と感じる程度がよい運動とされています。まさにHさんの実践している通りで無理のない運動であることが半年間続けられている秘訣ですね。現在の食事・運動療法を始めてから10kg以上の減量に成功。通院当初からの目標であった体重についに到達することができました!HbA1cは6.1から5.5に、空腹時血糖値は128から90へと血糖コントロールも改善し、薬も減量となっています!Hさんは効果を実感し、とても喜んでいました!通院当初の目標を達成されたHさんは、現状に満足するだけでなく、次の目標を決めたそうです。なんと「10代の頃の体重に戻すこと」が今の目標だそうです!達成可能な短期目標や長期目標を設定し、楽しみながら続けられているHさん、素晴らしいです。そんなHさんを応援しています!今後も治療を継続していきましょう!
S・Y 様
66歳:女性
2023年6月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で治療中のYさん。当院に通院する前は空腹感がないときは1日2食にしたり、適当なタイミングで食事することが多かったそうです。欠食し空腹の状態が長くなり、そこで食事を摂ると血糖値が上昇しやすくなってしまうことを伝えたところ、朝昼夕の1日3食、規則正しく食べるようにしているそうです。すると、決めた食事時間が近づいてくると空腹感を感じるようになり、さらには便通が良い、など身体の変化を感じるようになったそうです。そのほかにも今は食べる順番に配慮したりやお肉の選び方にも注意しているそうです。その結果、お薬の内服もありHbA1c7.7%→6.8%と改善しています。「じぶんのことだからきちんとしたい。」「人に迷惑をかけないように」「元気で楽しみながら生活したい」Yさんの今の目標です。「水分補給は必要といつも持ち歩いているけれど、なかなか補給できていない」と話すYさん。今年もこれから夏がやってきます。ますます暑くなります。尿の量が増えるお薬も服薬中のため、【喉が渇く前に】水分補給をするように心がけましょう。これからも一緒に頑張って行きましょう!応援しています。
T・K 様
71歳:女性
2023年6月
Kさんは、2012年10月に高脂血症治療のため、来院。その後2014年8月に糖尿病と診断され、もう10年以上当院での治療を継続されています。先日、採血で声をかけたところ、Kさんから「体重も増えているし、数値も悪くなっています」と申告されました。「旦那さんの1周忌があり、先月は食事会が多かった」とのことでした。「旦那さんの他界から少し食べられない時期もあった」と話すKさん。ちゃんと食べられるようになって元気になった証拠ですね、と返しました。Kさんの申告どおり体重は2ヶ月前の受診より+1.3kg増加していましたが、HbA1cの数値はここ数年ほとんど6.2%〜6.3%を保っていて、2019年の投薬開始から、今まで薬が増えていません。骨密度測定の結果も問題ありませんでした。これはよい状態をずっとキープし続けていること。素晴らしいことです!そんなKさんに気を付けている事を訊いてみると、管理栄養士から食事カウンセリングの時に「野菜から食べる」というアドバイスと、週に4回のウォーキング習慣を守っているだけ」とのこと。しかもKさんは「毎日は歩いてないの」と恥ずかしそうにしていました。いえいえ、Kさん。週4回歩くことを持続できているのはとても素晴らしいことです!今回の検査結果はKさんの予想通り、体重も微増、HbA1cは先月より0.4UPで久しぶりに6.5%でした。しかし、外食の機会も落ち着き、また来月は挽回するとKさんは話してくれました。10年の治療歴、きちんと続けることのできるKさん。Kさんなら必ず挽回できます。次回、Kさんと会えることを私は楽しみにしています。Kさんのペースで頑張ってください。
S・M 様
68歳:女性
2023年6月
甲状腺と糖尿病にて当院通院中のMさん。甲状腺は手術、内服治療中。正常範囲内で経過しています。今のところ安心ですね。糖尿病は他院で診断、治療開始。当院でも内服にて治療継続しています。Mさんは食事や運動にも気を付け積極的に治療していますが、血糖値の改善がなかなかみられず、2023年から持効型のインスリンによる治療を始めました。インスリン開始となって抵抗感や気分が落ち込むこともあったかも知れません。しかしインスリン注射は膵臓を守ってくれるのです。内服治療だけでは膵臓に負担がかかりやすく血糖コントロールが上手く出来ない事もあるのです。そこでインスリン注射で膵臓を休憩させながら治療を続け、血糖コントロールが改善することができれば、また内服治療だけに戻せる可能性があるのです。インスリン開始後のMさんは医師の指示通り打ち忘れなく、現在インスリンの単位を調整している段階ですが、きっと良い方向へ向かうと私は信じています。ただ低血糖症状も時々みられるようなので、十分気を付けてください。自宅で簡単に簡易的に血糖値を測定できる「自己血糖測定」という機器もあります。低血糖もすぐ分かるので、検討してみてもいいかもしれません。分からない事もたくさんあると思うので気になる事があれば、スタッフにいつでも尋ねてくださいね。一緒に頑張って治療を続けていきましょう。応援しています。
S・W 様
78歳:女性
2023年5月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で治療中のWさん。普段から『糖尿病の治療は大事なこと』だと思っていましたがついつい、家族のこと、仕事のことを優先してしまう毎日を過ごしていました。そんなある診察時に「腎臓が少し悪くなっているかもしれないので気を付けましょう」と医師から言われました。そこで『じぶんのカラダのことも考えなくては!』と思い直したWさん。40歳頃から吸っていた『タバコを止めよう!』と決心。それまでは『タバコはやめるとストレスがたまるため、やめられないだろう』と考えていましたが、決心してからはストレスなく止められたそうです。『自分でもできたことに驚いている!』と話すWさん。これまでは気分がスッキリしたいときに煙草を吸っていたそうですが『代わりに炭酸ジュースを飲むことがあった』と話してくれました。禁煙を決意し実行し達成したことは本当に素晴らしいことです!喫煙は脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病性腎症の合併症のリスクが高まることがわかっています。禁煙を継続できるよう頑張りましょう。炭酸水やエネルギーゼロの炭酸飲料もあるので、上手に利用するのもオススメです。応援しています!
A・T 様
58歳:女性
2023年5月
甲状腺機能亢進症で通院中に糖尿病があることが判ったTさん。甲状腺機能は治療により落ち着いていましたが、初診時から血糖値がやや高いことも指摘されていました。以降、糖尿病の検査を数回に渡り実施、2022年6月に糖尿病の診断となりました。糖尿病の診断はTさんにとって大変ショックだったようで、管理栄養士による食事カウンセリングを熱心に受け、白米を玄米に変更したところ、体重が64.7kg→58.7kgと減少、それだけではなく、Tさんは『便通も良くなった』と喜んでいました。玄米は精白などの処理をしていない「全粒穀物(ぜんりゅうこくもつ)」のひとつで、食物繊維を多く含んでいて血糖値を下げるだけでなく、血圧を下げるカリウムなどの栄養素も白米に比べ多く含んでいます。食事療法だけでなく、お薬の飲み忘れもありません。現在HbA1cが6.8→6.2%と良好な結果です。真面目に糖尿病と向き合っているTさんの姿がとてもステキです。このまま食事と内服しっかり継続し頑張りましょう。応援しています!
K・T 様
50歳:女性
2023年5月
2021年7月より糖尿病で受診中のTさん、当時、母親が糖尿病で足を切断したこともあり、『糖尿病と診断されとてもショックだった』と話すTさん。食事・運動・内服治療の説明を受け、中でも自分にもできる食事内容の改善にいて積極的に見直すことにしたそうです。その後、インスリン治療も開始となりましたが、通院開始時より『食事は野菜中心を心がけ、できるかぎり意識して運動に励んだ』とのこと。健康への意識が高まったTさんは自身だけでなく家族にも体調を壊すことのないようにと、食事に気を遣うと同時に、身体を動かすことなども勧め、家族みんなでやってきたそうです。その結果、HbA1cも10.2%から1年で6.8%まで改善。インスリン治療から内服薬に変わりました!日々の食事の見直し、特に減塩や甘い物を控えたりするのは正直とても難しいです。Tさん自身の頑張りはもちろんのこと、家族の協力がとても大きいと思います!ただタンパク質など健康な身体づくりに必要なものはしっかりと摂りましょう。これから暖かくなるので、外での運動やお散歩などで身体を動かし、気分転換しながら頑張っていきましょう!スタッフ一同、応援しています!
Y・O 様
41歳:女性
2023年4月
脂質異常症、高血圧、甲状腺疾患の治療のため通院中のOさん。通院始めた2010年ごろ78kgあった体重も、菓子を減らしたり、揚げ物の量を減らしたりして2019年頃には59.6kgまで減りました。が、その後少しずつ体重が増えて2022年12月に69.3kgまで体重が戻ってしまいました。体重が増えてしまった原因について食事カウンセリングでOさんと一緒に振り返ってみると ①ごはんの量が多くなってきたこと ②仕事で歩く量が多いので少しくらい菓子を食べても大丈夫と思って過ごしていたら少しずつ菓子の量が以前に比べて多くなっていたことが原因だと判りました。まずは①ごはんの量。食事は毎日のことなので、自分がどのくらい食べているのかを把握するのは難しいので【食事運動カレンダー】を使い「ごはんの量を140gにする」という目標を立ててみることに。すると『食べ過ぎていたことがよくわかってきた』とOさん。さらにOさんは自主的に菓子の量を減らしたり、野菜を毎食食べるということも始めたそうです。しかし『体重が少し減ると気が緩んでしまい野菜の食べる頻度が減ったりすることもある』とOさん。野菜を先に食べることだけで、血糖値の急激な上昇を抑えることができるので、体重を増やさないためにもオススメの方法なので毎食忘れずに野菜から食べるようにしましょう!このように知らず知らずのうちに元の生活に戻らないためにも【食事運動カレンダー】で必ずできそうな小さな目標を掲げ、ひとつひとつ確認しながら毎日を過ごす方法はきっとOさんに合っていると私は思っています。『今の目標体重は65kg』と話すOさん。Oさんは一度減量できていますのできっとできるはず!です。目標達成のためにも野菜!Oさんは『野菜のレパートリーが少ない』ということなので、季節にあった野菜の料理を今後もどんどん紹介しますので、ぜひ作って味わってみましょう。応援しています!
M・M 様
57歳:女性
2023年4月
Mさんは2015年から甲状腺疾患の治療のため当院に通院しています。2017年2月に空腹時血糖値148mg/dLと高値であり、翌月に75g糖負荷試験を行い、糖尿病と診断されました。診断を受けるまでは、間食の習慣があり、和菓子などの甘い物をよく食べていたようですが、食事カウンセリングで管理栄養士と話していく中で、甘い物の代わりに、スルメやふすまパンを選ぶようにすることにしたそうです。加えて、ウォーキングも無理のない程度で始めたそうです。毎月の通院を欠かさないのはもちろん、薬での治療にも積極的に取り組み、内服治療・インクレチン注射も忘れずに行えています。これまでに、つい食べ過ぎてしまったり、運動が疎かになることもあったそうです。そんな時Mさんは『最近の生活について、どんな風に過ごしてきたか』を自分自身に問い、私たち医療スタッフにも誤魔化すことなく正直に話してくれました。そのおかげで「炭水化物量を減らしすぎて、間食が増えてしまうのではないか」「毎日ではなく2日に1度の運動なら出来るのではないか」などなど、今のMさんに合わせたアドバイスをすることができました。Mさんの長年に渡る努力が実り、現在6.4kgの体重減少、HbA1cは常に6.5%以下、最近では6.0%以下であることが多くなりました。悪玉コレステロールも152→77mg/dL、中性脂肪も153→122mg/dLと正常範囲内になっています。とても素晴らしいと思います!糖尿病治療を開始した頃『運動できる自信がない』『できない自分に罪悪感を感じる』と正直な思いを伝えてくれていたMさん。あれから時間が経ち、こんなにも素晴らしい結果が残っています!これは紛れもなくMさんの努力によるものです!糖尿病治療には薬物療法の前に、食事療法・運動療法が基本とされています。すべてを完璧にすることは簡単ではありません。肩の力をほんの少しだけ抜いて、たとえば今回食事を多く摂ってしまったら次回はその分控えめにしたり運動を増やしてみるなど、今だけでなく「長い間続けられること」に注目してみましょう!長く続けるための秘訣は「無理をしないこと」です。Mさんのペースで楽しくやっていくことも長続きの大きな秘訣です。
A・I 様
58歳:女性
2023年4月
糖尿病と高コレステロール血症で通院中のIさん。他院でHbA1cの値が高かったために専門医のいる当院へ受診されました。来院当初はHbA1c7.1%、LDLも173mg/dLと数値が高く、その日からお薬の治療が始まりました。Iさんには以前より、子供と楽しく遊びたいという気持ちから、体重を減らしたいという希望が強くありました。そのため、受診初日の食事カウンセリングで「食べる順番・栄養とエネルギーのバランス」について説明を受けたIさんは『これから頑張りたい!』と前向きな気持だったそうです。そして実際に、食事の量を減らし、食べる順番に気を付けて、なんと2ヶ月で-4kgも体重を減らすことに成功しました。その後もしっかり継続して治療きましたが、途中体重がなかなか減らなくなった時期もありました。その時は「Iさん自身も気を付けているのに」と少し元気がなくなった様に私には見えました。しかし、Iさんのすごいところは、それでも食事カウンセリングで知った適切な食事療法を続け、焦らずゆっくりとしたIさんのペースで減量に取り組んでいるところです。野菜中心にしたり、間食を減らしたり、日々努力を続けました。その甲斐あって、約3年で-8kgもの減量に成功したのです!HbA1cも7.1%→5.8%まで下がり、LDLも173mg/dL→104mg/dLまで下がってきています。長く努力し続けることは簡単なことではありません。しかし、日々の工夫と前向きな気持ちで少しずつ前に進んでいるIさんの姿はとてもかっこよく見えます。今後も応援させて頂きます。ただし、無理な食事制限は禁物です。上手に糖尿病と付き合っていきましょう。
M・T 様
69歳:女性
2023年3月
見えづらさがあり眼科受診したところ血糖値が高い可能性があるといわれ当院を受診したTさん。通院前は夫の糖尿病の心配をしながらも夫と一緒に毎日夕食後にお菓子やデザートを食べる習慣がありました。食事カウンセリングの中、まずは普段飲んでいるジュースを止めること、お菓子を控えることから始めました。『これまで食べたいお菓子はみんな食べてきたので控えることに抵抗がなかった』と話すTさん。お菓子を控えることに慣れてきたところで、今度は食事のバランスを考えるようにしました。野菜やキノコ、こんにゃく、海藻類を積極的に食事に取り入れることにしました。その結果、HbA1cは9.2%→6.5%、体重は56.1kg→51.4kgと大変改善しました!コロナが落ち着き、友人との食事会が増えつつあるとのこと。『久しぶりの再会に会話がはずみ身体を動かす時間がとれなくなるのが心配』と話すTさん。まずはその「意識」が大切です。たとえば、食事会に向かう時にできる限り歩いてみる、とか、帰りは楽しくおしゃべりしながら歩いて帰る、などでも立派な運動です。思いついた時に身体を動かしていきましょう!応援しています!
I・S 様
71歳:男性
2023年3月
Sさんは健診で血糖高値指摘され2015年5月に当院初診。2016年2月の検査で糖尿病と診断されました。初診時から定期的に管理栄養士からの食事カウンセリングを受け、食事内容の改善、運動することを継続していました。最近では夕食に妻の手作りの野菜や果物入りスムージーを飲み、空腹感を満たすなど工夫されているだけでなく、その方法があっているか、スムージーの内容はこのままでよいのかなどきちんと相談してくれます。そのほかにも意識して歩くことを継続しています。糖尿病の合併症予防のためにはHbA1cを6.0%台に保つことが大切とされていますが、Sさんは初診時から7年たった今までずっとHbA1cを6%台にキープできています。すごいです!薬とあわせて食事・運動療法を継続している成果ですね。今回は血流量検査(ABI検査)を行いました。この検査は足首と腕の血圧の比から血管年齢や動脈硬化(末梢動脈疾患)の重症度を評価することができる検査です。糖尿病のある人での動脈硬化性疾患の発症率は糖尿病のない人に比べて3~5倍高いとされ、動脈硬化症の中でも末梢動脈疾患が糖尿病のある人では多いとされています。末梢動脈疾患とは下肢の冷感・しびれ、一定の距離を歩くと足が痛くなるが、休むと改善するなどの症状があらわれる病気です。Sさんの血流量検査の結果は正常範囲、血管年齢も実年齢相応でした!動脈硬化の発症には加齢や遺伝などとともに食事や運動などのライフスタイルが大きく関わってきます。また、糖尿病・高血圧・脂質異常症・肥満などは動脈硬化の原因となり得ます。つまり、糖尿病の数値や体重を改善するために食事や運動など気を付けていたことは、実は動脈硬化の予防にもつながっていたのです。Sさんは最近HbA1cだけでなく、血糖値も安定しています。この調子で血糖コントロールを一緒に頑張っていきましょう!応援しています!
K・M 様
73歳:女性
2023年3月
高脂血症で当院受診中のMさん。LDLコレステロールの高値が続いており、頸動脈の内膜が厚くなっていたこともあり、2009年からはコレステロールを下げる薬が開始になりました。長い間当院に通院しているMさんですが、受診を欠かしたことはありません。以前は食後にゆっくりと過ごすことが多かったり、お肉が好きとおっしゃっていました。最近の検査結果ではLDLコレステロールは正常範囲で保てていましたが、中性脂肪が高く200~300を超える時が続いていましたね。そのため運動量を増やしたり、間食を少なくしたりして、食事にも気を付けていると話してくれました。頸動脈は脳に血液を送るための重要な血管です。その内膜の厚さは超音波検査で調べることができますが、内膜が厚くなってくると動脈硬化と診断され、同様に全身の動脈硬化の進行も進んでいると考えられます。動脈硬化は老化でも進行しますが、肥満や脂質異常・高血糖・喫煙などが原因でさらに進みやすくなり、血管や心臓に大きな負担がかかって狭心症や心筋梗塞につながる恐れがあります。Mさんのように、運動したり食生活を見直すことは身体のため、健康に毎日を過ごすためにはとても良いことなんです。最近では生活習慣に気を付けていることで、体重も減少、中性脂肪も140台にまで減少しました。しっかりと自分の身体の状態と向き合い、対策をするMさんは素敵です!これからも運動・食生活に気を付け頑張りましょう!
S・S 様
64歳:女性
2023年2月
2007年頃から甲状腺疾患、脂質異常症で通院中のSさん。2017年頃に糖尿病と診断されました。当初HbA1c9.8%、体重79.6kgでした。それから当院で治療することになりました。最初はHbA1cが7%以上、体重も70kg以上の時期が続いていました。その頃Sさんは『膝が痛くなかなか運動もできない』と話していました。食事カウンセリングの時に『果物が好きなので食べ始めるとついつい食べ過ぎてしまう』と話していました。夜に果物を食べることがSさんの習慣になっているようでした。現在、Sさんは家族の手伝いで毎日とても忙しくなり、果物をたくさん食べることもなくなり、食事量を調整することができるようになったそうです。その結果、お薬が増えることもなくこの半年はHbA1c5.8〜6.0%、体重61kg〜63kgをキープしています。膝の痛みは体重を減らしたことでだいぶ軽減したそうです。2つの家庭を支えるSさん。Sさんが健康であってこそ、です。家族のためにも、そしてSさん自身のためにも、日々の体重の変化に注目して、ちゃんと動けるように、体重が増えないように栄養バランスに気を付けていきましょう。頑張るSさんを応援しています!
C・O 様
68歳:女性
2023年2月
2019年から当院で甲状腺疾患の治療をしているOさん。2022年11月 経過観察のため、2回目の甲状腺エコー検査を行いました。甲状腺に大きな異常は認められなかったものの、頸動脈が狭くなっている狭窄があることを判り、頸動脈エコー検査・脂質検査を急遽行うことになりました。頸動脈とは甲状腺と同様に頸部にあり、頭に向かう太い血管の一つです。頸動脈エコー検査では血管の壁が厚くなり血管が狭くなってしまう肥厚、プラーク形成、狭窄、血管の流れの不具合などの有無を確認します。プラークとは、悪玉コレステロールが血管の内壁にくっついて出来たコブのことを言います。狭窄とは血管が流れる道が狭くなった状態です。それらの値によって、動脈硬化の程度がわかり、悪化すると、脳梗塞や心筋梗塞などの危険性が高くなります。検査結果は、初回時LDL-C:78→144と上昇し、頸動脈エコー検査でも所見が認められました。Oさんはこの検査結果をきっかけに、自身で生活習慣を見直すことにしたそうです。①朝食:バター付きパン+甘いコーヒー→お米か豆腐+サラダに置き換える ②お米の量に気を付ける ③1日4000歩は散歩するようにし、できないときはシニア体操する。この3つを1か月間続け結果、2kgの体重減量に成功しました!!また、このような自己管理を徹底し、お薬も欠かさず服用したことで、LDL-Cも正常値を保っています!!自身でできることから治療に取り組む姿勢がとても素晴らしいです!すぐに行動することは簡単なことではありません!Oさんのように、定期的な検査をかかさず行うことは、病気の予防や早期の治療にもつながります。これからも定期的に検査をして、治療・予防のサポートをさせていただきます。応援しています。
E・I 様
54歳:男性
2023年2月
Iさんは5年程前に健診で糖尿病があることが判ったそうですが特に治療をしなかったそうです。2022年に医療機関で行った検査で尿にブドウ糖が出る尿糖プラスとなり、2022年8月より当院で糖尿病の治療を開始しました。その時はHbA1c9.5%、空腹時血糖202と高い状態で、医師からは食事・運動療法に加え、内服治療が必要であることが説明され、管理栄養士から食事カウンセリングを受けました。定期受診の時にIさんに確認をすると毎回飲み忘れなくきちんと服薬していました。1ヶ月で体重が2~3kgずつ減量しHbA1cや血糖値も改善していました。Iさんにどのように行動を変えたのかと尋ねてみると『食事内容を見直し、ご飯を食べる量を少しずつ減らしたり、野菜を摂る量を増やしたり工夫している』とのことでした。Iさんは単身赴任中でご飯は自分で炊いて、惣菜を購入しているそうです。以前は1食に1合食べていたそうですが、今は0.4合程度に調整、コンニャクとエノキを一緒入れて炊いているそうです。様々な工夫と努力を続けた結果、なんと半年で11kgの減量に成功!HbA1cは5.7%まで改善しました!ご家族もIさんの頑張りに大変驚かれている!とのことです。数年間治療していなかったIさんが、当院通院をきっかけに自身の健康に危機感を感じ、治療を頑張ろう!と思われたこと。毎月きちんと通院し薬をしっかり服用されていたこと。食事を見直し、管理栄養士のカウンセリングをヒントに実行していること。どれもとても素晴らしい!と思います。そのひとつひとつの頑張りの積み重ねが検査結果にも表れていますね!今後県外に転勤予定とのことで食生活が変わる不安をお持ちのようですが、これまで通りの方法で治療を続けていったらきっと大丈夫なはずです。当院のスタッフも応援していますので、今後もこの調子で頑張ってくださいね。
G・S 様
53歳:男性
2023年1月
りんごジュースやアイスクリームなどの甘いものを食べるとカラダがきつくなり、体重が減ることが心配で受診されたSさん。糖尿病、脂質異常症、甲状腺疾患があることが判りました。Sさんは二十歳を過ぎた辺りから『朝は少しでも寝ていたい』『昼食を食べるとお腹がふくれる感じがして動きにくい』という理由から1日に1食という生活が続いていました。そこで食事カウンセリング時に普段の生活の様子などをうかがい、食生活の改善をすることに。まずは、ジュースなどの甘い飲み物を止めること。そして朝食と昼食を食べて1日3食にすることから始めました。その後Sさんはしっかり食生活に取り込むことができました。それからさらなる改善を目指し、宅配食の利用を始めたり、野菜を積極的にとることなども始めました。その結果HbA1cは16.2%→5.7%と大変改善!しかもキープし続けています!素晴らしいです!一時はお薬が少しずつ増えた時期もありましたが、現在は血糖値の薬は1種類だけとなっています。『血糖値が高かったころは体がかなりきつかったが、現在はきつくなくなった』と話すSさん。『今後の目標は73kg〜74kgで体重をコントロールすること』だそうです!今の食事のスタイルはSさんの生活に馴染んできているので、今後は運動も合わせてみましょう!とは言え、いきなりハードな運動をする必要はなく、スロージョギングやスクワットなど空いた時間などで気軽におうちでできる運動がオススメ。2023年は【体重コントロール】を目標に頑張りましょう!
K・K 様
51歳:男性
2023年1月
糖尿病にて当院通院中のKさん。受診当初の血液検査ではHbA1c16.1%と高い値でした。そこで内服とインスリンを開始。超速効型、時効型と2種類のインスリンを使用していますが、打ち忘れもなく、自己血糖測定もしっかりできています。自己管理ノートにも血糖値をしっかり記録してくれているので、医師や医療スタッフと情報が共有できています。緩やかに血糖値は下がってきているようですが、Kさんのお話をうかがうと時々、低血糖の時もあるようなので、そんな時は状態がよりひどくなる前に、ブドウ糖の摂取や食事を取るように心がけてくださいね。初めての受診時の体重が47kgで、当時Kさんは増えない体重を気にして1日8食、食事をしていたそうです。糖尿病と聞くと体重が増えていくイメージがありますが、体重が減っていく場合もあります。故意に体重を増やしたり、減らしたりしようとすると、それ自体が身体にとっては不規則な食生活となり、糖尿病の症状は悪化していくこともあります。Kさんは食事内容を見直し、1日3食。大好きだった甘いものも減らすようにしています。体重は半年で約11kg増量できています。栄養とエネルギーのバランスの取れたKさんの身体に合わせることが大切なのです。HbA1cも6.1%と改善!表情にも変化が見られ、会う度に明るくなっているように私は感じています。Kさんの目標としている体重にはまだまだ先ですが、無理せず身体を労りながらこの調子で続けていきましょう!
Y・M 様
65歳:男性
2023年1月
他院で2010年に糖尿病と判り、血糖降下薬で治療していたMさん。転居を機に2018年から当院で治療しています。最初の食事カウンセリング時は『ごはんの量は減らしているけれど、油っぽいおかずはつい多く摂っている』とのことでした。そこで、栄養とエネルギーのバランスよくすることの重要性、Mさんに合った適切な食事量についてお話しました。その後、Mさんにお話を伺うと『食事のバランスをきちんと意識し、さらには運動もしている』とのこと。その結果、体重も当初から比べて-5kgほどの減量!HbA1cは7.1%→6.1%へと数値としても成果が出てきています!またMさんは薬の飲み忘れがほとんどありません!一見当たり前の事ですが、その当たり前をこつこつ続けていく事が治療において一番大切なことなのです!眼科・歯科も定期的に受診されていて、当院で行っている糖尿病の合併症を調べる検査も全て正常範囲でクリアしています。定期的に病院を受診する・薬をきちんと飲むことで、これからのQOL向上につながるのでこのまま継続していきましょう!長く続いた単身赴任が終了し、ご家族と一緒に住むことになったのも、改善に繋がったのだと私は思います。周りの協力も得ながら、無理なく治療を続けていきましょう!
S・M 様
47歳:男性
2022年12月
糖尿病、高血圧症、脂質異常症で通院中のMさん。人間ドックで血糖値が高いことを指摘されて治療を始めました。食事カウンセリングで普段の食生活の話を聞くと、通院する前までは、夕食後にお菓子を食べるのが習慣になっていたようだったので、まずはその習慣を止めることから始めました。ほかにも、朝食の時に野菜を食べること、食べる順番を意識すること、毎日10,000歩歩くことを目標にしたり、と食事も運動も気を付け過ごすようになりました。その結果HbA1c6.9%→6.2%、体重は94kg→83kgと改善!最近は歩くことだけでなく、自主的にジムに通ったり、サイクリングを取り入れてみたりと、楽しみながら身体を動かしているそうで、とても素晴らしいです!『若い頃の体重80kgが目標!』とMさん。無理のない今の調子で、食事と運動を継続していれば充分達成できそうですね。応援しています。
K・N 様
67歳:女性
2022年12月
2014年から当院で糖尿病の治療をされているNさん。初めての来院時にはすでに糖尿病と診断を受けてから10年が経過していました。ですからかれこれ20年近く糖尿病とつきあっていることになります。現在、服薬と週に1回のインクレチン注射をしているNさん。採血時にいつも「自己血糖測定のノート」を持ってきてくれます。そのノートには、残っているお薬の数、インクレチンの量、針の個数など、しっかりと整理されしかもとても綺麗に記録されているのです!Nさんのノートを見れば日々の様子だけでなく、治療への前向きで真面目な姿勢が伝わってきます。そしてこのノートが長い治療期間でもしっかりと継続できている強い味方になっていると私は感じています。当院での治療開始時、10.8%であったHbA1cは徐々に改善し現在7.2%まで下がっています。今回2022年11月の来院時にNさんは『膝の痛みのため退職した。そのため運動量が減ってきっとHbA1cが上がっているかもしれない』と心配されていた通り、前月7.0%が7.2%となっていました。Nさんは『膝が悪くてもできる運動を見つけていく。1日の歩数が減らないように自転車押してお買い物へ行く。また挽回する!』と意欲を話してくれました。Nさん、私を始めスタッフ全員でNさんを応援しています!いつでも声をかけてください!
H・M 様
62歳:男性
2022年12月
2018年から当院での治療を開始、現在まできちんと通院されているMさん。2019年に悪玉コレステロールが高値であることが判り、脂質を下げる薬が開始になりました。他院で治療されている尿酸値もしっかりコントロールできています。2018年の初診からHbA1cは6.0%台で、それから4年。薬の追加・変更もほとんどなく、現在までその数値を維持されています。薬もほとんど飲み忘れなく、眼科受診も定期的に行っています。素晴らしいです!また、日常生活の中で歩くことを意識しているそうで、大きな体重の増加もありません。そんなMさんは今回「誘発筋電図」という検査を受けました。この検査は糖尿病の3大合併症の1つである「神経障害」が進んでいないかを調べるもので、弱い電気刺激を利用して、感覚神経・運動神経の2つの神経が刺激を運ぶ速さが判ります。検査の結果、自覚症状もなく、検査数値も正常範囲内でした!さすがMさんです。神経障害は症状が進むと、熱さを感じられずやけどをしたり、怪我をしているのに気付かず悪化したり、ひどい場合は壊死に繋がります。が、なかなか自覚できないという問題があります。もししびれや痛みを脚に感じたときは相談してください。しっかり自己管理をしているMさん。これからも一緒に治療を頑張っていきましょう!
M・S 様
60歳:女性
2022年11月
甲状腺疾患の治療のため2007年頃から通院しているSさん。甲状腺の検査と一緒に測定している血糖の値が少し高くなっていたため2021年10月頃に、糖尿病かどうかの診断ができる「糖負荷検査」を行いました。その結果「糖尿病型」と分かりました。その日からSさんは毎日ウォーキングを30分継続されています。『家族の世話を私がしているので、私が健康でなければいけない!』とSさん。ウォーキングは息子さんと一緒に行っているそうです。Sさんの診断がきっかけとなり、家族全員で健康の意識が高まり、血圧測定などもみんなでするようになったそうです。その結果、70kgだった体重も53kgまで減量。『ずっと体重は重かったタイプだった。実は53kgは小学生ぶり』とのこと。さらに『これほど体重を落とすことができるとは思っていなかった。動くのがすごく楽!』と話すSさん。毎日ウォーキングだけでなく、バランスも考えた食事を摂っているというのも、とても大切なポイントです!糖尿病の診断が自分自身だけでなく、Sさんの家族の健康づくりのきっかけになったのはとてもとても素晴らしいことです!家族のために健康でいられるカラダを今後も作っていきましょう!
C・T 様
68歳:女性
2022年11月
2021年10月に献血をした時に血糖値が高いことが分かり、当院で再度検査したところ、糖尿病があることがわかり治療を始めたTさん。今回は糖尿病神経障害の検査である「誘発筋電図検査」を行いました。この検査は熱い・冷たいなどを感じる感覚神経と指を動かす運動機能の様子を見ていく検査で、安全な弱い電気で刺激してそれが伝わる速さを測定します。やや痛みを伴う検査のため、苦手な人も多い検査です。Tさんも初めは『ドキドキする』と緊張していましたが検査後には『全然大丈夫だった!』と笑顔になりました。検査結果も感覚神経・運動神経ともに正常範囲、笑顔になる結果でした。糖尿病の三大合併症のひとつであると【細小血管症】には①糖尿病神経障害②糖尿病網膜症③糖尿病腎症があります。どれも長い間糖尿病があると起きやすくなるとされ、その中でも今回検査を行った糖尿病神経障害は最初に発症することが多いと言われています。糖尿病合併症を防ぐためには、血糖コントロールがとても大切です。Tさんの場合、治療を開始したすぐの頃はHbA1c7.0%と血糖値が高かったのですが、最近はしっかり5.0%台をキープ出来ています。初回から体重も少しずつですが、リバウンドすることなく減少しています。『お盆休みで食べ過ぎた』と話していましたが、その後白ご飯を控えたり、ブロッコリーなどの野菜を積極的に摂るようにしたりなど、食事内容を調節する工夫をしたそうです。長い間、治療を頑張っていくためには【メリハリが大切】ですね。『体重50kgをきることが目標!』というTさん。目標まであともう少しです!私たちも定期的に検査を行いサポートしていきます。一緒に血糖コントロール・合併症予防を頑張っていきましょう。
M・M 様
63歳:女性
2022年11月
2009年より当院で糖尿病の治療をしているMさん。2022年になって『靴を履いた時に足に痛みを感じた。もしかしたら巻き爪になっているのかもしれないから治療をできる病院を教えてほしい』とのこと。巻き爪は実は糖尿病ととても深い関係があるのです。ともすると放置してしまったり、自分でなんとか治そうとしてしまいがちな巻き爪ですが、無理に治そうとするのは禁物なのです。糖尿病の合併症のひとつに【神経障害】があります。どんな障害かというと、刺激を感じにくくなったり、ピリピリと痛みを伴ったりと、いろいろな症状があります。また、糖尿病は動脈硬化も起こしやすく、足先の細い血管は動脈硬化がとても起こりやすい箇所なのです。また神経障害があると、傷ができたことにも気付きにくく、少しの傷でも治るのに時間がかかったり、高血糖であることで免疫力も低下し、潰瘍やその部分が徐々に腐っていってしまう壊疽(えそ)を起こすことにつながりかねません。Mさんは足の症状の話のときに『糖尿病との付き合いが長いから、足の壊疽も怖いよね。このくらいと思わずに早いうちから治療してしっかり治したい』と話してくれました。糖尿病は合併症にも気を付けておきたい病気です。Mさんのおっしゃる通り、長く付き合っていくからには、としっかりと病気と合併症のことを知り、治療し向き合っていくことがとても大切なのです。いつでも相談に乗りますので、これからも自身の体と向き合い、糖尿病と上手に付き合っていきましょう!
E・U 様
63歳:女性
2022年10月
2019年10月頃血糖値が高いことが判り、他院で治療していましたが、新型コロナウイルス感染症の流行したこと、治療までの待ち時間が長いことなどがあり、通院することをやめてしまったUさん。薬剤師さんの勧めで2022年3月より当クリニックに通院することになりました。しばらくの間治療していなかったこともあり、HbA1cは10.2%と悪化したところから治療を開始しました。食事カウンセリングでUさんは『糖尿病と言われたことがとてもショックで今後好きなものを食べられなくなってしまうのではないか』『糖尿病はずっとつきあっていかなければいけない病気なので大変なことになってしまった』という気持ちでいっぱいだったと話してくれました。そこでいつも飲んでいるコーヒーに砂糖を入れるのを止め、息子さんと同じくらい大きな茶碗でしっかり食べていたごはんの量をUさんにとっての適量に減らしました。また、昼食は脂っこい弁当を止め、同じコンビニでも野菜が食べられるようなものを選ぶなど工夫して組み合わせて食べるようになりました。食事だけでなく2022年8月頃から職場や自宅などで時間を見つけてはスクワットをするなど身体を動かすことも意識し始めました。そのおかげもあり、HbA1c10.2%→6.9%、体重61.6kg→54.4kgと大変改善しています!『食事カウンセリングでアドバイスされたことをせっかくなので実行していたら毎回HbA1cが改善している!』と話すUさん。『続けることが苦手』と話すUさんですが、もうすでに半年以上継続することができています、Uさんは全然続けることが苦手なんかじゃない!と私は考えています。あと1年、健康な身体づくりを頑張って退職後好きなことが楽しめるよう、この調子でやっていきましょう!
Y・S 様
60歳:男性
2022年10月
他院で高血圧の治療を行っていましたが、2019年の転居を機に当院受診されたSさん。その時の当院で行った検査で食後血糖値が高かったため、糖尿病かどうか詳しく調べる糖負荷検査を行いました。その後もこの検査を年に数回行って身体の状態を診ていましたが、2021年5月に糖尿病と診断。それから経口血糖降下薬を始めることとなりました。来院当初からSさんはすでに食事には気を付けていましたが、麺類が好きで食べる頻度が高く、飲酒もほぼ毎日でした。そこで食事カウンセリングで、麺類を食べる際は①スープを残すこと②食べる頻度を少し減らしてみる。そして③休肝日を作るように、とアドバイスしました。それから3年経った今、薬なしでHbA1cは悪化することなく5.3%~5.7%をキープ。体重に至っては、82.6kgから74.3kgと-8.3kg減量に成功しています!素晴らしいですね!Sさんに尋ねてみると食事カウンセリングを受けた後から、食事は減塩を心がけ、定期的にウォーキングを行っているようです。こつこつと続けてSさんの日常にうまく取り入れているところが素晴らしいと思います。これからも引き続き、楽しく続けてほしいです。そんなSさんにアドバイス。糖尿病網膜症などの合併症も油断できませんので、ぜひ定期的に眼科を受診してほしいです。何かあればいつでも声をかけてください。応援しています!
K・S 様
41歳:男性
2022年10月
糖尿病治療中のSさん。受診当初の血液検査ではHbA1c15.7%、血糖値374で血糖が高い状態でした。普段の食生活の様子を尋ねてみると、食事はしっかり3食摂っていましたが、1日に1リットルものジュースを飲む上、毎日のアルコールが習慣となっていました。そこでまずは内服・食事療法、そしてインスリン注射で治療をすることになりました。インスリンは時効型インスリンで、1日に必要なインスリン量を1回で補える注射から始めました。Sさんは治療開始から毎回指定された受信日に来院、積極的に治療に取り組まれています。Sさん自身で行うインスリン注射や血糖測定も、医師や看護師に説明された通り測定できています!インスリンの単位量を調整しながら血糖コントロールを行い、治療開始2か月後にはHbA1c8.5%まで低下!現在ではインスリン注射を使わずに内服のみでHbA1c7.0%台、自宅で測定している血糖も110~120台で推移。これはとても素晴らしい経過だと思います!Sさんの努力の結果と言っていいと思います!糖尿病は進行が進むと、網膜症・腎症・神経障害など他の病気を併発しやすい身体の状態になってしまいます。それを避けるためには身体の様子を定期的に検査で診ていく必要があります。また検査の数値が良くなっても治療を中断してしまうと、症状が悪くなったり合併症を起こしやすい状態になります。Sさんは今とても良い治療経過なので今後も医師や看護師と相談しながら治療を継続しましょうね!薬などの治療も大事ですが、食事や運動に気を付けることも治療としてとても大切です。分からないことや不安なことがあれば私たちスタッフに遠慮なく相談してくださいね。応援しています!
Y・K 様
61歳:女性
2022年9月
2009年に甲状腺の検査目的で来院、血糖値が高いことがわかり糖尿病と診断されたKさん。適度な運動、食事の最初に野菜を食べること、夕食後は何も食べないことなど治療に取り組んだ結果、お薬なしでHbA1c6.7%→5%台でコントロールできていました。2021年頃に入ってからはHbA1cが6.5%になることがあり、薬を飲み始めました。現在ではHbA1cは6.0-6.2%でコントロールできています。『糖尿病の治療は食事療法と運動療法が中心だけど、状態が良いからといってじぶんひとりで頑張るのは難しい。定期的に検査をうけながらその結果で「大丈夫だ」と確認しながらだと安心できる』と話してくれました。見た目では糖尿病の状態は判りません。検査を受けることで今の状態をしっかりと把握することができます。そして検査結果とじぶんの生活を照らし合わせながら思い当ることを改善しながら日々過ごされていることこそがKさんのための糖尿病治療になります。とても素晴らしいことです。年を重ねるにしたがってカラダの状態も変わります。食事を控えるのではなく、筋力を保つためにもタンパク質を適度に摂ることを意識していきましょう。
K・K 様
37歳:男性
2022年9月
2021年4月に健診で見つかった数値の異常をきっかけに来院されたKさん。経口ブドウ糖負荷試験検査の結果、糖尿病の診断となり、同時にLDLコレステロールの値も高いことがわかりました。すぐに服薬に治療が始まりちょうど1年経った頃、私はKさんの血流量検査を担当させて頂きました。この検査は血管が狭くなっていないかを確認できる検査で1年の1回程度の頻度で行い、同時に体重も測定します。Kさんは約1年前の体重が79.5kgだったのですが、私が担当した時は73.1kgと大幅な減少があることに気付きました。そのことをKさんにお知らせしたところ『食事のアドバイスを受けたのでこの1年間がんばった』と話してくれました。野菜中心の食事とすること、大好きなラーメンを控えるように意識した、とのことでした。Kさんは通院時毎月お渡ししている血液検査の結果をしっかりと確認していて、結果が思わしくなかった時などは通勤時にバスに乗らず歩いていくなど、頑張っているそうです!お薬の内服もあり現在検査データは当院に通院し始めた1年半前と比べ、HbA1cが7.1%→6.3%、LDLコレステロールは218から正常範囲の95へと改善しています!1年ぶりの血流量検査も変わらず正常範囲でした!これからも検査値を手がかりに前の1か月を振り返り、次の1か月の調子を整えていく、活かしていきましょう!いつでも相談に乗ります。Kさん、一緒に頑張っていきましょう!
J・S 様
55歳:男性
2022年9月
Sさんは以前より血糖高値を指摘されていましたが、治療はしなかったそうです。今から3~4年前に他院で職場の同僚が糖尿病の治療をしているのを知って、他院を受診したそうです。その時に糖尿病と診断され、インスリン+服薬治療開始したそうですが、HbA1cの数値は下がらず、インスリンの量も増えていくことに不安を感じ、当院へ転院されたそうです。当院でもインスリン・服薬治療を開始。と同時にSさんは自身で「目標値」を設定しました。①飲酒量を1日1500mLから350~500mLにする②目標体重を75㎏にする、です。目標達成に向けて治療への取り組み方にも大きな変化がありました。例えば、自宅での体重測定を再開、さらに運動を取り入れるようになりました。また、通院当初はインスリン注射の打ち忘れが数回ありましたが、現在ではインスリン注射の打ち忘れはもちろんのこと、お薬も毎日欠かさず服用する努力も見られました。そして、継続的な検査を行うために通院も欠かす事はありません。その結果、1年間で体重:82㎏台→75㎏台、HbA1c:11%台→6%台と、緩やかに血糖正常化を目指す際の目標値まで近づきました!その結果、今ではインスリンの量は初診時より減量することができました!Sさんのように目標を数値化すると、継続的な検査をすることで、感覚ではわからない変化に気づくことができ、とても良いと思います。何より達成に向けてのどのようにすればよいのか、Sさん自身で出来ることをしっかり考え、それを行動に移したことで、生活習慣の改善にもつながりました。今後も継続的な血液検査、定期的に行っている糖尿病の合併症の有無・進行度を確認する検査を行い、自身の身体の状態をしっかりと把握した上で、新たな目標の達成に向けて頑張るSさんをスタッフみんなでサポートしていきます!残念ながら、当院のような内科では唯一、検査することができないものがあります。それは、糖尿病の合併症の一つである“網膜症の有無・進行度”の把握です。これを調べるには、眼科での眼底検査をする必要があります。網膜症の初期段階では視力の異常は認められず、自覚症状が現れないため、定期的な眼科受診が推奨されていますので、予防のためにもぜひ受診してください!これからも無理のない範囲で目標を決めて、継続的な治療・通院を続けて、一緒に頑張りましょう!応援しています!
M・F 様
54歳:男性
2022年8月
健康診断で血糖値が高いことを指摘され来院されたFさん。『以前から血糖値が高いことはわかっていたけど、仕事が忙しくなかなか病院に行くきっかけがなかった』と話していました。職場が飲食業ということもあり、頂き物も菓子が多く、Fさんはもともと甘いものが好きだということもあり、喜んで食べていたとのことでした。仕事柄菓子を全く食べないことは難しいというで、まずは1日1種類だけ食べることから始めました。また飲みものも微糖コーヒーが好きでよく飲んでいましたが、これをブラックに変えることにしました。そして、毎回の食事の前に野菜サラダを食べることも始めました。菓子や微糖コーヒーを控えることは糖質を少なくすることができ、野菜サラダは食物繊維が摂れるため急激な血糖上昇を防ぐ働きがあります。『今ではあまり菓子を食べなくなってる』と話してくれました。Fさんの努力の結果、HbA1cは11.3%→6.2%と大変改善しました!そんなFさんですが『治療開始から9か月経過して少しずつ気が緩んできた』と話していました。仕事の状況が変わってしまい、思うように野菜が食べられなくなる日もあるとのこと。特に朝食で野菜を摂ることが難しいということなので、野菜の代わりに朝食時に食べているヨーグルトに【おからパウダー】を混ぜてみてはいかがでしょうか?食物繊維がアップするのでオススメです。野菜が食べられない時は、野菜以外で食物繊維の多い食品で代用することでも血糖値の上昇を抑えられます!ぜひチャレンジしてみてください。もちろん野菜には食物繊維だけでなく身体に必要なビタミンやミネラルなどの多くの栄養成分が含まれているので、できる限り食卓に野菜を用意して積極的に食べるようにしましょう!次回Fさんのお話を伺うのを楽しみにしています。
Y・S 様
60歳:女性
2022年8月
Sさんは甲状腺検査で当院を受診された際にコレステロールの値が高いことが判り、きちんと薬を内服し、定期的に検査を受けることで数値を良好に保ってきました。が、先日の頸動脈のエコー検査で血管の壁が厚くなっていることが判明しました。首の動脈は動脈硬化が発生しやすい場所です。血管の壁の厚さと動脈硬化の進み具合は一致することが分かっています。今の状態を知るには首=頸動脈のエコー検査がとても有効です。動脈硬化が起こさないようにするには、どうしたらいいでしょうか。脂質の多い食事を控えたり、適度な運動を続けたり、アルコールを控えたり、肥満を解消したりなど、生活習慣を見直すことが大切です。身内に脳梗塞があったこと、医師からの勧めもあり、Sさんは当院での頸動脈エコーの検査結果を参考に、脳神経外科でMRIも受け『MRI検査で脳には問題ないのがわかったので一安心したけれど、検査をしたことで気が引き締まった。以前からやっているラジオ体操も続けて頑張りたい!』と結果と決意を報告してくれました。【ラジオ体操】は誰もが知っていて手軽に始めやすく、しっかりと体を動かすことができるとてもいい運動です。検査を受ける意味やその結果を知り、自身の体と向き合うことで、ラジオ体操もより一層「続ける意味」と「やる気」を見つけだすことができたのではないのかな?と思っています。これからも無理のない範囲で適度な運動と検査・受診を継続していきましょう。応援しています!
M・M 様
52歳:男性
2022年8月
2018年10月から糖尿病治療で当院通院中のMさん。初診では健康診断での数値で糖尿病と診断され、現在まで内服治療を行っています。2020年10月には悪玉コレステロールの高値を指摘され、脂質薬の内服を始めました。HbA1cはおおよそ6%台で安定、薬の増減もありましたが毎回飲み忘れなく、きちんと内服しています。悪玉コレステロールに関しても、脂質薬内服開始後数値は下がり安定しています。ここ1年間、仕事が忙しく、食生活が乱れてしまったり、そのため体重が増えることもありましたが、食べる量を調整し、増えた分を減らす努力もしています。Mさんには今回運動負荷心電図という検査をさせて頂きました。この検査は運動し心臓に負荷をかけることによって心臓の動きが悪くならないか、運動前後の心電図を取る検査です。糖尿病がある人はそうでない人と比べて虚血性心疾患と呼ばれる心筋梗塞や狭心症のリスクが高いと言われています。それらの疾患は血糖値の管理をしていれば良いというわけではなく、同時に脂質の管理も重要だと言う事が知られています。Mさんの今回の検査結果には異常はありませんでした。普段の血糖値・脂質の管理が効果を生んだのかもしれません。この検査の前に、糖尿病がある人に網膜症があると運動できない場合があるため、眼科で詳しい検査をすうる必要もあります。目に異常を感じていなくても1年に1回は眼底検査を行うことが薦められています。Mさんは忙しい中でも眼科を定期的に受診されていることも大変素晴らしいと思います。食事・運動に気を付けて、これからも治療を継続してください。
K・I 様
54歳:男性
2022年7月
他院で脳動脈瘤の指摘があり、血圧のコントロールのために当院を受診したIさん。初めて血液検査をしたときに血糖値が高いことがわかり糖尿病と診断されました。それまでは、好きなだけ喫煙し、炭酸ジュースを飲んだり、菓子も食べていましたが、脳動脈瘤を指摘されてからは少しずつ減らしていきました。食事については、慣れるまではついつい早食いになっていたそうですが、今ではすっかり習慣化したようです。適度な運動が効果的であることを知り、はじめは1日7000歩を目標に通勤で40分歩く+昼食後に15分歩くようにしていたそうですが、徐々により長い距離を歩くようになってきたそうです。『歩いている時間に考えをまとめたり、頭の整理をしたりできるのでとても良い時間になっている』と話してくれました。その結果、治療開始時はHbA1cが8.4%と高い値でしたが直近2年間はお薬が増えることもなく5.7%〜6.0%でしっかりコントロールされています。体重も73.9kg→61kgと落ちてきています。Iさんのすごいところは「継続力」です。長年続けることはとても難しいことです。このまま継続してきましょう。応援しています!
A・I 様
63歳:男性
2022年7月
2019年4月当院初診時に糖尿病診断され、通院中のIさん。「病気になりたくない」と思いから、血糖値だけでなく、腎臓や肝臓についても調べていました。糖尿病と診断されてから、お薬が開始になったと共に自ら食事療法をかなり努力したそうです。当院初診時に管理栄養士の食事カウンセリングを受けてからは毎日帰宅時に食べていた菓子パンをやめ、麺を控え、ご飯の量を減らし、かわりに魚を食べる回数を増やし、惣菜は野菜を中心に買うなど工夫しています。そのかいあって初診時89.9㎏あった体重が71㎏まで減量。今でも70㎏台をキープ。初診時7.3%だったHbA1cも2019年7月以降ずっと5%台をキープしています。糖尿病の合併症予防のためのHbA1c目標は【7.0%未満】、正常化を目指す際の目標は【6.0%未満】と言われています。Iさんはどちらもクリアできています!効果があったのはHbA1cだけではありません。初診時、やや高値だった腎機能(Cre)も今では正常化、尿蛋白も陰性になっていますし、2022年4月に行った誘発筋電図の検査では2019年9月に同様、感覚神経・運動神経ともに異常なし。眼科も定期受診しており、異常なし。糖尿病の三大合併症である腎・神経・眼すべて良好!です。また、2019年7月の動脈硬化の検査(血流量)では足の血圧やや高値でしたが、1年後の2022年6月の検査では正常値になっていました!初診時高めだった血圧も今では正常範囲内になっています。糖尿病の治療を始めてから血糖値だけでなく、様々な効果が見られています。すごいです!糖尿病は合併症が怖い病気の一つです。今後も定期的に検査を行い、合併症予防のためにサポートしていきます。一緒に頑張りましょう!
R・Y 様
55歳:女性
2022年7月
糖尿病でインスリン治療中のYさん。インスリンにはいくつか種類があり、Yさんの場合、毎食前に打つ【速効型インスリン】と1日1回打つ【時効型インスリン】の2種類を使用していましたが、HbA1c6.0%台と安定した状態が続いていたので、現在では時効型インスリンの注射だけになりました。一時期受診できない時期がありHbA1cや血糖値が上昇しましたが、それも徐々に低下してきています。インスリン注射を利用する人の多くは自宅で血糖測定をしています。Yさんはそれまで自宅での血糖測定が十分にできていませんでした。しかし受診できなかった期間をきっかけに血糖測定を行うようになりました。自宅で血糖を測ることによって食事内容やインスリンの単位や種類の変更でどのように血糖値が変動するか自分でも確認できるようになります。そこでYさんに提案。血糖値を記録する「血糖ノート」もあるので記録してみるのもいいですね。備考欄に何を食べたのか、どんな運動したのかなどもメモ書きで書き留めてみてください。するとノートを付けることで食べものと血糖値の関係が分かりやすくなります。そして受診時に私たち医療者とノートを共有することで、よりYさんに合った治療についてや食事・運動のアドバイスもできるようになります。Yさん、ぜひ考えてみてください!他にも分からない事、不安な事があればいつでも相談してください!これからも一緒に頑張りましょう!
S・S 様
74歳:女性
2022年6月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のSさん。当院に通院する前までは「食べたいものを好きなだけ食べていた」と話していました。血糖値が高いことがわかり、野菜や肉・魚などのおかずを先に食べてからご飯を食べることで、血糖値の急上昇を抑えることが期待できることをお話したことで、まず【食べる順番】に気を付けました。さらにそれまでは「早食い」だったのですが、時間をかけてゆっくり食べるようにしているそうです。ゆっくり食べることも血糖値の急上昇を抑えることが期待できます。最近ではだいぶ習慣になってきているようです。また、お菓子やジュースなどにはかなりの量の糖分が入っていることを伝えたところ、控えるようになったそうです。「食べたい」と思ったときにすぐに口に入れるのではなく、「コレ良いのかな?」と考えるようになったので食べすぎたりすることがなくなった、とSさんは話してくれました。「考える」ようになったSさんのHbA1cは8.0%→6.3%と、とても改善しています!素晴らしいです!遠方からの通院のため、今後は近くの医療施設での治療になると思いますが、この調子であればきっと大丈夫です。カラダのため「考えて」美味しく楽しい食事の時間を過ごしてくれたらと心から願っています!困ったらいつでも来院してください。応援しています!
R・M 様
65歳:女性
2022年6月
甲状腺疾患をきっかけに当院を受診して頂いたMさんが、糖尿病と診断されたのは2011年12月のこと。治療開始当初はなかなか思うような結果が出ず、HbA1cも高い時は12%台の時もありました。ですが、2021年末からHbA1cも7%台へ、そしてついに6.1%まで下がり、お薬を減らす事ができるまでになりました。食事カウンセリングでは「処方された薬をきちんと飲む」というルールを自分の中で作ってから変わり始めたと話すMさん。それだけでなく、ジュース類を飲むのを控え、野菜をたくさん取り入れ、食べる量は3割ほど減らし、週に30分程度は歩くことを続けているそうです。Mさんの現在の目標は「体重を55kgまで落とすこと」。最近のMさんは治療だけでなく何事にもとても前向きで輝いて見えます。これからも薬を飲むこと、野菜を中心に食べる量に気をつけること、適度に身体を動かすことを続け、目標達成を目指しましょう!応援しています!
S・F 様
74歳:女性
2022年6月
バセドウ病と高コレステロール血症で2007年から当院通院のFさん。他院で栄養指導を受けた経験があり、それ以降食事内容(特に塩分・ご飯の量)に気を付けていました。2010年11月に当院でも栄養指導を受け、食事療法や運動療法の重要性を再確認。食事カウンセリングを受けて安心されたようでした。Fさんは、それまで続けてきた塩分、油もの、ご飯の量に注意した食事を毎日3食、バランスの良く現在も続けています。運動については、ウォーキングを出来る限り毎日するように心がけ、腰を痛めてしまってからも、全く動かない日がないよう、できる範囲でカラダを動かすよう意識しているそうです。また、血圧ノートを付けていて、ほぼ毎日の血圧と体重を記録しているそうです。とても健康管理に気を付けているのが伝わってきます!その成果もあり、この15年ほどでほとんど体重の変化がなく、LDLコレステロールも100未満を推移、キープしています。Fさんのように、カウンセリングの内容をしっかりと身に着け、自分のできる範囲でコツコツ継続することがとても大事なのだと改めて実感しました。これからも、無理することなく治療を続けてほしいです!応援しています。
T・D 様
78歳:男性
2022年5月
Dさんは毎年健康診断を受けていましたが、直近2年間は新型コロナウイルス感染症が心配で受けるのを控えていました。そして今年、久しぶりに健康診断を受けたところ、血糖値が高いことが分かり、糖尿病治療を開始することになりました。Dさんはそれまでどんぶりいっぱいしっかり食べていて、時には弁当では物足りず追加でカップ麺を食べていたり、職場での頂きもののお菓子も喜んで食べていたそうです。血糖値が高いことがわかってからは、同僚に糖尿病であることを話して、職場でのお菓子は食べないように、ごはんの量も適量程度まで減すように心がけるようにしました。その結果、HbA1c9.6%→7.1%と大変改善しました。糖尿病治療開始してから体重が約5kg減ったそうです。現在は、ごはんなどの炭水化物よりも、毎食肉や魚、卵、豆腐などタンパク質の多く含むものをしっかりとることを意識しているそうです。また、お菓子も量を決めて食べるなど工夫をしながら楽しんでいます。『血糖値のために必要なことなら頑張れる!』というDさん、この調子で頑張りましょう。
I・T 様
70歳:男性
2022年5月
Tさんは、高コレステロール血症、血糖値も少し高いため、当院で治療・経過観察中です。他院ではアルコールによる肝障害や脂肪肝の指摘も受けて、飲酒の量や飲む頻度にも気を付けているそうです。最近は食事を腹7~8分に抑え、ジョギングや筋力トレーニングを行っていると話してくれました。そんなTさんは受診中に「一応やってはいるけど、こういう方法で効果はあるの?」と疑問に思ったことを相談してくれました。アルコールは脂肪の分解を妨害し中性脂肪を蓄積させやすくするため、「飲酒が原因」の脂肪肝には節酒がカラダにとって良いのです。「飲酒とは関係なく起こる」脂肪肝は食事の乱れや運動不足で余った糖質や脂質が中性脂肪に変化し蓄積されることが原因となるため、バランスの良い食事や適、度な運動で溜まった脂肪を燃焼させることが大事になってきます。そして脂肪肝は糖尿病にも深く関係しているのです。脂肪肝があるとインスリンの効果を適切に得られなくなる=インスリンが効きにくくなってしまい、血糖値が高くなるという現象が起きてしまいます。食事と運動に気を付けて肝臓を労わることでコレステロールだけでなく、血糖値にもいい効果があるというのは血糖値を気にされているTさんにとっては驚きの事実かもしれません。なんとなくやっているけど、それが自分にとってどういう効果があるのか疑問を持つのは大切なことだと思います。疑問を解決し、自身にどのように影響をもたらすのかがわかると、続けるモチベーションにもなるのではないでしょうか。Tさんは節酒したりジョギングや筋トレで身体を動かしています。それはまさに糖尿病にも脂肪肝にもとてもよいことなのです。これからもいろいろなことを気にかけ疑問を持ち、解決していくことでTさん自身の体を気遣ってあげてください。また疑問・質問お待ちしています!
M・M 様
39歳:女性
2022年5月
甲状腺疾患で当院通院中のMさん。コレステロールの数値が高くなってきたことを医師に指摘されたのがきっかけで、自身で食生活を見直したそうです。どんなものを食べていたかを思いだしてみると、無意識に炭水化物ばかり摂っていた事に気づき、野菜たっぷりの鍋に置き換えてみたり、脂の多い部位を避けてお肉を食べたりして自分なりに工夫を重ねていったそうです。指摘されて3か月後の定期検査でコレステロールの数値がやや低下、体重1.5kg減量していました。その後、2回の食事カウンセリングを受け、自宅でも体重を測定すること、毎日3食とり、それに加えて昼食・夕食後のお菓子を食べる回数を減らすことに挑戦することになりました。その結果、初診から現在に至るまで一度もお薬を服用することなく、コレステロールの数値は基準内で安定!また定期受診で体重が増えているときは次の来院までにしっかり減らしてくるなど、とても努力が伺えます!今の状態から改善出来ることは何か考え、しっかりと行動に移すMさん。今でも体重の変動を見て、食事や運動をしているMさん。自己管理能力もぐんと上がり、それを継続している姿がとても素敵です!誰にでもできることではありません。とても素晴らしいと思います!これから夏に向けて気温もだんだん高くなってきます。水分をしっかり取りながらの運動を行い、無理のない食事管理を引き続き頑張ってください。陰ながら応援しています!
R・Y 様
50歳:男性
2022年4月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のYさんは、食事カウンセリングの中で「1日に1食、多くても2食しか食べていない」と話していました。実は食事を抜いてしまうとその次に食事をした時に、血糖値が急上昇してしまうことを説明し、まずは食事の改善として1日に2食は食べることを目指しました。現在は、1日に朝昼夕と3食摂るようになったそうです。それ以来、ただ3食食べるだけではなく、1日のトータルのエネルギー摂取量や栄養のバランスを考えたり、毎回の食事で食べる順序を守っていくなど、身体にとって優しい習慣が少しずつですが身についてきているようです。その結果10.5%あったHbA1cの値は6.9%と大きく改善しました。『何よりも、食事を考えるようになってから、カラダが楽になった!』とYさん。さらに『これまでは食事の見直しをやってきたが、これからは運動も考えている』とのこと。とても素晴らしいことです!焦らず、少しずつ体力をアップして、以前乗っていた自転車に乗ることを目指して頑張ってみましょう!食事の改善ができたYさんなら、大丈夫!食事だけでなく運動で何か困ったら相談してください!
J・K 様
63歳:男性
2022年4月
2007年から甲状腺機能低下症・高脂血症で通院中のKさん。2016年頃から血糖値が高く、2018年に糖尿病診断となりました。診断時のHbA1cは6.4%。それから4年間、HbA1cは6.0~6.4をキープ。毎月必ず受診しています。ついつい薬を飲み忘れてしまう人も多いのですが、Kさんはいつもしっかり服用しています。その秘訣をKさんに訊ねてみると『必ず朝食後、時間を決めて内服する』ことだそうです。スポーツジムにも週1回〜2回のペースで通っているだけでなく、休みの日にはウォーキングをするなど、積極的に体を動かしているそうです。食事に関してもお酒や間食の取り方などを意識しているそうです。Kさんは当院で今回初めて骨密度の測定をしました。結果は正常範囲内でした、が少し低めの数値でした。骨粗しょう症も糖尿病の合併症の一つです。血糖値が高い状態が続くと骨がもろくなりやすく、糖尿病があると骨粗しょう症になるリスクが2倍近く高くなります。骨を強くするためには①食事からカルシウムを摂取すること②運動をすることの2つが大切です。運動は特に歩くことが有効です。乳製品や魚、野菜を食事に積極的に取り入れ、運動を継続することで、骨の強い丈夫な身体を手に入れましょう!コツコツ努力できるKさんをこれからも応援しています!
K・U 様
42歳:女性
2022年4月
3年程前から他の医療機関で糖尿病の治療をしていたUさん。インスリン注射による治療を行うことになりましたが、注射することへの抵抗と恐怖心があり、そのため一時治療中断してしまいましたが、半年程前から不調を感じることがあり、そこで再度治療を行うために当院を受診しました。そんな事情もあり当初は飲み薬から始めましたが、血糖値・HbA1cの数値が高いため、当院でもう1度インスリン注射に挑戦することになりました。数値がよくない、治療には必要と分かっていても、簡単に注射への恐怖心は消えるものではありません。決心がつかずインスリンを打つまでに時間がかかってしまったり、打てない時もありました。最初から準備をしなおして仕切り直しをしてみたり、家族から協力を得たり、と色々と工夫はしたそうですが、なかなか上手くいかないことが多かったそうです。そんな事情も診察の時に話してくれました。そこで担当医の提案で『毎日、看護師がサポートしながら当院で打つ』ことにしてみました。最初のうちはやはり決心がつかず打つまでに時間がかかってしまうこともありましたが、看護師が何回かサポートしただけで、今では自宅で注射できるようになっています!サポートしている時、なんとかスムーズに注射できるようにと頑張っているUさんの姿を傍で見て以来、私も『どうしたら抵抗なくできるようになるのか。いい方法はないのか。』をずっと考え続けていました。ようやく自宅での注射もできるようになりましたが、注射への恐怖心は簡単に消えるものではありません。もし少しでも不安や負担を感じることがあったら、いつでも相談してくださいね!一緒に考えながら乗り越えていきましょう。また、インスリンだけでなく食事や運動などで分からないことも聞いてくださいね。私たちはUさんの味方です、いつも応援しています!
K・M 様
61歳:男性
2022年3月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で治療中のMさん。元々付き合いでのお酒を飲む機会が多かったのですが、休肝日をしっかり確保していたMさんですが、2020年11月から体重と血糖コントロールをよくするために「歩く」ことを始めました。始めた頃は続けることを意識して歩いていたそうですが、1ヶ月も経つとなんだか物足りない感じになってきてランニングにステップアップしたそうです。今では毎朝5km、土日は朝夕5kmずつ走っているそうです。Mさん自身「まさかこんなに続けられるとは思っていなかった」と話してくれました。その結果、84kgあった体重は78.5kgに!HbA1cは7%台をキープ。それまで1日に2回打っていたインスリンが1回となり、打つインスリンの量も減っています。大きく改善していると言っていいと思います!「現在も休肝日は継続中だけど、お酒の量がついつい多くなってしまっている」と話すMさん。酒量の調整も大切です。例えば飲むお酒の種類を変えるというのもひとつのアイディアです。日本酒やビールは糖質が多く含まれているので、糖質の含まれていない焼酎や糖質オフのビールなどに変えてみるのもオススメです。Mさんの目標としている【体重70kg】まで、無理せず少しずつ近づけていきましょう。応援しています!
K・H 様
60歳:女性
2022年3月
2013年から甲状腺疾患、高脂血症、2021年4月から糖尿病の治療で受診しているHさん。管理栄養士との食事カウンセリングで【野菜中心の献立】【朝昼夕の1日3食しっかり摂る】とアドバイスを受けたHさんは、受診のたびに「教えてもらったこと、ちゃんとやってるよ!」と笑顔で話してくれます。2021年4月と現在を比べて見ると、体重62.2kg→55.7kg、HbA1cも直近6ヶ月間は5.7%〜6.0%でしっかりコントロールされています。薬の量も減ってきました。結果、ちゃんと出てきています。糖尿病の治療、食事や運動は、今までの習慣を見直し、できることを見つけ、それを続けていくことが大切です。この1年間で毎日、毎食コツコツと続けてきたことが今のHさんの検査結果に出てきています。アタマで分かっていて、実際にやれたとしても、それを「続ける」ことは誰にでもできることではありません。まずは1年目。そして2年目に突入です。これからもHさんのペースで無理せず続けていきましょう。いつでも近くで応援しています。
K・M 様
34歳:女性
2022年3月
不妊治療で婦人科に通院されていたMさん。耐糖能異常を指摘され、2021年5月に当院を受診、糖尿病と診断されました。当院を受診する前の2月からスポーツジムに通い、運動を始めていたそうです。また5月より内服治療を開始しました。食事カウンセリングを受け、管理栄養士からのアドバイスをもとに、食べるご飯の量を量るなど、食事の見直しを始め、それだけでなくウォーキングなどを意識してするようになったと話してくれました。7月には診察の際に担当医と相談の上「HbA1c 6%未満を目指そう」と目標を決め、なんと翌月の8月から現在までの7ヶ月間、HbA1c5%台をずっとキープしています!さらに8月の受診で「体重75㎏以下」が目標に加わったのですが、それを2ヶ月後の10月に達成!その後も順調に減量し一度もリバウンドすることなく、初診時から9ヶ月間でなんと-12㎏の減量に成功しています!目標を着実に達成し、血糖コントロールも改善傾向です。今では旦那さんも一緒にご飯の計量をしてくれるなど、とても協力的で苦にならず続けられているそうです。Mさんのそんな姿を見ていると、家族の理解があって一緒に頑張っている事が、見直しを無理なく続けられている「秘訣」なんだなと改めて思います。私たちクリニックのスタッフもMさんを支えたいと思っています。今後も無理せずMさんのペースで一つずつ目標を達成しながら一緒に頑張って行きましょう!
H・G 様
61歳:男性
2022年2月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のGさんは急に体重が1ヶ月で1.5kgも増えたことがきっかけとなり食事の見直しをすることにしました。それまでお酒が大好きなGさんは晩酌もちろん、なんと朝からトマトジュースに焼酎を入れて飲んでいたこともあったそうです。まずは酒量が多いことを考えることに。食事カウンセリングで管理栄養士と一緒に食事の振り返りをしていく中で、焼酎の量が増えるとおかずの量も増えて食べ過ぎていることが判りました。1回の目安量を決め、焼酎の量を減らすことから始めました。しかし焼酎だとついつい飲み過ぎてしまうと思ったGさん。試行錯誤した結果、ビール(発泡酒)であれば量のコントロールがしやすいことが判り、今ではビールに切り替えたそうです!アルコール量が減ったので、おつまみとしてのおかずの量が減り、体重減量につながっています。そしてもうひとつ、Gさんはいわゆる『マヨラー』でした。どんな料理でもマヨネーズをかけて食べるのが長年の習慣になっていました。マヨネーズは脂質が多く、使う量が多いと体重増加の原因になってしまうので、使い方を考えることにしました。最初Gさんは『マヨネーズは長年の習慣のため控えることはできない!』と話していましたが、次の受診の時には『そう言えば全然マヨネーズ使っていない!』と使う量が減っていたそうです。Gさんは飲酒やマヨネーズを見直すことで、体重は3か月で81.5kg→77.8kg、HbA1c6.9%→6.6%と改善しました。『食事量を減らしたほうが良い』と思い、これまで昼食はなんとなく食べていなかったと話すGさん。昼食を食べないことで夕食時に血糖値がその分急激に上昇してしまうと話したところ、今月は昼食を欠かさず1日3食にしっかり食べるようにということを目標にされています。毎月、食事カウンセリングの度に決めた目標をひとつずつクリアしているGさん。約束をちゃんと守る真面目な姿勢にいつも素晴らしい!と思っています。これからも一緒に続けていきましょう。
H・I 様
71歳:女性
2022年2月
Iさんは2013年3月に他院で糖尿病と分かり治療していましたが、2017年6月から転院してきました。当院で治療するまでに2か所ほど医療機関を受診してはいましたが中断。しかし当院では治療継続しています。Iさんの趣味は「歌うこと」、それも「衣装に着替えて」ということで本格的です。そこで「衣装が似合う体型」を目指して、筋肉をつけたい!と話してくれました。実は筋肉をつけていくことはとても大事です!筋肉がしっかりつくと、インスリンの働きが高まり、血糖値が下がってきます。それだけでなく、骨粗鬆症の予防にもつながり、転倒などの思わぬケガを遠ざけることができます!筋肉をつけ保つためには「適度な運動」と「適切な食事」が欠かせません。筋肉の素となるタンパク質を食事のいちばん最初に摂り、間食するなら、タンパク質を多く含む豆乳やチーズ、枝豆を適量に摂ることが大事と食事カウンセリングの時に伝えました。それからIさんは、食事の時は、意識してお肉をなるべく摂るようにしたり、間食に気をつけたりしているそうです。食事だけでなく、天気のいい日は最寄り駅の2つ前で降りて目的地まで歩くようにしているそうです!友人ともお互いの現状を報告し合い、いい意味で切磋琢磨して頑張っていると話してくれました。Iさんの【こうなりたい!】という具体的なイメージと強い気持ちを持って、楽しく治療に取り組まれている姿が、とても素敵だといつも感じています!ただ夜更かしはあまりよくありません。生活リズムを整えて、大好きな歌をいつまでも楽しめるように、これからも素敵な【歌姫】を目指して運動・食事に頑張っていきましょう!
M・H 様
55歳:女性
2022年2月
当院に甲状腺疾患で通院し始めたころからコレステロール値が高かったHさん。一時は新型コロナウイルス感染症拡大防止の自粛生活と相まって体重は増加傾向、悪玉コレステロールの値も200近くになることもありました。食べ過ぎているという自覚もあり、Hさんは減量に取り組むことにしました。長く続くコロナ禍でも「何かできないか」と考えたHさんは、自宅で運動の動画を見ながら一緒に体を動かすことを思いついたそうです!特別な器具は不要、テレビがあればいつでも、スマホがあればどこでもできる、しかも人が集まるようなジムに行くことが気になる今にぴったりの方法ですよね!たくさんの運動動画の中から自分ができそうな運動を選ぶこともできて、楽しく飽きずに続けられます。新型コロナ感染に気を付けながら、Hさんの発見した自宅で気軽にできる運動を楽しみながら続けたことで約5㎏の減量に成功!悪玉コレステロールも60台まで減少し、中性脂肪も80台と良好な数値を保つことができています。「何か特別なことをしなければ」と身構えて行動すると長く続かないことも多いですよね。気軽で継続することが苦にならない、そんなHさんに合ったやり方でこれからもぜひ運動を続けていってください。私も応援しています!
E・K 様
76歳:女性
2022年1月
2008年から通院中のKさん。「仕事が趣味かもしれない」と笑顔で話すKさんは週に2〜3日仕事、そして週に1回は体操教室に通い、1日の終わりには毎日お酒を飲んでいたそうです。そんなKさんは食事カウンセリングで「父が糖尿病で大変だったのを知っているので私は合併症になりたくない!」と話してくれました。そんなKさんは血糖値の目安となるHbA1cも長年6%台でコントロールされていましたが、2021年11月の定期受診の際HbA1cが7.0%となっていました。その時の食事カウンセリングでKさんは「夫はお菓子が好きで日常的に食べているので、ついつい一緒に食べていた」「休肝日を作りながらお酒を楽しんでいたはずだったが、いつの間にか毎日飲んでいた」ことに気づき、付き合いで食べていたお菓子を止め、休肝日をしっかり守ることを目標にすることにしました。特にお酒については、仲の良い知人と食事をすると楽しくてついつい酒量が多くなることも問題かもしれないと思い、飲み会だけでない、でも知人が嫌な想いをしないよう上手な付き合い方をするように心がけました。その結果HbA1cは6.7%と見事元に戻ることができました!糖尿病の合併症を遠ざけるためにはHbA1cを6%台に保つことはとても大切なことです。通院も仕事も知人との付き合いもどんなことにも楽しみながら取り組まれているKさん。何事も前向きで常に笑顔で楽しんでいるKさんのその姿は、Kさんの周りの人たちを元気に、そして幸せにしているんだろうなと、いつもお話をしていて感じています。今後も元気で健康なカラダづくりを頑張っていきましょう!
S・M 様
56歳:男性
2022年1月
2008年の健康診断がきっかけで、糖尿病境界型と診断されたMさん。5年後の2013年には他院で薬を使った治療を開始されました。そして2021年3月頃から、手指の痺れ・倦怠感・排尿回数が増える、などの症状があり、糖尿病専門医での治療を希望し当院を受診、引き続き治療を行うことになりました。当初、食事カウンセリングで『毎日の飲酒や夕食後にお菓子を食べる習慣がある』ことを話してくれました。その時の血液検査でも肝機能・中性脂肪に高値が出ていました。その結果を見て、『飲酒は週に2回までにする。飲むとしても量も減らす。』とMさんは自分で目標を決めました!そこでお菓子については糖質の少ないものを選ぶように管理栄養士からアドバイスしました。そんなMさんは身体を動かすことが大好きで、ウォーキングやソフトボールなど普段から積極的に運動をしているそうです。身体を強く意識したMさんは新たに体重計を購入!毎日測っては自分のスマホに記録しているそうです!少しずつ、でも着実に日々の生活習慣を見直したMさん。その結果、薬の量を一度も増やすことなく、初診時HbA1c68%、体重71.3㎏だったのが当院に通院し始めてから約7カ月でHbA1c6.1%、体重64.1㎏まで下げることに成功しました!!また肝機能の数値も安定、中性脂肪も低下傾向です!とっても前向きな気持ちが印象的なMさん。これからもMさんのペースで、食事に気を配りながら、大好きな運動を楽しみつつ、治療を一緒に頑張りましょう!!応援しています。
M・Y 様
70歳:男性
2022年1月
糖尿病治療中のIさんは、長い間インスリンでの治療を頑張っています。毎食前用のインスリンを使っていたのですが、時々打ち忘れてしまうこともあり、そのためHbA1cは9.0台と高い状態が続いていました。医師に相談したところ、インクレチンという「週1回の注射」があると知り、2021年8月から挑戦することにしました。看護師から取扱いや使い方の説明を受けながら練習。問題なく注射できていましたが、その後「自宅では上手くできない」と相談がありました。練習で使用する注射器と実際の注射器では、身体の中に注射液の入っていくスピードが違ったため、早めにおなかから抜いてしまったのが原因と分かりました。そこでIさんの家族も一緒に再度、取扱いや使い方の説明を聞いてもらい、看護師と一緒に手技の確認をしました。その後は上手く注射できているようで、HbA1cも7.0台でコントロールできています。初めて使うインクレチン注射です、慣れないこともあったと思いますが、ご家族の協力を得ながら注射できているようになり、看護師の私もとても安心しています。家族が力を合わせることは素敵であり、そしてこんなにも力強いと改めて感じました!また困ったことがあればいつでも相談してください。これからも応援しています。
M・I 様
52歳:男性
2021年12月
5年ほど前には健診で脂質異常症を指摘されていたTさん、2020年12月より当院で治療を始めました。通院するようになってからは、妻の協力もあり毎食野菜を食べるようになったそうです。規則正しく朝昼夕の3食を食べることも大事なポイントですが、仕事が忙しいTさんは昼食を抜いてしまうことも度々あったそうですが、時間をやりくりして手軽なものでも昼食は摂るように意識を始め、昼食を食べられない日が少しずつ減ってきたそうです。食事だけでなく身体を動かすことも大切。Tさんは通勤で20分、昼休みで15分歩くようにしているそうです。Tさんの工夫と努力の結果、体重は86.8kg→74.9kgと通院開始から-11.9kgの減量に成功!「以前履いていたズボンは緩くなった」と話してくれました。今年、2021年7月に糖尿病であることが判りました。そこで血糖値を下げるお薬を飲み始めましたが、HbA1cも少しずつ下がり、薬の量も減り、現在はHbA1c5.8%でコントロールされています。食事運動カレンダーを付け始めてそろそろ1年。Tさんの生活に合わせて目標を決めてきましたが、何よりも【継続すること】が今後の一番の目標です。このままの調子で継続していきましょう。
T・T 様
53歳:男性
2021年12月
糖尿病と高脂血症で2019年から通院中のTさん。3年前健診で糖代謝異常を指摘され当院受診。結果はHbA1が10.6%、空腹時血糖165で糖尿病診断となりました。初回の食事カウンセリングでは『ご飯が好きで1日2合食べることもある』と話していましたが、『食べる量を見直し、間食を辞め、運動もしたい!』と治療にとても積極的。そこで【何よりも続けることが大切】だからこそ【無理なく長く続けられること】目標にしましょうとをと伝えました。それから3年が経った今では『ご飯や麺などの炭水化物を摂り過ぎないように量を考えたり、逆にタンパク質を積極的に摂るようにするなど栄養バランスについて気を付けている』と話すTさん。一時は足を痛めてて中断していた夜のウォーキングも再開、『同時に軽い運動もやっている』と話してくれました。HbA1は6.1%まで下がり、67kgあった体重も59kgまで落とすことができました。また、眼科・歯科にも定期的に受診、2021年のABI(動脈硬化)の検査では正常範囲でした。『治療したい!合併症を防ぎたい!』というTさんの強い思いが伝わってきます。実現可能な目標を設定することで続けることができ、続けることで着実に結果につながります。これからもこのままの状態をキープできるように治療を続けて、楽しく過ごして欲しいと願っています。応援しています!
M・Y 様
71歳:女性
2021年12月
糖尿病で通院中のYさん。当院受診前までは、はっきりと病名を伝えてもらえてなかったため、とても不安で『どうしたらいいか』と悩んでいたそうです。当院で糖尿病と判ってからは、定期受診は欠かす事なく、薬も忘れることなく内服するなど、しっかりと病気に向き合い治療に取り組んでいます。食事面ではそれまで間食の時は気づくとお菓子一袋一気に空けてしまうこともあったようですが、意識するようになってからは食べ過ぎてしまうこともなくなったそうです。中でも私が特にYさんが凄い!と思ったのは、ほぼ毎日欠かさず行っている「ウォーキング」です。2021年4月の初診時からずっとウォーキングを継続しているそうです。何事も継続することが大切!とアタマでは判っていても、なかなか実際にはできないもの、ですよね。Yさんのその努力は検査結果にも表れています。HbA1c7.1→6.1mg/dL、しかも体重は-7kgです!『1日1万歩を目標にこれからも続けていきたい!』と話すYさん。本当に素晴らしいです!これからの季節、寒さも厳しく雪などの天候によっては外での運動が難しい日も多くなってくると思います。家の中でも、椅子に座って、腕を振りながら足踏みをしたりするだけでも、よい運動になります。足を高く上げなくても、かかとを上下させるだけでも効果的です。外でのウォーキングができないときなどに是非実践してみてください。運動や食事に関するYさんに合ったお役立ち情報をたくさん提供できるようにサポートできるようにしていきますので、無理せずYさんのペースでこれからも頑張っていきましょう!応援しています!
M・I 様
63歳:女性
2021年11月
2009年より糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のIさん。もう12年以上の長いお付き合いですが、毎回予定通りに通院しています。糖尿病と診断される前は『菓子をたくさん食べていた』と話すIさん。まずは菓子の量を減らし、通勤で30分歩くことなど仕事の日は1日になんと10,000歩も歩くそうです。一時は体重が75kgまで増えた時もありましたが、現在は57kg~58kgの間でしっかりコントロールされています。2021年の5月にはずっと飲んできた血圧の薬がなくなり、血圧110/60前後と大変良い状態をキープ。HbA1cも6.3%〜6.5%でコントロールできています。体重を-18kg減量できた秘訣を尋ねると『あまり意識はしていないけど、アタマのどこかで気にすること』と話すIさん。毎日体重測定をし、増えた時は少し歩く量を増やしたり、少し食べる量を減らしたりと、まさにIさんの言葉通りどこかで気を付けて体重をコントロールされています。今の目標は『無理せず体重を55kgまで落とす』とのこと。1か月程前に仕事を辞めたIさん。『これから運動量が減ってしまうので毎日散歩をしてみる』と話すIさん。ぜひ1日8,000歩を目指してみましょう。食事については、食べる順番や時間を意識することも大事。野菜、キノコ、こんにゃくなどの食物繊維を先に食べて、次に、肉や魚、卵、豆腐を食べて、食事開始5分後に炭水化物を摂るように意識してみましょう。次回、元気なIさんに会えることを楽しみにしています。
S・N 様
71歳:女性
2021年11月
2020年11月から当院で糖尿病、脂質異常症の治療を始めたNさん。初の来院時の検査ではHbA1cが11.8%、LDLコレステロール168と高値でした。食事カウンセリングの中で、家族で1日に2〜3回みんなで間食をしていることが判りましたNさん自身も甘い物が大好きで家族に勧められるとついつい断れずに食べていたそうです。そこで食事運動カレンダーで間食しなかった日に〇を付けることから始め、甘い物は控えるように心がけていたそうです。どうしても食べたい時は量を半分にすることでストレスを溜めずに満足できるように工夫していたそうです。また愛犬を欠かさず散歩することでNさん自身も身体を動かすように心がけているそうです。治療から1年、現在はHbA1が6.2%、LDLコレステロール106と順調に数値が下がっています。毎月の検査結果や体重の変動を見て、食事や運動を頑張っているNさん。日々の小さな積み重ねが、良い検査結果となり、とても嬉しく思っています。今後も、無理をしないNさんに合った小さな努力を継続していけるように、私たちは応援しています。
S・T 様
43歳:男性
2021年11月
Tさんは2014年から糖尿病、高血圧、脂質異常症の治療のため当院に受診しています。20代から喫煙習慣があり、過去にも2回禁煙を試みたそうです。しかし2回とも、もらい煙草で喫煙、やめられなくなっていました。糖尿病がある場合、タバコを吸うと血管障害による合併症のリスクが高まります。血糖値の高い状態、喫煙のどちらも血管を傷つける作用があるからです。ですが、禁煙することで合併症のリスクが減り、血糖コントロールもしやすくなります。そのため、禁煙は健康づくりにとても重要であるといえます。Tさんは禁煙外来初回で、これまで成功しなかったこともあり、本当に自分に禁煙ができるのか不安な気持ちだったようです。そんなTさんには【①喫煙に関するものを持たない②喫煙習慣を絶つ③もらい煙草をしない】の3つをお勧めしました。Tさんはすぐに喫煙道具一式を破棄、週に3回はジムに通い、禁煙のため奮闘していました。そんな中、Tさんは『喫煙をしなくなったことで体調も良くなりこの機会に体力もつけていきたい』と前向きに話してくれました。禁煙外来通院中、飲み会の席で1度もらい煙草してしまい落ち込んでいることがありましたがそれでも『禁煙を達成するために意志を強く持って取り組みます!』と禁煙への意欲は失いませんでした。それからは、口がさみしい時はお勧めしたシュガーレスの飴やガム、筋トレでの気分転換を続け、無事禁煙外来を終了、禁煙を達成しました。終了時『禁煙外来へ通院して学んだ知識を活かして頑張る!』と話してくれたのが印象に残っています。禁煙外来が終了してから3か月経過しましたが、体調も良く、禁煙も継続出来ているそうです。もらい煙草もしていないそうです。強い意志を持ち、最後まで禁煙外来に通院し、日々の努力で禁煙を達成することができました。とても素晴らしいと思います。禁煙と同時にHbA1cも安定、薬もしっかり服用されています。これからも、飲み会の席での誘惑はあると思いますが、その強い意志で乗り越えていってください。スタッフ一同応援しています。
M・N 様
48歳:女性
2021年10月
健康診断で血糖値が高いことを指摘され来院されたNさん。通院前は好きなものをすきなだけ食べていたそうです。通院開始後、清涼飲料水やスナック菓子を食べることで血糖値が上がることを知り『血糖値が高いのであれば好きなものでも減らすしかない!』と決心。まずは、清涼飲料水を止めること、菓子類を減らすことから取り組むことにしました。それまで毎日食べていたものを止めるというのは、慣れるまでは大変です。しかしNさんは次第に慣れていき、現在ではどうしても食べたいときに「糖質の少ないチョコレート」などを少量食べて満足するようにまでなりました。糖尿病と診断された直後は時間的余裕があったためウォーキングを毎日実施していましたが、通院から5年が経過し現在は仕事が忙しくなり、なかなか歩く機会が少なくなっています。でも仕事時間中に8000歩/日歩く、お腹に力を入れて立ってみる、など現在の生活の中でできる運動を実践されているのが素晴らしいです。また、運動時間がとれないので、食事をこれまで以上に気を付けようと考え、発芽玄米を利用するようになったそうです。忙しくなったから「できない」ではなく、今の環境の中で「できることを見つける」のがとても上手です。体重は74.6kg→67.6kg、HbA1cは10.7%あったものが6.1~6.4%と改善してきています。『息子の卒業式にスカートをはくためにもう少し減量したい!』というNさん、次は食べる「順番と時間」も注意して素敵なお母さんになって息子さんを喜ばせてあげましょう。応援しています!
F・A 様
51歳:男性
2021年10月
Aさんは術前検査の採血でコレステロール・中性脂肪の高値が見つかり治療のため当院を受診されました。通院し始めたころは悪玉コレステロール値・中性脂肪、共に高い時が続き、中性脂肪は600台になったこともありました。当初からジムで運動をしていたAさん。もう5年以上も週5回の運動と筋力トレーニングを行っているとのこと。『ジム以外にも、ゴルフやソフトボールもたまにやっていたり、普段から運動することが習慣になっている。』『新型コロナでの自粛でむしろ規則正しい生活になってきている。』と話すAさん。Aさんの言う通り検査結果を見ると悪玉コレステロールや中性脂肪の値は正常範囲を保っています。2021年5月に内服薬が減量になってからも数値は良好!Aさんの頑張りが結果として現れているなーと、とても感心しています。新型コロナウイルス感染症流行で食生活が乱れたり、在宅勤務で運動量が減ったり、つい生活自体が不規則になりがちな人が多くいる中で、自粛をしっかり受け止め、Aさんにとってプラスになるようにライフスタイルを変えていく柔軟なその姿にとても感心します。誰にでもできることではありません。これからも運動習慣と規則正しい生活を心掛けてAさんらしく楽しく過ごしていきましょう。応援しています!
T・A 様
72歳:女性
2021年10月
甲状腺機能低下症・高コレステロール血症で通院中のAさんは長年喫煙をしていました。禁煙したい気持ちは前々からあったようですが、なかなか実行できませんでした。最近、近所の環境が変わり喫煙しにくい状況になったため、当院の禁煙外来で禁煙を決意しました。禁煙外来とは3か月間で5回受診し禁煙補助薬を使いながら禁煙習慣を作っていく外来です。1回目の受診では禁煙したい気持ちはあるものの、高齢で好きなことをしたいという思いもあり、禁煙できるか自信がなかったそうです。Aさんは禁煙補助薬であるニコチンパッチでの治療を希望、禁煙にチャレンジしました。ニコチンパッチは吐き気や不眠、皮膚かぶれなどの副作用を起こしやすい薬です。Aさんも不眠と皮膚かぶれに悩みましたが、貼らない日を作ったり、入眠中は貼らない、など工夫したそうです。時々吸いたいと思うことがあっても、深呼吸で気持ちを落ち着かせ、禁煙を続けました。そのような努力もあり、Aさんは禁煙外来初日から最終日までタバコを1本も吸うことなく禁煙を成功させることができました!初日は不安が見られましたが、最終日は『今後も禁煙継続できそう!』と前向きな言葉を聞くことができました。長年続けていた習慣を変えることはとても難しいことです。Aさんの【タバコを辞めたい!】と思う強い意志が禁煙成功に繋がったと思います。喫煙は生活習慣病の原因の1つにもなるので、身体のためにもこのまま継続していってくださいね。ちょっと気になることがあります、それは体重です。タバコを止めるとその代わりに甘いものをそれまでよりも食べてしまって体重が増える人が結構います。甘いものを食べ過ぎないように注意してくださいね。今後もAさんをサポートしていくので、困ったことがあれば何でも相談してください!
S・M 様
75歳:女性
2021年9月
脂質異常症、甲状腺疾患で通院していたMさんは2021年5月に他院で糖尿病と診断され、医師から「自宅の周りを3周するように」と言われたそうです。4階に住むMさんは、1階まで下りるだけでも足腰に痛みを感じ、週1回の通院の時だけ外出するのが精一杯でした。そんな状況の中当院で糖尿病治療を開始。『血糖値を下げたい!』と思うものの、何をすればよいかわからなかったため、食事カウンセリングで管理栄養士に相談。色々と話していく中で具体的な目標を決めることにしました。それまで足腰の痛みから1日中ベッドで横になって過ごしていたMさん。まずはカラダを動かすことに慣れることから始めようということで【1日に1回外に出てみること】を目標に、食事運動カレンダーに「4階から1階まで下りた日に〇をつける」ことにしました。その翌月の翌月来院時、Mさんに話を聞くと、なんと1階まで下りるだけでなく降りたついでに「自宅の周りを1周回っていた」そうです!さらにその翌月は自宅周りを「2周」回るようになり、さらに3ヶ月目には3周も歩いていたそうです!Mさんから毎回そんな告白をされて私は正直ビックリしていました!さすがに3周になると腰に痛みが出てくるそうなので、現在は2周で、その時のカラダの調子と相談しながら歩くようにと約束しました。また食事についても大きな変化がありました。それまでは1日に1〜2食だったのが、少量でも3食にわけて朝昼夕食べるようにしたことで、生活のリズムも整ってきているそうです。そんなMさん、HbA1c6.4%が5.8%と改善、お薬の量も減っています。『長年減らなかった』と話していた体重も66.2kg→61.3kgと約-5kg!『70代になったら体重は減らないと思っていたけど、ズボンが緩くなってきた』と笑顔で話してくれました。HbA1cが下がり始めていること、体重が落ちてきていること。それはそれまではなかなか出来なかったことを、毎日しっかり続けているMさんの頑張りが実を結んだんだと私は考えています。はとても素敵!ですし、誰もができることではありません!時にはうまくいかない時もあるかも知れません。そんな時は絶対に無理をせずカラダと相談しながら毎日3食食べること、歩くことを続けていきましょう!応援しています!
H・S 様
74歳:女性
2021年9月
糖尿病と高血圧症で2020年10月から通院中のSさん。膀胱炎検査で尿糖指摘があり、当院で精密検査をすることに。結果はHbA1c8.7%、食後2時間の血糖値414で、糖尿病の診断となりました。最初の食事カウンセリングで『運動もしているのに、何故?』と話すSさん。でも翌月には『食事や運動、気をつけるようにしている』と話してくれました。あれから約1年たった今。Sさんは食事と運動を継続、毎日血圧と体重を測り記録しています。Sさんの日々の頑張りが記録されたノート、とても綺麗に書かれていてきちんと整理されているんです。『毎日続けているからこそ、小さな細かい変化にも気づくことができてすぐにリカバリーができるんです!』と話してくれました。とは言え、毎日続けることは簡単なことではありません。Sさんに話を訊いてみると、『朝ごはんのパンの横は何にしようかな?ブロッコリー?ヨーグルト?ブルーベリー?』『昼間はたくさん動くからお昼はお肉にして夜は魚にしよう!』『あの坂道を歩いてみよう!最初は緩やかな坂からチャレンジ!』と、どれもとても「楽しそう」です!きっとSさんが続けられている秘訣は「何事も楽しむ」ということなのだと思います!そんな楽しみながら続けていくスタイルで、今ではHbA1c6.1%と、ここ半年程前からずっと6.0%台をキープしています。Sさんの前向きで、どんな時も、どんな事も「楽しく」という気持ち、とても素晴らしいと感じています。これからも一緒に「楽しく」過ごしていきましょう。
M・T 様
62歳:女性
2021年9月
2015年に受けた健康診断がきっかけで糖尿病と診断されたTさん。他院で治療をしていましたが、職場から近く通院しやすいということで2020年11月から当院で治療を開始しました。当院を受診するまですでに1年間で体重を20kg減量されていましたが、当院で治療を始めてから9ヶ月でさらに体重79kg→72kgまで減量、HbA1cも10%台から6.9%まで下がり、血糖値も良い状態を保っています。Tさんは体重を減らすために、ごはんを低糖質のものを積極的に選んだり、食事の見直しを頑張っているそうです。当院の食事カウンセリングで大好きな果物の食べ方についてのアドバイスを受け、しっかりと守るなど、毎日の努力・工夫が数値として表れています!今は何より新型コロナウイルス感染症で外出するのも不安だったと思いますが、そんな中でも欠かさず通院し、前向きに治療に取り組んでいることが、本当に素晴らしいです!!!少しずつ、でもしっかりとカラダにとって良い状態をキープできるようになってきています。これからも無理せずTさんのペースで一緒に頑張りましょう。初診の頃からずっと応援しています!
S・Y 様
73歳:女性
2021年8月
自動車運転免許の更新の時にで視力を指摘され、眼科を受診したところ糖尿病治療が必要だと勧められて来院したYさん。10年前に糖尿病と診断されていましたが『同じ時期に帯状疱疹になってしまい糖尿病の治療は後回しになってしまった』と話していました。来院した当初は昼食後テレビをみながら菓子を食べる習慣がありました。まずはそれを止めることから始めました。さらに食事は血糖値の急上昇を抑えるために、食べ始めてから5分後にごはんなどの炭水化物を食べることにしました。そんなY さん、以前からご主人のリクエストでコンニャクを使った料理を作っていましたが、なんとYさん自身は食べてはいなかったそうです。糖尿病と診断されてから食事に気をつけるようになり、低カロリーで多くの食物繊維を含んだコンニャクが気になり試しに食べてみたところ『美味しかった!』と話してくれました。最近では、野菜を使った料理のレパートリーを増やすために、食事カウンセリングでいくつか紹介したレシピにも積極的に挑戦しているそうです!その中で紹介したニンジンを使ったレシピは、ニンジンが苦手で全く食べなかったお孫さんも『美味しい!と食べてくれた!』と嬉しそうに報告してくれました。お話されています。そんなYさん。薬のサポートもありHbA1c8.5%→6.5%と大改善しました。『以前は身体がきつくて動く気がしなかったけど、最近は楽に動けるようになった』と話してくれました。『これからも野菜のレパートリーを広げながらやっていきたい!』ととても意欲的なYさん。今後も季節の野菜、旬の美味しくて栄養たっぷりの野菜のレシピを紹介します!一緒に美味しく、楽しく、頑張っていきましょう。
T・M 様
54歳:男性
2021年8月
名古屋より単身赴任で通院中のMさんは糖尿病と高コレステロール血症を治療中。食事カウンセリングでは『名古屋にいる時は妻が調理してくれていたので、初めての一人暮らしで食事どうしたらいいかわからない』と相談。当初は冷凍食品や惣菜が多かったため、まずは栄養のバランスを整えるために、主食、主菜、副菜を毎食意識して揃えることを目標にしました。冷凍食品は長期間保存ができる上、食べたい時にすぐに準備ができとても便利ですが、このまま冷凍食品ばかり続くと栄養が偏る上、飽きてしまうため、自炊にもチャレンジすることも目標にしました。毎食不足気味だった副菜は、作り置きできるレシピなどを紹介しました。2020年の11月より通院しているMさん。今では『主菜や副菜も自炊するようになった』と話してくれます。その結果HbA1cは6.8→5.8%まで改善!さらにMさんは『せっかくだから体重減量にもチャレンジしたい!』と、とても前向きです!そこで、日々の体重の変化を確認しやすいよう「体重日記」を勧めました。また、白米に混ぜるだけでカロリーをカットできる商品を紹介しました。その結果、今では体重は84.8→76kgまで減量成功!それでもMさんは『75kgが目標!』とさらに上を目指すとの事。『運動も頑張っている!』と明るく話してくれます。いつでも、前向きで上を目指しているMさん。このままの調子で健康でい続けられるように体重や血糖コントロールも一緒に頑張っていきましょう!
I・I 様
56歳:女性
2021年8月
高コレステロール血症で通院中のIさん。1年前くらいから体重増加を感じるようになり『体重を減らしたい』と思っていました。食事カウンセリングでは『甘いものが好きで、お腹が空いた時などに、ついお菓子をたべたり、夕食後にアイスを食べる事が多い』との事でした。目標の体重を目指すためには、まずこの辺りからの改善が必要だと思い、甘いものを食べるのを以前より減らし、夕食後のアイスも控えるようにしました。好きな甘いものを一度に全てを断ってしまうというのは、ストレスになりかねません。無理がないように、緩やかに食べる量、食べる回数を少なくしていくのが、長く続けられる秘訣です。他にも、ご飯の量を少なめにし、代わりに野菜やキノコ類を多めに食べるようにしたそうです。野菜はもちろん、キノコ類は食物繊維も多く含まれているのでお勧めの食材です。食事の始めに食べると血糖値の上昇も緩やかにしてくれますし、食べる量が抑えられたりします。たくさんの努力を続けたIさんの検査結果は中性脂肪、LDL-コレステロールともに正常範囲になり、体重は初診時から約1年で9.2kgも減りました!凄いです!最近ではウォーキングや腹筋など身体を動かすことも始めたそうです!これからどうカラダが変わっていくのか楽しみになりますね。これからも無理なく、ストレスなく、食事療法や運動が続けていけるよう応援しています!
K・S 様
62歳:男性
2021年7月
仕事中の怪我の治療で血液検査したところ、血糖値が高いことが分かったSさん。『きちんと治療していきたい』と考え、当クリニックに通院を始めました。建築業で働くSさん、現場でパンや菓子をもらうこともしばしば、『通院前はごはんなら軽く1合は食べていた』と話してくれました。そこでまずはじめに、ごはんの量をSさんに合った適量にすることと、そして現場でのお菓子を食べることを止めることにしました。これには職場の同僚のみなさんも協力してくれているそうです。また、早食いの自覚もあったので、食べ始めてから5分以上経ってからごはんなどの炭水化物を食べるようにしました。その結果、7か月で10.0%もあったHbA1cは6.5%と大変改善しています!素晴らしいです!仕事柄、カラダを動かす機会も量も多いSさん。ふと『休日になると動く量が少なくなってしまう』ことに気づき、【食事運動カレンダー】を使って運動をした日に〇をつけるようにしているそうです。そして毎日欠かさず体重の測定もしているそうです。さらにSさんの頑張りは続きます。外食する時は、「糖質の少ない麺を使ったお店」を見つけて利用したりと「食べたいものを食べながら上手にコントロール」できています。『通院前はごはんをたくさん食べていたけど、今はもう適量に慣れてきた』とSさん。治療を始める時の【きちんと治療したい】を実践しています!素晴らしいです!この調子で頑張りましょう。応援しています。
K・T 様
58歳:女性
2021年7月
甲状腺機能低下症、脂質異常症の治療で通院されているTさん。義理の両親のお世話のために1年程前に仕事を辞めて、生活環境が大きく変わったそうです。自宅に居る時間が長くなり、間食が増え、活動する量が減り、そのため体重が増えてきたそうです。それに気づいていたTさんは、夕食後の間食はしないようにしていたそうですが『このままでは体重を減らすことは難しいと感じていた』と食事カウンセリングの時に話していました。そこで【体重日記】を付けることをお勧めしました。毎日体重を測り記録することで、体重を減らすという目標を常に確認できる上、日々の体重の変化を目で見て確認することができるようになります。さらにTさんが気にしている「運動」について、Tさんは「ウォーキングは1時間ぐらい歩かないといけない」「1時間歩くのはちょっと難しい」と考えていたそうです。Tさんだけでなくそんなイメージを持っている人はとても多いのですが、運動習慣を身につけるためなら10分〜20分でも十分、毎日続けることの方が大切!とお話しました。そこでTさんはチャレンジ。実際にやってみると『30分くらい歩くのは全く苦痛ではなく、むしろ気分転換になりストレスなく続けられている』と話してくれました。歩いた日に体重日記にスタンプを押してどのくらい出来ているかをしっかりチェックしていました。間食は食べる量をぐっと少なくして自分へのご褒美にするなど、順調に減ってきています。その結果3か月で2.2kgの減量に成功!環境が変わっても長く続けられることを見つけて楽しみながら取り組めているTさん、とても素敵です!Tさんの目標とする体重を目指して一緒に頑張っていきましょう!
A・O 様
49歳:女性
2021年7月
当初健康診断で甲状腺の異常を指摘されて甲状腺専門クリニックである当院を受診したOさん。初診時に『ここ5年で体重が8kg増え、ウエストは1年で2cm増えたのが気になっている』と話していました。いざ検査をしてみると、HbA1cは7.0%、血圧も高く、糖尿病・高血圧症だったことがわかりました。管理栄養士から食事カウンセリングを受け、良くするためのアドバイスを受けたOさん。通院はじめてから約半年で体重が約12kg減、HbA1cは5.2%と劇的な変化を遂げました!しかも、なんと薬の力を借りずに、です!そんなOさんに何に気をつけたのか尋ねてみると①1日平均1万歩は歩くように心掛ける。②毎日の体重測定で自分のモチベーションを維持、などたくさんの工夫をしているそうです。Oさんは、自分が「できること」と「難しいこと」をしっかりと把握していて、それが素晴らしい結果に繋がっているんだなあ、と改めて感心しました。自分ができることを見つけて取り組んでいる今の姿、とっても素敵です!これからもOさんが「できること」を「コツコツ」少しずつ積み重ねて頑張っていきましょう。応援しています!
F・H 様
74歳:女性
2021年6月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で治療中のHさん。食事カウンセリングの中で『少しずつ体重が増えてきた』ことを相談。そこで管理栄養士と一緒に日頃の食事内容を確認してみると、朝食と昼食でごはん、パン、麺などの炭水化物が多く偏っていることに気づきました。Hさんは『夕食できちんと野菜もおかずも食べているので問題ないと思っていた!』とのこと。食事をする度に血糖値は上がること、血糖値の急上昇を抑えるためにも食物繊維やたんぱく質を毎食摂ることをお話しました。これまで朝食や昼食で野菜を食べるという発想がなかったというHさん。早速取り入れてみることに。はじめは「食事運動カレンダー」を使って野菜を食べたときに〇をつけていましたが、今ではすっかり毎食野菜をとることが習慣化したそうです!「毎食食物繊維を摂ることで便通が良くなり、体の調子が良くなって嬉しい!」と話してくれました。そんなHさんにひとつ上のアドバイス!『野菜はよく刻んで食べている』と話してくれましたが実は「野菜は大きく切る」ほうがオススメです。野菜を大きく切るとその分よく噛むようになり、満腹感がアップします。次は大き目に切った野菜を食べることにチャレンジしてみましょう。
M・N 様
58歳:女性
2021年6月
4年ほど前から糖尿病で通院中のNさん。糖尿病と診断された時、自分では食欲がなく、食事量も減っていた時期もあったため驚き『急に糖尿病といわれても』と実感がなかったそうです。その後、管理栄養士から食事カウンセリングを受け、Nさんは納得。食事療法をがんばろうと思ったそうです。まず、最初に取り組んだのは朝食。以前はきちんと食べていた朝食ですが、仕事を始めてから食べなくなったそうなので、以前のようにしっかり朝食を食べるようにすることから開始。仕事から帰ってきてつい食べていたお菓子をやめて、朝昼夜の3食バランスよく食べることを目標にしました。またNさんはデザートのを毎日1つ検食する仕事を担当しているそうで、その分食事では血糖値の急上昇を抑えてくれる食物繊維がたくさん入った野菜から食べることや、ご飯を少なめにするなど、栄養とカロリーのバランス調節を心掛けているそうです。通院当初から食事療法を頑張っているNさん、診断当初と比べるとHbA1cは7.8%→6.4%まで改善!血糖コントロールもいい状態で保てています!これからもNさんにあった食事を続けていきましょう!
M・K 様
78歳:女性
2021年6月
2018年8月から糖尿病を治療中のKさん。通院当初はHbA1c9.0%でした。そこでまず食事を見直すことにしました。白米の量を減らし、野菜をたくさん摂るようになり、1日1~2回の間食も、無理のない程度で減らしています。また散歩も始めたそうです。現在HbA1cは7.5%まで下がってきました。健康を維持するためには体重や血糖値を適正にすることはとても大切なことですですが、栄養も十分に摂らなくてはいけません。そこでKさんにアドバイス。「タンパク質をしっかり摂りましょう」。タンパク質は身体を作る素、特に筋肉を育て維持するために必要な栄養素です。筋肉が衰えると思わぬケガや病気になったりします。それを防ぐためにも意識的にタンパク質を食事に取り入れるようにしましょう。タンパク質が多く含まれている食品というと肉や魚というイメージが強いですが、実はダイズにも多く含まれています。豆腐や豆乳、納豆などダイズを原材料とした製品を食事に取り入れるようにしてみてください。さらに詳しく知りたい場合は、食事カウンセリングで管理栄養士におたずねください。美味しく、楽しく、元気な毎日を過ごせるように一緒に頑張りましょう!
Y・M 様
52歳:女性
2021年5月
甲状腺疾患の治療のため通院を開始されたMさん。3年ほど通院するうちに定期検査の中で血糖値が高いことがわかりました。糖尿病診断後、HbA1c5.9~6.2%ととても良い状態でコントロールしていましたが、2021年の1月頃にHbA1c6.6%と急に悪化。食事カウンセリングの時にそのことについてMさんは「2020年11月中旬頃から仕事が忙しくなりストレスが普段よりもずっと溜まってしまった。気づいたら夕食後のお菓子を食べる量が増えてしまった」「これではよくないと思ってお菓子を買わないようにしたけど、どうしてもストレスが解消できなくて、夜遅い時間帯にお菓子をつくることもあった」と話してくれました。そこで、お菓子を食べない工夫や、血糖値が上がらない人工甘味料を使ったお菓子を作ることなどMさんに合う方法を一緒に探していく中で「お菓子を作る回数を減らす」に挑戦することになりました。その結果、お薬の量は変わらずにHbA1cが6.0%まで下がりました。Mさんは「何も気をつけることができなかった」と肩を落としていますが、そんな事はありません!食事カウンセリングの会話の中で、「一度お菓子を作ると、作った日と翌日と2日間必ず食べていた」ことにMさん自身で気付いています!それは「お菓子を作る回数が減った」ことで「お菓子の食べる回数が1/2」に減ったということ、とても素晴らしいことです!今後もストレスが溜まることもあると思います、そんな時は一人で悩まずに気軽にお話してください。ストレス解消の方法を一緒に考えてクリアを目指しましょう!今は「食べる順番を意識すること」にチャレンジです!
C・J 様
25歳:女性
2021年5月
甲状腺と高脂血症で通院中のJさん。初回の食事カウンセリングの後は食事に気をつけ減量を頑張っていました。しかし一時期仕事から離れている間に体重が増えてしまい、Jさん自身もこれではいけない!と危機感を持っていると再度挑戦。まずは乱れてしまっていた食生活の改善。今の食生活を振り返ることから始めました。仕事をリスタートしてから休日は菓子パンやアイスを食べることが多くなったということで、まずは菓子パンをサンドイッチや惣菜パンのようなより栄養バランスのよいものを選んでみるようにしました。アイスなどの間食は全部禁止にするのではなく多くなり過ぎないように、毎日体重を測って調節することにしました。当初は食事カウンセリングの時にお渡しした「体重日記」に記録していたそうですが、最近はカレンダーに家族みんなでそれぞれの体重を記録、みんなで体重の変化を確認するようにしているとのこと。素晴らしいです!Jさんは仕事が午前中のみになったので最近、家族の分の夕食も作るようになったそうです。血圧が高めの家族のために、塩分を調整しながら味付けを工夫したり、野菜をたくさん取り入れた献立を考えるようにしているそうです。その結果74.8kgだった体重は約半年で69.9kgまで減量!献立の工夫の効果が表れてきています。ここでさらにステップアップのためのアドバイス。高めな中性脂肪は主に油を多く摂ることが原因です。食材でも脂の少ない部分を選んだり、調理油を控えたり、揚げ物などを控えることをオススメします。家族揃って食事改善に取り組めているJさんはもちろんのこと、ご家族みんなとても素敵です。これからも一緒に頑張りましょう!
S・K 様
79歳:男性
2021年5月
2006年5月から糖尿病の治療を始めたKさん。奥さんと一緒に1日8000歩を目標にウォーキングをしているそうです。それだけでなく、週に3回はグランドゴルフを愉しんでいるそうです。7.0% 台だったHbA1cは2021年2月、3月共に5.9%と下がり安定しています。これは15年間というとてもとても長い間、決して欠かす事無く治療を続けていてきたKさんの努力の積み重ねの成果だと思います。そこでKさんにお願いです、最近の検査結果を見ると腎臓に関する数値が思わしくありません。何もしなければもっと悪くなってしまうかも知れません。そこで「塩分の摂り過ぎ」に注意してください。塩分を多く摂り過ぎると腎臓がどんどん疲れてしまいます。腎臓を労るためにも、塩分を控えるようにしてみてください。塩分はしょっぱく感じるもの他にも意外と入っています。判りやすい方法として味噌や醤油など調味料などには「減塩」や「塩分控えめ」と表示されているものがありますのでそういった商品を選ぶようにしてください。もっと詳しく知りたい場合は、食事カウンセリングで管理栄養士におたずねください。腎臓をケアしながら、血糖値もしっかりコントロールして、これからもグランドゴルフなど好きなことをたくさん出来る健康で元気なKさんでいてください。15年間も頑張ってきたKさんならきっとできます!
S・M 様
48歳:女性
2021年4月
甲状腺疾患、脂質異常症で通院中のMさん、甲状腺の状態はずっと安定しています(素晴らしい!)。今は脂質異常症改善のために減量に挑戦中です。Mさんは2018年から何と3年以上もの間、1日2回朝夕の体重を記録しています。当初はなかなか変化が見られない時もありましたが、最近では体重が増えていると「あれだ!」と原因がしっかり判るようになり、しっかり修正できるようになって「増え続ける」という事がなくなってきているそうです、凄いです!それだけではなく30分のウォーキングも体重をコントロールできている大きな要因です!2020年2月頃は76kgあった体重は、約1年後の2021年3月には61kg、なんと15kgも減らすことができました!以前まで高かった中性脂肪もここ半年は正常値の範囲内です!特にここ数ヶ月とても順調に体重が減っているのでMさんに尋ねてみました、すると『昨年来ていた洋服は大きすぎて似合わなくなってしまった』とのこと!さらに『体重が減って洋服の選択肢が増えた!』『かわいい洋服も着られるようになった!』と笑顔で話してくれました!お気に入りの洋服を着ることができたら、きっと身体だけでなく心も軽くなって気分もきっと楽しくなるはずです!今の目標はさらに6kg減の55kg。簡単に手が届きそうですがなかなか難しい目標です。ここでひとつMさんにアドバイス!お腹周りが気になるとのことなので、気になる部分を意識して歩くとより効果的ですよ!Mさんのお気に入りのお洋服で会えるのを楽しみに待っています!
H・J 様
70歳:女性
2021年4月
初めは甲状腺疾患と脂質異常症の治療で通院されていたJさん。コレステロール値を下げるために「間食を減らせるように」と頑張っていましたが、なかなか思うように間食を減らすことができなかったようです。そんなJさんに食事カウンセリングで「間食をする前にパッケージに書かれた食品のカロリーを見てみましょう」と提案。その日1日に食べていい間食のカロリー量を決めるということに挑戦することに。3年前から糖尿病の治療も始まり、食事全体を見直すことになりました。ご飯はお米でなくもち麦を使ってみたり、間食も引き続きコントロールしたりと頑張っているJさん。最近では新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、活動量が減っていると感じ、自ら自宅でステップ台の上り下りをしたり、ストレッチ、スクワットなどを意識的に取り入れて頑張っていました!そんなJさん、体重は初診と比べると54kg→50.2kgと減量!HbA1cも現在は6%台といい状態でコントロールし続けています。間食や栄養バランス、運動など努力を続けているJさん。小さなひとつひとつの積み重ねはすぐには実感しにくいものですが、長く続けていくだけで気づくと大きな差になります。私たちはJさんを応援しています!これからも一緒に頑張っていきましょう!
A・F 様
56歳:男性
2021年4月
糖尿病、高トリグリセライド血症で通院中のFさん。「体重を減らしたい!」「検査結果が悪化しないようにしたい!」という思いで以前から頑張っています。毎日の食事では、肉より魚の頻度を多くしたり、大豆製品を活用したり。最近では白米から雑穀米に変更したそうです。雑穀米は白米に比べて、ミネラル類、食物繊維、ポリフェノールが豊富なのに、ご飯に混ぜて炊くだけととっても簡単。いつも話を聞く度に何かを変更したり新しく始めていたりと、とても意識が高く積極的に治療に取り組まれているFさん。なによりも通院をはじめた時からずっと治療を継続中。とてもすごい事だと思います。なかなかできる事ではないです。検査結果にもFさんの努力は現れています。当初HbA1c7.4%だったのが6.4%まで改善。体重も大きな増加はなく、少しずつですが確実に減量傾向です。そんなFさんですから、運動もしっかりしていて、週に1回はテニス。ゴルフに行けばカートは使わずに歩くようにしているそうです。それだけではありません。今後は運動の回数を増やして、筋トレを始める計画を立ているそそうです。すばらしいです!春になりからだも動かしやすくなってきましたが、気温は上がっているので、今からは熱中症に注意していかなくてはいけません。運動するときは、休憩、水分摂取を忘れずにしてくださいね。そして、運動が続けられるからだ作りのためにも、バランスの良い食事が続けられるように、これからも一緒に頑張っていきましょう。応援しています。
M・H 様
49歳:女性
2021年3月
糖尿病、高血圧症で通院中のHさんは、ずっと「体重を減らしたい」と思い、何とか減量しようとあれこれ頑張ってみましたが思い通りの結果が出なかったそうです。が、脚に痛みを感じ始めたこともあり、食事カウンセリングで相談。まずは毎日体重を測ることから始めることにしました。すると体重が増えている時はなぜ増えたのかの「原因」を考え、たくさんお菓子を食べた時だ、と気づいたそうです。そこでお菓子を控えるようになったそうです!さらに平日の昼食はたくさんの種類のおかずを詰め込んだ手作り弁当に代えたそうです。Hさんは『とっても満足感があって、お菓子をそれほど食べたいと思わなくなった』と話してくれました。お弁当も毎日ゼロから作るのではなく、土日に翌週の作り置きをするようにしているそうです、いいアイディアですね!そして週末は「好きなモノを食べていい日」と決めていることも無理なく続けられている要因になっているそうです。そんな頑張っているHさんに最近とても心強い仲間が増えたそうです!それは小学5年生になる息子さんです★「自分も体重を減らしたい!」と一緒に頑張っているそうです!そんなこともあって2020年12月に101kgあった体重も、2021年3月には96.8kgに減りました!Hさんは『その食べ方はとてももったいないです!と言われたのが忘れられないんです』と話してくれました。それはHさんの食べる様子を聞いていると空腹を満たすためだけに食事をしているようで、食べ物を味わっていないように思えたからです。『今ではひとつひとつをしっかり味わって食べるようになり、美味しさに気づくようになった』と笑顔で話してくれました!とても嬉しいです!これからも息子さんに「負けない」ようにしっかり楽しく頑張っていきましょう!
S・O 様
63歳:女性
2021年3月
2019年11月から糖尿病と高コレステロール血症で通院されているOさん。以前から糖尿病の治療はしていましたが「血糖コントロールをしっかりと良くしたい!」と思い、糖尿病専門の当院へ。早速、食事カウンセリングを受けました。そこでOさんは『間食が良くないと感じているんだけど、なかなか止めるきっかけがなかった』と話してくれました。そこで1ヶ月の目標を決め毎日チェックできる「食事運動カレンダー」を使って、間食を減らすことに挑戦しました。実際にやってみると、間食を減らすことができなくて難しいと感じていたようです。そこで血糖コントロール改善のためにOさんに合った無理せずできることを目標にすることにしました。現在では①室内で器具を使って歩くこと②お菓子を控えることが目標。『体重の管理も一緒にできるので頑張らなきゃ!という気持ちになれる』と話してくれました。現在ではHbA1cも7.7%→6.4%まで改善!体重は57.7㎏→53.2㎏と減量にも成功しています。少しずつですが確実に目標に近づいていますね!これからも「血糖コントロールを良くしたい!」という気持ちを忘れずにOさんのペースで一緒に頑張っていきましょう。
M・I 様
76歳:女性
2021年3月
『兄弟みんな糖尿病があるので気をつけていた』というIさん。自分自身が糖尿病であると診断された時は、かなり落ち込んだそうです。しかし気持ちは落ち込みつつも、身近に糖尿病のある人をいたからこそ、Iさんは自分の食事について見直しをしてみたそうです。すると「毎食後、必ず甘いものを食べていた」ことに気づいたそうです!『気をつけていた「つもり」になっていた』とIさん。それからと毎食後の甘いものだけでなく間食に注意するようになったそうです。その結果、HbA1cも血糖値も良い状態を保っていて、2020年12月から内服薬をやめられるようにまでなりました。『気をつけているけど、たまにはやっぱり甘いものが食べたくなるよね』と話すIさん。糖尿病があると好きなものを食べられなくなると思っている人は多いようですが、そんなことはありません!食べる量と食べる回数、食べるタイミングをしっかり注意しておけば「食べられない」という我慢はぐーんと減らすことができます!最近では糖質ゼロや糖質オフのものがたくさん出ていますのでそれらを賢く利用するのも大事です。逆に「タンパク質」は摂るように心がけましょう。お肉やお魚、大豆などです。タンパク質を摂ってしっかり身体を動かすことで、骨や筋肉が丈夫になります!すると体力がついて病気やケガを遠ざけてくれます!血糖値も下げてくれますよ!これからも一緒に頑張っていきましょう!
T・K 様
61歳:男性
2021年2月
糖尿病、脂質異常症で通院中のKさん。2015年頃糖尿病と診断され他院で治療されていましたが「なかなか思うように血糖値が下がってくれない」と感じていました。そんな時、知人から当院を紹介され半年前から通院しています。「なんとか血糖値を下げたい!」と思っていたKさんは自分で色々調べていたそうです。テレビで「トマトジュースはこんなに身体にいいですよ!」とやっていたのを観て早速試してみるも、逆に血糖値が上がってしまったり。ベーコンを食前に食べるとカラダに良いときいてやってみたら、脂質が悪化してしまったり。そんな事が続いてどうしたらいいのか判らなくなっていたそうです。そんな時、Kさんは食事カウンセリングで相談してくれました。確かにトマトには抗酸化作用を持ったリコピンやβ―カロテンを多く含んだ身体にとってよい食材です。しかしジュースだと糖質をたくさん含んでいるため飲みやすいこともあって大量に飲むと血糖値を上げてしまう原因になりますとお伝えしたところ、Kさんはトマトジュースを飲むことをやめることを決意!ちゃんとやめることができたそうです!それだけではありません、元々甘い物好きなKさん、何気なく食べていた夕食後の間食も控えることも目標にしました。どうしても食べたい時は、日中に糖質の少ないものを選んで少量だけ食べたり、エネルギーゼロのゼリーを上手に利用するなどして、今までと比べて間食がぐっと減ったそうです!Kさんの努力はHbA1c7.5%→6.7%と結果としてしっかり現れました!「糖尿病治療を続けてきた中で今回が一番血液検査の結果が良かった!」と喜ぶKさんは「今思えばこれまでは食事に気を付けている「つもり」だったのかも知れない」と話してくれました。食事カウンセリングの時に、何をどうすれば良いのか。そしてそれをどうしたらできるのかを真剣に聞くだけじゃなく、実際に行動し続けたKさん。大事なのは管理栄養士の言葉よりもKさんが「健康でありたい!血糖値を下げたい!」という強い想いを持ち続け、私との約束を守ってくれたことだです!私もKさんと同じくらい嬉しいです!今からは続けてきたことが習慣になることが目標、これからも一緒に頑張っていきましょう!
M・F 様
48歳:男性
2021年2月
糖尿病と高コレステロール血症で通院中のFさん。2016年の初診時は体重が88.2kgありました。食事カウンセリングで「もったいない!と思い、食事で残ったおかずを自分が全部きれいに食べているので、食べる量が増えている」と話すFさん。そこで食べる量をFさんの適量にチャレンジ!Fさんは奥さんに伝え、食べる量が増えないように気をつけるようにしたそうです。そして毎日の体重を記録してグラフが作れる「体重日記」を付け始めました。Fさんは「日記に体重を書き込む度に徐々に体重が減っていく様子が目に見えてとても楽しい!」と話してくれました。その結果、2021年2月には74.0kgと体重減量に大成功!当初6.5%あったHbA1cも今では5.7%になりました!今では食事だけでなく間食も控えるように意識しているそうです。そして最近、毎日夕食後20分の運動も始めたそうです!運動は骨や筋肉が成長するだけでなく、血糖値も安定させてくれます。何と言っても体力がつきます!自宅でも手軽にできる運動を紹介するツールもありますので紹介します!Fさん、自分のため、家族のため、健康のため、これからも一緒に頑張りましょう!応援しています!
C・T 様
62歳:男性
2021年2月
糖尿病で通院中のTさんは初診の2019年11月の時点のHbA1cは11.0%でした。Tさんはそれまで食事の時はご飯をどんぶり1杯食べていたそうです。白米は糖質が多い食べ物。血糖値を下げるためにも1回のご飯の量を150gにすることを目標に頑張ることにしました。それともう1つ、何気なく口にしていた食後の甘いものも控えることに挑戦!その積み重ねが2021年1月のHbA1cは7.1%、2月には6.9%に!「親族にも糖尿病がある人がいて、インスリンを打つ姿、大変さを見てきた。インスリンを打つ治療までHbA1cが悪化しないよう、努力を続けている」と話すTさん。今は「食事運動カレンダー」を使って「毎食野菜を食べる」ことに挑戦中!とのこと。〇×の判子を用意して食事運動カレンダーに綺麗に記録しているそうです!(みなさん手書きでTさんのカレンダーがとても綺麗だと管理栄養士がほめてましたよ?)大切なお孫さんのためにも、毎食しっかり野菜を食べて、元気で健康なおじいちゃんでいてください!これからも一緒に頑張りましょう!
M・I 様
57歳:女性
2021年1月
Iさんは健康診断をきっかけに糖尿病、脂質異常症、甲状腺疾患が判り、通院・治療をしています。『健康診断で血糖値が高いと指摘され、さらに検査で頸動脈が狭くなっていると指摘されたときはとてもショックだった』と話すIさん。それまではドライフルーツなどを夜遅くに食べる習慣があったそうですが、健康診断後はドライフルーツは血糖値をあげてしまうことがと知りやめるようになったそうです。そんなIさんは『早く改善したい』と思い、食品成分表で1日に1600kcalまでと決めて食事をしていたそうです。しかし、あまりにも数字を守ろうとして栄養のバランスが崩れてしまうこともあった、と話してくれました。今は摂取エネルギー量を意識することも大切ですが、栄養バランスをしっかり整えることが身体にとって最も大事と心がけているそうです。そして食事だけでなく1日10000歩を目指して毎日歩き、身体を動かすことにも頑張っています。そのおかげで、HbA1cは6.2%→5.7%と大変改善!もともと治療していたリウマチの調子もよくなったそうです!仕事で摂る昼食はエネルギーと栄養のバランスを整えた「手作り弁当」を用意しているIさん。最近ではご主人の分も作ってあげているそうです。手作り弁当にしてから「体の調子が良い」と話しているようです!『健康診断を受けていなかったら、食事や運動に気を付けることはなかった。本当に健康診断を受けてよかった!これで安心して60代を迎えられる』と話してくれるIさん。毎日の積み重ねが明日の、将来の身体の健康を作ります。今後も無理なく、Iさんのペースで続けていきましょう。ぜひバランスと愛情たっぷりの愛妻手作り弁当、続けてください!
K・U 様
61歳:女性
2021年1月
糖尿病と高脂質血症の治療で通院されているUさん。当院に来る前から糖尿病の治療をしていたそうです。その時は『体重が多過ぎるのが問題』と考え、自己流で1年でなんと-20kgの減量をしたそうです!しかし翌年の1年間で10kg増えてしまったと食事カウンセリングでそう話すUさんに「無理せず、焦らず、ゆっくりとしたペースで減量する」ことを提案、そこで日々の体重を記録する【体重日記】を付けることをお勧めしました。毎日欠かさず体重を測ることで、今の自分の体重を知り意識するだけでなく、それを続けていくことで、変化していく体重をグラフで見ることができるので、無理なく目標体重まで減量することができる方法のひとつです。さらに具体的な減量の方法として、間食はなんとなく習慣的に食べるのではなく「どうしても食べたい!」と思った時だけ、量を気をつけながら食べることをルールとして決めました。食事だけでなく運動も「足りていない」と感じていたUさんは「踏み台昇降」に挑戦。やれた日の体重日記に印をつけるようにしました。家族のため健康でいたいと願うUさんは、体重日記を2年もの間続け、踏み台昇降も続けているそうです。その結果、体重は最もあった頃の70.3kgから目標にしていた65kgまで減量に成功!現在では「60kg前半を目標!」と話してくれました。常に前向きで頑張るUさん。自分のペースをしっかりと掴むことができたようです。これからも一緒にUさんのペースでやっていきましょう!
H・S 様
58歳:女性
2021年1月
体重増加とコレステロール悪化傾向と悩んでいたSさん。スポーツジムで身体を動かしていましたが、運動ができないことが数か月続いてしまい、脂質改善のための薬を開始することになりました。が、Sさんはそれをきっかけに再び運動始めることにしました。が、よく行っていたスポーツジムが閉まってしまったそうです。そこでSさんは、ウォーキングやランニング、縄跳びを始めることにしたそうです。これならジムに行けなくても庭や公園などスペースがあればできますね!きちんと毎回の通院と内服も欠かさず、食事も気を付けつつ、運動も続けて、約1年でなんと7.5kgの減量に成功!初診時よりも改善しています。すばらしいです!今は不要不急の外出を控えるなどの自粛のため、家で過ごす時間が増えています。すると活動量も減ってしまいます。そんなSさんにアドバイス!家の中でも手軽に運動できるようなグッズが色々とあり、家にあるものを使った簡単な運動方法が多く出てきています。当院でも姪浜院長の下野、管理栄養士・健康運動指導士の小園が監修した「運動療法スタートブック」がありますので、ぜひ参考にしてみてください。Sさんにぴったりあった、やりやすくて、無理なく続けられる運動方法が見つかるといいでね。私達も応援しています!
J・M 様
48歳:男性
2020年12月
健康診断の結果で血糖値が高いことが指摘されていたのに、毎日の忙しさで気づけば6か月放置してしまったMさん。喉の渇きやトイレに頻繁に行くようになり身体の変化が気になり始め、当院を受診したMさん。検査の結果、糖尿病だと判りました。食事カウンセリングでは「ごはんは毎食大きな茶碗に4〜5杯食べていた」と話していました。そこで、Mさんの今の身体に合ったごはんの適量がどれくらいなのかを話し、それだけでなくタンパク質や食物繊維などを食事の最初に5分以上の時間をかけてしっかり食べること=食べる順序を守ることで血糖値の急上昇を防ぐことができることを知りました。するとMさんは自宅に帰ってすぐに奥様にその話をして、お子さんも含め、家族皆で食べる順序や時間も注意しながら食事をするようになったそうです!素晴らしいです!血糖値の急な上昇は糖尿病がある人だけでなく、誰にとっても大きな身体の負担になります。奥様やお子さんも一緒になってやる、身体にいい習慣を家族みんなでやることはとても素晴らしいです!その結果、17.4%もあったHbA1cは6.5%と大きく改善しました!Mさんは朝、血糖値を計りその結果を奥様と共有、奥様はその結果に合わせて献立を考えてくれている層です!家族、特に奥様の協力はMさんの健康を守る大きなチカラになっています!実際「これだけ検査結果が良くなったのは妻の協力があってからのことです」とMさんは話してくれました。「今思えば、以前は食べ過ぎていたと思う」とのこと。食事にしろ、運動にしろ、続けることが最も大事なことです。家族みんなで「健康」に取り組むMさん。とても素敵なご家族です!これからもみんなでチカラを合わせて頑張りましょう!応援しています!
J・Y 様
56歳:女性
2020年12月
糖尿病と高コレステロール血症で通院中のYさん。以前から体重を減らしたいという気持ちはありましたが、外食に行くとどうしても食事量や飲酒量が多くなってしまい、なかなかうまくいかなかったそうです。食事カウンセリングで「普段の食事量を減らすことで調節する。まずはご飯を1合/日に。」と無理せずできること、長く続けることができることを目標にしました。新型コロナウイルス感染症で自粛期間に入り、自然と外食する機会が減ったことをきっかけに、お酒は飲みたい時だけ買うようにし、買い置きをなくしました。家にお酒を置いておくと自然と飲む量も機会も増えてしまいます。その都度買うことで飲む量も機会もコントロールできます。さらに以前は無糖の飲み物ものに抵抗があると話していた吉田さんですが、血糖値が高くなってきたことをきっかけに思い切って無糖のコーヒーや水、カロリーを含まない飲みものに変えることができたそうです。もちろん目標としたご飯を1合/日にすることは今でもしっかり続けているそうです。その結果、現在HbA1c5.9%をキープ、体重は75kg→67kgまで減量に成功!「コロナでの自粛期間や食事指導をきっかけにいい習慣が身についた!」と笑顔でお話してくれるYさん、私もとてもうれしかったです!これからも健康で楽しく食事できるよう一緒に頑張りましょう!
J・M 様
48歳:男性
2020年12月
東京の病院で治療中だったMさん。転勤で福岡に単身赴任してきたものの、新型コロナの影響で今までのように気軽に帰京出来ないこともあり、福岡でかかりつけ医を作っておこうと当院に通院されるようになりました。仕事が忙しく単身赴任ということもあり、普段はほぼ外食で、それでも土日などの休日は自炊することもあるというMさん。なかなかすべての食事を自炊することは難しいですよね。しかし食事カウンセリングのアドバイスもあって、外食でも揚げ物を控えるなど食事に気を付けているとMさんは話してくれました。通勤を身体を動かすチャンスとして自転車で通勤したり、さらにウォーキングも始めたりとコツコツ頑張っていらっしゃいますね。少しずつ、無理なくできる範囲で、変えていく。食事も運動も継続できていることがとても素晴らしいと思います。その結果HbA1cは7.0%→5.9%と良好。そのため毎月だった受診間隔も2か月間隔と延ばすことに成功です!これからもコツコツ、少しずつでいいので無理せずMさんのペースで頑張りましょう。応援しています!
S・H 様
36歳:男性
2020年11月
Hさんは2020年の2月に糖尿病と診断されました。健診で指摘されて受診、治療を始めました。食事カウンセリングで、中学生の頃『糖尿病かもしれない』と言われた記憶があるとHさん。「食事は大事」と思いながら、後回しになっていたようです。食事カウンセリングではとても前向きで、栄養バランス、食べる順番に気を付ける、砂糖入りのコーヒーを控える、ラーメンを食べるときは野菜も一緒に食べる、体重の記録をつけてみる、など、カウンセリング中でお話したことを次々と生活の中に上手に取り入れ、実行しています。その結果、10.3%だったHbA1cも6.5%へと改善!奥様と共働きのため、仕事が休みの日は料理をすると話すHさん。次は【塩分に注意すること】が目標ですね。コツとしては塩を使う代わりに、七味、わさび、しょうが、レモン、お酢などを使うと上手に塩分を減らした上に香りや風味も足されて美味しくなります。ぜひ実践してみてください!これからも一緒に頑張りましょう!
C・Y 様
47歳:女性
2020年11月
甲状腺と高尿酸血症で通院されているFさん。元々体重を落としたい!と考えていたようですが、どのようにすればいいのか判らずできずにいたそうです。そんな悩みを食事カウンセリングで相談してくれました。Fさんは昔やっていたテニスを復活したり身体を意識的に動かすようにしてみたり、炭水化物を控えるなど食事制限をしたりと頑張ってみた結果、体重は減ったのですが長続きせず、すぐに体重も生活も元に戻ってしまったそうです。そこで再度食事カウンセリングで相談。今度は【無理せず長く続けられること】を目標にすることにしました。一気に体重を減らすのではなく、長い時間をかけて少しずつ目標体重を目指すことにしました。「ご飯やパン、麺類などの炭水化物は抜くのでは無く、食事全体をみてバランスよく程良く適量を摂るように」「食べ足りない時は野菜など食物繊維の多いものを食べるとかさ増しとなって満足できる」などコツをお話したところ、食前にまず山盛りサラダを食べてお腹を満たすようにしている、そうです。運動もしているので肉や魚、ダイズなど「タンパク質」もしっかり摂るようにしているそうです!その結果、最高98kgまであった体重は現在84kgまで減量に成功!少しずつ時間をかけて目標体重に近づいています。真面目にしっかり前向きに頑張るFさん、これからも無理せずゆっくりFさんのペースで頑張っていきましょう!またいつでも相談してください。
T・S 様
54歳:男性
2020年11月
内服治療と運動療法に積極的に取り組んでいるNさん。毎月欠かさず通院、検査を受け、その結果で、自身の生活や食事を見直し、少しでも改善するように頑張っています。食事では①21時以降は食事を摂らないようにしたり、②年末年始などお酒がある時などは、食事量が多くなり体重が増えてしまいがちなので、他の時間の食事を控え少なめにするなど上手に調整しています。最近では③宅配食を利用して、量や味付けの確認をしているというNさん。メニューカタログでどんなものを食べるのか事前に判るので取り入れやすいですよね。お弁当を作ってくれる奥様も助かっていると思います。運動では以前は通勤で5分歩く程度だったところを、週末に約60分のウォーキングを始め、最近ではさらに平日に週1~2日ウォーキングの日を追加するようにしたそうです。とても積極的にNさんらしく食事・運動療法に取り組んでいる結果、時に変動はあるものの、検査結果の悪化もなく、体重も初診時よりも2kg減量に成功、HbA1cも6.3%〜6.9%とコントロールできています。仕事と治療を両立するのは難しいかと思いますが、続けていくには、無理はしないで、ゆるやかでおだやかな気持ちが大切です。必ずいい結果へと繋がっていきます。これからもNさんに負けないように手軽に取り入れられる事や情報が提供できるよう、私達も積極的に勉強していきます。一緒に頑張りましょう!応援しています。
Y・H 様
57歳:女性
2020年10月
2006年より糖尿病、脂質異常症のため通院中のHさん。半年ほど前から、目標を立てて毎日その様子を自分で自由に記録できる「食事運動カレンダー」を使って、食べる順番に注意することを目標に取り組んでいます。これまでも血糖値の急上昇を抑えるために、食事の1番最初に野菜を食べる=ベジファーストは意識してやっていたそうです。今回、新たな目標としたのが「食べ始めて5分以上経ってからご飯やパン、麵、イモなどの炭水化物を食べる」です。これをしっかり毎食やっていくと、血糖値の急上昇を抑える効果があるのです。そこでHさんはケータイのアラームやキッチンタイマーをセットして5分間をしっかり測ったそうです。最近ではすっかり5分間が身につき、家族から「ゆっくり食べるようになった」と褒められたそうです!そんなHさんの毎日の努力で、血糖値を下げる薬が減ってもHbA1cは6.5%〜6.6%、一時は体重が68.4kgまで増えたこともありましたが、今は57kgでしっかりコントロールされています。何より15年もの間治療のためにずっと通院していることが素晴らしいです!これからも一緒に頑張っていきましょう!
C・Y 様
51歳:女性
2020年10月
甲状腺と脂質異常症で通院されているYさん。元々お酒が好きで毎日夫婦で晩酌されていたそうです。しかし検査の結果、LDLコレステロールと中性脂肪の値が高いと判り「休肝日を作ること」にしたそうです。休肝日をきっかけに食事を見直すことにしたそうです。少しずつ改善に取り組んでいたYさんでしたが、パート先でとても素敵でYさんが目指す理想女性に出会ったそうです!その出会いで刺激を受け、再度頑張ろうと思い直し、それまで以上に食生活改善+ダイエットにも取り組むようになったそうです。参加したダイエット教室ではプロテインの置き換えを勧められたそうですが、それよりも3食しっかり食べて、しっかり運動するべきと考え実行しているそうです!揚げ物を控えたり、多くの野菜を摂るように意識したり、また毎日ストレッチを30~60分程度行い、筋肉のためにたんぱく質を摂ったりとYさんはできることをしっかりと頑張ったそうです!ただお酒だけはなかなかの難敵だったそうですが、習慣で飲むことはやめて、飲みたいときだけと決めて量を減らすうちに休肝日にも大分慣れてきたと話してくれました!その結果、体重は毎月-2kgずつ減っていき、中性脂肪は366→55まで下がりました!Yさんが憧れている女性は何もしていないわけではないはずです。Yさんのように生活に気を配り、食事や運動などきっとたくさんの工夫と努力をしているはずです。これからもYさんの目標に向けて一緒に頑張りましょう!
T・S 様
61歳:男性
2020年10月
糖尿病で通院中のMさんは、2018年3月当時、健診にて体重89.2kg、HbA1c8.0%を指摘され、当院に通院し始めました。202糖尿病・高血圧・脂質異常症で通院中のSさん。新型コロナウイルス感染症の影響で在宅ワークとなったそうです。自宅で仕事をしていく中で持病の椎間板ヘルニアが悪化、外科手術をすることになってしまったそうです。手術を行う上で血糖値の安定は欠かせません。Sさんは今まで以上に血糖コントロールを意識するだけでなく、禁煙にチャレンジすることにしたそうです。それまでSさんは何度か禁煙に挑戦したことがあるそうです。禁煙外来に通っても上手くいかなかったそうです。1日に20本を40年間続けてきたSさん。タバコを手放す自信は全くありませんでした。しかし手術を控え、気持ちも新たに当院で禁煙外来に再度挑戦しました。禁煙外来は12週間、約2ヶ月半の間に5回の通院が必要です。2回目、3回目の通院時はまだ喫煙していましたが、4回目には禁煙を達成、最終の5回目の受診時も禁煙を継続していました!Sさんの場合、在宅での勤務といういつでもタバコが吸える環境の中、禁煙を続けるというストレスや葛藤はSさん本人にしか判らないことですが、それはとても大変だったのではないかと想像しています。それでもやり遂げたSさん。手術に向けて体調を整えたい!という強い意志が、禁煙外来通院も途中で投げずに最後まで続けられたのではないかと思います。本当に素晴らしいことです、誰にでもできることではありません。ぜひ、今回の禁煙達成を大きな自信にしてこれからも一緒にがんばっていきましょう!手術の成功を祈っています。
T・K 様
51歳:女性
2020年9月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で治療中のKさん。それまで他院で脂質異常症や高血圧は指摘されていましたが、特に食生活については気を付けていなかったそうで、糖尿病と診断された時は『とてもショックだった』と食事カウンセリングの時に話してくれました。毎日の食事をひとつひとつ見直していく中で『自分がいかに食べ過ぎていたかに気が付いた』と話すKさん。そこでまず、ご主人と一緒に毎日食べていた菓子をやめることに。そして、ごはんの量も自身の身体や生活を考えて適量程度まで減らしました。その結果半年間で体重は78.6kg→69.9kg、HbA1cは12.3%→5.6%と大きく改善しました!初診時から血糖値が高いときは禁酒していたそうですが、今ではしっかり量に気をつけながら飲酒も楽しんでいるそうです!新たに体重計も購入し、毎日体重測定も開始。体重が増えるとインスリンの効きも悪くなってしまうため、体重のコントロールはしっかりお願いします。これからも頑張っていきましょう!応援、しています。
N・M 様
55歳:女性
2020年9月
甲状腺の治療で通っていたMさん。高血圧や脂質異常症などの治療も併せて通院していましたが、食事カウンセリングを受けるまで、食事に関して特に何も気を付けていなかったそうです。カウンセリングの中で、高血圧や高脂血症はもちろん生活習慣病は食事・運動なども含めた本人の生活の全てが影響していると気づいたそうです。Mさんはさっそく生活の見直しを始めました。まずは運動。通院している整形外科で行われる「筋力チェック」に合格することを目標に、仕事の合間にエアロバイクやスクワットをやっていたそうですが、ますます気合が入ったと話してくれました。食事については、元々早食い気味だったことに気づき、ゆっくり食べるためになんと「利き手ではない方の手で食べる」というオリジナルの工夫にチャレンジ!!!Mさんは「案外楽しく食事できています!」と、とても楽しそうに話してくれました!独特の発想でしっかり自分でできる工夫を見つけ、それを楽しみに変えているMさんの姿、とても素敵だなと思います。楽しく。それこそが無理なく続けられる秘訣ですね。Mさんはすでに1年以上継続しているそうです。その結果、初めて食事カウンセリングを受けた時は体重58.4kg、LDLコレステロール152でしたが1年半の現在体重54.2kg、LDLコレステロール142と数値に改善がみられます!はもちろん、これからも楽しくMさんらしく続けていきましょう!
T・M 様
52歳:男性
2020年9月
糖尿病で通院中のMさんは、2018年3月当時、健診にて体重89.2kg、HbA1c8.0%を指摘され、当院に通院し始めました。2020年1月からは、受診予定日には必ず来院しています。糖尿病の治療はまず来院です。糖尿病は自覚できる症状は多くありません。血液や尿など検査をしっかり行うことで、身体の状態や様子が判ります。そして検査結果をもとに治療方法も変えていくことが大切です。Mさんは、外食が多いとのこと。食事内容を意識することが特に大事になります。現在、体重80.2kg、HbA1cは5.9%と、とてもいい方向に向かっていますね!治療のポイントはずばり【継続】です。処方された薬はしっかり飲む。栄養バランスと食べる量を意識する。適度に身体を動かす。小さなことをひとつひとつを忘れずしっかりやっていくことで、大きな結果に繋がります。Mさんの前向きな姿勢であればきっと続けることができます!無理なく、Mさんのペースで、ひとつずつやっていきましょう。これからも一緒に頑張っていきましょう。応援しています!
E・I 様
44歳:女性
2020年8月
今年の2月に糖尿病と診断されたIさん。薬に対して「一度飲み始めるとずっと飲み続けなければならなくなってしまう」というイメージがあったそうで、できる限り血糖降下薬を飲みたくないという思いが強かったそうですが、専門医としっかり話し合い、薬を飲みながら食事・運動療法を開始することになりました。治療を始め生活習慣について振り返っていた時、通勤時などストレスを感じイライラすると飴を食べるクセに気づきました。飴は血糖値が上がることを知り食べることを止めることにしました。また、それまで砂糖入りのコーヒーを飲んでいたそうですが、ブラックコーヒーに牛乳をプラスして飲むようにする等できることを丁寧に1つずつ工夫していきました。現在は、食べる順序や時間に気を付けることも血糖値の急上昇を抑えるコツということを知り、食事開始5分後に炭水化物を食べるように毎食実施継続中です。その成果もあり、6か月でHbA1c7.1%→5.6%、体重は71.6kg→62.6kgと減量しました。今では野菜を先に食べるので、食事全体量が減った気がすると話すIさん。今月からは血糖コントロールも良くなったので血糖降下薬もなくなりました。52kg〜53kgが目標体重とIさん。油断せずにIさんのペースでこのまま続けていきましょう。
M・N 様
24歳:女性
2020年8月
2019年12月から糖尿病で通院されているNさん。初めて来院された時HbA1c13.4%と血糖値は高めでした。食事カウンセリングの時に①ジュースを1日1.5L飲んでいる ②お菓子を習慣的に食べている ③朝ごはん抜いてしまっている などの話がでました。どれも血糖値を高めてしまうことを伝え、少しずつ改善していくことになりました。まずは①ジュースを止めること。そして②朝ごはんをきちんと食べることの2つにチャレンジすることに。チャレンジの手助けとして毎日の目標達成を自分でチェックできる「食事運動カレンダー」を使ってみることにしました。半年経った2020年4月にはHbA1c6%台にまで血糖値が改善することに成功!さらに4ヶ月経った2020年8月現在も6%台をキープ!これはNさんの毎日の努力の成果が検査結果に表れています!それまでの習慣を改善することはできるかも知れません。ですが、それを継続し続けることはとても大変なことです。Nさんはすでに半年以上自分で立てた目標をしっかり続け、結果に繋げることができています。とても素晴らしいことです!現在では「お菓子はどうしても食べたい時だけ」と決め、食べる回数を意識するだけでなく糖質オフのものを選んだり、毎食前にサラダを必ず食べるようにしたりと、Nさんのルールが出来はじめています。そんなNさんの姿に続けることのスゴさを教えてもらっています。これからも一緒に頑張っていきましょう!
M・N 様
57歳:男性
2020年8月
脂質異常症・高血圧症・糖尿病で通院中のNさんは、これまで1日30本の喫煙を30年以上続けていましたが、2015年と2017年の2回禁煙外来を経験。その2回とも、なんとなくという気持ちでスタートしたためか、禁煙外来に通っている間も煙草を吸っていて、以来禁煙外来を中断していました。2020年1月に入って、今までにない胸の痛みを感じ循環器科を受診。狭心症の疑いで様々な検査を受けたそうです。その時「自分の命に危険が迫っているのではと不安になった」と話すNさん。心機一転、禁煙外来3回目を1月に開始。禁煙を始めて3日目くらいに吸いたい衝動がピークに。でもNさんは「自分の身体のことや家族のことを考えたら頑張らないといけない!」と強い意志で続けたそうです。今回の禁煙外来中は「吸った本数:0本」を最後までしっかり継続されていましたね。喫煙は百害あって一利なし、それを心に禁煙外来を終了して半年以上経った現在でも禁煙を続けている姿、大変すばらしいです。これからも、自分の身体と向き合って禁煙を続けていってくださいね!
M・T 様
51歳:男性
2020年7月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で治療中のTさん。2013年に健診で血糖値が高いことが判りました。仕事が忙しいこともあり、はじめは食事療法にしっかりじっくり取り組むことが難しかったTさん。お菓子の量を減らしたり、歩くことを意識したり、お薬のサポートもありHbA1cは7%台まで下がりました。が、それ以降なかなかHbA1cが下がらなくなりました。ちょうどそんな頃に食事カウンセリングで話し合い、「食事運動カレンダー」を使うことにしました。食事運動カレンダーとは、その月に頑張ろうと思う自分で目標を決め、日々できたかどうかを書き込んでいく、というもの。Tさんは「運動」を目標にしました。それからTさんは運動をしっかり無理なく続け、お薬を増やすこともなく現在は5.9~6.2%でコントロールできています。はじめは食事運動カレンダーに運動の有無をつけているだけでしたが、今では歩数を書くなど、Tさんなりに工夫しながら頑張っています。『カレンダーのおかげで自分のペースがつかめる』と話してくれました。新型コロナウイルス感染症が私たちの生活を大きく変えています。でも、コロナだからできないではなく、コロナでもできることを今後も一緒にみつけていきましょう。
S・J 様
24歳:女性
2020年7月
甲状腺機能低下症・脂質異常症で通院中のJさん。毎日体重測定と記録を欠かさずにやっていましたが、なかなか思うように体重を減らすことができませんでした。料理の仕事をしている父親が作る夕食。美味しくて「ついつい」たくさん食べてしまうこと。Jさん自身ケーキ屋さんで働いていて、新作の試食をしなくてはならないこと。余ったケーキを持ち帰り「ついつい」食べてしまうこと。Jさんは毎日の「ついつい」が原因だと思い、夕食量を減らすと決めました。夕食の時、今までと同じ量を取り皿に盛り、そのうち1/3だけ食べ、残りの2/3は翌朝に回すようにしてみました。それだけだとどうしてもお腹が空いてしまうので冷蔵庫にストックしてあるキャベツの千切りや豆腐を食べて凌ぐことにしました。また、朝と夕食後にエアロバイクを15分〜20分程度するようにし、食事カウンセリングの時に渡した「食事運動カレンダー」を使って毎日チェックするようなりました。その結果、体重は1年で96.1kgから87.1kgへと減量!素晴らしいですね!夕食の時、やはり美味しくてを食べすぎてしまうこともあるそうですが、食事運動カレンダーに記録し、翌日調整するようにしているとのこと。調整する意識がとても大切です!これからも続けましょう!応援しています!
H・O 様
63歳:女性
2020年7月
糖尿病と難治性高コレステロール血症で通院中のOさん。当院に通院し始めた頃から『体重を落としたい!』という気持ちを強く持っていたようでしたが、なかなか実行出来ずにいました。そんなOさんでしたが、管理栄養士による食事カウンセリングを受けていくうちに、意識が少しずつ変化していったそうです。本を参考に料理を作ったり、栄養バランスに心がけたり、間食についても管理栄養士に相談しながら、Oさんのペースで少しずつできることから食事を改善していきました。時には思うように体重が減らず、体重測定を中断したこともありましたが、今ではそれも乗り越え、日々頑張っています。現在は管理栄養士から渡された「食事運動カレンダー」に目標を決め、日々の体重の記録など挑戦しています。『体重の変化がしっかり見て判るので、意識を常に保つことができる』とOさん。体重も初診時から現在までに9kg減量に成功しています!これからも前向きな気持ちで目標を持ってOさんのペースで続けていってください!応援しています。
F・A 様
62歳:男性
2020年6月
糖尿病、高血圧症で治療中のAさん。新型コロナウイルス感染症が流行したため、外出機会が減り時間ができ、その時間をウォーキングすることにしたそうです。元々1日に8km歩いていたのを10kmに増やしたそうです!また60歳の還暦をきっかけに「喫煙」にチャレンジしているそうです!決めたことは次々と達成するAさん、実は何よりもお酒が大好き!なんです!日課の10kmのウォーキングも2年続けている喫煙も、じぶんのカラダを考えながら大好きなお酒とうまく付き合うため、なんです。もちろん大好きなお酒の飲み方にも「A流の工夫」があります。それは焼酎は必ず【お湯割り】で飲む、です。何故か訊ねてみると「焼酎は水割りだと濃く作ってしまって飲みすぎてしまうし、気づくといつの間にかロックを飲んでいた!なんて事があるから。せっかく飲む量を気遣っているんだからお湯割りにした方がいい!夏でもお湯割り。」と教えてくれました!とてもお酒を楽しんでいるようです。一時はHbA1c8.3%と悪化していたこともありましたが、今はHbA1c5.9%と大変良い状態でコントロール。A流お湯割り作戦、大成功!ですね。これからもじぶんのカラダのことを考えながらお酒と楽しく、上手に、飲み過ぎず、長くつきあっていってください!
C・E 様
76歳:女性
2020年6月
糖尿病・高血圧症で2017年から通院中のEさん。食事カウンセリングの中で、食後の血糖値が急上昇することが身体にとって負担であることを知り、以来、野菜を先に食べることを実践しています。体重も毎日測定するようにし記録も付けています。今のEさんの目標は ①歩くこと ②油の多い食品を減らすこと。①はご主人と毎朝歩くようなり、今では8,000〜10,0000歩も歩く日が出てくるようになったそうです!②は炒め油を意識して控えるようになっただけでなく、鶏の皮、豚バラ、牛バラ肉、アボカドやベーコン、ナッツ類など脂を多く含むものを意外と摂っていたことに気づいてからは、減らすように意識しているそうです。その結果、体重は60kg→54.6kgに減量、HbA1cも6%前半でキープできています。素晴らしいですね!体重を測って記録すること、1回や2回なら誰にでも簡単にできるかも知れません。それをずっと続けるとなると簡単なことが急に難しくなります。Eさんはすでに1年以上続けています!継続はそれだけで素晴らしいことです。これからも応援しています!
T・S 様
58歳:女性
2020年6月
高脂血症で通院中のSさん。『服をきれいに着たい!』『動きを楽にしたい!』とずっと思っていたそうです。体重を落とさなければ!と思いつつ現実はというと、お菓子の差し入れが多い職場だったり、家では子供に合わせて肉料理が多かったり、残ったおかずを食べたり…となかなか減量に取り組めずにいました。しかし思いを果たすためにもこのままではいけない!と普段の食事と運動を見直すことにしました!!!まずは食事。お弁当を買う時は必ずカロリー表示を見るようにし、ご飯は1/3程度残すようにしました。間食はできるだけ昼食後のみにするように心掛けました。近頃では止めてしまっていた体重測定を再開。スポーツジムも時間を作って行ける時はなるべく積極的に通うようにしました。もちろんクリニックの受診は欠かさず、各種検査や食事カウンセリングもしっかり受ています。Sさんの思いと努力は必ず結果として出てきます!結果を出すためにアドバイスがひとつあります、それは「無理をしないこと」。長く続けていくためには、Sさんのペースでやっていくことが大切です!おしゃれな洋服で、さっそうと歩く素敵なSさんに会うのが今から楽しみです。
E・A 様
80歳:女性
2020年5月
10年前より通院中のAさんは、東京と福岡を行き来する忙しい毎日を送っていますが、寝る前に翌日の薬を予め準備したり、間食するなら午前中に少量だけ、『食事は色合いが大事』として色々な食材を用意するなど、「自分ルール」を作るなど、治療をしっかり自分の中に落とし込み、アイディアを持って生活に溶け込ませることがとても上手です!もちろん検査結果も良好!ここ半年はHbA1c6.5~7.4%です。何事にも興味と好奇心を持って臆さず、明るく楽しみながらチャレンジしちゃうAさん。今度は楽器に挑戦してみたいと話す姿は私にはとても眩しくみえました!その活き活きとした姿はとても若く見え、とても憧れます!Aさんのお話を訊くと、私まで元気になれます!これからも楽しいお話、たくさん訊かせてください!
Y・S 様
46歳:女性
2020年5月
Sさんは1年前に当院の検査で糖尿病と診断されました。8年前に転職し、禁煙したことで、食事量が増え、体重が増えていたそうです。食事カウンセリングの時に詳しく訊いてみると、仕事は早番、遅番、夜勤もあり、そのため不規則で夕食が遅く、それだけでなく夕食後に甘い物を食べ、その代わりに朝ごはんは食べていませんでした。Sさんのように食事時間が空き、一度にたくさん食べる事が続くと、膵臓が疲れてしまってインスリンをだんだん出さなくなってしまうと話しました。そこでSさんは早速、朝食を食べること、野菜を先に食べること、間食を控えることを始めました。体重も毎日測るようになり、スクワット50回と踏み台昇降30分をほぼ毎日続け、それだけでなく職場まで自転車で行っていたのを歩いていく日も作るようになりました。その結果、体重は15kgも減り、HbA1cも6.7%から6.0%まで下がりました。素晴らしいですね!Sさんの楽しみは月の1回の旅行です。この時は気にせず美味しい物を楽しむようにしているそうです。ご褒美があると、毎日の食事運動療法も続けやすいですね!この調子で続けましょう!応援しています!
T・S 様
75歳:男性
2020年5月
糖尿病と高血圧で通院中のSさんは、7年ほど前から糖尿病と高血圧の治療をしています。来院当初、体重76.6kg、HbA1c5.7%でしたが、現在は体重66.4kg、HbA1c5.4%と、体重の減量にも成功、HbA1Cも維持しています。Sさんは、毎日欠かさず朝夕ウォーキングを続けていて、雨の日でも休まず、合羽を着て歩いているそうです。運動を続けることは、病気の予防や病気が今以上悪くならないようにするために必要なことと誰もが知っていること、分かっていることですが、毎日毎日積み重ね、それを何年間も続けることはとても根気が必要だと思います。Sさんはそれを実現し、今もなお継続しています。誰にでも出来ることではありません、本当に素晴らしいと心から思います!現在、新型コロナウイルス感染症のため、外出には注意が必要ですが、ぜひ今後もウォーキングを続けてください!応援しています!
A・H 様
58歳:女性
2020年4月
10年ぶりに健康診断を受けて、血糖値が高いことを指摘され、糖尿病、脂質異常症、高血圧と診断されたHさん。当院で治療をすることになりました。それまでは糖尿病のある夫のために、いろいろと考えて食事を作っていました。が、自分のことになると二の次で1食/日のことも。時には菓子パン3個で食事を済ませることもあったそうです。食事カウンセリングで食事運動カレンダーで1日に3食きちんと食べるという目標を立て、できたら〇をつけ3食欠かさないということを意識し1ヶ月間しっかり100%達成することができました。翌月には食事だけではなく、運動にも目標を設定。1日に10,000歩歩くことを目標に頑張っています!食事運動カレンダーを上手に生活に取り入れ無理なくHさんにあった目標を次々と達成された結果、HbA1cは9.7%→6.7%と改善。体重は75.5㎏→69.2㎏と60㎏台になりました!『周囲の人から「痩せたね」と声をかけられるようになった』と話すHさん。最初は「3食/日食べる」という基本的なことが目標でしたが、今では①栄養とエネルギーのバランスも配慮した食事、②ゆっくり時間をかけて食べるという大変難しい目標もしっかり身につき、習慣になっているそうです!これからも油断をせず、Hさんのペースで、しっかり頑張っていきましょう。応援しています!
T・H 様
40歳:男性
2020年4月
糖尿病・脂質異常症で通院中のHさん。治療を中断していた時期もありましたが、健康診断で指摘され、当院で治療再開。初めての食事カウンセリングの時に『怒られるかと思った』と気持ちを素直に話してくれました。食事カウンセリングでは、糖尿病は自覚できる症状が少ない病気のためで、治療を続けるのに難しいこと。だからこそ毎月採血や検尿などの検査をすることで、今の身体がどういう状態かを把握することが大切、ということを話し合いました。奥様の協力もあり、夕食は野菜中心でメインのおかずの量は片手大、ごはんは少な目を意識するように。昼は定食を選ぶようにし、野菜やおかずから先に食べるようになったそうです。そんなHさんの一番の悩みは、「帰宅前の空腹感」でした。通勤に1時間半かかるため、強い空腹感から外食して帰ったり、間食したりしていました。治療を再開後は、帰宅前の外食や間食を止めるように決めたそうです。しかしやってみると、どうしてもお腹が空くつらさと、我慢した反動で夕食を食べすぎてしまうことに気づきました。そこであえて帰宅時にサンドイッチやおにぎり、ソイジョイ等の軽食を食べ、その代わり夕食のごはんの量を減らすようにしてみることにしたそうです。その結果HbA1cは11.4%から5.6%へ、体重は88.8kgから80.7kgと改善!素晴らしいですね!空腹感を上手にコントロールしながら、これからも治療を続けていきましょう!応援しています!
N・K 様
52歳:女性
2020年4月
2019年9月の受診時から着実に体重が減少してきているKさん。何か生活で変わったことがありましたか?と尋ねたところ『食事や体重で悩んでいたので、管理栄養士さんからアドバイスをもらったのを参考に食事に気を付けている』と話してくれました。『炭水化物や肉類が多かったので減らし、カロリー表示を見るように気を付けていた。』『服を着る時に何となく余裕が出てきたかなと思えるようにはなったけど、自宅に体重計がないから体重が減ったかどうかもわからなかった』とその日は話してくれました。2019年11月の受診では、さらに減量に成功。継続して食事に気を付けているんですねと尋ねると、『食事も気を付けているけれど、体重計を購入したので毎日体重測定をするようにした』と話してくれました。2019年7月に79.8kgだった体重は半年後の2020年3月には66.9kg、12.9kgも身体に負担を掛けず減らすことに成功しました!素晴らしいです!食事の内容を気にかけ、毎日体重測定をすることで、変化をしっかり確認していくことができ、その結果めきめきと自己管理能力を上げることに成功しました!もちろんその成果は体重だけではなく、血液検査の結果にもしっかり反映されていて、今では中性脂肪や悪玉コレステロールはしっかりと基準値内を保っています!以前は一緒に食べようとアイスクリームを勧めてきていた旦那様にも最近は協力してもらって間食も減らしているそうで、さらに自己管理能力にみがきがかかっている姿はとても素敵です。これからもその自己管理能力を維持して一緒に頑張りましょう!
M・H 様
64歳:女性
2020年3月
糖尿病、脂質異常症、高血圧で治療中のHさん。治療開始したころはHbA1cが14.3%でした。自主的に糖質制限にチャレンジし、とにかく糖質を摂らない食事をしていましたが、食事カウンセリングの中で、動くためのエネルギーとして必要な糖質もあることを知り、現在、炭水化物はカラダに必要な量=Hさんにとっての適量を摂るように心がけるようになりました。仕事の日は忙しく料理をする時間的余裕が作れないので、休日に予めおかずを作り置き。そのおかげで、忙しい日でも栄養バランスのよい食事を摂ることができるようになり、食事も毎回食べる順序や食べる時間にも意識しているそうです。そんなHさんの努力は結果として表れ始めていて、ここ半年間はHbA1c6%台で推移しています。たとえ糖尿病があるからと言って、何でもかんでも糖質を避けるのではなく、じぶんのカラダに合わせた栄養を摂ることがとても大事なのです。もちろん栄養は糖質だけではありません。脂質やビタミン、ミネラルなど、健康な身体を維持するために欠かせないものはたくさんあります。今、Hさんは自分で調整することができるようになってきています。この調子で続けていきましょう。
I・K 様
81歳:男性
2020年3月
糖尿病・甲状腺腫で通院中のKさんは80歳を超える今でも現役の社長。いつも陽気で話が上手で話題がとても豊富。最近のニュースもちろん、若い人でも忘れてしまいがちな3日前の夕食内容さえパッと出てきちゃいます。どうしてそんなに元気でいられるのかKさんに元気の秘訣を訊ねてみたところ、2つあるそうです。その①は【毎朝パソコンで脳トレゲームをする】こと。いつも脳年齢20-30代と判定が出るそうです!スゴいですね!その②は【休日に行き先を決めず、1時間ほど自転車で青信号の方に進み続ける】こと。青信号に沿って走るので、知らない道、場所を散策することになり、新しい発見や出会いがあり、かなり頭に刺激があるそうです!とても素敵なルールですね!食生活は、とにかく栄養バランスを重視!毎食野菜を食べることを欠かしません。お酒も週に3回、焼酎を半合までと決めてしっかり守っているそうです。お菓子も本当に食べたいものだけに決めて、週に1回ぐらいにしているそうです。そんなKさんの今の目標は『100歳まで元気でいて、世界がどう変わっていくのか見ること』だそうです!かっこいいです!Kさんを見習って私も頑張ります!いつまでも皆さんの目標でいてください!
Y・K 様
49歳:男性
2020年3月
糖尿病・高コレステロール血症で通院中のYさん。インスリン治療をしていましたが、食事カウンセリングで1日3食しっかり摂ることのメリットを知り、朝食を積極的に摂るようになりました。夕食は、油ものを控えたり、惣菜選びにも栄養バランスを取ることを意識するようになったそうです。食事を見直すことでインスリン開始時には8.0%台だったHbA1Cも徐々に改善していき、最近では6.5%台、直近で6.8%です。体重も70kg台から65kg前後まで減ったことからインスリンを中止、内服薬に切替となりました。最近、益々仕事が忙しくなり、これまで続けてこれた食事の取り組みが乱れ始めていると話すYさん。忙しい時こそ、身体のために栄養とエネルギーのバランスを意識することで、体調を整えることができます。毎食栄養バランスを整えるのが難しい場合は、炭水化物しか摂れなかった次の食事は食物繊維を多く含む野菜やタンパク質を多く含む肉類などを選ぶようにして、1日のトータルで整えていく方法もあります。小さなことでいいのです。1品おかずに野菜を加え、食事の最初に食べるのを続ける、そんな小さな積み重ねがやがて大きな変化になっていきます。一緒にがんばっていきましょう。
F・N 様
70歳:女性
2020年2月
10年以上前から糖尿病・脂質異常症・高血圧症の治療のため通院しているNさん。4年前から毎週金曜日に健康のためにボーリングを始めています。最初はボーリングに慣れるだけで精一杯だったNさん、今では3ゲームもこなすほどに!スコアも徐々にアップし、マイボールを用意するほど、ボーリングを思いっきり楽しんでいます。ボーリング後、時折低血糖となることが以前はあったそうですが、「最近はうまくカラダの状態が自分でわかるようになった。低血糖がなくなった!」と笑顔で話してくれました。ボーリングは1ゲームあたり50kcal消費すると言われています。しかし脂肪を燃やす有酸素運動だと言われています。ボーリング1ゲーム約10分の運動量はマラソン4分に相当するとも言われています。それだけカラダを使うスポーツ、なんです。HbA1cも一時8%台でしたが、ここ最近は7%台でコントロール。ボーリングはスコアだけでなく、一緒に楽しむ周りの人とのコミュニケーションが楽しいスポーツです。今後もボーリングを楽しみながら笑顔で、カラダと健康とお友達を大事にしていきましょう!
A・M 様
55歳:女性
2020年2月
糖尿病・高脂血症で通院中のMさん。しっかり食べているのに体重がどんどん減って10kg近く痩せたことに怖くなり、当院受診。検査の結果、HbA1cが13%と高く、糖尿病診断。疲れてしまって能力が落ちていた膵臓をいたわるために、インスリンを1日1回打つことが始まりました。Mさんの職場では、毎日15時にみんなでおやつを食べる習慣がありました。Mさんが糖尿病診断されたことを社長さんに告げると「職場でおやつを配らないよう、食べすぎないよう、みんなで気を付けよう!」と同僚に声をかけてくれたそうです。また、それまでカラダに良いと思って飲んでいた、シソジュース、飲むヨーグルト、カルピスなどの乳酸菌飲料も、想像以上に糖分の量が多いと知り、量に注意することにしました。菓子パンとコーヒーだけだった朝食を、野菜とタンパク質のおかずを先に食べ、それから主食としてパンを食べるよう、食べる順番を意識するように。最近はジムにも通い始め、ダンスをしたり、アクアビクスをしたりと、楽しみながら運動を続けることができているそうです。そんなMさんのひとつひとつの積み重ねは検査結果として表れました。通院開始時HbA1cは11.3%だったのが、6.8%に!インスリンも良い結果を受けて中止に、3か月後には薬だけの治療になりました。素晴らしいです!今、Mさんは野菜をたくさん食べるため、インターネットでレシピを探して、飽きずに食べられる方法を研究中だそうです。この調子で続けましょう!応援しています!
H・K 様
49歳:男性
2020年2月
高コレステロール血症・甲状腺機能低下症で通院中のKさんは、仕事の都合で夕食時間が遅く、外食や間食も多かったため、体重が少しずつ増えているのを自覚していました。気づけば1年間で約4kg増加していました。『このままではいけない!なんとか体重を減らしたい!』と思いつつも、何をどこから取り組んでよいのかわからない。そこで思い切って受診の際の食事カウンセリングの時に管理栄養士に相談してみることにしました。話し合っていく中でまず間食を見直すことから始めてみることにしました。『ダメだと判っているんだけど、止められない』と言っていたアイスやワッフルやカステラなどの夕食後のデザートを、野菜を使った手作りスムージーに切り替えることに挑戦。他にも、調理をする時は油の量、ベーコンや豚バラを控え、野菜を意識し多く摂るように心がけたそうです。その結果はしっかりと現れました。ピーク時の体重から比べると、今では約7kgも減っています。中性脂肪はまだ高値ですが改善傾向。体重測定も楽しくなり、モチベーション維持にもなっていると話すKさん。自宅には家庭菜園もあり、現在8種類ほどの野菜を育てているそうです。自分の手で育てた野菜、美味しさが増してさらに多くの野菜が摂れそうですね。これからは春の野菜が出てきます。旬の野菜も取り入れながら、飽きのこない食事や、体重維持と減量、もちろん栄養バランスについてもしっかり話して、Kさんのサポートができるようにと思ってます。がんばりましょう!
R・K 様
55歳:男性
2020年1月
糖尿病と診断された頃のHbA1cは12%台だったと話すKさん。その頃を振り返ると、喉の渇き、倦怠感があり、飲みものは缶コーヒー、トンカツなど高エネルギーのものを好んで食べ、野菜は嫌いなので食べないという生活だった、と話してくれました。仕事の関係上不規則になりやすい食事も、できる範囲で工夫をされています。また、ご家族のサポートもあり、食事バランスには気をつけているそうです。最近では、HbA1c6.6%~6.8%の範囲でコントロールできています。以前は苦手だった野菜も、今では先に食べること=ベジ・ファーストが習慣、「野菜がないと食事が始まらない」と話してくれる程です!すっかり嗜好も変わったKさん。筋肉を維持するためにも、毎食タンパク質を取り入れることにも挑戦してみましょう。
A・Y 様
49歳:女性
2020年1月
高脂血症、甲状腺機能亢進症で通院中のYさん。仕事のストレスから、不眠、過食、運動不足に繋がっていました。LDLコレステロールのが高くなってきており、このままでは健康にも良くないと感じたYさん。自分の意見を相手にきちんと伝えるようにすると、ストレスがたまらなくなったそうです。そして気持ちに「余裕」が生まれました。いい機会として、体重を測り、まずは増えないようにすることを意識すると、リバウンドすることがなくなりました。不眠も解消され、22時就寝、朝の5時に起きて、お弁当を作るという生活リズムまでもが変わってきたそうです。徐々に新しい生活リズムに慣れ、安定してきたYさん、2019年9月末には ①歩数を見て体重日記に記録する ②間食からのエネルギー摂取を150kcal以内にするという2つの新しい目標を立てました。それから3か月後、7.1kgも体重が減りました。しかも薬を飲んでいてもなかなかさがらなかったLDLコレステロールの値も165mg/dL→119mg/dLへと大改善!素晴らしいですね!次の目標は2020年夏までに67kgにすることだそうです。東京オリンピックの年に弾みをつけてこの調子で続けましょう!応援しています!
T・I 様
46歳:女性
2020年1月
糖尿病と高脂血症で通院中のIさんは、2014年3月に糖尿病専門医での治療希望で当院へ初めて受診しました。初回受診時の体重は68.9kg、HbA1Cは10.4%でした。それから5年以上経過した現在は、体重60.7kg、HbA1C7.4%と改善!しっかり数値に結果が出ているのはIさんが、予定通りに来院、食事や運動に気を付けていたりと、しっかりと努力されているからです。糖尿病が進行すると合併症を発症しやすく、さらに放っておくと症状が悪化することがあります。糖尿病合併症にならないようにするためには、定期的な通院と、食事や運動などの治療が必要です。『忙しいから』『なにも症状がないから』と放置してしまうと、症状が出始めた時にはカラダはかなりダメージを受けた状態になっています。通院の大きな目的のひとつは自分では症状が判りにくい、糖尿病の状態を検査によって数値化できることです。Iさんは毎回ほぼ予定通りに来院されていますね、本当にすごいと思います!これからも病気と上手に付き合っていけるよう、一緒に頑張っていきましょう。
Y・M 様
48歳:女性
2019年12月
糖尿病、脂質異常症で通院中のMさん。以前、他の病院で治療をしていましたが、待ち時間が長いこと、検査結果も良好だったことから、治療をやめてしまったことがありました。健康診断で治療が必要とアドバイスを受け、当院に通院し始めました。『体重を減らせば、薬を減らせるかもしれない』と考え、毎日ご主人と一緒に60分間のウォーキングと、糖質を多く摂り過ぎないように注意すること、を始めたそうです。通院当初は64.5kgあった体重も毎日の積み重ねで56.5kgとなんと7か月で-8kgも落とすことに大成功!Mさんに訊ねてみると、毎日朝・夕に体重測定をしている、とのこと。いつも測ることで体重が増えた時に、何が原因だったのかがハッキリ判るので、調整や修正がしやすく、成功に繋がったんだと思います!今では『通院することが仕事の気晴らしになる』とのこと。しっかり頑張ったことが検査結果に出て、仕事のストレス解消になっているなんてスゴいです!HbA1cも6.1%→5.6%と改善、ついに目標の血糖降下薬も減らすことができました!Mさんが今目標にしている体重まであと少し。そんなMさんにアドバイス!ゆっくり時間をかけて食べる、たったそれだけで体重や血糖値に影響します。ぜひ「ゆっくり食べること」にもチャレンジしてみてください!
N・M 様
34歳:女性
2019年12月
糖尿病、高脂血症、高尿酸血症で通院中のMさんは測ること、「測定」を欠かしません。毎朝晩、①体重測定を欠かしません。体重が増えてきたら、夕食の量を調整したり、運動量を増やしたりして、体重を管理しています。②食事前の血糖値の測定を欠かしません。できる時は食べた後も測定。食前後でどのくらい高くなっているかを知り、食べる内容、順番、量の調整に積極的に役立てています。実はこの血糖測定の記録は、医師が薬やインスリンの量を判断する上で大変に参考になるのです。高血糖だけでなく低血糖も防ぐことができるようなより安定した血糖コントロールをするためのインスリンの量を判断するには、より多くの血糖測定の記録は医師にとってとても貴重なデータになるのです。また③運動の記録もしています。自宅の自転車エルゴメーターで10分を3セット、もしくはウォーキングを1時間と目標を決めて、できたら用紙に〇を付けています。ちゃんとできているかを自分で確認しているそうです。これら3つの記録を続けてきた結果ここ1年間で、体重は約5kg、HbA1cは0.5%下がりました!素晴らしいです!ベランダでの家庭菜園も楽しんだり、動画サイトで低糖質のおかずのレシピを見つけて作ったり、と楽しんで治療に取り組まれているMさん、素敵です!これからも「測定」で頑張りましょう!応援しています。
H・K 様
43歳:女性
2019年12月
Kさんが1型糖尿病と診断されたのは2018年11月。現在、血糖コントロールを持続的に安定させるため、インスリンポンプと血糖値をモニタリングするセンサーを組み合わせたSAP療法に挑戦中です。SAP療法を正しく行うためには、機器の取り扱いや糖尿病や薬の知識も必要です。Kさんはしっかり学び、生活リズムや自分のカラダに合わせて、血糖値がより安定するように機器を使いこなし、調整をしています。とても素晴らしい!と感じました。その甲斐あってHbA1cは7%前後でとても安定しています。これからも、ひとつひとつの疑問を解決しながら、一緒に治療に取り組んでいきましょう。Kさんが不安なく生活できるようお手伝いできればと思っています。応援しています。
S・K 様
72歳:女性
2019年11月
2014年9月より糖尿病、脂質異常症で通院中のHさん。通院当初は、朝食は食べない。夕方と夕食後に間食をしていました。それまで糖尿病について全く知らなかったHさん。食事カウンセリングをきっかけに、糖尿病とはどんな病気なのか、少しずつ理解していきました。その中で「食事を抜くことが逆にカラダに負担をかける」と知り、1日朝昼夕の3食を食べるようになったそうです。それだけでなく、今では栄養バランスや食べる順序までも毎食きちんと守っているそうです。さらに間食に甘いものが食べたい時は、食べる量に注意するようになったそうです。通院当初、5年前はHbA1c12.2%でしたが、ここ最近は7.0%〜7.1%でしっかりコントロールできています。カラダにいい!と思って積極的に飲むようにしていた乳酸菌飲料に、実は意外と糖質がたくさん入っていることに驚かれたHさん。食べるものに関心や興味を持っていると、それまで全く気にしていなかったことや気づかなかったことを発見できます。そのひとつひとつの気づき、ひとつひとつの小さな努力を積み重ねていくことで、血糖コントロールのよい状態が続き、糖尿病合併症を遠ざけることにつながります。これからも頑張りましょう。応援しています。
S・T 様
43歳:男性
2019年11月
糖尿病、高血圧、高脂血症で通院中のTさんは、会社経営で忙しい毎日を過ごしています。夜は社の代表として会食が続くそうです。そんなTさんはこの1か月、気合を入れなおし頑張ろうと決意!その結果、HbA1cは6.2%から5.9%まで改善しました。Tさんが心掛けたことは、まず食事。①会食時の揚げ物を控えること ②必ずサラダを頼み③先に食べること ④ウィスキーをかなり薄く作るようにし⑤ゆっくり飲むこと。昼は車移動中に食べることが多く食べやすいおにぎりだけというのをやめて⑥おにぎりを食べる前にコンビニのサラダを必ず食べるようにしたそうです。食事だけではありません、運動も月に2回しかジムに行けてなかったのを改善、⑦週1は行くように時間を作りました。歩数をスマホでチェックするようにしそれまで1日に6000歩平均を、⑧1日に8000歩になるよう歩くように意識しているそうです。まだあります、毎日体重測定は欠かさず、時には+2kg増えていることもありますが、そんな時はなんとか⑨翌日調整してもとに戻すようにしているそうです。寝る暇もないぐらい、忙しい日々を過ごしているTさんですが、きちんと欠かさず受診し、食事・運動を自分の意思とペースで取り組まれている姿はとても素敵です!そんなTさんの周りの人たちにも、だんだん健康的な習慣が浸透しつつあるそうです!さすがのリーダーシップです!これからも応援しています!
J・K 様
49歳:男性
2019年11月
糖糖尿病治療通院中のKさん。2016年に健康診断で血糖値が高いことが判り、それから今まで欠かす事無くきちんと受診をし、薬を切らすことなく治療を続けています。「甘い物やフルーツが大好きだけど食べ過ぎていた、と気づいた。今は週1回のご褒美にして楽しみにしている。」と話すKさん。大好きだけど我慢する、ではなかなか続けることは難しいですね。それを「ご褒美」や「楽しみ」と捉えることで、食べる時より一層美味しく感じられるのではないでしょうか!決して我慢するのではなく、逆に楽しみにしてしまえるKさん、とても素晴らしい!です。ジムにも通ってカラダもしっかり動かすようにしているそうです。薬と食事と運動。この3つをすべてしっかり続けていくのは簡単なことではありません。Kさんの頑張りは検査の数値にしっかり表れています、7.0%前半だったHbA1cは今では6.0%前半まで改善しました。これからも無理せずKさんのペースで続けていきましょう。応援しています!
Y・S 様
64歳:女性
2019年10月
2011年より糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のSさん。その頃、とても喉が渇き、トイレに行く回数が多いことが気になっていました。健康診断を受けると、血糖値が高いことが分かり、当院を受診しました。当時のHbA1cは13.4%。Sさんは間食のお菓子を食べないように気をつけたり、ご飯の量を注意するようになり、HbA1cは8%台になりました。そんなSさんに大きな変化が訪れます、今年2019年の春から娘夫婦と同居するようになりました。まだ幼い孫の世話をするSさん。早い時間に孫と一緒に横になることがいつの間にか習慣になっていったそうです。そんな生活を送る中、受けた検査の結果はHbA1c5.9%。それまで使っていたインスリンの量も減らすことができました!「今思うと、ひとり暮らしの頃は気ままに夕食後にお菓子を食べていたし、食べたいと思ったら高カロリーな惣菜も自由に買って食べていた」と振り返るSさん。幼い孫がおばあちゃんに健康をプレゼントしてくれたんですね!今後も、お孫さんのためにも、血糖コントロールはもちろんのこと、より健康で病気に負けないカラダづくりを頑張って、いつまでも元気に過ごせるようにならないといけませんね!お孫さんに感謝、ですね!応援しています、一緒に頑張りましょう!
Y・M 様
81歳:女性
2019年10月
糖尿病、高血圧で通院中のMさんは80歳で糖尿病と診断されました。「悪くなりたくない」という思いで、食事・運動療法に積極的に取り組み、しっかり改善しています。Mさんの成功ポイントは【体重日記】です。毎日体重を量るだけでなく、その日に食べたおやつと回数、どんな運動をしたかを一緒に記録しています。体重日記を始めた頃、1日のうちに3回〜4回ほど甘い物を毎日食べていることに気づきました。そこで、甘い物の買い置きをやめたそうです。絶対に食べない!ではなく、本当に食べたい時は、食べる分だけ買うようにしたそうです。すると、甘い物を食べる回数がだんだん減っていき、毎日数回食べていたのが、1か月に4回まで減ったそうです。30分の1!大成功です!運動は、足が痛むため無理せず、自宅でエアロバイク(自転車こぎマシーン)を使って、毎日100kcal消費することを目標にこいでいるそうです。その結果、糖尿病の薬は使わずにHbA1cは5%台をキープ!素晴らしいです!元気な姿を見るのがいつも楽しみです。いつまでも皆さんの目標でいてくださいね!
Y・F 様
51歳:女性
2019年10月
甲状腺機能低下症・高脂血症・高血圧で通院中のFさん。昨年2018年5月頃の体重は70kg前後でした。「体重を減らしたい」とはっきりとした目標を持って、食事や運動に取り組みました。食事では、間食として食べていたお菓子を控えるようにしたり、外食した翌日は特に揚げ物などの高カロリーな料理は控えるようにしているそうです。運動では週1回パーソナルトレーナーの指導の元、1時間程度汗を流しているそうです。ウォーキングでは1日3000歩を目標に歩いていましたが、目標アップの5000歩を目指すと話してくれました。その結果、2019年10月の受診時の検査結果では、脂質の数値は正常範囲内に!体重も10kg減の61.3kgとFさんの努力がしっかりと現れていました!「現在の目標体重は57kg」と話してくれるFさん、これからもFさんのペースでひとつひとつがんばっていきましょう!応援しています!
T・T 様
57歳:男性
2019年9月
糖尿病・脂質異常症で通院中のTさん、健康診断の結果、血糖値が高いこと判り、専門クリニックの当院を受診しました。健診で保健師さんから「エネルギー制限」をするように勧められ、それから食品の成分表示、特にカロリーをきちんと見るようにしてエネルギーを摂りすぎないように気をつけていたそうです。どれくらいのエネルギーを摂っているのか注目することはとても大切なことです。特に日常的に口にしているもの、よく食べるものがどれくらいエネルギーとどんな栄養を含んでいるのか知ることはとても役立ちます。「エネルギー量さえ守って超えなければ大丈夫」と考えていたので菓子やジュースも気にせず食べていたそうです。食事カウンセリングの中で「ジュースは急激に血糖値を上昇させるものが多いこと」そして「考えている以上、舌で感じている以上に砂糖が含まれていること」を知り、何気なく飲んでいたジュースをやめることから始めました。さらに、朝昼晩の3食をしっかり摂った方が1日の血糖値の変化も穏やかになることを知り、それまで食べていなかった朝食に血糖値の急上昇を防ぐため、「食物繊維の多く含まれる」おにぎりを食べるようにしたそうです。そんな努力の結果、HbA1cは8.3%→6.4%と大変改善しました。エネルギーだけではなく、血糖値の上がりやすさや食事の組み合わせも大事だと知ったTさんこの調子で続けていきましょう。
A・T 様
63歳:男性
2019年9月
糖尿病、高血圧で通院中のAさんは1年半前に受診。詳しい検査の結果、糖尿病と判りすぐに、そして前向きに食事療法を始めました。糖尿病=食べ過ぎているというイメージから「あんまり食べないほうがいいのでは?」と考え、朝食は食パン1枚だけにしたそうです。確かに食べ過ぎは身体にとってよくありません。しかし栄養バランスが崩れてしまうことも問題です。肉や魚、牛乳や大豆などタンパク質を多く含んだ食べものと食物繊維を多く含む野菜を、パンやご飯、麺類、イモ類などの炭水化物と一緒に組み合わせて食べることで、血糖値を急上昇させないようにできるだけでなく、骨や筋肉、免疫力などの体の調子を整えることができることを食事カウンセリングの時にお話したところ、朝昼晩の3食、栄養のバランスがよくなるように心がけるようになったそうです。他にも、それまでなにげなくつまんでいたお菓子を止めること、栄養ドリンクをやめること、大好きなワインを控えることにも挑戦。その結果驚くことに糖尿病の薬を使わず、HbA1cは6.4%、体重は4kgも減りました!素晴らしいです!「一度決めたことはやり通す主義だ」とお話ししてくれるAさん、かっこいいです!こんにゃくが大好きとのこと。こんにゃくは食物繊維がたっぷりで実はカルシウムも豊富、しかも低カロリーな食品。こんにゃくを食べて血糖値の急上昇を抑えましょう!これからも応援しています!
T・S 様
53歳:男性
2019年9月
糖尿病、高脂血症で通院中のSさんが素晴らしいところを3つ。【①きちんとクリニックを受診する】定期的に検査を受け、診察を受ける事でその時の身体の状況を知る事ができます。そしてSさんの今の状態に合わせた治療を行うことができます。定期的にきちんと通院する。できそうでなかなかできないことです。【②栄養指導を必ず受ける】食事カウンセリングでは、食事内容や食べ方の工夫など、患ライフスタイルや嗜好にあった食事内容や食べ方のアドバイスを聞く事ができます。Sさんにぴったり合った食事を見つける事ができます。自分で見つけるのはなかなか難しいもの。食のプロである管理栄養士に相談することはとても大切です。【③自分でやれることを見つけ挑戦する】体重や血圧を測って手帳に記入し変化を把握したり、身体を動かすために歩いて出勤したり、おつまみとして多く摂っていたナッツやチーズを止めるなど、できることを見つけどんどん取り入れてます。誰にでもできることではありません、素晴らしいことです。その結果HbA1cは7.9→6.9mg/dLと改善、LDLコレステロール値も178→64mg/dL、中性脂肪211→142mg/dLとどちらも基準値内に!これは間違いなくSさんの日頃の努力の結果です!これからも頑張っているSさんを応援していきます!
T・M 様
74歳:女性
2019年8月
通院を始めたころ「糖尿病と診断されても、何の自覚症状もないし、自分のことと思えない」と話されていたMさん。食事カウンセリングで日々の食事内容を一緒に考えていくと、たくさんジュースを飲んでいたり、間食として菓子パン等を食べていることが判りました。野菜ジュースや果物ジュースはビタミンやミネラルなど身体に嬉しい栄養素がたくさん含まれている一方で、想像以上に糖質が含まれている場合があり、吸収がよいため血糖値も急激に上昇してしまうことを伝え、控えることになりました。間食については菓子パンはエネルギーが高いものが多いので、菓子パンの代わりにヨーグルトに変えるように勧めました。今では間食をしないことも多くなってきたそうです!血糖コントロールのためには「食事」だけでなく「運動」も大切ということを知り、今は夕食後に60分歩いているそうです。糖尿病は症状がないからこそ、継続して気を付けることが大事であるだけに「大変」です。そこで「食事・運動カレンダー」というツールを勧めました。目標を決め、出来た日に〇、できなかった日に×を記録しながら毎日の努力を「見える化」するように勧めたところ、HbA1c14.0%→7.2%と大変改善しました!歩くことが日課になり始めているMさん。目標の「歩くこと」も「砂糖入りの飲み物を飲まない」も〇がつけられるようにこれからも一緒に頑張っていきましょう!
C・F 様
47歳:女性
2019年8月
糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症で通院中のFさん。2018年12月の健診で血糖値が高いことが判り、2019年の1月に当院受診。検査の結果、糖尿病と診断されました。まずは薬を使わず、食事療法と運動療法を始めることになりました。1回目の食事カウンセリングの時には①毎日体重を測る ②夕食後に30-40分は歩く ③間食やジュースを控える などみずから食事の見直しや運動に取り組んでいました。中でも③のジュースについては、健康にいいというイメージで、積極的に果物・野菜ジュースや乳酸菌飲料を飲んでいたそうです。確かにビタミンやミネラルなど身体に嬉しい栄養が摂れる一方で、ジュースには想像以上に糖質が含まれている場合があるので、糖質を抑えるためにまずは、水かお茶にすることになりました。またエネルギーに関しても、揚げ物は食べる量を減らしてカロリーを摂りすぎないように気をつけています。友人と楽しい食事会では「つい食べすぎてしまう」という事だったのですが、自分用にサラダを追加して頼んだり、自宅に戻って体重計に乗り増えていることをすぐに確認。翌日の食事を注意することで、元に戻すということに成功しているそうです。その結果、薬なしで、HbA1cは8.0%→6.4%まで改善。尿酸値は7.3→5.6へ。LDLコレステロール値は140mg/dL→122mg/dLへ。体重はなんと12kgも減りました!素晴らしいです!久しぶりに会った友人から「誰かわからなくて驚かれた」と言われたと笑顔で話してくれました。今後は筋肉を維持することも目標に、軽い筋肉トレーニングもしてみると楽しそうに話してくれます。Fさんのペースで無理なく続けて行けますように、これからも応援しています!!
H・K 様
78歳:男性
2019年8月
高脂血症と糖尿病で通院中のKさんは2006年2月に初めて受診され、その当時体重は50.3kg、HbA1Cは5.9でした。そのときは高脂血症のみ治療されていましたが2006年5月より糖尿病の治療も始まり以来13年間、治療を続けています。予定受診日には必ず来院。処方された内服薬の飲み忘れもありません。現在体重は47.5kg、HbA1Cは6.3で、とてもよい数値を維持しています。糖尿病は特に長い間の治療を続けていかなければなりません。はっきりとした自覚症状のない中、食事や運動など生活を見直しながらそれを続けていくことが糖尿病の悪化を防ぐだけでなく、様様な糖尿病合併症など遠ざけるためには必要です。そこが多くの糖尿病のある人にとって治療の大きな問題になっています。Kさんは長い間しっかりと自己管理されています。本当に素晴らしいことです。これからもKさんのペースで一緒に頑張っていきましょう。
S・K 様
76歳:女性
2019年7月
糖尿病、脂質異常症、高血圧で通院中のKさん。とにかく果物が大好き。フルーツはビタミンやカリウムなどの栄養素が多く含まれている一方で、果糖が多く含まれることは知っているけど、食べ過ぎてなかなか減らせないと話してくれました。また、夏場はアイスも食べたくなってしまうけど、血糖値のためにグッと我慢していることが多かったと話してくれました。そこで、フルーツ大好きな私は「果物を冷凍して食べてみる」ことをオススメしました。冷凍すると、そのまま食べるよりも少量で満足できるのです、しかも冷たくて夏場にピッタリ!Kさんは早速果物を冷凍して食べてみたところ、食べる量が減ったそうです!「果物を食べることをやめるのではなく、冷凍させるという食べ方を工夫しただけなので、我慢している感じが全くしなかった」とKさんは笑顔で話してくれました。初診時はHbA1c8.8%でしたが、冷凍フルーツを試してみたり、野菜を毎食前に食べたり、食事にたくさんの工夫を取り入れて現在はHbA1c6.8%でコントロールされています。素晴らしいです!娘さんとお孫さんのために、美味しい料理を作り、ずっと健康でいたいという目標を持っているKさん。これからもその素敵な目標に向けて一緒に頑張りましょう。
A・M 様
30歳:女性
2019年7月
糖尿病で通院中のMさんは、当初、甲状腺の検査で当院を受診したのですが、その時の検査で血糖値が高い事が判り、念のために糖尿病の詳しい検査をした結果、糖尿病がある事が判りました。Mさんは当初、自覚症状が全くない上、まだ30代ということもあり、信じられなかったようです。しかし、Mさんは糖尿病がある事をしっかり受け止め、治療を前向きに取り組まれています。野菜から先に食べるのはもちろんのこと、毎食のエネルギー量をスマートフォンのアプリで調べ、1食のエネルギーを適正範囲内に収めるようにしたり、ジムに週に4回通って、体重を減らすようにたくさんの努力をしました。その結果、体重は5.6kg減、糖尿病の薬を使わずにHbA1cは6.4%から6.0%まで改善!今後は、ジムに行く日は、夕食が遅くなるため、ジムに行く前におにぎりなどの炭水化物を先に食べて、終わった後の夕食は野菜とタンパク質だけにしてみることに挑戦することを計画中のMさん。「糖尿病が早く分かったことで、食生活の見直しと運動量を増やすことができて良かった」と話してくれました!これからも締まった素敵な体を維持していきましょう!応援しています。
K・I 様
50歳:女性
2019年7月
2型糖尿病で通院中のIさん、以前より1日4回のインスリン治療に取り組んでいます。まだ50歳と若く、仕事や家庭と忙しい中でも毎月の定期受診は欠かす事はありません。そんなIさんには1つ課題がありました。それは昼食前のインスリン注射の打ち忘れが多いことです。職場では打ちにくい、外食のときには持っていくのを忘れてしまう、後で打とうと思って忘れてしまう…等、月の半分程打てないときもあった昼のインスリンの打ち忘れでしたが、ここ2ヶ月ほどで激減!素晴らしいことだと思います!Iさんに打ち忘れが減った秘訣について尋ねてみると「医師や管理栄養士にお昼にもしっかりインスリンを打つよう勧められて意識が変わった」とのこと。仕事や家庭の環境が変わったわけではなくIさん本人の意識が変わったことで、昼食前にインスリン注射を打つという行動の変化に結び付いたのですね!糖尿病の治療を続けていく中で、Iさん自身が必要と考え、自ら行動を変えていくことはとても大切だと思います!HbA1Cの数値も7月は6.8%とここ数か月の中では最も良い値まで改善していましたね。今回、Iさんの意志で行動が変わり、それがしっかり数値を改善したことを自信にしていいと思います。これからもIさんを応援しています。
Y・ F 様
48歳:女性
2019年6月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のYさん。2011年10月から半年ほど通院していましたが、血糖コントロールも良く、薬もなかったため、「大丈夫」と思い、治療を中断しました。それから5年程経った2017年9月に健診で血糖値が高いと指摘されてから、再び通院。それからは毎月通院しています。血糖値が高いと言われた2017年9月時点のHbA1cは8.2%。Yさんはその時「HbA1cが以前よりもかなり高くなったこと、服薬が始まったことがショックだった」と話していました。「糖尿病合併症になりたくない」と思い、食事カウンセリングの中で気づいた「間食や食事の組み合わせに注意する」ようになりその成果もあり、現在ではHbA1c6.2%と大変良い状態です。そんなYさんは食事カウンセリング中に「ここ最近、麺が多いこと」、また「夏に向けて『そうめん』が増える」とYさん。暑い夏にひんやりしてつるつると食べられるそうめんは美味しいですよね。でもそうめんだけ食べるとついつい麺類を食べ過ぎてしまいます。そこでそうめんに夏野菜などをトッピングしてみたり、一緒に肉や魚などのおかずをプラスして、エネルギーと栄養のバランスがよくなるような食べかたを今年の夏は見つけてみましょう!
K・N 様
56歳:女性
2019年6月
糖尿病、脂質異常症で通院中のMさんは、初診時からすでに毎日体重測定をされており、「体重が減らない原因は、甘い物や、ごはんと麺を一緒に食べるから」と改善ポイントを理解していました。食事カウンセリングで『血糖値をゆっくり上げることで体脂肪になりにくくなる』ということを知り、血糖値の上昇を穏やかにする食物繊維が多く含まれる野菜を毎食、食事のいちばん最初に食べる=ベジ・ファーストに挑戦してみることに。しかし実際にやってみると、毎日、毎食、野菜を用意するのは結構大変です。そこで、Mさんは買ってきた野菜をすぐに切ったりゆでたりして保存、いつでもすぐに食べられるように工夫したそうです。野菜を先に食べることで、ごはんと麺のセットをしなくなり、間食も減らすことができました。また家族とスマートフォンのアプリを利用してグループを作り、毎日の体重を報告し合ったりもしているそうです。その結果、体重は71.3kgから63.5kgへ。HbA1cは6.6%から5.9%へと改善!暑くなり歩きに行く回数が減ったそうですが、食後10分、おうちでできる運動をやってみる!と約束してくれました。これからも応援しています!
K・I 様
48歳:男性
2019年6月
糖尿病、高血圧症で通院中のKさん。白内障の手術をきっかけに血糖値が高いことがわかり、ビックリしたそうです。元々「食べることは大切だ」と考えていたKさんは、10年ほど前に自己流で食事と運動で減量したこともあり、自分では意識していただけにショックだったそうです。今回、通院をすることとなり、再度「じぶんの食事のことを見直したい。じぶんができることは自分でやりたい!」という思いで食事カウンセリングを受けました。その中で①野菜を先に食べること ②毎回の何を食べたのか食事の記録もつけることで「食事バランスの見直し」をすることに。今では毎回の食事は『主食・主菜・副菜』をきちんと揃え、Kさんに合った「栄養とエネルギー量のバランスの良い食事」ができるようになったそうです。『私は大丈夫・私だけは平気』と思い込んで自己流をやり続けるよりも、食事のプロである管理栄養士に相談し実際にやってみることで、本当に自分のカラダに合った食事の方法、食事を見直すことができれば、カラダはどんどん元気に、健康になっていきます。そんなKさんの食事の見直しの努力とお薬のサポートもありHbA1cは8.2%→6.8%と大変よくなりました!「孫の成長が楽しみ」と話されるKさん、これからも『主食・主菜・副菜』の揃った食事を続けて、お孫さんのためにも元気に健康にいきましょう。応援しています!
Y・ F 様
48歳:女性
2019年5月
脂質異常症、甲状腺疾患で通院中のIさん。「体重を下げたい」「LDLコレステロール値を下げたい」と考えていましたが、ついお昼は菓子パンだけで済ませたり、ご主人が買ってくる甘い物を夕食後に食べたりすることがいつの間にか習慣になっていました。甘い物を完全に食べないようにすることは難しいと感じたIさん。まず「毎食野菜を先に、両手いっぱい食べること」を目標にしてみました。また意識して夕食の後に甘いものを食べないようにしてみましたが、日がたつにつれて21-22時に間食する日が増えていることに気づき、間食の記録を付けてみることにしたそうです。書くことで振り返ることができるようになり、自分で思っていたよりも多く食べていることに気づいたそうです。そして間食の記録だけでなく「1日に食べたものを全部書いてみる」ことにしたそうです。すると、魚や野菜が十分とれているか確認することができるようになったそうです。今では「運動できた日」にもチェックをしてみたりするなど、食事と運動をIさんの自身のやり方でチェックできるようになってきたそうです。その結果、体重は4.1kg減量!お薬の助けも借りてLDLコレステロール値は118mg/dLまで下がりました。食事と運動を自分自身のやり方で記録しチェックしていく。これからも記録とチェックを続けてIさんにぴったりの健康維持の方法を見つけて行きましょう。応援しています!
K・N 様
56歳:女性
2019年5月
糖尿病、甲状腺機能低下症で通院中のYさんは1年前に当院で糖尿病の診断を受けました。身近な家族が糖尿病の治療を行っていたので「食事には気を付けていたのに…」とショックを受けていましたが、食事カウンセリングを受け、体重を減らすことで、インスリンの働きが良くなり、血糖値が下がりやすくなるということを知り、体重と間食の記録を始めてみることにしました。すると間食として食べていたアイスやお菓子は、仕事から帰ってきてすぐと、夕食の後だと記録をすることで意識するようになりました。そこでまずは夕食の後だけは何も食べないようにしてみました。さらにお菓子のエネルギーを見て、高いものは量を減らすようにしました。その結果、体重は60.1kg→54.1kgへと減量!HbA1cは6%台の後半でキープされています。体重を測って記録することで、「気を付けよう」と思えるようになったそうです。間食の量や回数をコントロールするのに役に立っているのですね!体が楽になり、好きな洋服が着られるようになったと喜ぶYさん。お菓子は全部ダメ!と禁止するのではなく、楽しみながら気をつけることで、このまま体重をキープしていきましょう!応援しています!
K・I 様
48歳:男性
2019年5月
糖尿病、脂質異常症で通院中のIさん。2010年に糖尿病と診断され、2013年から当院へ通院していて今は内服薬とインスリンによる治療を受けています。仕事が忙しく出張も度々あり、そのため外食が多く、食事の時間も不規則になりがち、なんだそうです。そのためか「検査の結果もなかなか思うように改善しない」と話していました。そんな忙しい毎日を過ごすIさんですが、定期受診を決して欠かすことはありません。受診時には検査、栄養指導を受けています。忙しい中でもできること、①飲み物は、お茶かブラックコーヒーにする。②飲酒量を徐々に減らしていく。③万歩計を使用する。などできる事を見つけてチャレンジしています。通院を欠かさず継続することで、カラダの様子、微妙な症状の変化や検査結果の変化、内服薬や注射の副作用など治療する上で大切な情報が私たちに伝わります。今の困った事や、分からないことなどの情報交換もでき、さらに治療に取り組む事ができます。治療を長い間続ける上で大切なことは、自分自身が病気を理解し治療に取り組む姿勢です。そのためにも今後も通院をつづけて行けるよう、私達も応援していきます。
M・M 様
43歳:女性
2019年4月
その日Mさんは体調が優れず当院を受診した時に検査を受け「血糖値が高い」ことが分かりました。『まさか血糖値が高いと言われるとは…』とショックだったそうです。食事カウンセリングの中で話していくうちに落ち着いて考えてみれば、体調が悪くなる前から「よく喉が渇き」清涼飲料をたくさん飲んでいたことに気づきました。清涼飲料水は舌で感じる以上にたくさんの砂糖を使っていることを知り、まずは清涼飲料水を飲まないことから始めてみることにしました。同時に大好きなアイスはいきなり止めるのではなく、量を減らしてみることに。食事だけでなく、カラダを動かすことにも挑戦。お子さんの送迎の時間を活かして歩くことを習慣にすることに。薬のサポートもあり、11%もあったHbA1cは現在では6.9%まで改善しました!『少しでも食べ始めるとストップが利かなくなる!』『もうそろそろあのイベントがあるから、そのために〇〇をする!』など、ちゃんと「先を見据えて目標を立てられる」のがMさんの成功の秘訣だと私は思います!生活の中のイベントと上手につきあう方法、これからも一緒に見つけていきましょう!
K・N 様
53歳:女性
2019年4月
糖尿病、甲状腺機能低下症で通院中のYさんは1年前に当院で糖尿病の診断を受けました。身近な家族が糖尿病の治療を行っていたので「食事には気を付けていたのに…」とショックを受けていましたが、食事カウンセリングを受け、体重を減らすことで、インスリンの働きが良くなり、血糖値が下がりやすくなるということを知り、体重と間食の記録を始めてみることにしました。すると間食として食べていたアイスやお菓子は、仕事から帰ってきてすぐと、夕食の後だと記録をすることで意識するようになりました。そこでまずは夕食の後だけは何も食べないようにしてみました。さらにお菓子のエネルギーを見て、高いものは量を減らすようにしました。その結果、体重は60.1kg→54.1kgへと減量!HbA1cは6%台の後半でキープされています。体重を測って記録することで、「気を付けよう」と思えるようになったそうです。間食の量や回数をコントロールするのに役に立っているのですね!体が楽になり、好きな洋服が着られるようになったと喜ぶYさん。お菓子は全部ダメ!と禁止するのではなく、楽しみながら気をつけることで、このまま体重をキープしていきましょう!応援しています!
M・I 様
46歳:女性
2019年4月
高脂血症と糖尿病で通院中のIさんが初回来院した時は、体重74.5kg、HbA1c7.5%でしたが、1年経った現在は体重は-4kg減の70.6kg!HbA1cは7.1%まで改善しています!Iさんが素晴らしいのは「守る」こと、です。医師から処方された薬を処方道理に欠かさず飲み続け、予約日にきちんと受診する。簡単そうですが、実はなかなかできることではありません!食事カウンセリングでも「特に食事に気をつけてはいない」と言いながら、ご飯を白米ではなく血糖値の上昇を緩やかにする玄米にしたり、人工甘味料を上手に取り入れたりとしっかり工夫しています。忙しい日々の中、努力し続けながらも決してそれを表に出さないIさんの姿勢、素晴らしいです!Iさんの小さなひとつひとつの積み重ねははっきり検査結果として表れています!Iさん、もし困ったことや迷うことがあれば、ひとりで悩まずにどうぞ遠慮なく医療スタッフに声をかけてください。私たちはがんばっているIさんのチカラになりたい!と思っています。これからも応援、しています。
Y・M 様
61歳:女性
2019年3月
2008年から糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のIさん。初診時は体重79.2kg、HbA1c7.5%でした。通院開始から5年経過したころ、体重が90.4㎏まで増えていました。その頃の昼食は甘いドーナッツ、間食でアイスクリームを食べていました。間食だけで500kcalオーバーすることも珍しくありませんでした。原因は日常生活の忙しさやストレス。息抜きやストレス解消に食べていたようです。「このままではダメだ!もう一度頑張ろう」という気持ちから管理栄養士に相談、食事カウンセリングの中で日頃の食事の内容や量を見直しました。主食・主菜・副菜を意識した食事をとっているうちに、驚くことにだんだん食の好みも変わってきて、今ではアイスクリームを食べたいという欲求もなく、気が付いたらしばらくの間アイスクリームを食べていないそうです!「自分でも昔の食事を思い出すとビックリする!」と明るい笑顔で話してくれます。厳しく食事を制限しない代わりに、体重を毎日測定し、増えた時には前日の食事を振り返る、という習慣を付けたことで自然と食事量が減っているようです。現在、体重67kg、HbA1c6.1%。そして今目標としている体重は59.5㎏。これからもIさんらしく頑張ってください!応援しています!
K・N 様
61歳:男性
2019年3月
糖尿病、脂質異常症で通院中のHさん。母親が糖尿病が進行してしまい、糖尿病網膜症を発症したということから、糖尿病合併症の本当の怖さを知っているHさん。糖尿病合併症を遠ざけるためには、体重を適正まで減らすことで、血糖が下がりやすくなり、リスクも減るということから、1年半ほど前からずっと続けていることがあります。それは、①体重測定②毎食、麦ごはんを150g食べる③毎食野菜を先に食べる④毎日5kmのウォーキングの4つ。始めた当初からどんどん体重が減っていき、93.2kgだった体重は現在80kg~81kgでキープ。現在の目標体重は75kgとのこと。そこで食事カウンセリングの中で食事の内容をチェック。その中で野菜にかけている胡麻ドレッシングや、マヨネーズ、オリーブオイルでエネルギーを摂りすぎていることが判りました。そこで野菜にかけるものをエネルギーの低めなノンオイルドレッシングやポン酢に少しずつ切り替えることにチャレンジ中です。体重が減ることで、心臓や腎臓などカラダへの負担が減り、大きな病気を引き起こすことなく、長く人生を楽しむことができます。目標の75kgまであと少し!これからも応援しています!
Y・N 様
61歳:女性
2019年3月
2型糖尿病と高脂血症で通院中のMさん。定期受診時、「毎回結果が良くなっているか、それとも悪くなっているか」とても心配しながら通院していました。「これがいけない!でも中々変えられない・・・難しい・・・」ということが自分でいくつも思い当たっていることがあって、毎月大きな不安がありながら、それでもきちんと受診を続けていました。前の月の受診時の際11.8%だったHbA1cが、今月は10.1%まで改善していました!HbA1cの数値が1か月で1.7%も改善するのは大変に素晴らしいです!さらに素晴らしいことは体重が3.1kgも減っていたことです!大きな改善に繋がったのは「夜寝る前に何か食べるのを止められなかったけれど、今回はそれを止めた」にあるようです。カラダに良くないと分かっているけど中々止められない。でも、それを何とかがんばってやってみる。そして続けていくことが体重を減らし、血糖コントロールの改善に繋がったのです!本当に素晴らしいです!【わかってはいるけどやめられない】たくさんの人が感じていることだと思います。そこから一歩踏み込んで生活習慣を変えることが出来たMさんは素晴らしいです!一步踏み出すことのできたMさんなら「それを続けていく」こともできるはずです!これからはHbA1cの値が楽しみになるような通院になるはずです!よい結果を一緒に喜びたいです!もし上手く行かないときとしても一緒に生活を振り返り次に繋げていきましょうね。
Y・M 様
68歳:女性
2019年2月
甲状腺疾患、糖尿病、脂質異常症、高血圧で通院中のMさん。仕事を辞めてから少しずつ体重が増えていったそうです。健康のためにカラダを動かそうと始めた週に1度スポーツジムも10年以上続いているそうです。素晴らしいです。そんなMさんは2019年の正月に「体重を5kg落とす」という目標を決めて、スポーツジムを週に3日に増やし、週に1日はお酒を飲まない休肝日とすること、ごはんにもち麦を加え食べ過ぎないことに挑戦中です。お酒が好きなMさん、ある時「夕食を食べるとお酒を飲みたくなくなる」ことに気づき、休肝日は早めに夕食を摂るようにしているそうです。Mさんは目標を決めたらしっかり継続ができるだけでなく、新しい発見を活かしてさらに次を目指す、そんな人です。2019年始まって2ヶ月。体重は「-0.9kg」と結果もちゃんと出ています。また新しい発見や工夫があったらぜひ教えてください!楽しみにしています!
K・N 様
40歳:女性
2019年2月
甲状腺機能低下症・脂質異常症で通院中のNさん。当初は体重を減らすために朝食を抜いていました。食事カウンセリングで「朝食をしっかり摂ることで活動の準備が整い、1日を通して体温が上昇し免疫力が上がるだけでなく、痩せやすいカラダになる」事を知り、それからは朝食を摂るようになりました。同時に体重の変化も毎日残しながら、甘い物を食べなかった日とプールに行った日に「〇印」をつけるようにしたそうです。するとどんどん体重が減ってきて「とても楽しい」と感じていましたが、次第に体重が減りにくくなってきました。そこでもう一つ見直すことに。それは「油」です。食事の内容を見直してみるとカラダによいとされるアボカドやナッツ、オリーブ油やココナッツ油などの油類を摂りすぎていたので量を減らしてみました。それだけでなく周囲に「ダイエット宣言」をして、職場での頂くお菓子類が減り、コントロールがしやすくなったそうです。その結果、体重は74.7kg→68.5kgへと減量!大成功ですね!Nさんは今度は運動に挑戦!以前まで行っていたプールの回数が減っていたので、今後はスケジュールの中にプールの予定を入れておくそうです!いつも前向きなNさん、目標の65kgまであと少し!これからも応援しています!
Y・N 様
54歳:男性
2019年2月
糖尿病で通院中のNさん。当初はHbA1cは7.0でした。「運動で改善していきたい!」という強い気持で週2日のジョギング+ウォーキングは継続しています。とても素晴らしいことです!運動で余分な脂肪をエネルギーに変えて消費することは、なかなか難しいのですが、継続してカラダを動かすことで心臓や肺、骨を使うことで強くなっていき、次第に筋肉が付いていきます。筋肉がつくと基礎代謝が高くなり血糖値を抑えることができるようになります。運動はとても大切です!が、食事を工夫することで、より運動の効果を高めることができます!運動に必要な筋肉や骨、そしてエネルギーはすべて食事から得ています。食事と上手につきあうコツもぜひ活用してみてください。現在のHbA1cは5.4ととてもいい状態です。運動療法はわかっていてもなかなかできないと相談をよく受けます。出来てもなかなか継続が難しいのが運動です。Nさんはそれをしっかり継続しています。とても素晴らしいと思います。これからも一緒にがんばっていきましょう!
K・M 様
69歳:女性
2019年1月
糖尿病、高血圧、脂質異常症で通院中のMさん。糖尿病と診断されたのは約20年前。今まで食事に気をつけていろいろと実践してきていました。が、思うように数値が改善せず、1年前当院へ受診することに。管理栄養士と食事カウンセリングで食事の話をしていく中で「今の自分にできることはまだまだたくさんある!」と感じたそうです。家族で商売をしているということもあり、食事時間が不規則、昼食も取れたり取れなかったりといった環境だったMさん。3食しっかり食べることの大切さを知り、それでもできるだけ昼食をとれるようにしました。それだけではなく、野菜から先に食べたり、ごはんも150gで計量してみたり。さらには食事記録も開始。食べたもののおおよそのエネルギー量も合わせて記入するという熱の入れよう。記録を付けることで食事の内容の把握ができ、食事の管理がしやすくなったとのこと。いつも一生懸命、素直に、前向きに食事療法に取り組んでいる姿、とてもステキです。そんなMさんのHbA1cは10.1%→6.9%へ改善。通院当初、朝昼夕の3回打ちだったインスリンも9月から朝の分がなくなりました。これからもMさんのポジティブパワーで一緒に糖尿病治療継続していきましょう。
T・S 様
60歳:女性
2019年1月
糖尿病で通院中のSさん。去年の3月に当院で糖尿病と診断され治療開始。もともと痩せていて、食事も気を付けていたため、「なんで私が糖尿病に…」という思いもあったようです。医師から『血糖値を下げるホルモンの分泌が弱くなっていたり、効き方が悪くなっているために高くなっている』と説明を受け、自身の身体に合わせた食事や運動をしていくことを決意したそうです。それからのSさんはがんばります!まずは職場の人に「お菓子を配らないで」とお願いしてみたり、毎食野菜をたくさん食べて、果物やごはんの量を減らしたり、帰宅時にはマンションの階段を5階まで上がる、など食事療法も運動療法もできることをしっかり始め、続けていきました。その結果、LDLコレステロールは薬なしで214mg/dL→135mg/dLへと大改善!体重も5kgの減量に成功、HbA1cは6%台でキープしています。治療を始めてもうすぐ1年ですね!続けることが一番大変なことです。Sさんにとって、無理のない、そして楽しい食事・運動の習慣が続けていけるよう、これからも応援しています!
K・N 様
62歳:女性
2019年1月
脂質異常症で通院中のNさん。2017年5月に当院を受診、体重増加とLDLコレステロールの悪化傾向がありました。それまで自己流で食べる内容や量の調整など工夫していました、が、なかなか効果が出なかったそうです。現在は、治療のために定期的に検査をしっかりと受けて、管理栄養士から食事カウンセリングを受け、前向きに治療に取り組んでいます。積極的に野菜を取り入れ、食事の最初に野菜を食べるようにしているそうです。体重を落とすために、ご飯やパンなど炭水化物を含んだものを減らすようにしたそうです。しかしエネルギー量を気にするあまり、食事が野菜だけになってしまい、食後にお腹が空いて間食をしてしまったり、野菜サラダばかりのため、味に飽きてしまいオイルを多めにかけてしまったりしているそうです。頑張ろう!とするあまり極端な減量になってしまったり、偏ったものしか食べないようになってしまったようです。①動くためのエネルギー②身体を創り維持するための栄養 ③身体の調子を整えるものを過不足なく摂るのがバランスのよい食事です。足りなくても、逆に多過ぎても健康を損なう原因に成りかねません。どうしたらいいのか、迷ったら受診の時に管理栄養士に聞いてみてください。Nさんに合った食事を一緒に見つけてくれます。初診から1年以上。コレステロールは正常範囲内となりました。食事だけでなく、適度な運動に十分な睡眠。これからも無理しない楽しく長く続けられるNさんに合った治療を続けていきましょう。
Y・I 様
42歳:女性
2018年12月
甲状腺、糖尿病、脂質異常症で通院中のIさん。糖尿病と診断されたのは2018年6月。職場で菓子の頂き物が多かったIさん。それまでは頂いただけ食べていましたが、糖尿病と診断され「今やらなければ!」とスイッチが入ったそうです。夫に協力してもらいまず間食を止めました。またスマートフォンの食事記録アプリを活用し食べた内容を記録。すると今まで油を使った料理が多かったことに気づき、油を使わない料理方法を意識するように。最近では通勤途中に歩くようになり、その日の歩数や体重もアプリに記録しているそうです。記録し見える化することで食事や体重の管理とコントロールがしやすくなったと話すIさん。食べすぎた!と思ったら2〜3日で食事調整し体重コントロールするようにしているそうです!「糖尿病は長期間、長い目で見る必要がある」と話すIさん。一生継続できる事が大事と考え、自分に負担にならない方法で取り組んでいるそうです。食事療法は毎日の積み重ねです。Iさんのように毎日じぶんにできることから始めていくことがとても大切なのです。糖尿病と診断され半年で-10kgの減量に成功。薬を使わずHbA1cは5.6%でコントロールしています!Iさんの考え方や頑張る姿勢をみて、私も頑張ろうと力をもらいました。これからも応援しています。
M・I 様
57歳:女性
2018年12月
糖尿病で通院中のIさんは健康診断で糖尿病の詳しい検査を勧められ当院受診。検査の結果、糖尿病と診断され、担当医に「まずは食事療法と運動療法だけでやってみましょう」と治療方針を提案、Iさんは早速、「毎食後に食べている菓子類や果物を、朝か昼の1日1回までにする。クッキーなら1枚までにする。」など具体的な目標を決めて実行しました。体重日記を付け始め、その日の体重と食べた菓子類を記録、最初の1か月で4kgも体重が減りました。また当院の野菜教室に参加。野菜の効能や美味しい食べ方を知り、野菜をもっと食べたいと思うようになったそうです。糖尿病治療を開始されてから約1年半。体重は12.5kg減り、HbA1cは薬なしで6%台をキープ。「少し血糖値が高くなってきているので、早めに糖尿病専門医に診てもらってくださいね」という健康診断での注意を聞き逃さずに、早くから糖尿病治療を始められたことが、糖尿病合併症を防ぐことになるのです。これからますます寒くなりますが、たっぷり野菜を入れたお鍋で、美味しく楽しく糖尿病治療を続けていきましょう!これからも応援しています!
S・I 様
52歳:男性
2018年12月
Iさんは2015年5月に糖尿病と高脂血症を指摘され、6月に初めて当院へ来院し、それから定期的に受診されています。来院当初、体重が83.8kg、HbA1cは7.7%でしたが、現在は体重79.6kg、HbA1cが6.1%と、来院時より体重もHbA1Cも改善されています。当初コレステロールも高かったのですが、現在は正常範囲内に落ち着いています。Iさんの体重は増えたり減ったりを繰り返しながらも徐々に減少していましたが、最近では減少傾向、理由を尋ねてみると「暴飲暴食をしないよう心掛けている」とのことでした。定期的に通院し、薬もきちんと飲み、生活習慣改善も心がける。ひとつひとつは簡単なことでもそれを長い間続けていくことはとても大変だと思います。Iさんは糖尿病治療を受け入れ、上手に付き合えているのだと思います。本当に素晴らしいと思います!今までの努力は数値にしっかりと表れています!今後も一緒に「コツコツ」と頑張りましょう!
C・M 様
64歳:女性
2018年11月
甲状腺、糖尿病、脂質異常症で通院中のMさんは1年前に糖尿病と診断されました。「まさか糖尿病と言われるとは」とびっくりしたそうです。仕事柄、糖尿病の方と触れ合うことが多いMさんは、糖尿病合併症などの糖尿病の怖さを知っており、じぶんのカラダのため、食事療法に取り組みました。ご飯を計量し、毎食きちんと食べるように。食事を抜いた方が体重が減るのでは?と考える人も多いと思いますが、ご飯などの炭水化物を「毎食適量」を食べることで血糖値の急上昇を防ぐことができます。逆に炭水化物を抜いていると何か炭水化物を食べたときに血糖値が急激に上がってしまいます。炭水化物は毎食食べることで血糖値を安定させることができるのです。また食事の際は必ず野菜から先にたべるようにし、お砂糖も0kcalのものに置き換えたそうです。糖尿病と診断され、2018年11月で1年が経ちました。この1年で6kgの減量に成功。HbA1cは6.4→6.0%へ改善。今もお薬なしで血糖値をコントロールされています。「野菜から先に食べるようになって体重が減ってきた」と話すMさん。できることから、無理なく継続していっている成果がでていますね。これからも応援しています!
Y・E 様
53歳:女性
2018年11月
甲状腺機能低下症、脂質異常症で通院中のEさん。以前から「体重を減らしたい」と思ってはいたのですが、体重計に乗って数字を見るのが苦手で体重測定をしていませんでしたが、健康診断で「コレステロール、中性脂肪、血糖値」の値が高くなっていることを知り、体重を測ることにしました。それだけでなく同時に、間食をキュウリやトマトなどの野菜に変え、毎食のごはんを玄米に変えて、よく噛むようになど食事の内容の見直しも開始。たとえば健康にいいとされる「オリーブ油」も摂りすぎると体重増加につながると知って、1日大さじ1までと決めるなど積極的に改善できることを見つけては取り組むように。運動も「ウォーキングマシーンで150kcal消費するまで」と目標を決めてしっかり実行。すると、面白いように体重が減っていくのが分かり体重を測るのが楽しみになったそうです。その結果、体重は-7kg減、LDLコレステロールは173mg/dL→90mg/dL、中性脂肪は230mg/dL→70mg/dLへと大改善!素晴らしいです!年齢を感じさせない若々しいEさん、素敵です!これからも応援しています!!
T・H 様
74歳:男性
2018年11月
糖尿病で通院中のHさん。Hさんは2007年(平成19年)から約10年間という長い間、月に1度の定期受診を欠かしたことがありません。糖尿病を治療していく中で最も大切なことは継続、「続けること」です。糖尿病は症状が出にくく自分では判りにくい病気です。だからこそ、定期的に検査をしてカラダの様子を診ていくことがとても大切なのです。検査の数値は、日々のHさんの頑張りを教えてくれます。食事に気をつけたり、意識的に動いたり、毎日少しずつの積み重ねがちゃんと数値として出てきます。もちろん、よい時ばかりではありません。時には悪くなっていることもあります。そんな時こそ、私たち糖尿病専門クリニックのスタッフがいるのです。困った事、判らない事、どうしようか迷った時、声をかけてください。長く続けていくためには、一気に大きく変える必要はありません。小さな小さな変化をいくつもいくつも積み重ねて、それを長く続けていくことが大切です。毎回の定期受診を欠かさない、それを10年続けたことが今のHさんのカラダを支えているのです。ちゃんと続ける事ができるHさんなら、これからもきっと治療も上手くいくはずです!また次回、元気なHさんに会えることを楽しみにしています!私と、私たちと一緒に頑張りましょう。
S・N 様
52歳:女性
2018年10月
甲状腺と脂質異常症で通院中のNさん。以前より体重減量に取り組んでいました。最近、診察中医師から「体重まずは-1kgからやっていきましょう」という言葉に「1か月に-1kgなら、1年で12kgも減量になる!」と考えたNさん。それまでのNさんは短期間で-10kgを目指すなどじぶんに対して厳しい目標設定を課していました。そのため食べる量を減らしたり、時にはごはんを抜いたりと頑張りすぎて継続が難しい状況に。時には市販のサプリメントを試してみたりしたこともあったそうです。「医師のひと言で楽になった」と話すNさん。無理なく続けることを優先して取り組もうと思えるように。そしてサプリメントの効果を期待するよりも、じぶんでやってみよう!と思えるようになったそうです。そんなNさん、毎日体重を測定。前日より少し変動があれば、その日の間食を控えたり、食事量を気持ち少なめにしたりすることで体重を調整しているそうです。さらに通勤の時に1駅分歩くようにしているそうです。無理なく取り組むようになり6か月で-3kgの減量に成功!着実に成果を積み重ねていっています。これからもNさんを応援しています!
M・N 様
67歳:女性
2018年10月
Nさんは10年前から高血糖であることは検査結果でわかっていましたが、「糖尿病と診断されると好きなものを食べてはいけないと言われてしまう」と思い込み、受診していませんでした。しかし身体にしびれを感じ、今年の2月に当院受診。糖尿病と診断されました。「きちんと治療したい」でもお「甘いものを止めることはできない」と正直に話してくれました。そこで、まずは1日3回食べていた甘いものを1日1〜2回に減らすこと。特に夕食後の甘い物を控えることを目標にすることから始めることにしてみました。また、植物油を1日大さじ1までとして、ナッツ類や豚バラ、アボカドなど油が多い食品を食べる日は、植物油を使わないようにするように調整しました。町内の会合がある日は帰宅が遅くなり、夕食の時間が21時をすぎることも多かったのですが、会合の前に早めに夕食を済ませるようにしてみました。また、朝にウォーキングも始められ、自宅でも足上げ運動にチャレンジするなど食事や運動を無理なく見直していきました。その結果、体重は4.7kg減り、HbA1cは7.9%→6.6%へと大改善!「あと-2kg体脂肪を落とすことが目標!次は何をしたらいい?」と笑顔で元気に話すNさん、ステキです!最近はノンアルコールビールを利用して禁酒にもチャレンジ!アルコールを減らすことで、さらに内臓脂肪は減りやすくなります。これからもいい習慣を続けていきましょう!応援しています!
H・Y 様
76歳:男性
2018年10月
糖尿病で通院中のYさん。通院当初より食事カウンセリングで「野菜から先に食べる」=ベジファーストをしっかり実践、現在も続けているそうです。毎回の食事で野菜を最初に食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができます。最初は間食していたそうですが、今は食べるとしても果物を選び、適量を心がけていているそうです。おかずも魚を中心にしたメニューにするなど気を付けています。食後には歩いたり、体を動かすことも忘れていません。通院当初HbA1cは8.5でしたが、現在では6.1まで改善!体重も初診時より4.1kg減っています。食べることと動くこと。どちらも健康な身体づくりには欠かすことはできません。ひとつひとつ毎回の小さな積み重ねが大きな違いとなっていきます。無理せず、Yさんのキモチのよいペースで長く続けていってほしいと願っています。これからも一緒にがんばりましょう!応援しています。
Y・O 様
42歳:女性
2018年9月
糖尿病、脂質異常症で通院中のOさんは健診で血糖値が高いと指摘されたのがきっかけで当院に通院するように。当院通院前は転勤も多く、睡眠リズム等生活サイクルも乱れがちでした。そんなOさん、当院通院開始してからは「じぶんのカラダのため!」と継続して、今日まで食事療法に取り組んでいます。体重を減らすためにそれまでは食事を抜く欠食があったり、食べても炭水化物を減らしすぎたり、抜いたりしていたそうです。一緒に食事の話をしていくうちに、欠食や炭水化物の極端な制限は返って血糖値を上がりやすくしたり、体重を減らしにくくなったりすると知り、今では3食きちんと食べるようになったそうです。今では食事での満足感や食後の血糖値を上がりにくくするため、白米にもち麦を混ぜて食べているそうです。3食食べる以外にも野菜から先に食べることもちゃんと実施!その努力は通院当初から体重-6kgとして表れました!身体のために頑張りたいと前向きに頑張っている成果が出ていますね。食事だけでなく最近は自宅で飼っているイヌとネコと遊ぶ時間に意識してカラダを動かすようにしているそうです。毎日の生活の中でできることをみつけ、実行しているOさん、とてもステキです。これからも一緒に頑張っていきましょう。
A・M 様
49歳:女性
2018年9月
糖尿病、脂質異常症で通院中のMさん。今年の2月に健診を受けた結果、すぐに病院に行くように言われ、当院受診したところHbA1cが11.9%ありました。そこで常に身体に装着し血糖値を測定できる「自己検査用グルコース測定器」を使用してこまめに血糖値を確認しながら、食事療法・運動療法に取り組むことになりました。まず食事については、Mさんが工夫されたのは野菜の味付け方法です。それまで野菜にゴマ油やマヨネーズを「たっぷり」混ぜていましたが、食べる直前に「小さじ1だけ」上からかけ、風味が付く程度までに量を減すことにしました。またドレッシングを使う時もノンオイルのものにしたり、調理方法も炒めるのではなく、レンジ加熱したりするようにし、油の使用量を減らしています。運動については、通勤の時に毎日30分程度歩くようにしたり、プールに行ったり、ラジオ体操を1日3回やったりと、時間を見つけて体を動かすようにしているそうです。その結果、約半年で薬を使わずに、HbA1cは11.9%→5.9%へ体重は57.9kg→54kgへと大改善!素晴らしいですね!油を減らすことで、体重が減り、血糖値の下がり方が良くなってきます。これからも続けていきましょう!応援しています!
T・K 様
48歳:女性
2018年9月
糖尿病、脂質異常症、高血圧で通院中のOさん。忙しく、なかなか治療に専念できず、一時、治療を中断していた時がありました。そんななか受けた健診で指摘を受け、治療再開のために受診しました。まずはお薬をきちんと内服するために、スマホで内服忘れを防止するアプリを利用することにしました。便利ですよね!そして、食事の内容を見直しました。野菜を良く食べるようにし、パン食の時は血糖値が上がりにくいブランパンに変え、低カロリーのジャムを選ぶようにしました。通勤でも歩くことがほとんどなかったというOさんですが、歩行を心掛けて、休日も外出するようになったのです。その結果、HbA1cは7.8%→6.1%へ改善され、体重は-4Kg減量しました。素晴らしいですね!コツコツと努力された成果ですね!季節も移り、秋の旬な食材がたくさん出てきますし、涼しくなって動きやすくもなってきます。食欲の秋!運動の秋!を楽しみながら、これからも続けていけるように応援していきます。
T・I 様
53歳:男性
2018年8月
糖尿病、脂質異常症で通院中のIさん。健診がきっかけで以来約2年、継続して通院しています。もともとIさんの周りには糖尿病のある人がたくさんいて、よく糖尿病について話を聞いていたそうで、じぶんが糖尿病と診断された時『糖尿病をこのまま放置し、なにもしなければ合併症になる!』と強く感じたと言います。将来のことを考え、食事療法に取り組むきっかけと話してくれました。まず始めた事は禁酒です。糖尿病と診断された約2年前から今までずっと継続しています。さらに、食事量を調整するため、それまでどんぶりで食べていたごはんを小さめの茶わんに変え、ごはんにはもち麦を入れるようにしました。もち麦や玄米などを入れることで食感が増し、少ない量でも満足感が得られだけでなく、食物繊維の量が多いため、腹持ちもよくなります。それ以外にも弁当の時のごはんを大盛りから普通盛りに変えるようにしているそうです。合併症になると今と同じような生活が送れなくなるかも…と先を想像し、今このときからできることを見つけ行動しているIさんはとてもステキです。これからも一緒に頑張っていきましょう!
S・I 様
62歳:男性
2018年8月
糖尿病で通院中のIさんは去年の11月から、通勤時間を「運動の時間」に変えました。自宅から会社までの片道約5kmをウォーキング!帰りも合わせると毎日往復10kmも歩いています!『夏場は汗だくになるけど続けたい!』と、着替えのシャツまで用意していく徹底ぶり!食事にもひと工夫。昼食は、それまでのコンビニのお弁当をやめて、サラダ+おにぎり+おかずに変更。おかずは肉・魚・卵・豆腐の中から1つ選ぶ組み合わせにし、1口食べたら箸を置くようにしてゆっくり食べています。夕食は奥様の協力でおかずは野菜中心。茶わんも小さくしてごはんの量も少し減しているそうです。その結果この半年間で体重は68.3kg→63kg、HbA1cは6.6%→5.8%へと大きく改善!毎日の積み重ねの賜物ですね。『足の筋肉が増えた感じがする!』と嬉しそうに話すIさん、素敵です!これからも応援しています!
T・K 様
61歳:男性
2018年8月
高脂血症と糖尿病で通院中のOさんは、11年前から定期的に受診し、治療を続けています。通院当初、HbA1cは7.2でしたが、昨年からは6.4~6.8を維持されています。HDLコレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪などは治療当初よりずっと正常値の範囲を維持しています。糖尿病など生活習慣病と上手に付き合う方法に「定期的な受診」と「服薬を忘れない事」があります。Oさんは通院初めからほぼ予定通り受診、お薬の飲み忘れもありません。その「きちんとやる」、そして「やり続ける」ことが今のようなよい状態を創っています。病気であることを自覚し、上手に付き合い維持することは大変なことですが、これからも一緒に上手く付き合っていけるよう頑張りましょうね!応援しています!
T・N 様
69歳:男性
2018年7月
糖尿病が悪化して合併症になりたくない!との思いで日々食事に運動に頑張っているNさん。万歩計を相棒に毎日8000歩を目標に小まめに歩くようにしているそうです。数値を決めてやれば励みにもなりますので万歩計はとても有効ですね!食事については、食卓に野菜が並んだり、ご飯も150gずつの小分けにしてくれたりと家族が全面協力してくれているそうです。ご飯のカロリーチェックがとても判りやすくて素晴らしいですね!そんな毎日を続けること約10年。その努力はHbA1cが5%〜6%前半として現れています。糖尿病は生活習慣病。生活を共にする家族の協力は大きなチカラになります!ステキです!これからもNさんもご家族のみなさんも健康で元気で過ごせるように頑張っていきましょう!
R・R 様
70歳:女性
2018年7月
糖尿病・脂質異常症・甲状腺機能低下症で通院中のRさん。今まで食べるものを気にしたことがなかったというRさんは医師から脂肪肝を指摘され、食事内容の見直しを始めました。身体にいいと聞いてナッツや果物を積極的に食べていたのですが、食べすぎると中性脂肪に変わることを知り、ナッツはやめて、果物を1日に自分のこぶし大までの量にして夜には食べないようにしました。脂肪肝を改善させるには、炭水化物の摂りすぎを見直すと良いことを知り、芋のおかずがある時は、ごはんを半分に減らすようにしました。その結果、中性脂肪は500mg/dL台から130mg/dL台へ!脂肪肝も改善されています!「一人暮らしなので倒れられない!健康でいるために何でもやってみますよ!」とお話するRさん、素敵です!これからも続けていきましょう。応援しています!
T・K 様
60歳:男性
2018年7月
1型糖尿病で通院中のKさん。自己検査用グルコース測定器『リブレ』を使いながらインスリン治療に取り組んでいます。日頃から「食事の糖質量を調整することで食後の血糖値を調整する方法」=「カーボカウント」も取り入れながら算出、血糖値、インスリン量などのデータを細かく表にして記録しています。なかなか出来そうで出来ないこと、素晴らしいです!さらにKさんが素晴らしいのは、その表を使って『この日は●●を食べたからここで上がっている。逆にここはどうしてこう上がってしまったかわからない』『次はこうしたらいいね!今度はここに気をつけよう』とひとつひとつを振り返り、常に改善策を探し続けている点です。さらにいい状態を目指して次のステップへ。「糖尿病合併症予防」としてHbA1c7%を切ることを目標にしています。現在HbA1c7.1%、着実に目標に向かっています!毎日暑い日が続いています。低血糖に十分注意しながら目標のHbA1cに近づけるように、またそれが継続できますように。私もKさんのHbA1c6%台が見られることを楽しみにしています。
M・S 様
44歳:男性
2018年6月
糖尿病、脂質異常症で通院中のSさん。将来合併症になって人に迷惑かけたくないという強い想いを持っています。通院当初、食事カウンセリングで「毎日2リットルほどお酒を飲む」と話していました。ある頃からじぶんでじぶんの飲酒量把握できなくなり、飲酒コントロールできなくなったと感じたSさん。記憶をなくしてまで飲むのがじぶんの思う飲み方じゃない!飲み方がカッコ悪い!と思い飲酒量の改善に取り組みました。まず最初に「飲まない日」を作りました。また同時に飲酒を控える半年ほど前から禁煙も開始。「飲まないなら飲まない、吸わないなら吸わないでいいんじゃないか」と話すSさん。今では土曜にたまに飲む程度にまで減ったそうです。食事も変わりました。毎食野菜を摂り、もち麦を利用することで満腹感を得るようにしているとのこと。最近は使う調味料を少なくし減塩にも取り組まれています。そんなSさん、通院当初HbA1c7.2%だった検査数値も今では5.7%に大改善、糖尿病のお薬の種類も徐々に減ってきています。将来のじぶんやこうありたいというじぶんを想像するとSさんのように食事療法も取り組みやすくなることを改めて確認することができました!じぶんのスタイルとポリシーを持って生活習慣の改善に取り組まれている姿勢、本当にステキです!
M・H 様
58歳:男性
2018年6月
糖尿病・脂質異常症・高血圧症で通院中のHさん。初診時から食事記録を続けて1年半。朝食内容が大きく変わりました。「毎食野菜から先に食べることが大切」と聞いてさっそく奥さんと相談。それまで朝食と言えば菓子パンやドーナツ、ラーメンなどを食べることが多かったようですが、それだけでなく作り置きの大根のピクルスや、ちぎるだけで食べられるレタスをプラスしたり、ラーメンをゆでる時に一緒にもやしを入れたりするなどで、野菜を必ずプラスするようにしたそうです。それだけでなく、菓子パンやラーメンはできるだけ控えて、雑穀ご飯をレパートリーに追加したそうです。記録には食事内容だけでなく、薬を飲めたか、お酒を飲んだのか、間食したかの〇×もメモしてあり、しっかりと食事を自己管理しています。現在ではお薬の力も借りてHbA1cは8.8%→6.2%へ、体重は62kg→55.1kgへと大改善!医師と相談して、最近お薬が少し減りました!今は「夕食後のお菓子は小皿に出して食べる」ことに挑戦中です。またいい習慣が増えるといいですね!応援しています!
R・N 様
57歳:男性
2018年6月
糖尿病で通院中のNさん。昨年10月に初めて来院された時のHbA1cは11.5%と高値。その時「これまでも食事や運動に気を付けていたのに…。」と高い血糖値にショックを受けていました。それでも奥さんと一緒に食事カウンセリングを受け、もっと他に食事を改善することはできないかと前向きに取り組みました。それだけではありません!食後にカラダを動かすようにするなど、食事と運動で今、自分でできることを一生懸命頑張っています。その成果現在のHbA1cは5%台と正常範囲に!体重も2kg近く減量となりました。薬が減っても血糖コントロールは良好のままです。Nさんの思いと行動はきちんと結果として現れています。ショックに向き合い、諦めずにしっかり取り組むNさんの姿勢、これからも応援しています!
T・F 様
59歳:女性
2018年5月
糖尿病で通院中のFさん。「糖尿病合併症になりたくない」との思いで治療に取り組んでいます。思うように間食が減らせなかったり、運動できなかったりといった時期もありましたが再度チャレンジ。「今年こそは!」と時間を見つけては毎日1-2時間は歩いているそうです。また思い切って間食をやめてみました。するとそれまでは習慣だった甘い物も、食べないなら食べないでもいいことに気が付いたそうです。また朝食で食べているパンも血糖値上がりにくい製品に変えたり、夕食の量を調整したりと食事の内容も見直しました。すると歩き始めてから約4か月でHbA1cは6.7→6.0%に。体重も-3.1kgの減量に成功。時間を決めて運動するのもよい方法ですが、できる時にやることもとても有効です。またまとまった時間でなくとも、ちょこちょこ細切れにカラダを動かすことでも、運動の効果は得られることがわかってきました。まずはやってみようと時間を見つけ行動に移されたFさんの姿、キラキラしてとてもステキです!これからも一緒に頑張っていきましょう。
I・W 様
61歳:男性
2018年5月
糖尿病・脂質異常症で通院中のWさん。開院当初からの長いおつきあいですね。ここ最近HbA1cが8%まで上がってきていました。膵臓への負担を減らすために今年の1月から1日1回のインスリン注射を開始。同時に毎朝自分で血糖値を測っています。血糖値を測ることで前日の食事が翌日の朝にとても影響をすることを実感したWさん。血糖値の上昇を少しでも抑えたいという思いで「飲み会翌日はごはんをいつもより少なくする」ことを実行。また、お菓子メーカーで働かれているため、試食の仕事を自宅に持ち帰ることもあったのですが、試食の仕事はなるべく勤務時間の日中までにするようにしました。その結果、HbA1cは8.2%から6.8%へと大改善!本当に良かったですね!これからもこの調子で「夜の菓子、食事を減らす」を続けていきましょう!応援しています!
H・H 様
58歳:男性
2018年5月
高脂血症、高血圧で治療中のHさん。転勤が多くホテル生活が続く事も時にあり、食事療法がなかなかうまくできませんでした。2017年10月に初めて受診された際には、中性脂肪が高値でした。中性脂肪が高かったことがこれまでになかったので改めて食事を見直す事にしました。そこで気づいた問題点は①夕食後の間食 ②飲み会の席での食事内容でした。①では夕食後のアイスを控え、間食の量を全体的に減らし、奥様には菓子など見えない所に置いてもらうなど協力してもらいました。②では、今まではつい食事の量が多くなったり、脂っこいものを頼んでしまいがちでしたが、野菜を心掛けて食べるようにし、なるべく魚を選ぶようにしました。この①②以外にも昼食時に麺類の時は、ごはんを足さないようにしたり、週に2回のランニングを継続しました。その結果、体重は87.3kg→81.4kg(-5.9kg)、中性脂肪263mg/dL→107mg/dLに改善。頑張った結果が見えると嬉しくなり、これからも続けていくための励みになりますよね。これから暑くなり運動も大変になり、冷たい食べ物や飲み物が美味しい時期になってきます。我慢はしすぎずに上手に、ほどほどに楽しみながら、これからも食事療法が続けていけるように応援していきます!
Y・K 様
64歳:女性
2018年4月
糖尿病で通院中のKさんは、糖尿病合併症について知りました。そして『このままではよくない!合併症なりたくない!』と思い、食事療法に取り組みました。ついつい食べていた間食の見直しから始めました。まず取り組んだこと、それはお菓子を「買わない」。家にお菓子がなければ食べたくなっても食べられないのではと考えお菓子を買わないようにしてみました。すると1か月で体重が2kgも減りました!お菓子を食べなかったことで体重が減ったことにびっくり。改めて『こんなに菓子食べていたんだ』と気づいたそうです。また何か食べたくなったら低エネルギーのものを食べるようにしているとのこと。体重だけでなくHbA1cも改善。8%や7%後半で推移していたHbA1cも、6.9%まで下がりました。頭でわかってはいるけど行動が…ということは食事療法に限らず、誰にでもあることです。まずはやってみようというKさんのチャレンジの気持ち、姿勢、とてもステキです!但し、身体に必要なエネルギーや栄養はしっかり摂ることも、糖尿病の治療では大切です。これからも一緒に頑張っていきましょう。
M・K 様
64歳:女性
2018年4月
糖尿病・脂質異常症・甲状腺機能低下症で通院中のKさんは約10年前から糖尿病の治療をしていますが、HbA1cはずっと5~6%の前半をキープ、合併症も予防できています。甘い物と外食が好きなKさん。食事・運動療法が辛くならないように続けているコツがあります。外食をする日は、車の中で持参したサラダを先に食べてからお店に入り、ごはんは少なめに頼みます。その後にショッピングモール内や天神地下街をひたすら歩きます。また、家の中でじっとしていることはなく、1日中お掃除しているそうで、家の中はピカピカだそうです。動くことで血糖値が下がるので一石二鳥ですね。お菓子類は1日100kcal内でお昼の後までと決めています。そんなKさんにアドバイス。ちょっとした小さなお菓子でも、たとえば飴などは糖分が多いので血糖値が急上昇してしまいます。お菓子だけでなく、フルーツも血糖値を上げやすいので、食事の後のデザートに少しだけ、楽しむようにしましょう。これからもお元気で、美味しいお店に食べに行く楽しみを続けてくださいね!
K・I 様
69歳:女性
2018年4月
2年前から糖尿病、高コレステロール血症で通院中のIさん。乱れがちな食事をきちんとしたい!と考え、外食の頻度を減らし、外食先でのメニューの選び方も気をつけるようになり、自宅ではお肉もボイルして使うようにしたり、夕食の時間が遅くならないように以前より早めにするなどなど、自分ですぐにできることを中心に工夫をしています。また食事だけでなくウォーキングも日に7,000歩を目標に、時には10,000歩も歩いているそうです。そんなひとつひとつの積み重ねがHbA1Cは10.5→7.0へ、悪玉コレステロール152→63へと改善と繋がっています。糖尿病合併症への注意もしっかり。定期的に眼科受診して、じぶんのカラダにきちんと目を向けていらっしゃる姿が素晴らしいです。これから季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期になります。無理のない程度の「気持ちがいい」「楽しい」と感じられる工夫を継続していきましょう。
R・M 様
43歳:男性
2018年3月
糖尿病のMさんは転勤が多いそうで、転勤のたびに治療を中断していました。車のメンテナンスと一緒でじぶんのカラダもメンテナンスが大切と思い、福岡に転勤してきたこときっかけに治療を再開しました。今回の転勤はいつもと違って単身赴任。調理はあまりしないため、コンビニやスーパーなどのお弁当や総菜が中心の食生活に。好きな揚げ物を食べる日が増え、ついつい野菜が不足しがちに。仕事柄健康の大切さを知っていることもあり、健康のためこのままではいけないと思い、野菜を摂るため野菜スープ作り置きし食べるようにしました。仕事が忙しいなか、効率よく野菜とるように工夫。野菜を摂るようにしただけでなく、大好きな揚げ物の頻度を減らしじぶんでお肉を焼いて食べる日や魚を食べる日も作るようにしました。一時期通院が途切れた時期もありましたが治療を再開!治療中断直後11.7%だったHbA1cも現在6.9%まで改善しました。治療を再開した成果が出ています。治療は継続することが大切。中断すると合併症のリスクが上がってしまいます。これからもMさんが治療を継続できるよう、私たちも一緒にがんばります。
Y・T 様
38歳:男性
2018年3月
糖尿病・高血圧・脂質異常症で通院中のTさん。健診の結果、すぐ病院に行くよう言われ、当院に来ました。当院に来る前に糖尿病のことをインターネットで調べ、合併症が怖いと知ったTさんは、すでに野菜から先に食べ、揚げ物入りの弁当を避けて、夕食後に30分歩くことを始めていました。体重を減らすと、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きがよくなること、体重を減らすために朝食を抜くことは、次に食事をとった時に、血糖値が必要以上に急上昇するため、逆効果になることを一緒に確認し、朝食を食べること、夜勤時の夜中の菓子パンを控えることにも取り組んでみました。8ヵ月続けた結果、体重は100.7kg→86.8kgへ、HbA1cは12.1%→5.3%、LDLコレステロールは168mg/dL→121mg/dLへと大改善!今はスーツを新調するために、80kgを切る事が目標だそうです。「つい、もう1品惣菜を買ってしまいそうなところをやめておく」と話すTさん、その1品の積み重ねと気持がとても大切です。応援しています!
K・M 様
67歳:男性
2018年3月
体調を上手にコントロールできているで賞 糖尿病と高コレステロール血症で通院中のMさんです。長い期間、通院していますが、受診も薬の飲み忘れもほとんどありません。糖尿病治療においてもっとも大切なことは治療を中断しないこと。病気と上手く付き合っていくコツは、受診や治療を中断せずに医師と話し合い決めたことをしっかり守っていくことです。でも実際にやり続けることは本当に難しく大変なことです。Mさんはこの難しいことを毎日毎日続け、それを10年以上も続けています。その積み重ねは血液データや体重の変動がほとんどないという効果で出ています。病院へ行っても良くならないから行きたくないという人もいますが、生活習慣病、特に糖尿病の場合、風邪とは違って自分では症状や身体の状態が分かりにくい病気です。受診は、自分の身体の様子を知り、見つめなおし、より健康で元気になるためにどうしたらいいかを考える機会でもあるのです。「受診する」「薬を飲む」ことで健康を管理し、病気を悪化させずに維持できているMさんは本当に素晴らしいです!これからも今までのように、病気を悪化させずに維持し向上していけるよう一緒に頑張っていきましょう!
A・J 様
64歳:男性
2018年2月
糖尿病治療中。糖尿病とのお付き合いも10年以上になるJさんは奥様の協力のもと野菜から先に食べたり、ごはんを計量して一定量食べていたりと食事療法に取り組まれています。最近ではじぶんで料理をすることが増え、好きなジャガイモをカレーや味噌汁に入れ、良く食べていたそうです。食事カウンセリングの中で『芋類に糖質が多い』ことを知ったJさん。カレーにジャガイモを入れないようにし、代わりにほかの野菜を多めにしました。ジャガイモだけでなくお肉も入れないようにしたとのこと。調理方法や使う食材によって同じ食べ物でも血糖値の上がり方や摂取エネルギー量が変わってきます。ジャガイモだけでなくカレーも大好きなJさん。好きなものを楽しむため使う食材を工夫したJさん、ナイスアイデアです!お薬もきちんと内服している成果もあり、8-9%台で推移していた時期が長かったHbA1cもここ最近は7%台で推移しています。糖尿病だからと言って食べてはいけないものはありません。また、糖質が多いから、脂質が多いからと言って極端に食べないのも問題です。色色な食材から様様な栄養を量と回数に気をつけながら摂ることがバランスのよい食事です。Jさんのように調理方法を工夫し、食事療法を楽しまれている姿勢とてもステキです。これからも応援させてください。
T・H 様
47歳:男性
2018年2月
糖尿病で通院中の患者さんです。去年の夏ごろから体重の増加に伴い、血糖コントロールが難しくなってきていました。糖尿病の網膜症で手術をしたこともあり、「このままでは良くない!」とスポーツジムへの入会と、食生活の見直しを決意。週に3回以上、仕事終わりにジムに通い、通勤時の歩く時間も増やしました。夕食の摂り方も工夫され、ジムに行く前に野菜ジュースとおにぎりを食べ、帰宅後は21時過ぎるため、野菜料理とおかずのみにして、食事を分けて食べるようにしたそうです。またお仕事の関係で飲み会も多かったのですが、回数をできるだけ減らし、自分のペースで飲めるワインを選んだりなど飲みすぎない工夫もしているそうです。その結果お薬は変わらずに4ヵ月で、体重80.1kg→73.3kg、HbA1cは7.1%→6.6%と改善!素晴らしいですね!Hさんの成功の秘訣は、なんといってもご家族の理解と応援があったことではないでしょうか。この調子でこれからも続けていきましょう!
Y・Y 様
50歳:男性
2018年2月
バセドウ病で通院中のYさん、医師に勧められたことを機に昨年の7月から禁煙に取り組まれています。禁煙外来は12週間の間で5回の通院が必要です。Yさんは30年の喫煙歴がありましたが、スムーズに禁煙に取り組むことが出来ていました。禁煙外来受診の際に「吸いたい気持ちはあるよ」と言いながらもカルテの喫煙本数の欄には毎回「0本」と記入されていて、禁煙を頑張ろう!とするYさんの強い意志をしっかりと感じてました。お薬の力を借りながら、たばこを吸わない習慣を身につけていくのですが、そこには何より本人の「健康のため、自分のカラダのため、禁煙したい!」という強い意志が大切です。スムーズに取り組めたのは、Yさんの中の強い意志があってこそです。奥様も喫煙されていたようですが、一緒に禁煙に取り組まれました。夫婦で難しいひとつの目標に向かって頑張る、とても素晴らしいと思います。「煙草は百害あって一利なし」煙草を吸われている方も、もちろんその害は知っていると思います。しかし「禁煙してみよう!」と思い、それを「禁煙を継続する」となると、日頃のストレスや習慣、環境から中々難しいという方は多くいます。そんな中、ご自分の健康を優先して禁煙に取り組まれ、禁煙開始から半年以上経った現在でも禁煙を継続することが出来ているYさんは本当に素晴らしいです!今後もぜひ禁煙続けていってくださいね。
H・N 様
67歳:女性
2018年1月
糖尿病で通院中のNさん。身近な人が糖尿病合併症になっている姿を見て「糖尿病合併症にならないように」と決心しました。Nさんは家事だけでなく、夕方から夜までお孫さんの面倒をみていて、その上仕事もこなす忙しいけれど充実した毎日を過ごしています。そんなNさん、糖尿病合併症を防ぐため、野菜から先に食べる、薬をちゃんと服用する、運動する、としっかり治療に取り組まれています。薬の飲み忘れを防ぐため、お薬ケースを購入。薬の管理もきちんとしています。さらに外出先でも内服を忘れないようにするため薬を持ち歩くようにしました。また、時間見つけてなるべく歩くようにしているNさん。万歩計を付けることで歩くことを意識するようにしているとのこと。食事療法も薬物療法も運動療法も分かっているけどついつい面倒くさい…ということが多いと思います。Nさんのようにお薬ケースや万歩計などのアイテムを上手に使うことで、薬を飲むことや歩くことといったことが、しっかり出来るようになり、カラダが覚えていき、日常に馴染みやすくなります。その工夫の積み重ねが、通院当初8%台だったHbA1cがここ3年半近く6%台でキープしています。Nさんに合った治療が見つかり実践できている証拠です!今のじぶんにできること、使えるものを上手に使い糖尿病とうまくお付き合いしているNさんとってもステキです!
S・M 様
76歳:女性
2018年1月
糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、甲状腺機能低下症で通院中のMさんは、屋台を経営しています。仕事柄、常連のお客さんからのいただきものでの間食が多く、真夜中まで営業しているので仕事が終わり寝る前にも食べていました。Mさんが糖尿病と診断されたのは、2年前。常連の方やお店のスタッフに糖尿病であることを伝えると『Mさんに倒れられたら困る!』『屋台を続けてほしい!』『元気でいてほしい!』と温かい言葉で励まされ、「間食を減らす」ことを決意しました。寝る前に食べたくなったら水を飲むようにし、普段からも意識して水をよく飲むことで間食しなくても済むようになっているそうです。その結果、体重は2年で3kg減り、HbA1cは7%台から6%台へと下がりました。冬場は特にのどの渇きを感じにくいため、血液が流れにくくなり脳梗塞になってしまう人が増えます。水分を取ることを摂取は意識することはとても大事です。Mさん、これからも元気で、皆さんの目標でいてください!これからも応援しています!
Y・Y 様
69歳:女性
2018年1月
糖尿病で通院中のYさんは、通院当初より食事には気をつけていました。慢性腎不全と診断されてからは「腎機能をこれ以上悪くしたくない!」という思いで一生懸命、食事療法に取り組んでいます。腎臓には5つの働きがあります。①血液をろ過してカラダの中にある老廃物を外に追い出す。②体内の塩分と水分の排出量をコントロールして血圧を調整する。③造血ホルモンを脊髄に出して血液を作り出します。④体液量やイオンバランスを調整したり、ミネラルを取り込んでいます。⑤活性型ビタミンDを作ってカルシウムの吸収を高め、強い骨を作っています。腎不全はこれら5つの役割を持った腎臓が弱ってしまっている病気で、腎臓の負担を軽くして腎臓を守っていきます。特に減塩や、果物に多く含まれているカリウムを控えていきます。Yさんは工夫しています。現在、HbA1cは6.0%台を維持しており腎臓の状態を見るクレアチニンの値も正常値になっています。食事は糖尿病だけでなく腎臓を守るためにもとても大切です。これからも頑張っていきましょう!
T・M 様
72歳:女性
2017年12月
脂質異常症、甲状腺機能低下症で通院中のMさん。Mさんの毎日の習慣それは、血圧と体重の測定です。血圧と体重を測って記録し、1年間毎ごとにまとめて1年前のじぶんと比較しているそうです。『じぶんのカラダ、健康のため、自己管理している』と話すMさん。体重は毎日測定することで食べすぎの抑止力になります。また見返し、振り返ることでじぶんの食生活の問題点や改善点が見えてきます。体重維持のため体重測定だけでなく、お買い物のときはエネルギー表示も見るようにしているとのこと。さらに、血圧が上がらないように干物や練り製品や塩鮭など塩蔵の魚を避け、生魚を買うようにしているとのこと。そんなMさんの体重は当院通院開始時から±2kg範囲内で推移、コレステロールの数値も安定しています。じぶんのカラダと向き合い、じぶんのカラダのことを知ることは食事療法においてとても大切なことです。じぶんのカラダを知っておくと体重の管理も、食事の調整もしやすくなると思います。これからも一緒に頑張っていきましょう。
M・H 様
56歳:男性
2017年12月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のHさんは、当初のHbA1cの値は5.8-6.2%だったのですが、ここ最近6.8%まで上がってきていました。このままでは良くないと考えたHさんは、知人の勧めもあり、休肝日を決意!今まで毎日飲酒していたのを、週4日はノンアルコールビールを利用して休肝日を作るようにしました。その結果1か月で体重が67.2→65.8kgと1.4kgも減りました。アルコールは体の中で分解されて中性脂肪に変わります。それが血糖値を下げるのを邪魔してしまうため、血糖コントロールの悪化につながります。焼酎やウィスキーなどの糖質を含まないお酒も全て同じですので、ご自身が飲みすぎない種類のお酒を選ぶのも1つのコツですね。アルコールと上手に付き合っているHさん、素敵です!休肝日を作ると肝臓が元気になるため、栄養素がきちんとカラダ全身に運ばれ、筋肉が維持されやすかったり、質のいい睡眠が得られやすいなど、メリットはたくさんあります!続けることは、きついこともあるとは思いますが、ぜひ休肝日を習慣にしていきましょう!
Y・N 様
66歳:女性
2017年12月
高血圧、高脂血症で通院中のNさんは毎回の受診は欠かしたことがありません。薬もちゃんと飲んでいます。『これからも気に入った服が着たい』と話すNさん。実はご主人に体重の事を言われショックだったそうです。そこで以前から気になっていた間食を控える事と、ウォーキングの頻度も増やすようにました。運動がいいからと言って過度に増やすと逆にカラダに負担をかけることもあります。間食はいけないと言って全く摂らないとストレスになります。そんな時は「少しずつ」です。「少しずつ」を徐々に増やしていくことで無理なくストレスなく続けていくことができ、すぐにではないかもしれませんが結果も必ず出ます。旬を食べ物で感じるのが大好きなNさん。夏にはスイカやアイスクリーム、秋にはお芋やカボチャ、冬にはみかんなど、ついつい多く摂ってしまいがちでしたが、受診の時に適量を学び、実践し、揚げ物など油を使ったものは少し控えるように注意しています。友達と一緒にウォーキングしたり苦にならないようにし、いつも意識し意欲的に食事、運動療法に取り組んでいます。四季折々のおいしい旬の食材、それを上手に楽しみながらも治療が続けられるよう応援します。ステキなお洋服姿を楽しみにしています。
K・H 様
57歳:女性
2017年11月
糖尿病、脂質異常症で通院中のHさんは、当院も8年継続して治療を続けています。「糖尿病合併症予防のため血糖値をコントロールしていきたい」と話すHさん。本やテレビ、インターネットなどアンテナを広く持ち、いいと思ったことは取り入れるようにしているそうです。甘い物などの菓子は食事と食事の間より「食事の後すぐ食べる方が良い」と気が付き即実践。何か食べたくなったら食直後に、量を決めて食べているそうです。食事と食事の間に食べると、血糖値が下がる間がなくなり、血糖値が高い状態が継続してしまいます。高血糖は血管の壁に負担をかけ、合併症を引き起こす要因になります。また、血糖値の上がりにくい食べ物に着目。甘い物も血糖値の上がりにくい物を選ぶよう心掛けているそうです。HさんのHbA1cの検査数値はいつも安定して6%台前半をキープ。即実践の成果がでていますね☆Hさんの行動力、良い物を素直に取り入れられる姿勢、私も見習わせていただきます!
S・Y 様
49歳:男性
2017年11月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のYさんは、健康診断などで血糖値が高いことは以前から指摘されていました。このままではよくないと思い、2016年の10月から治療を始めました。眼科にも3か月おきに通院、目の状態もきちんとケアしています。外食やお弁当、お惣菜を買うのが中心の食事で心掛けているのは、①エネルギー表示を見て低い方の弁当を選ぶ ②野菜の惣菜をプラスする ③エネルギーの高い揚げ物は回数を控える、です。ただ、夕食後に口さみしくて間食をしてしまうこともあったそうです。そこでさらに夕食時の野菜の量を増やしてみて、よく噛むことで満足させ、間食をしなくてもいいようにと取り組まれています。お薬もきちんと飲んでいます。その結果HbA1cは10.3%から6.6%へ、LDLコレステロールは156mg/dL→133mg/dLへ、中性脂肪は947mg/dLから313mg/dLへ、体重は85.2kg→81.8kgへ確実にカラダへの負担が減っています。野菜を多く食べて体重を減らすことでインスリンの働きを助け、長く膵臓が元気でいることにつながります。間食対策は大変だと思いますが、この調子で続けましょう!これからも応援しています!
T・Y 様
66歳:女性
2017年11月
8年前から糖尿病、脂質異常症で通院中のMさん。通院当初より食事カウンセリングにご主人と参加、食事についてのコツを共有しています。当初はコーヒーに砂糖を入れない等から始められ、今では「カラダに良いものを使いたい!」「なんでも計量をする!」と話してくれます。食事に対する意欲や常に客観的に見ようとする姿勢、とても素晴らしいです。HbA1Cは6.3%→5.9%へ、悪玉コレステロール145mg/dL→118mg/dLへと、善玉コレステロール62、中性脂肪126と改善傾向です。これからも無理のない範囲で楽しく続けてください。応援しています。年末年始は普段と違った食生活になります。皆で楽しく過ごした後は、普段の食生活に戻せるよう調整していきましょう。
H・T 様
55歳:女性
2017年10月
糖尿病で通院中のTさん。家族のために健康でいよう、との思いから食事療法に取り組んでいるTさん。食事療法の改善に取り組むきっかけになったのが2年前の家族の入院でした。その時、健康の大切さを痛感し健康維持のための時間を作ろうと思ったそうです。そしてまず家事のやり方を変えました。いままでは帰宅の遅い家族に合わせて食べていた夕食。それをまず先に自身の食事は済ませ、帰ってきた家族の分の食事を準備する時に一緒に自身用の作り置きのおかずを作るよう家事の順番を変えたそうです。そうすることで夕食の時間が一定に。食事時間にばらつきがでたり、夕食時間が遅くなったりすることで血糖値にもばらつきがでることになります。また作り置きは野菜のおかず中心にし、1回分に小分けにし、冷凍しているそうです。さらにご飯は150gに固定。朝5時に起きて一通りの家事を済ませてから、毎日休むことなくプールに通い、休館日は歩くようにと運動もかかすことがないそうです。工夫することで運動する時間を作ることができました。大切な家族のためだからこそ、なかなか時間を作る事は難しいことだと思います。ですが、色々考え工夫して家族のため、じぶんのカラダのために時間を作ったTさんはとてもステキです。TさんのHbA1cは6%台でいつもキープ!時間がないを言い訳にせず毎日キラキラ頑張っているTさんの姿勢、私も見習わせてもらいます!
Y・I 様
41歳:女性
2017年10月
甲状腺機能低下症、脂質異常症で通院中のIさんは体重を減らすために、一時期、ごはん、パン、麺などの炭水化物を抜いて、肉、魚、卵、豆腐や納豆などのタンパク質を多く食べていたそうです。当院の食事カウンセリングでバランスのよい食事が大切だと知り、主食・主菜・副菜を毎食そろえて食べるようにしてみました。同時に食事記録もノートにつけ始め、肉や卵がおかずの日は赤のマーカーで、魚や豆腐類がおかずの日は青のマーカーで印をつけています。記録することで肉や卵を摂りすぎていないかがパッと見てわかるようになり偏らないように注意できているそうです。いいアイディアです!また自宅にいるとつい間食してしまうため、外出してウィンドウショッピングなどで活動量を無理なく増やすように心がけているそうです。その結果、約10か月で体重は65.4kgから53.8kgに。LDLコレステロールは234mg/dL→114mg/dLへ。中性脂肪は530mg/dLから87mg/dLへ。脂肪肝も改善傾向です。身体が軽くなったことで、気持ちも晴れやかになることが多くなったとのこと。これからも応援しています!
T・Y 様
68歳:女性
2017年10月
1型糖尿病で通院中のYさん。それまでは1日4回のインスリン注射を、7月からCSII(インスリンポンプ)という新しい機器でのインスリン治療を行うことになりました。慣れない機械の操作やチューブの取扱い等、CSIIを使い始めた頃はYさんもご主人様も苦労されたと思います。約2か月間2~3日に1度来院し、スタッフと共にポンプの付け替えを練習しました。今では機器の操作やポンプ交換をきちんとマスターされています。CSIIに取り組んだことで血糖値を測定することが増え、日頃の生活と血糖値の変動を今まで以上に観察できるようになったことで、HbA1cも改善しつつあります。1型糖尿病は特に長い間治療を行わなければなりません、その中で病気との付き合い方が定着してしまっている方は多く、「新しい治療法に挑戦する」ということは高いハードルを感じることだと思います。Yさんもきっとそうだったと思います。今回CSIIという新しい治療法に勇気をもって取り組んで、諦めずに自分の方法として確立できたYさんは本当に素晴らしいです。今後もCSII治療を活用しながら糖尿病と上手く付き合っていけるよう夫婦二人三脚で頑張ってくださいね。私たちスタッフもそのお手伝いができるよう一緒に頑張ります。
K・K 様
42歳:女性
2017年9月
糖尿病で通院中のKさんは「できることから」と考え、切った野菜を冷蔵庫にストック、いつでも野菜が食べやすいようにしたり、食事の時は野菜から先に食べたり、何か甘いものをたべたくなったら80kcalまでと決めて食べたり、と食事の見直しにとても積極的です。今、Kさんが取り組んでいること、それは合併症の検査です。当院でも動脈硬化や神経症状の検査を定期的に実施しています。Kさんはそれだけでなく眼や歯の検査を受診し、定期的にじぶんのカラダの状態をチェックされています。ついつい症状などがないと後回しになってしまいがちな眼科受診や歯科受診。症状がでてからでは後戻りができなくなってしまっていることも少なくありません。糖尿病の合併症は癌や歯周病、認知症など全身に現れる上、状態が悪くなっていても自分では判らないこともあります。そのため定期的に受診し、じぶんのカラダの状態に気遣うことはとても大切なことなのです。KさんのHbA1cは10.1%→6.1%に改善。体重もここ1年ほどで約3kg減量しています。まずはじぶんが「できることから」取り組んでいった成果がでていますね。これからもKさんの「できること」のサポートをさせてくださいね☆
M・N 様
47歳:女性
2017年9月
橋本病、高血圧、脂質異常症で通院中のNさん。もともと野菜や魚などが好きなNさんですが、仕事が忙しく外食することが多いため、野菜や魚を食べる機会が以前より減ってしまったそうです。そこでNさんはひと工夫!昼食にご飯のおかずに魚の缶詰を持っていくことにしました、もちろんカットした野菜のサラダをつけて栄養バランスなランチに!夕食によく立ち寄るうどん屋さんでも野菜やきのこのトッピングをプラス!さらに帰宅後に食べていたスナック菓子や洋菓子は、なるべく和菓子やノンフライのスナック菓子に変更。選び方も工夫しているそうです。自宅で炊くごはんには麦や雑穀を入れて、ごはんからも食物繊維を摂れるように。そんなたくさんの努力の結果、お薬を使わずにLDLコレステロールを172mg/dL→136mg/dLへ下げました!素晴らしいです!野菜を食べる回数や量が多いほど、動脈硬化や癌や認知症も予防できると言われています。毎日、簡単にできることが大切です。これからも続けていきましょう。
K・E 様
57歳:男性
2017年9月
糖尿病・高血圧症で通院中のEさん。毎日6,000~7,000歩も歩いているそうです。最近足にしびれを感じ、それまでは「1日に10,000歩は歩いていたのに…」と残念そうに話していたのが印象に残っています。Eさん、それでもできる範囲でコツコツと続けていくことは誰にでもできることではなくとても素晴らしいことだと思います!自宅で血圧も測定し、毎日の体調もチェック。食事も減塩を心がけたり、炭水化物の量に気をつけたりしているそうです。血糖コントロールは6.5とやや高めの時期もありましたが、その後は5.9~6.2と正常範囲をキープ。これからも食事・運動と毎日コツコツと積み重ねて頑張っていってください!Eさんならできると思います!
N・C 様
34歳:女性
2017年8月
糖尿病治療中のCさんは、昨年の10月から一人暮らしを始めたことをきっかけに、食事について見直すことにしました。実家にいた時からおつきあいで外食することが多く、わかっていてもなかなか食事をコントロールできないことが多かったそうです。そこでまず始めたのが自炊。野菜を多く取り入れたメニューを作って食べるように。きのこを冷凍し手軽にいつでもおかずにできるようにしているそうです。ご飯は炊いたら適量を小分けにして保存、食べ過ぎないように工夫しています。さらにおつきあいで飲むことの多かったお酒は週に1度までと決めました。「自炊するようになり野菜の摂取量が増え、油脂の量が減った」とCさん。一人暮らしを始めてから体重-4.8kgの減量。HbA1cは6.8%から6.0%へ改善、キープしています。以前から食事量や食事内容の改善を考えていたCさん。じぶんでつくることで量の調整や味付けの調整がしやすくなります。一人暮らしはきっかけです。きっかけをみつけ行動に移したCさんはとてもステキです。これからも応援させてください!
K・Y 様
54歳:男性
2017年8月
糖尿病、肝機能障害で通院中のYさんは健康診断で血糖値が高いと指摘され、当院で詳しい検査の結果、糖尿病と診断されました。薬も使いながら食事療法を始めることに。血糖値を下げるホルモンであるインスリンの働きをよくするために、①休肝日を増やすこと②1回に飲む焼酎の量を減らすことが目標。治療を始めて約8か月目、HbA1cは6.3%から5.7%へと下がり、肝機能も少しずつよくなってきています。糖尿病の治療を早くから始めることで膵臓の機能を長く保つことができ、糖尿病の合併症予防につながっていきます。糖尿病は癌になりやすいこと、特に肝臓がんが多いことがわかっています。お酒のコントロールは大切ですね。Yさんの休肝日を続けるコツは「休肝日を記録して管理をすること」。記録をつけるとつい忘れてしまうことを防止できますし、振り返って頑張っていることを再認識することができるとてもよい方法です!今の目標は「平日なるべく飲まないこと」。無理のない範囲で食事・運動療法を続けていきましょう!これからも応援しています。
K・T 様
59歳:女性
2017年8月
脂質異常症で治療中のTさんは、仕事で毎日忙しい日々を過ごしています。体重のことは気にはなっているのですが食事に気を遣うことがなかなかできませんでした。疲れもあるため、つい甘いものを間食したり、時間がないため手軽に食べられる菓子パンを食べていました。菓子パンは以前から好んでよく食べていたそうです。そんなTさんですがどんなに忙しくても時間を作って欠かさず通院、お薬もしっかり飲んでいてとても治療に前向きです!食事カウンセリングの時も、今の状況を正直にお話してくれるので、Tさんのカラダにあったアドバイスが具体的にできます!そんなTさん、アドバイスを活かして、エネルギー量の高いアイスクリームは避け、氷菓子に変えたり、お菓子や揚げ物、脂身の多い肉類は意識して控えるように心がけたりと、断ち切るのではなく、少しずつ変えるように努力しているそうです。通院当初に立てた目標体重まであと少し!今は大好きな菓子パンとどうつきあっていくかが目下の課題。どうすれば無理なくストレスなく減らせていけるかをこれからも一緒に悩んで考えていきましょう。Tさんが目標体重を達成できるようお手伝いさせてください。
Y・K 様
54歳:男性
2017年7月
糖尿病で通院中のKさんは1年前の健康診断で高血糖を指摘されたことがきっかけで糖尿病だと分かりました。血糖値が高いと言われるまで健診を受けても検査結果見たことがなかったそうです。糖尿病と診断されたKさんは、今まで気にしていなかったじぶんのカラダと向き合うことに。食事カウンセリングの中で、今まで「知らなかった」がたくさんあり、そのため「気にかけてこなかった」のだと知りました。Kさんがまず「気にする」ようにしたのが、野菜から先に食べることです。もともと食事量が多く、食べるスピードも速かったKさん。野菜から先に食べ、全体の食事量を減らすことに!野菜から先に食べ、よく噛むことで満腹感が得られやすくなります。さらに食物繊維の働きにより、食後の血糖値を上がりにくくしてくれます。また以前は間食に甘い物を食べていましたが、今では奥様が冷蔵庫に作り置きしてくれている野菜がおやつ代わりになっているそうです!じぶんのカラダと向き合い、1年で体重は-14.8kg、HbA1cは9.3%→5.5%まで改善。現在ではお薬なしでコントロールできています!Kさんがきちんとじぶんのカラダと向き合い、大事にしている成果が出ていますね。おかずの量の見直し、さらなる減量が今後の課題と話すKさん。しっかり次の気づきを見つけて前に進んでいる姿はとてもステキです!次のステップに向けて一緒に頑張っていきましょう。
E・N 様
59歳:女性
2017年7月
脂質異常症、耐糖能異常で通院中のNさん。他院で血糖値が高いことが分かり、専門クリニックである当院受診。来院時にはすでに糖質を控えるなど、ご両親からもらった身体を大切にしたい!糖尿病を防ぎたい!と強い思いを話してくれました。食事カウンセリングで、食事療法で最も大切な健康的な身体を維持するために食べてはいけないものはないこと、Nさんの「カラダにちょうどいい量」を「バランスよく食べる」ことを一緒に確認しました。まずは毎食野菜類を先に食べ、1口で30回は噛んでから食べること、間食をなるべく控えることを目標にすることになりました。とても健康意識の高いNさんは、ごはんを玄米に変えられたり、揚げ物を控えたり、夕食後に30-60分歩いたり、ジムに通ったりなど、たくさんのことにチャレンジされています。1年間続けた結果、体重は69kgから53kgへ、食後2時間後の血糖値は205㎎/dlから114㎎/dlへ、LDLコレステロールは143mg/dlから138㎎/dlと改善されました。これからも無理なくNさんのペースでキープできるように応援しています!
Y・K 様
75歳:男性
2017年7月
5年前から高脂血症、高血圧症、甲状腺機能低下症で通院中のKさん。通院当初58.9㎏あった体重は52.6㎏まで減量され、悪玉コレステロール89、善玉コレステロール66、中性脂肪52と脂質も改善しています。スロージョギングをしてみたり、血圧も自宅で測定、しっかりじぶんの身体をチェックしています。一時は142/70mmHgであった血圧も130/70mmHgと低下、安定しています。「自宅での血圧測定、ウォーキングはライフワークになってきた!間食も止めたよ。」そう話すKさんの言葉に私はとても嬉しく感じました!効果が少しずつですが確実に出てきているようですね!これから夏場になり、冷房を使う機会が増えます。極端な温度変化は血圧を急激に上げてしまうので、室内でも上着を羽織るなど、カラダの温度調節にも気をつけてください。
T・K 様
65歳:男性
2017年6月
糖尿病、脂質異常症で通院中のKさんは、地元の方に長年愛される食べ物屋さん。常連のお客さんの笑顔のため、毎日おいしい食事を出しています。みなさんにランチやディナーを出すため、自分の食事時間は不規則、思うように食事療法取り組めないでいました。食べることも作ることも好きなKさん、お店が休みの日は研究も兼ねて食べ歩きもしていました。その頃のHbA1cは9%台で推移していました。このままではお店を続けていけるからだではいられなくなると考えたKさん。まかないは野菜中心に、食べ歩きを減らし、行く店も和食で野菜メニューが豊富な店に絞りました。後を継ぐ息子さんにランチは任せ、自身はサラダ等を担当するようにし、ランチ用の麺類などの試食もなるべく減らすように工夫されました。その結果今ではHbA1c7%台をキープ!今年で創業30周年の節目を迎えるKさん。お客さんのために美味しい食事を提供したい!というプロとしての姿勢、とてもキラキラしていて素敵です!私も負けずに頑張ります!
T・A 様
51歳:男性
2017年6月
糖尿病、脂質異常症で通院中のAさんは、10年ほど前から採血の度に血糖値が高いと言われていましたが、特に体調も悪くなかったので病院を受診しませんでした。去年11月の福岡市のイベントでたまたま血糖値を測ったところ、予想外に高かったため当院を受診。それ以来、毎月の受診と食事・運動療法にしっかりと取り組んでいます。約半年の努力の結果、HbA1cは9.8%→6.5%へ、体重は91.8kg→81.4kgと大改善しました!毎月受診し、血液検査で今の状態を詳しくみることは、糖尿病合併症にならないように対策することができます。ジュースや間食、お酒とごはんの量に気を付けているAさん。どうしても食べたい時もあるかと思います。いつでも相談に乗りますので、気軽にお声かけください。無理なく楽しく続けられる方法を一緒に見つけていきましょう!これからも応援しています!
Y・F 様
70歳:女性
2017年6月
糖尿病で通院中のFさんは甘いものが好きで毎日昼に食べるのが日課でした。当院の食事カウンセリングでアドバイスを受けてから①お菓子は朝食後に数を決めて食べる ②たくさん食べる時は、朝・夕で半分ずつにして食べる など工夫を始めました。食べる量もお腹いっぱいではなく腹八分目に。最初に必ず野菜から食べるといったことも続けています。「もう習慣になっているから、全然頑張っているつもりはない」と話すFさん。今までを見直し新しい方法を習慣になるまで続けることはとても大変なことです!とても素晴らしいです!血糖コントロールも良好で、歯周病についてもきちんと歯科に行かれてケアをしているFさん。なんと14年も欠かさず通院しています!継続は力なり!このよい習慣をこれからも続けてください!応援しています。
H・W 様
91歳:女性
2017年5月
糖尿病で通院中のWさんは介護施設で栄養バランスのよい食事を摂っています。なかでも、頭とからだの運動のため朝食はご自身で準備。毎回野菜を取り入れ、野菜を最初に食べることから一日が始まるそうです。そんなWさんですが、長年の課題は「甘い物をつい食べたくなってしまう」ことでした。甘いものを全く食べないのではなく、付き合い方を工夫。1回にクッキー2枚までと、数を決めました。数を決めて食べることで食べ過ぎを防ぐことができます。また食べたい気持ちを我慢することがないので、継続しやすくなります。糖尿病だからといって食べてはいけないものはありません。Wさんのように、食べる量を工夫したり、食べるタイミングやお菓子だけでなく果物にしてみたりと選び方を工夫することで楽しく食事療法に取り組めるのです。今年で糖尿病と向き合って26年目。食べたい気持ちと血糖値の両方を上手くコントロールされ、大きな合併症もなく元気に過ごしています。とても凄いことだと思います!これからもお話を訊かせてください。
A・K 様
50歳:男性
2017年5月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のKさん。HbA1c7%台が1年半ほど続いており、このままだと糖尿病の合併症が進んでしまうという大変危険な状態でした。「体重が減れば、血糖コントロールが良くなるし、インスリン注射やお薬が増えなくて済むのでは?」と考え、医師と相談し1日にとるエネルギーを1800kcalにすることを目標としました。食事の度に、外食ならメニュー表や、お弁当ならエネルギー表示を見て、エネルギー量を確認していきました。中でも特に頑張ったのは「夕食」です。それまでは帰宅の途中でお店に立ち寄り定食を、帰宅後にコンビニで買ったパン等を食べていたそうで、改めて計算すると夜だけで計1500kcalほどになっていました。それを揚げ物が少ないお弁当+野菜の惣菜に変えることで大幅にエネルギーを減らすことができました。また、エネルギー量を減らすために1日1食や2食にすると、筋肉が落ち、逆に体重が減りにくい体になるとお話したところ、きちんと3食食べるようにしたそうです。エネルギー量に意識する日々を1か月続けられた結果、HbA1cは7.7%→6.7%へと改善!頑張った甲斐がありましたね!続けることは大変なことです、が、一緒に頑張りましょう!応援しています!またお話を聞かせてくださいね。
S・H 様
55歳:女性
2017年5月
健康診断をきっかけに来院、H28年9月から通院治療中のHさん。体重を減らすためにじぶんでいろいろと頑張っているのになかなか成果がない、と悩んでいたそうです。そこで体重を量ってノートに書き留めるようにしました。体重を記録し続けるだけで、自然と食事を意識するようになります。やってみると、食べ過ぎが減り、間食も少なくてすむようになり体重が減っていきました。体重が減った事で、体も軽くなったそうで、なんとスロージョギングを食後に取り入れるようになったそうです。スロージョギングを始めたとこで、生活リズムも整ってきたとの事です。意識をするだけで、生活習慣が徐々に改善され、それは検査結果にも現れました。初診時より体重は-10.6kg、HbA1c:8.0→5.6と大きく改善!糖尿病の薬も飲まなくていい状態に!「成果が出てうれしい!うれしいから継続できる!」と、Hさんは話してくれました。今ではHさんの影響でご家族の皆さんも野菜を多く食べるようになったそうです。少しの意識で大きな変化が生まれるのですね。Hさんの頑張りを見て、あらためて「意識することの大切さ」がわかりました。これからもHさんの「うれしい!」が増えていくように応援しています。
Y・K 様
50歳:女性
2017年4月
糖尿病、甲状腺機能低下症で通院中のKさん。糖尿病の治療も今年で7年目になるKさんの目標は「お薬なしで血糖値をキープすること」。野菜から先に食べたり、よく噛んで食べるようにしたり、と食事療法に積極的に取り組んでいます。しかし、ここ数ヶ月、仕事帰りの娘さんに合わせ、夕食後間食することが多くなっていました。その影響でHbA1cの値がやや悪化。このままではいけない!と思い、間食の見直しを実施したそうです。まず甘い物を食べるなら食後か活動量の多い昼間に。さらに低GI値の食品に注目。GIとはGlycemic Index(血糖指数)の略で、炭水化物を食べた後の血糖値の上がる速さを示した指数のこと。この値が少ないほど血糖値が緩やかに上がると言われています。そんな血糖値の上がりにくい低GI値の菓子を選ぶようにしたそうです。低GI値のものがない時は菓子ではなく、菓子より比較的エネルギーの低い果物にしているそうです。そんなKさんのHbA1cはお薬なしでいつも6%前半をキープ!目標を達成していますね!合併症予防のため、治療に取り組んでいると話してくれるKさん。常に目標に向かって取り組まれているKさんの姿はキラキラしていて素敵です。
E・T 様
57歳:女性
2017年4月
糖尿病、脂質異常症、甲状腺機能低下症で通院中のTさん。毎日飲酒をされていたそうです。肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるほど、本当に悪くなるまでは自覚症状はほとんど出ません。血液検査で分かった小さな肝臓の警告を見逃さず、改善をすることに。休肝日を作ることにしました。初めのうちは寝つきが悪くなったりと辛かったそうですがそれでも頑張り、休肝日を週に2日から初め、少しずつ増やしていき、なんと今では禁酒をされています!同時に野菜やきのこを食べる回数や量を増やし、1日1食だったのを、血糖値を安定させるために3食に分けて食べるようになったそうです!その結果、HbA1cは6.8%→5.4%へ、中性脂肪は1313mg/dl→153mg/dlへ、γGTPは298IU/L→41IU/Lへ、LDLコレステロールは172mg/dl→49mg/dlへと大改善!素晴らしいですね!これからも応援しています!
H・T 様
67歳:男性
2017年4月
糖尿病で8年前より通院中のTさん。元々、お仕事柄、カラダを動かす運動習慣がありましたが、定年退職後も生活時間を見直し、時間を見つけて現在はウォーキングを毎日1時間半程度されています。薬もきちんと飲まれています。一時は6.7%まで上昇していたHbA1Cも6.1%まで低下し安定しています。通院当初69.1kgであった体重も66.3kgまで減量。ウォーキングを上手に取り入れられていますね!緑が輝くこれからの季節、水分補給が重要です。「のどが渇いた」と感じる時点で、体内の水分はすでに不足している状態といえます。こまめに水分補給をし、「気持ちがいい」「楽しい」と感じられる運動強度で継続していきましょう。
K・M 様
59歳:男性
2017年3月
糖尿病、脂質異常症で通院中のMさん。診断されてから5年欠かすことなく来院、治療に取り組んでいます。現在の目標は「体重を減らす」こと。体重が減るとインスリンの効きがよくなると知り、カラダのため減量に取り組んでいましたが、なかなか成果がでなかったり、継続できませんでした。そんな中、健康診断で脂肪肝が見つかりました。危機感を感じたMさん。きちんと減量に取り組もうと強く決意。まずは習慣となっていた仕事帰りに立ち寄るコンビニで食べていた間食をやめました。ごはんも150gになるように計量、お茶碗も小さめのものに変えました!また、体重測定も開始。携帯に記録しているそうです。決意の日から7か月目。体重は-5.1kg、HbA1cは8.0%→7.0%へと改善しました!減量の成果が出ていますね。体重が減っていることがモチベーションになっていると話してくれるMさん。続ける、ということは簡単そうに見えて、難しいことです。これからもMさんの「決意」応援させてください。
S・I 様
55歳:女性
2017年3月
当院に甲状腺機能亢進症の治療中、偶然、血液検査で糖尿病が発覚したIさん。早速食事・運動療法に取り組み、努力の結果、すぐに血糖コントロールは良くなりました。それから半年ほどたった時、Iさんは食事カウンセリングの時に「何も体調が悪くないのに、薬や通院を一生続けないといけないのかしら・・」と抱えていた疑問を話してくれました。糖尿病の特徴はまさに自覚症状がないことなのです。症状が出てきた時にはすでに悪化してしまっていることなど、糖尿病についてお話しました。今では「糖尿病でない時よりも少しだけ多く血管の中の定期点検をすることで、健康的な食事や運動が続けやすくなるし、将来他の病気を引き起こさないようにすれば大事にしていることにお金や時間を費やせる」と話してくれます。もし疑問に思うことがありましたらいつでも声をかけてください。
S・K 様
48歳:男性
2017年3月
糖尿病・高血圧で通院中のKさん。食事:食事カウンセリングでのアドバイスを活かして、豆乳鍋やスープを作ってみたりと積極的に工夫しています。運動:1日に8,000歩を目標に歩くなど歩数・血圧・睡眠もスマホのアプリを活用するなど様々な工夫をしています。薬物:きちんと服用されて血糖・血圧ともにコントロール良好。その結果、体重も80kg台まで減らす事に成功しました。食事も運動も適度に長く続けることが大事です。極端に多かったり、極端に少ないとカラダに負担がかかってしまいます。自分のカラダと生活のリズムに合わせて今のペースで無理なく、でも欠かす事なく着実にやっていきましょう。これからも応援しています。
Y・H 様
66歳:男性
2017年2月
糖尿病、甲状腺機能低下症で通院中は10年以上毎月欠かす事無く通院を継続しているHさん。Hさんの糖尿病の検査数値であるHbA1cはいつも6%前半でキープ。普段からなるべく歩くように心がけ、駅では階段使うようにしているそうです。身体のため健康のため、体重測定記録を半年前から開始。体重測定し記録することで食べすぎや運動不足などを知る手がかりになります。日々の変化を見ることができ、食事や運動の効果が判りやすくなります。体重が増えてしまうとインスリンの効きが悪くなり、血糖値が上がりやすくなるといわれており、体重は自宅で見られる血糖コントロールの目安とも言えます。Hさんは体重測定以外にもごはん150g/食を計量。胃の検査のため1か月禁酒してみると飲まなくても大丈夫と分かったため、それ以降飲酒は休日のみにする事にしました。Hさんの素晴らしいことは、継続できる事、それがどんどん増えていく事です。年々糖尿病の内服薬が減ってきているHさん。これからも一緒に頑張っていきましょう。
H・K 様
52歳:女性
2017年2月
バセドウ病・脂質異常症で通院中のKさんは、体重を減らすとコレステロールが下がり、脂肪肝も良くなることを知りました。毎日お姑さんと仏様のお下がりの甘い物を一緒に食べていました。いきなり食べるのをやめるのではなくどのくらいの回数食べているのかを考えてみることにしました。方法は簡単。体重を記録する用紙に甘い物を食べなかったら〇をつけるだけ。すると食べている日がわかるので、減らさないといけないという意識が働いて毎日食べなくても済むようになったそうです。同時に昼間と夕食の後になるべく歩くように。始めた時は1日4000歩だったのが、今では7000歩に!その結果体重は4か月で54.6kg→51.5kgとなり、脂肪肝も改善に向かっています。脂肪肝は放置すると、肝臓が硬くなり、癌になるなど大変怖い病気です。食生活の改善と一緒に運動を増やすのが大切です。これからも一緒に続けていける方法を見つけていきましょう!
N・H 様
70歳:男性
2017年2月
糖尿病、高血圧で通院中のHさん。毎月欠かさず通院され治療を受けられています。通院前は体重が減っていくのが気になりあえて間食をしていたそうです。肉類は苦手だと思って食べるのを避けていたそうです。そこで食事に関する思い込みや内容を見直しできる事から変えていきました。朝食の菓子パンをやめたり、どうしても甘い物がほしい時は洋菓子から和菓子に変えたり。肉類もヒレ肉、鶏ささみ、鶏むね肉などの適量の赤身肉を食べるようになりました。そんなHさんにワンポイントアドバイス!お肉を食べる前に野菜を食べてみましょう。満腹感も感じられますし、何より脂肪の吸収を遅らせて血糖値の上昇も穏やかになります、是非試してみて下さい。まだまだ寒い日がありますので、しゃぶしゃぶや水炊きなどはいかがでしょうか?お肉も野菜もバランスよく摂れるので一石二鳥ですね。これからも食事のアドバイスができるようお手伝いさせてください。
F・w 様
68歳:女性
2017年1月
糖尿病、脂質異常症、バセドウ病で通院中のWさん。毎月欠かすことなく受診し、治療に取り組まれています。そんなWさん「健康のため、検査の数値を良くしておきたい」との思いから歩くことを心掛けているそうです。夕食後ご主人と一緒に毎日1時間程度歩くようにしているそうです。また外出の際は意識してなるべく階段を利用するようにしているそうです。さらに休日買い物に行くときは自宅から天神まで30-40分、ご主人と一緒に歩いていくそうです。運動をすることはとても大事なことです。運動することで筋肉での糖の取り込みが促進され、血糖値を上がりにくくしてくれます。Wさんは運動だけでなく野菜から先に食べることもご主人と一緒に取り組まれています。1人だと歩かないと話すWさんのHbA1cはいつも6%台でキープ! 夫婦二人三脚で取り組まれている成果が反映されていますね。今後の目標はお薬を減らすこと、とのこと。これからも応援させてください。
H・e 様
77歳:男性
2017年1月
糖尿病・高血圧・脂質異常症・甲状腺機能低下症で通院中のEさんは、糖尿病と診断され当院で治療していましたが、訳あって1年間通院を中断してしまいました。他院の血液検査で血糖値が高いことを指摘され、当院に再来。それまでも食事バランスに気を付けていたEさんでしたが、糖尿病の病気の状態を理解することに取り組みました。糖尿病は、血糖値を下げるホルモン「インスリン」の出る量が少なかったり、効きが悪くなっている病気であること。医師はその人の状態に合わせてお薬を出していること。その薬をやめたり、通院をやめると、また血糖値の高い状態に戻ってしまうので、腎臓などの合併症を進めてしまうことなどを知り理解し納得して治療に取り組み直しました。その結果、HbA1cは10.3%から6.9%へと改善!糖尿病の合併症を防ぐため、これからも通院と飲酒量のコントロールを続けていきましょう!きちんと続ければ良くなっていきます。一緒に頑張っていきましょう。応援しています!
Y・N 様
65歳:男性
2017年1月
糖尿病で8年前より通院中のNさん。自宅近くの体育館で自転車こぎ・懸垂等の筋トレを約3年前から週3回のペースで続けていて、現在は2日に1回のペースにアップ!コツコツと運動療法を積み重ねた結果、運動開始前と比べ、HbA1Cは6.4→5.9に改善!体重も69kg台→64.9kg台に!「トレーニングのおかげで血糖値もよくなった気がする。」そう話すNさんの言葉に私も嬉しく感じました。運動は自分のペースをつかんで、長く続けていくことが大事です。これからしばらく乾燥する季節なので、こまめに水分を摂りながら無理なく続けていきましょう。
M・E 様
40歳:女性
2016年12月
糖尿病、脂質異常症で通院中のEさんのHbA1cは6%台で維持していました。ところがもともとお酒が好きで徐々に飲酒量が増え、それにつれて食事量も増えていきました。するとHbA1cが7%台に…。「このままではお酒を好きなように飲めなくなってしまう!いつまでもお酒が飲める健康状態でいたい。」Eさんは、昼食の見直しから取り組みました。外食やお弁当を買い、つい食べる量が多くなりがちだった昼食。じぶんで弁当をつくることにしました!それに合わせ、ごはんの量を計量するようになり、さらに小分けにして食べるようになったそうです。今では白米に食物繊維の多く含まれている玄米をブレンドするなど工夫しているそうです。さらに!休肝日を設置。飲んでもいいのは2日/週として、自宅での飲酒や1人で飲みに行くのをやめたそうです。お弁当を作り始めてもう1年以上。体重は-2kg。HbA1cはおおむね6%前半をキープ。成果がでています。今後の目標は飲酒しない日の夕食の見直しと話すEさん。Eさんの頑張る姿勢に乾杯です!
Y・T 様
45歳:女性
2016年12月
脂質異常症で通院中のTさんは、LDLコレステロールが200mg/dlだったことにショックを受けました。そこで動物性脂肪が多く含まれるとされている肉の脂身、鶏肉の皮、チーズ、ウィンナー、ベーコン、洋菓子、菓子パンや惣菜パンを減らすことを意識してみました。その分減ってしまった分の食事の満足感を上げるため、キャベツの千切り専用ピーラーを使って、千切りキャベツを3食食べるようにしてみました。お昼は職場にマイドレッシングを置いているそうです。もちろん他の野菜やきのこ類も食べる量を増やし、玄米を混ぜたごはんにしてみたりすると、自然とよく噛むように。どうしても物足りない時には、脂肪0のヨーグルトや薬局で見つけた低エネルギーのお菓子で楽しむように。家事に仕事にと忙しい毎日のTさんですが、仕事中はよく立つようにしたり、デスクで足上げをしたりなど工夫して運動もされています。1年続けた結果、お薬を使わずに、LDLコレステロール210㎎/dl→148mg/dlへ、中性脂肪は211mg/dl→76mg/dlへ、体重は69.5kg→55.7kgと15kg減!なんとご主人も一緒に始められ、体重が15kgも減ったそうです。今では野菜をたくさん食べることを職場の人にも勧めているTさん、素敵です!これからもご家族や周りの人達と一緒に皆さんで楽しく健康をキープできますよう、これからも応援しています!
H・N 様
61歳:男性
2016年12月
糖尿病、脂質異常症、高血圧で治療中のNさん。転勤で当院で治療に取り組むことになりました。自ら糖尿病について勉強していて、いろいろ知識はあるものの、日常生活の中で「実行するのが難しい」と感じていたようです。生活習慣病はその名の通り、習慣化したものをカラダにとってよい方向へ変えていくことがとても難しいのです。付き合いの飲食が多くなる12月に体重が増えてしまったNさん。食事カウンセリングの中で「3月に予定している同窓会に向けて、昔のスリムな姿に戻る」ことを目標に、①油っこいものを控える ②食事量を以前の-10%にする ③歩く量を増やす ④夜遅く食べないようにする の4つのことに挑戦してみることにしました。その結果、2ヶ月後に体重は-2.9㎏。一時は7.1%あったHbA1cも6.5%に改善。「目標体重まで頑張る」とNさん。体重の変化に気が付き、目標をたてて実行されているNさん素晴らしいです!目標体重まであと一歩。気を抜かず、しかし無理しないように頑張りましょう。応援しています。同窓会の時のお話、楽しみにしています★
Y・N 様
46歳:男性
2016年11月
Nさんが、糖尿病と診断されたのは2012年9月。その時のHbA1cは11%台でした。「このままではいけない!」と思い食事療法に取り組むことに。Nさんがまず注目したのは「飲み物」でした。1日2-3本飲んでいた甘いコーヒーをブラックコーヒーに替え、ジュースはお茶に替えました。さらに!毎日飲んでいたお酒をやめてみることに!!「取り組むと取り組んだ分、成果に反映されるのが面白い!食事療法を楽しいと思えるようになった」と話してくれました。そんなNさんのHbA1cは当院に通院し始めた2014年から5%台をずっとキープ!通院当初飲んでいた糖尿病の薬も今では飲まなくてもいいようになりました。「まず出来ているじぶんを想像してやってみる。するとシミュレーションした通りになるので、ゲーム感覚で楽しい!」と話すNさん。何かに挑戦するとき、上手くいった姿を想像して、そのイメージに向かって頑張る。そんなNさんの姿、素敵だと思います!
Y・Y 様
57歳:女性
2016年11月
糖尿病・脂質異常症・甲状腺機能低下症で通院中のYさんは、お店をやっています。お客さんが来ない時間を見計らってお昼を食べるため、早食いになっていて、日中に甘いものを食べるのが癖になっていること、お店が忙しいため運動する時間がとれないことが悩みでした。栄養カウンセリングで「血糖値の急上昇を防ぐことが、糖尿病の合併症を防ぐことに繋がる」ということを知ったYさんは、3つのことに挑戦!①夜だけではなく、朝も昼も野菜やきのこ類を先に食べること。朝は野菜たっぷりの具だくさん味噌汁、昼食は野菜をタッパに入れて持参。②コンビニやスーパーに歩いていくこと。あえて遠いお店を選んで積極的に歩くように。③甘いものは禁止!ではなく、食べたいものを少量にすること。この3つを続け、お薬もきちんと服用した結果、HbA1cは6%台をキープされています。これからもずっと健康で、Yさんの好きな旅行楽しんでくださいね!これからも応援しています!
Y・N 様
46歳:女性
2016年11月
脂質異常症で通院中のNさん。これまでの定期検査では、脂質の結果が正常範囲内ですが、やや高め。普段の食生活を聞いてみると、子供たちが好むボリュームのある食事だったり、間食にスナック菓子を摂る事が多いそうです。お薬を使うことになったのをきっかけに、Nさんは当院の管理栄養士から初めて栄養カウンセリングを受けました。そこで食事の内容を意識するようになったそうです。まずは間食を減らすことに挑戦。体重は2か月でなんと3.5kgも減り、次の受診でも増えることなく減っていました!血液検査の結果も正常範囲で経過。Nさんの気づきと挑戦が結果に出ています!これからはお鍋のシーズンですね。きのこ類などヘルシーな野菜を手軽においしく摂る事ができます。旬を楽しみながらも減量が続けていけるよう応援しています。
N・H 様
73歳:女性
2016年10月
糖尿病、脂質異常症で通院中のHさんは、糖尿病についてとても関心を持っていて、常に新しい情報・知識を持っているのが栄養カウンセリングの会話の中で伝わってきます。自身のカラダにとって大切なこと、必要なことは何かを考え、正しい知識をどんどん吸収している姿はとても素敵です!さらに得た知識を実践しています。今、Hさんが取り組んでいること、それは飲み忘れや用量を間違えないように1日分の薬を目に付く机の上に置いて必ず飲むようにしているそうです。また食事の時は野菜から先に食べることはもちろんのこと、毎日同じ時間にご主人と食事をとるよう心掛けているそうです。そして、毎日歩くことも心掛けているとのこと。どれも糖尿病治療にはとても大切なことばかりです!「じぶんのカラダ、じぶんの人生、じぶんにとってよい情報は正しく知りたい。きちんと得たい。」と話すHさん。「じぶんのカラダのため」というのが治療の原動力なんですね!HさんのHbA1cは6.0%台前半で維持。ここ最近は糖尿病の薬も1つ減りました。「特別なことはしていない」と話すHさんはとてもかっこいいです。 今実践していることの全てが生活の中に無理なく、違和感なく習慣として定着しているんですね。これからも応援しています!
N・Y 様
63歳:男性
2016年10月
糖尿病で通院中のYさんは、野菜やきのこ類をよく食べるそうです。お昼は、ご自身で作る野菜たくさん弁当★ そのお弁当づくりにも工夫がいっぱい!前日の夜にお弁当用の野菜を切っておき、何かと時間のない朝は電子レンジで手早くチン★ 毎日野菜たくさんのお弁当を作るコツだそうです。そんなYさんが今注目しているのが「オクラ」。オクラに含まれる食物繊維は血糖値をゆっくり上げる効果があると知ったYさんは、オクラを刻んだものをストックして朝から食べているそうです。毎食かかさずに、野菜やきのこ類を食べ続けられているYさんのHbA1cは6%台、体重は58kg台(BMI21:BMI指数=ボディマス指数とは、体重と身長の関係から算出される、ヒトの肥満度を表す体格指数)でキープ!血糖値をゆっくり上げることで、血管の老化を防ぐことができますね。野菜を簡単においしく食べるコツ、いい方法が見つかったらぜひ教えてください!
K・K 様
69歳:男性
2016年10月
糖尿病、脂質異常症で通院中のKさんはお酒を飲むことが大好き。お酒を飲むことを楽しみにウォーキングや食事を気を付けているそうです。もちろん、ただお酒を飲むのではなく、休肝日や飲む量を決めながらの楽しみ方★食事は①腎症予防の為、極力汁物を避ける ②食事量を控えめにする ③何を食べる時もキャベツの千切りを敷いて食べる ④夕食は19時までに終わらせる の4つを実施。さらに、毎食後にウォーキングしており1日1万~2万歩歩くことを目標に日々過ごされてます!ウォーキングした数値を携帯のアプリに記録するなどの徹底ぶり!!Kさんの日頃の努力はHbA1c7.3%→6.3%と形になっています。楽しみを持ちながらの食事療法や運動療法は結果に結びつく秘訣です。Kさん流、とても素晴らしいです。いつも屈託ない笑顔で食事や運動についてお話しをされている姿がぴかぴかしています。この調子で無理なく楽しみながら頑張ってください。応援しています。
Y・M 様
56歳:男性
2016年9月
糖尿病で通院中のMさんは今年で当院通院13年目。通院だけでなく、内服も欠かすことなく治療を今日まで継続しています。Mさんの治療継続の原動力になっているもの、それは4年後に控えた東京オリンピック。オリンピックが開催される4年後にちょうど定年を迎えるMさん。「東京に住む2人の娘さん、お孫さんのところへ行くこと、オリンピックを観に行くことが今の楽しみで目標!」4年後のため今から血糖コントロールを良くしておきたいと話すMさん。そんなMさん、仕事柄お付き合いが多く、お酒の席もたびたび。ですがお酒の後の締めの一品はやめて、遅くとも24時までには帰宅するようにしているそうです。また奥様の協力も得て、ごはん小分けにし、食べすぎを防いでいるそうです。運動も忘れず継続しているそうです。HbA1cは7%以下で維持。毎日の積み重ねはもう金メダル級です!東京オリンピックまであと4年。目標に向かって治療に取り組まれる姿は素敵です。Mさんの東京オリンピックへの道、これからも応援させてください!
H・K 様
48歳:男性
2016年9月
糖尿病・高血圧・脂質異常症で通院中のKさんは出張が多いそうで。どうしても食事は外食やお弁当になってしまうそうです。そんなKさんには体重を減らすためにされている工夫があります。それは、自分のスケジュール帳に毎日の体重と歩数、食生活での「目標に〇×を付ける」こと、です。定食を選んだら〇、ごはんと麺を一緒に食べてしまったら×、飲み会などで食べすぎたら×を付けると言った具合です。〇×を付けるときに食生活の振り返りができ、次の食事で調整することができるのです。この○×表を毎日続けられた結果、3年前99kgだった体重は現在90.2kgまで減りました!お薬もきちんと飲まれているため、HbA1c5.9%~6%台で維持できています。素晴らしいです!今月から新たに「揚げ物を控えられたら〇」も加えられました。目標の80kg台まであと少しですね!これからも応援しています!
M・H 様
74歳:女性
2016年9月
10年以上前から脂質異常症と甲状腺機能低下症で通院中のHさん。食事について管理栄養士に相談しながら、細かな所にも注意しながら食品を選んでいます。今取り組んでいるのは「コレステロール」。特にコレステロールを多く含んだ食品には注意をしています。運動も毎日5,000~7,000歩を1年間続けていて、薬も正しく飲まれています。血圧も自宅できちんと測定され、ご自分で管理されています。その結果、悪玉コレステロール値103mg/dL、善玉コレステロール値99mg/dL、中性脂肪値59mg/dLと安定。継続の効果はしっかり出ています!とても素晴らしいと思います。Hさん、これから過ごしやすい季節になりますが今は季節の変わり目です。こんな時期は、身体はまだ夏モードで夏バテが残っているのに、脳は季節先取りで秋冬モード。このアンバランスが原因となって、体調を崩したり、思うように体が動かず気分が落ち込んだりする人も多いようです。そんな時は思い切って外に出てみましょう★ 全身で日光を浴びると脳のバランスが正しく調整されて、気分も身体もすーっと楽になります。ウォーキングしながら、街の中に隠れている小さな秋を探してみるのもいいと思います。
S・T 様
32歳:女性
2016年8月
糖尿病、脂質異常症で通院中のTさん。夜勤明けや休日など、シフトによって食べる量や内容がかなり差がある毎日を送っています。人の命に関わる仕事であったり、中間管理職という立場もあり、食べることがストレス発散にもなっていました。「わかっているのにできない!」と、もどかしい思いで治療に取り組まれていました。そんなTさん、今年2月食べすぎたことにより胃が痛み、思うように食べられなくなりました。それがきっかけとなり食事内容の見直しに取り組むことに。夜勤明け、開放感から揚げ物や味の濃い惣菜を購入、ついつい食べすぎていましたが、2月以降野菜の惣菜中心に選び、揚げ物を煮物などに意識的に変えていったそうです。野菜中心になったことで、食べる量も自然と少なくなったとのこと。選び方を変えて半年で8kgの減量に成功!HbA1cは2月に8.5%だったのが今では6.2%に改善!7月からは糖尿病の薬も飲まなくてよくなりました!「今後の課題は夕食後の間食」と話すTさん。夜勤明けでもいつでも素敵な笑顔のTさん。減量に成功してからますます笑顔がピカピカ輝いて見えます!次の目標に向かって一緒に頑張っていきましょう。
K・M 様
60歳:男性
2016年8月
糖尿病・脂質異常症で通院中のSさん、仕事の日のお昼ご飯は決まって外食。うどん、ラーメン、定食など、「気分や場所」でその日昼食を決めていました。食事カウンセリングの時に糖尿病は食後の血糖値が上がりやすく、血液中にたくさんある糖が血管を傷つけてしまうこと、そして他の病気にかかりやすくなることをお話したところ、昼食を選ぶポイントを「野菜がたくさん食べられるところ」に変えたそうです。毎日しっかり野菜をポイントに探して、週に1日だけ行きつけだったラーメン屋さんに行くことを楽しみにしているそうです。上手なコントロール方法、です!その結果、HbA1cはお薬を使わずに6.4%から6.0%へ、LDLコレステロールも183mg/dl→154mg/dlへと下がりました。いつもどこのお店が野菜が多いか教えてくれるSさん。もう野菜がたくさん食べられるお店を見つけるプロフェッショナル、ですね!これからも続けて、カラダをピカピカにしていきましょう!
Y・H 様
64歳:男性
2016年8月
糖尿病、高脂血症で通院中のYさん。十数年前に糖尿病の診断を受けましたが、体重を減らすことだけ注意して糖尿病専門医の治療を受けていませんでした。体重を増やさないため、朝食昼食はジュースのみ、夕食はおにぎり1個のみということも多かったそうです。「エネルギー量に気を付けて、意識するようにはしているけれど・・・何をどうすればいいのかよくわからない」という状況でした。糖尿病治療で効果が期待でき、でも難しいのが食事です。食べなければいいというのは間違い。いかに無理なく、バランスよく、適量を食べるかがとても大事なのです。Yさんも試行錯誤を繰り返しながら、少しずつですがジュースを豆乳に変えたり、お惣菜では魚を中心に選んだり、昼食摂らないのを、バランス栄養食を食べるようにしたりと、出来るところから始めています。体重も検査結果も大きく変動なく経過しています。残業が多く、夕食は夜中近くになってしまうというYさん。現在の目標は「夕食を21時までに済ませる」にチャレンジ中!夏バテしないよう、これからもできそうな事からこつこつと改善していき、一緒に暑い夏を乗り切りましょう。そして判らなかったり迷ったら、いつでも相談してください、一緒にいい答えを見つけましょう!
T・K 様
76歳:女性
2016年7月
糖尿病、脂質異常症で通院中のKさん。他の治療で使っている薬の影響もあり、思うように食事療法の成果が出なかったり、運動療法が取り入れられなかったりでした。他の病気が落ち着き、内服する薬が減ってきたことで、糖尿病治療にもいままでの成果が反映されるようになってきました。今、糖尿病治療に取り組む原動力になっているのが「家族に迷惑をかけたくない」という想い、です。合併症を予防し、内服を減らしてたい。HbA1c6.0%を目標に日々頑張っています。そんなKさん、お孫さんと一緒に食べる甘い物は1口・1枚まで、となんでも「1つまで」と決め、食事の後すぐ食べるようにしているそうです。食後すぐに食べると、血糖値の急上昇を抑えることができますのでとても有効な方法です。また野菜から先に食べることも実践!しっかり目標をもって取り組まれているKさんのHbA1cはいつも6%台前半でキープ。目標達成だけでなくしっかり維持もできています!本を読むのが好きなKさん。自分にとってよい情報と思ったらメモしているとのこと。アンテナを広く持ち、いつまでもじぶんみがきの気持ちを忘れないKさんの姿勢、とても素敵です。
I・S 様
64歳:男性
2016年7月
糖尿病・脂質異常症で通院中のSさん、仕事の日のお昼ご飯は決まって外食。うどん、ラーメン、定食など、「気分や場所」でその日昼食を決めていました。食事カウンセリングの時に糖尿病は食後の血糖値が上がりやすく、血液中にたくさんある糖が血管を傷つけてしまうこと、そして他の病気にかかりやすくなることをお話したところ、昼食を選ぶポイントを「野菜がたくさん食べられるところ」に変えたそうです。毎日しっかり野菜をポイントに探して、週に1日だけ行きつけだったラーメン屋さんに行くことを楽しみにしているそうです。上手なコントロール方法、です!その結果、HbA1cはお薬を使わずに6.4%から6.0%へ、LDLコレステロールも183mg/dl→154mg/dlへと下がりました。いつもどこのお店が野菜が多いか教えてくれるSさん。もう野菜がたくさん食べられるお店を見つけるプロフェッショナル、ですね!これからも続けて、カラダをピカピカにしていきましょう!
H・I 様
41歳:男性
2016年7月
糖尿病、高脂血症で通院中のYさん。十数年前に糖尿病の診断を受けましたが、体重を減らすことだけ注意して糖尿病専門医の治療を受けていませんでした。体重を増やさないため、朝食昼食はジュースのみ、夕食はおにぎり1個のみということも多かったそうです。「エネルギー量に気を付けて、意識するようにはしているけれど・・・何をどうすればいいのかよくわからない」という状況でした。糖尿病治療で効果が期待でき、でも難しいのが食事です。食べなければいいというのは間違い。いかに無理なく、バランスよく、適量を食べるかがとても大事なのです。Yさんも試行錯誤を繰り返しながら、少しずつですがジュースを豆乳に変えたり、お惣菜では魚を中心に選んだり、昼食摂らないのを、バランス栄養食を食べるようにしたりと、出来るところから始めています。体重も検査結果も大きく変動なく経過しています。残業が多く、夕食は夜中近くになってしまうというYさん。現在の目標は「夕食を21時までに済ませる」にチャレンジ中!夏バテしないよう、これからもできそうな事からこつこつと改善していき、一緒に暑い夏を乗り切りましょう。そして判らなかったり迷ったら、いつでも相談してください、一緒にいい答えを見つけましょう!
K・S 様
48歳:男性
2016年5月
糖尿病、高血圧、脂質異常症のMさんは、食事カウンセリングの中でも「食べる量がじぶんの課題」、とお話されていました。仕事時間や内容により食事を摂る時間や量がどうしてもばらついてしまい、そのことが体重や血糖値にも影響していました。「HbA1cを改善させたい!」と食事療法に取り組まれています。Mさんの昼食はだいたい弁当。時には物足りずカップ麺を追加する日もあったそうです。ある日のお昼、同僚に「コンビニでサラダも一緒に買ってみよう」と勧められました。Mさんは食事の時、先に野菜を食べると血糖値が上がりにくくなることを知っていたのですぐにやってみました。すると食べた時の満足度、満腹感がアップ。いつもついつい食べすぎていたごはんなどの炭水化物の量を減らすことに成功しました!野菜から先に食べることを実践しているMさん、最近は間食の量も減らすことに成功!昼食に野菜を取り入れて4か月。HbA1cは7.6%→6.5%へ改善、体重も92kg→90.6kgへ減量しました。効果が出ていますね!そんなMさんにアドバイス。野菜だけでなく海藻、きのこ、こんにゃくは食物繊維が豊富な食べ物です。食物繊維があると噛む回数が増えます。噛むことで満腹中枢という食欲を司るところに刺激がいき、同じ量でも満足度が得やすくなります。また先に食べることで糖の吸収が穏やかになり食後の血糖値を上がりにくくしてくれる効果もあります。いつでも明るく、前向きなMさん。時には休憩もはさみながら、Mさんのペースでこれからも一緒に頑張っていきましょう。
K・O 様
75歳:女性
2016年6月
脂質異常症・高血圧・甲状腺機能亢進症で通院中のOさんは、膝の痛みを和らげるために、体重を減らしたいと思っていました。そんなOさんは「勘違い」をしていました。体重を減らすにはケーキのような甘いものは控えないと!と考え、おやつは、お気に入りのさつまいもパンを1枚~2枚にしていました。「パンはケーキのように甘くないから太らないはず」と思い込んでいたそうです。食事カウンセリングの時に、さつまいもパン1枚は140kcalと少しエネルギーが高いので、もしちょっと何か食べたい時はパンよりもエネルギーの低い飴に変えてみてはとアドバイス。3か月続けたところ、体重はなんと1.5kg減量!肝機能も良くなりました。Oさんはそれほど甘くないパンなら低エネルギーだろうと「勘違い」していたのです!パンやごはん、麺などの「主食」はケーキのように甘くはないですが、体の中で分解されて糖に変わり、とりすぎると肝臓回りに脂肪がつきやすくなるのです。太るかどうかはエネルギーがポイントになります。購入するときに、袋や箱に表示されている「成分表示」をみてみましょう。グラウンドゴルフが大好きなOさん。いつもグラウンドゴルフの魅力をいきいきとお話してくれます!大好きなグランドゴルフを楽しく続けるためにも、体重管理を続けていきましょう。これからも応援しています!
H・I 様
68歳:女性
2016年6月
糖尿病、高脂血症で通院中のIさんは、普段から外食や惣菜を食べないように気をつけていて、ご飯の食べる順番=野菜から食べるもちゃんと守っています。また、毎日体重を計って、増えたり減ったりを意識するように心がけています。食事だけではありません。週1回の運動教室にも積極的に参加。特に「タオル体操」を自宅でもやりたい!と講師のアドバイスを真剣に聞いて汗を拭きながらぴかぴか笑顔で頑張っている姿をよくお見かけます。運動教室がない日も毎日外出の予定をつくり、電車で1~2駅分を歩いているそうです! カラダを動かすと、①新陳代謝をあげて脂肪燃焼に繋がる ②余計な脂肪が体内に溜まりにくくなる ③血液の中にあるコレステロールや中性脂肪も減っていく など良いこと尽くしです!だいぶ暑くなってきました。運動する時はこまめに水分を摂ってください。Iさん、これからも応援しています。
A・K 様
62歳:男性
2016年5月
糖尿病、脂質異常症で通院中のKさんは、糖尿病と診断されてから今日まで「じぶんとの約束」を守り糖尿病の治療に取り組まれています。約束———それは甘いものの食べ方、です。甘いものが欲しくなったら、食べる分だけを買うようにしています。頂きものは冷凍し保管し、食べるのは1度に1つまでと決めています。さらに食べるタイミングにもひと工夫。甘いものを食べる時は食事と同じタイミング、昼食直後に食べるようにしているそうです。これは医療関係にお勤めのご家族からの助言もあったそうです。工夫は甘いものだけではありません。昼食は外で食べることが多いKさん。野菜がおいてなさそうな時は、まずコンビニで野菜を食べてから昼食に行くようにしているそうです!これはできそうでなかなかできないことです!そんなKさんのHbA1cの値はいつも6%台でキープ。「1度決めたことはやりたいタイプ」とお話されるKさん。じぶんで決めたことを貫くその姿勢、意思の強さ、とてもステキです!Kさんのその姿、これからも応援しています。
T・M 様
68歳:男性
2016年5月
糖尿病で通院中のMさん。初めて食事のお話を伺った時は、すでに「禁酒」されていました。数ヶ月間続けた結果、血糖コントロールが良くなってきました。そこで再びお酒を飲むようになったそうです。すると良好だったHbA1cは5.9%→7.9%まで悪化。しかしMさんは「また禁酒をするとかなりのストレスになってしまう」と悩んでいました。そこで禁酒ではなく「週に2日はお酒飲まない日=休肝日を作る」という目標を立ててみました。今年1月から始め、5ヶ月経った現在ではなんと2日に1回は休肝日にしているそうです。その結果半年でHbA1cは7.9%→6.1%へと大改善!大成功です!休肝日を作ると食べた物が代謝されやすくなったり、お薬の副作用が減り本来の効果が期待できるようになります。健康で美味しくお酒を楽しむために続けていきましょう!これからも応援しています!
H・F 様
87歳:男性
2016年5月
脂質異常症と結節性甲状腺腫で通院中のOさん。週7回飲酒ほどお酒が好きなOさんでしたが、通院を始めてから8年間、禁酒を継続しています。現在では、治療の3本柱=食事・運動・薬をしっかりこなしています。まずは食事。毎日同じ時間に食事を摂っているそうです。身体のリズムが整ってとても理想的です。さらに間食はしないそうです。運動は朝3~4kmもの距離をウォーキングしているそうです。毎日の運動は基礎体力を高めてくれるので、とても効果的です。そしてお薬。きちんと飲んでいるそうです。きちんと飲むことで本来の効果が発揮されます。一時は体重66.8kgあった体重も64.7㎏まで減量され、動脈硬化を引き起こす原因となる悪玉コレステロールも当初155mg/dLだったのが75mg/dLまで低下しています。継続の効果がはっきり出ています。素晴らしいですね!!これから、暑い時期なので水分摂取をしっかり行い、無理のない生活習慣を継続していきましょう!!
H・I 様
67歳:男性
2016年4月
甲状腺、脂質異常症で通院しているIさん。今から2年前、血液検査で糖尿病がわかりました。もともと甘いものが好きなIさんが改善に取り組んだのは「間食」。コーヒーも好きでよく飲んでいたIさん。甘いものが食べたくなったら、まずコーヒーを飲むようにしました。そのコーヒーにも以前は砂糖を入れて飲んでいました。そこで工夫。砂糖の代わりにカロリーゼロの甘味料に変更。いつコーヒーを飲んでもいいように財布に常にカロリーゼロの甘味料を1袋入れるようにしているそうです。最近では甘みがなくてもよくなり、カロリーゼロの砂糖の登場回数も減ったと話すIさん。そんなIさんの努力はHbA1c6%台をキープとなって表れています。甘いものの量も以前に比べ減ったそうです。糖尿病治療は継続が大切です。今の健康を維持し、いつまでも若くいたいと話すIさん。これからも健康維持のため一緒にがんばっていきましょう!
N・H 様
50歳:女性
2016年4月
甲状腺機能低下症、脂質異常症で通院中のHさんは、とても明るく元気な方で、年上のご主人との仲も良い方です。Hさんの食生活はというと、夕食はご主人の帰宅を待つため21時から23時。最近、中性脂肪や体重が増えてきていましたが特に症状もないため、菓子パンやジュース等も気にせずに食べていました。しかし、このままでは糖尿病などの血管の病気にかかりやすくなる事、ご家族に心配をかけてしまうことなど色々と将来について栄養カウンセリングで一緒に考えていく中で、生活習慣を変えることを決意! まず夕食はご主人を待つのではなく、自分だけ18時に食べるようにする。夕食以降の空いている時間は15~30分ほぼ毎日歩くことも始めたそうです。また中性脂肪を上げてしまう原因の1つであったジュースについては、入っている砂糖の量に驚かれ、飲み物はお茶に切り替えるようにしました。とにかく実行力の髙いHさん!なんと半年で体重は3kg減、中性脂肪は198mg/dL→72mg/dLへ。大切なご家族のために、これからも一緒にカラダみがきを続けていきましょう!
H・F 様
67歳:男性
2016年4月
糖尿病・脂質異常症で通院中のFさん。Fさんの素晴らしいところは「継続」と「挑戦」。雨の日以外はウォーキングを10年以上も続けていて、腹筋などの筋肉トレーニングもされているそうです。継続はチカラ。長く継続するという事はなかなか出来る事ではありません。現在体重は65kg台、HbA1cは6%台を維持できていますが、ご本人としては、まだまだ満足していないようで、運動指導の中で今後水泳にも再開してみたいとお話されています。運動だけではなく、食事についても間食を考え直してみるなど常にチャレンジされています。ただ、決して無理のないように。良いことでも適正を超えると身体を壊す原因になります。これからもFさんの継続と挑戦。応援させてください。
M・I 様
74歳:男性
2016年3月
糖尿病、脂質異常症のIさん。74歳の今でもお元気に仕事を頑張っています。Iさんが仕事を頑張っている理由は、年3回の恒例の家族旅行。Iさんがご家族全員を連れて行ってあげているそうです。ですから、ご自身の健康も大事。カラダのために頑張っているのが、内服とお酒です。昼食時、ついお薬を飲み忘れてしまうことが多かったそうです。そこで、お薬を持ってきていること、そしてお薬を飲むのを思い出すため、財布に入れるようにしたそうです。このアイディアで最近では飲み忘れが減りました!また焼酎一升を3日で飲みきってしまっていたのですが、このままでは血糖値が悪化すると考え、5日で1本に抑えるよう量を調整しました。さらにお酒の量を減らすだけでなく、休肝日も積極的に取り入れるように心がけているそうです。最近ひ孫が誕生し総勢20名の大黒柱に。旅行も賑やかになりそうですね!退職したら畑仕事をするのが楽しみと話すIさん。これからも家族のため、楽しみのため一緒に頑張っていきましょう。
Y・S 様
43歳:男性
2016年3月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中の患者さんです。去年の健診で血糖値が高いことを指摘され、当院で初めて糖尿病という診断を受けました。当初は大変驚いている様子でしたが、食べてはいけないものはないこと、炭水化物や甘いものは適量と時間を決めて食べることで血糖コントロールは良好に保つことができることを確認し、1つ1つ目標を決めて確実に実行されています。その中でも一番大きな効果が出たこと、それは『ご飯の計量』をし始めたことです。1食150gというSさんにとっての適量を測り始めて以来、1ヶ月で4kgも体重が減りました。「食堂では大盛りで出されていたので、いかに多かったかがわかった。」とのこと。食堂の方にもごはんを150gにとお伝えされているそうです。ご家族のあたたかいご協力と、お薬の力も借りて、去年7月からHbA1cは9.9%から6.9%へ、LDLコレステロールは157mg/dL→119mg/dLへと大改善!これからは自転車通勤も始めたいと前向きなSさん、素敵です!継続してより一層カラダを磨いていきましょう!
T・D 様
58歳:男性
2016年3月
糖尿病、脂質異常症で治療中のDさん。2014年6月から1, 2か月に1回の受診ですが必ず欠かさず受診され、検査・診察・栄養指導を受けています。受診するだけじゃないか?と思われるかもしれませんが、継続してきちんと通院治療をするのは根気がいりますし、とても難しいと思います。思うような結果が得られなかったり、忙しかったり、と色々な理由で通院を中断してしまう患者さんも少なくありません。実際自己流で運動や食事の工夫をしていくには限界があります。なによりも検査を行わないため、今の身体の状態、病気の状態が詳しくわからなくなってしまいます。結果、病状の悪化を招いてしまいます。自覚症状の少ない糖尿病の場合、検査は大変重要です。定期的に通院し、適切な治療・処方・指導を受けることはとても大切です。自分の体の状態をしることで自己管理の意欲も出てきますよね。ウォーキングなど、できる時にする。といった感じで、力をいれすぎず、通院を続けているDさんはとても素晴らしいです。これからも、今まで通りに通院していただけるようサポートさせてください。
T・I 様
65歳:男性
2016年2月
糖尿病、脂質異常症で通院中の方です。とても明るく大変仲の良いIさんご夫妻は、栄養カウンセリングの時もお二人揃って食事の話をしてくれます。カウンセリングの中で合併症の怖さや食事療法の必要性を知ったIさんご夫妻。自宅に戻ってからもお二人で食事について話し合ったそうです。まずはお酒の量を減らすこと。そして野菜から先に食べることを取り入れてみることになったそうです。お酒についてはビールテイスト飲料を利用して飲酒の頻度を抑えてみることに。食事のときは野菜から先にと奥様も声をかけてくださるそうです。治療当初は食事療法がきついと感じていたIさん。今ではすっかり食事療法が定着し何も思わなくなったとのこと。そんなIさんのHbA1c.は5.7~6.3%の間で推移。安定しています。糖尿病治療は毎日の習慣の積み重ね。だからこそご家族、奥様の協力は大変心強いもの、です!これからもお二人仲良くチカラをあわせて頑張ってください。応援しています!
T・H 様
47歳:男性
2016年2月
脂質異常症、甲状腺機能低下症で通院中のHさんは、1年半前に糖尿病の検査のために受診しました。結果は『食後血糖値が上がりやすいので糖尿病にならない様に気をつけましょう』と医師の診断でした。それ以来、糖尿病を防ぐためにHさんが目標にされたのは「体重を減らすこと」。体重が減るとインスリンという血糖値を下げるホルモンの働きが良くなるので、血糖値が上がりにくく下がりやすい体になります。体重を減らすには夕食のエネルギー量を減らすことが効果的。Hさんは以前から、野菜を先に食べることや、炭水化物の重ね食べをしないこと、朝・夕の2回ウォーキングなど積極的にやってきましたが、栄養カウンセリングの中で体重が減らないのは、夕食時の肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質のおかずの食べ過ぎと、果物や牛乳を夕食後に摂っていたことだと判りました。一般的に健康に良いと言われる、豆腐や納豆、青魚にもしっかりとエネルギーがあり摂りすぎると体重増加の原因になるということを確認し、適切な量までにするよう心がけました。果物や牛乳は夜ではなく朝に摂るようにしました。1年半経った先日、2回目の糖尿病の検査の結果、1時間後血糖値は222mg/dl→129mg/dl、1時間半後血糖値は239mg/dl→152mg/dl、2時間後血糖値は199mg/dl→167mg/dlへと改善!中性脂肪も大幅に下がり、脂肪肝も改善されています!永く健康で格好良くいたいとお話してくださるHさん。素敵です!これからも応援しています!
S・K 様
56歳:女性
2016年2月
糖尿病で通院中のKさん。もともと食事を摂る時間にバラつきがあり、食べるものもご飯や麺類など炭水化物が多く、揚げ物や肉類をたくさん食べていました。しかし、糖尿病の合併症を起こしたくない!体脂肪を減らしたい!という気持ちが強くなっていき、自分自身の食生活や運動を振り返り、徐々に改善していきました。まず、①よく行っていた食べ放題に行く回数を0にする ②野菜や魚を中心の献立にする ③炭水化物の量を適量にまで減らす ④運動をする という4つの目標を立てて、ひとつひとつ取り組んで行こうと決意しました。最終的な目標は『体重46kg』です。食事の時は野菜から食べるようにし、主食も食べ過ぎを減らし、常にカラダを動かす事を意識し体操教室に通い、筋トレも行うなどの徹底ぶり!!日々の努力の積み重ねは、しっかり結果として出てきました。通院当初56kgだった体重は、7kg減の49kgに!HbA1cは9.7→6.0にまで!素晴らしいですね★ 目標の46kgまであと一歩。一緒に頑張りましょう!
T・Y 様
46歳:男性
2016年1月
糖尿病、脂質異常症で通院中の方です。通院当初から、今飲んでいる薬の働きや、血糖値が上がる仕組みなど、糖尿病とはどんな病気なのかなどじぶんの今の状態について知ろうとする姿が印象的なYさん。一緒に話をしていくなかでYさんがたどり着いたのは「薬をへらしたい」でした。薬を減らすためには体脂肪量を減らすことがポイントになると考えたYさん。不規則だった食事時間を一定にするため、まず仕事の取り組み方を見直し工夫してみたそうです。取り組み方が変えたことで残業が減り、夕食時間を早めに取ることができるようになったそうです。それまでは食事時間が不規則なため食事量が多くなったり、昼食を抜くことが多かったそうです。今では時間ができたので自炊するように!自炊すると経済的なだけでなく摂取エネルギーも自分で調整することができます。脂身の少ない部位を使うことでポイントである体脂肪量を減らすことにつながります。通院当初9%台だったHbA1cも今では6%台でキープしています。しっかりじぶんの今の状態と向き合った成果が数値に表れていますね!これからも一緒に頑張っていきましょう。
K・Y 様
48歳:男性
2016年1月
糖尿病、脂質異常症で通院中のYさん。身長167cm、体重64kgと決して太ってはいないのですが、血糖コントロールが悪くなっていました。食事カウンセリングの時にお話をうかがってみると、ラーメンを食べる時決まっておにぎりも一緒にセットで注文をするのが習慣になっていて食後高血糖になりやすいメニューだったり、仕事の合間に飴を口に入れてそれを噛んで食べるのが習慣になっていて、そのたびに血糖値が何度も上がっているという事が判ってきました。合併症を防ぎたい、高血糖からくる身体のだるさを取りたいという思いから、食生活改善に挑戦!ラーメンを食べる時にはおにぎりはやめて、代わりにもやしやわかめをプラスするようにしてみたり、行きつけのインドカレー屋さんでは、カレーとナンに、ごはんではなくサラダをセットに選ぶなど、炭水化物の重ね食べをしないように努力されています。仕事中の飴に関しては、ノンシュガー飴でも原材料の水飴で血糖値が上がるため、ノンシュガー飴でも間食ではなく食後に、個数を決めて食べるようにルールを決めたそうです。日々の実践とお薬の助けも借りて、HbA1cは8.3%→6.2%へ、LDLコレステロールは154mg/dl→83mg/dlへと改善!素晴らしいですね!日々の少しずつの努力を続けることで、5年後10年後の未来のYさんの生活がきっと違うものになると思います。これからもサポートさせてください。応援しています!
Y・N 様
83歳:女性
2016年1月
糖尿病で通院中のNさん。2年前HbA1cがそれまでよりも7.3%と高くなりましたが、①毎月欠かさずきちんと通院する ②間食はしないようにする ③毎日できる限り歩く の3つを無理なくご自分のペースで続けてきました。現在ではHbA1cはなんと5.0%台、体重も2年前から7kgも減り、それをしっかりキープされています!素晴らしいです!体重が減ってくると身体が軽くなり、足腰への負担も減り、より楽に歩くことができるようになります。そうなると長い距離を歩けるようになり、だんだん筋肉が増え、骨も丈夫になってきていいことばかりです!体重を減らすために食事の内容はとても大切です。野菜ばかりではなくご飯もお肉もお魚もいろいろなものをバランスよく食べることで身体は元気になっていきます。食事にはコツがあります。詳しいことは、ぜひ管理栄養士に尋ねてみてください。お待ちしております。
A・K 様
58歳:女性
2015年12月
脂質異常症、橋本病で通院中のKさんは、今年2月当院受診時に体重測定したところ、自分の想像以上に体重が増加していたことに驚きました。思えば身体が重たく、きつかったこともあり、減量を決意。まず最初に体重増加の原因を考えたKさん。昨年末あたりから増えていた間食かもしれない、と間食しないように心がけました。どうしても食べたくなってしまった時は、こんにゃくで出来たゼリーや、洋菓子に比べ比較的エネルギーの低いものが多い和菓子をチョイス。食べてもいいものルールを決めたそうです。減量を決意して10か月。体重はなんと-5kg。今もその体重を維持されています。食べてもいいものルールを決めることで無理なく継続できているようですね!もうすぐお正月。昨年おもちも食べすぎたと振り返るKさん。おもちも食べ方次第!ぜんざいやさとう醤油以外にも、お雑煮や大根おろしと一緒に食べたりすれば、エネルギーの摂りすぎを防ぐことができるのでおすすめです。
K・T 様
85歳:女性
2015年12月
糖尿病、甲状腺機能低下症で8年前から当院に通院しているTさんは、老人会の理事をされていたり、ご自身でコーラスサークルを立ち上げたり、とても充実した毎日を過ごしています。最近、認知症予防の会で、①1日1万歩歩く ②食事バランスを整える という目標を立てられたそうです。①はデパート巡りのウインドウショッピングをして楽しみながら達成!②は夕食時に炭水化物を抜いていたのを止めて、適量の炭水化物を食べることにしました。お米や麺類などの炭水化物を抜くと、おかずに偏ってしまいがちになり、それが塩分や脂肪のとりすぎに繋がり、動脈硬化を進めてしまう可能性があります。また脳は主に炭水化物をエネルギーにしますので、適量を食べれば、脳も元気に働いてくれます。また、お酒を楽しみながら血糖コントロールを良好に保つ秘訣は、量に注意することとお話されるTさん。日本酒は1合をご友人と半分にしたり、焼酎は水割りで1杯までと決めたりしているそうです。食事もお酒も適量がポイント、ですね。85歳でまだまだ精力的に活動されているTさん、いつまでもお元気でいてください!これからも応援しています!
Y・T 様
41歳:男性
2015年12月
今年の8月から脂質異常症で通院中のTさん。これまで食事に関してはあまり気にすることなく、運動の習慣もなかったようです。休肝日もほとんどないとの事でした。健診で脂質異常症の指摘を受け来院されました。自分のできる事からすぐにとりかかったTさん、まず食事の面から見直す事にしました。脂質異常症の治療で大切になってくるのが食事です。いつも欠かさずビールを飲んでいましたが、管理栄養士のアドバイスもあり、ビールテイスト飲料に一部置き換えてみました。そしてノンアルコールの日をつくってみたとの事です。まだ数回の受診で検査結果には大きな変化はあまりみられていませんが、体重は少しづつ減ってきてます。結果が出ると楽しくなって、またやる気が沸いてきます。あまり一度に多くを改善しようとするとストレスになってしまい、受診に行くのもいやになってしまいます。できるところから少しづつ、で充分。焦らず、Tさんに合った、いい方法が見いだせるよう、これからも応援していきます!
T・M 様
70歳:女性
2015年11月
糖尿病、脂質異常症で通院中のMさん。糖尿病との付き合いも10年目になりますね。普段からプールに行ったり野菜から先に食べたりと積極的に治療に取り組まれHbA1cも7%前後を維持されていました。そんなMさん、古希を迎える今年、「今の生活のままだとずっとHbA1cはこのまま!改善したい!」と食生活の見直しを決意。Mさんが取り組まれたのは、食事内容や食べ物の選び方の「見直し」です。白米を玄米にし、更にご飯の量を再計量。食物繊維の多い玄米は白米に比べ噛む回数が増え、満腹中枢を刺激して少量でも満足することができます。さらに食物繊維の働きにより、食後の血糖値を上がりにくくしてくれるのです。決意表明から11月で4ヶ月。HbA1cはこの4ヶ月6.5%前後でキープ!改善の成果が現れています。最近では玄米など自然食について興味を持ち勉強を始めたそうです。お仕事も精力的に頑張っていらっしゃいます。そんなMさんの笑顔はいつでもピカピカ。Mさんとお話するたび、私も頑張ろうと思えます。これからも一緒に頑張っていきましょう!
M・K 様
46歳:女性
2015年11月
糖尿病、脂質異常症、高血圧で通院中のKさん。今年5年ぶりに健康診断を受けたところ、糖尿病の要精密検査と判断され、当院で始めて糖尿病という診断を受けました。知人から、「糖尿病は目や足に来る、一度悪くなったら元には戻れない」と聞いて怖くなり、「食事療法を頑張ろう!」と決意をされました。Kさんのご家庭では普段から、ごま油、エゴマ油など一般的に体に良いと言われる油を使っていましたが、使う量がとても多く、また、脂身の多いお肉や、ウィンナー、唐揚げなど、少しの量でも体脂肪になりやすいものを食べることが多かったため、体重増加の原因になっていました。そこで、まずはドレッシングをノンオイルドレッシングに変え、調理の際にはお肉の脂身を外し、油は小さじ1までに減らす、など工夫をしたそうです。もちろん野菜をたっぷりと毎食前に食べることも欠かしませんでした。特に朝、昼に野菜をたっぷりと食べることで日中の間食を控えることができるようになりました。その結果、まったくお薬の助けを借りずに、HbA1cは8.0%→6.0%、LDLコレステロールは169mg/dl→140mg/dl、体重は93.7kg→79.2kgへと大改善!素晴らしいですね!これからも続けていけるよう応援しています!
Y・F 様
67歳:男性
2015年11月
糖尿病で通院中のFさんは、通院当初から食事療法や運動療法に積極的に取り組まれていました。当院で行われている糖尿病教室にも意欲的に参加!!そこで、カロリーコントロールの大切さを知ったそうです。さっそく1日1500Kcal(キロカロリー)に抑えるため、1食を500Kcalを目標設定されたFさん。500Kcalの中身を詳しくみてみると、ご飯は100g、多くても150g程度、サラダや、すり身いわしを食べ、外食時にはご飯の量を減らすなどの徹底ぶり!!まさに有限実行です!!!また、糖尿病の合併症を進めたくないという強い思いがあり、以前まで食後30分行っていたウォーキングを倍の1時間に増やし、ウォーキングをしている最中に血糖値を測定し、運動療法の効果を感じながら自分自身のモチベーションを高めているそうです。いつも数値が良くなるたびに笑顔でお話しをされるFさんを見ると嬉しくなります!また前向きに努力されている姿も素敵です!これからもカラダをぴかぴかにしていきましょう。応援しています。
T・H 様
44歳:男性
2015年10月
糖尿病、脂質異常症で通院中のHさん。仕事柄食事時間が不規則になったり、外食になったりすることの多いそうです。健康のため通院当初から食事内容の見直しや体重の減量を検討、食事療法に取り組まれ、体重減量に成功されていました。しかし今年に入り体重の増加がみられるように…。食事カウンセリングの中で「体脂肪量が減量するとインスリンの効きに影響する」という事に気づきました。それから再度、食事量と内容の見直しを開始!炭水化物量が多く野菜が少ないことに気がついたHさん。ごはんの量を調整し、野菜の量を増やすことで満腹感を得るようにしました。外食時も焼き鳥屋などでは、きゃべつを多めに頼むなど工夫していきました。食事量と内容の見直しを開始した今年の1月から6.9kgの減量に成功、HbA1は7.3%から6.3%まで改善しました。最近では運動量が少ないことが課題と話してくださるHさん。運動量を増やすため、歩く機会があれば遠回りするようにしているそうです!Hさんの工夫の積み重ねのひとつひとつが、ちゃんとカラダに反映されていますね。これからも一緒に頑張っていきましょう。
T・K 様
66歳:男性
2015年10月
体を動かすお仕事をされているKさん。「水やお茶は飲めないから」と、日中はスポーツドリンクやジュースを飲んでいました。しかし、今年の7月に血糖コントロールが急激に悪くなってしまったことを機に「このままでは合併症が進んでしまう!」と危機感を覚えたそうです。検査結果がよくなかった翌月の8月の食事カウンセリングでKさんは、スポーツドリンクを止めてそれまで苦手だったお茶や0kcalタイプのものに変え、夕食後に食べていた甘いものは、比較的血糖値の上がりにくい「煎り大豆」に変えたと話してくれました。そんな工夫を3ヶ月ほど続けた結果、HbA1cは8.5%から6.6%へと見事改善に成功!素晴らしいです!その他にも、それまで気にしていなかったご飯の量を130gまでと決めて食べるようにしたり、飲酒の有無や体重の記録をしてご自身を振り返るなど、たくさんの努力されている姿が素敵です!いつまでも元気にお仕事に、趣味に励まれますようこれからも応援しています!
T・M 様
74歳:女性
2015年10月
脂質異常症、甲状腺疾患のため通院中のKさん、当院が開院してまもない2001年から毎回かかさず受診されています。「検査ってカラダの調子をみるためにとても大切なことですね。」と話してくれます。脂質異常症などの生活習慣病は、痛みや違和感などカラダからの注意サインが分かりにくいため、病気の自覚が得られにくい点がとても危険なのです。実際、なぜ毎回検査するのだろう?と思っている患者さんも多いのです。そんな感覚では分かりにくいカラダの状態をはっきり数値で示してくれるのが検査なのです。検査の意味、大切さに気づかれたKさん、とても素晴らしいです!そんなKさん、薬のサポートもあり、脂質は常に良い状態でコントロールされています。元々お料理が好きなKさん。毎月1回行っているやさい教室にも参加。「惰性で使っていた野菜を意識的に使うようになったのでよかったです」とお話くださいました。やさいはカラダにとってよい働きをしてくれます。ですが、Kさんが気づかれた通り惰性で使うのではなく、より「美味しく」使ってあげて欲しいと思います。今後もやさい教室では「美味しく」食べられるよう「やさいの魅力」を伝えていきたいと思います。また参加してくださいね☆
N・S 様
54歳:男性
2015年9月
糖尿病、脂質異常症で当院通院中の方です。4-5年ほど前から健康診断では血糖値の値が高いことを注意されていたSさん。それまで気になる症状もなく特に体調に変化を感じられなかったため改めて血糖の検査を受けていなかったそうです。しかし倦怠感やイライラなどが続いたため当院を受診されました。初診時に糖尿病と診断。「まさか自分が糖尿病になるとは思ってもみなかった」と話すSさん。血糖値が高い状態が続くと倦怠感やイライラといった症状が出てくるだけでなく、動脈硬化など他の重大な病気になりやすくなると知ったSさんは積極的に治療を開始。まずは毎日飲んでいたお酒を1ヶ月間やめてみることに。どうしても飲みたい時はビールテイスト飲料を使ってみたり、飲み会の時は一次会で帰るようにして、見事1ヶ月間禁酒に成功!現在では毎日飲んでいたお酒も週末のみに。平日飲まないことで早く眠れるようになり、その分朝早く起きられるようになったそうです。それだけではなく、早起きで余裕ができた時間で歩くようになったそうです。そんな小さな積み重ねがHbA1c11.5%→6.3%へ、インスリン治療から内服のみに!血糖値が改善して現在では倦怠感もなくなったそうです。飲酒量を減らしたことでHbA1cだけでなく生活習慣も素敵に改善しました。笑顔が素敵なSさん。これからも一緒に素敵な習慣を継続させていきましょう☆
H・F 様
58歳:女性
2015年9月
糖尿病、脂質異常症、甲状腺機能亢進で通院中の患者さんです。今年2月、甲状腺の検査のために来院された際、偶然糖尿病であることが判明。長年、健康診断を受けていなかったため判らなかったそうです。Fさんはそれまで朝食は食べず、昼食は市販の弁当。夕方に菓子パンを食べ、21時頃からスナック菓子をつまみに焼酎、23時に夕食。その後テレビを見て明け方に就寝、という毎日を過ごしていたそうです。医師より糖尿病の合併症の怖さを聞き、「絶対に失明したくない!」と食事・運動療法に取り組まれる決意をされました。①毎食野菜を先に食べる ②夕食を18時にして間食と焼酎を減らす ③22時までには寝て朝ごはんを食べる、という3つ食事改善と毎日かかさずスロージョギングを無理なく自分のペースで続けています。半年間継続した結果、HbA1c:9.7%→5.4%、体重:-11.7kg、γGTP:94→25、LDLコレステロール:161mg/dl→72mg/dl,中性脂肪:535mg/dl→117mg/dlへと大改善!「やると決めたらやり通すタイプだから。背中とお腹の脂肪が取れてくびれが出たの!あばら骨が見えてるの!」と喜んでいらっしゃるFさん。そんなFさんにいつも元気をもらっています。これからも継続を応援しています!
K・M 様
41歳:男性
2015年9月
糖尿病で通院中のMさんは、単身赴任。自炊が苦手で食事は外食でした。選ぶメニューも揚げ物が多く、ボリュームも多めでした。そんなMさんの初診時のHbA1cは9.7%。「HbA1c6.0%未満を目標にしていきましょう」と、医師と相談し目標を決めました。それからMさんは服薬もちゃんと守り、定期受診は欠かさず来院、検査栄養指導を熱心に受けました。日常生活では、お店でも食べ過ぎないように意識して腹八分を心がけ、職場にあった体重計に使って常に今体重を意識し、通勤ではできる限り歩くように努力を重ねました。その結果、9月の検査ではHbA1c5.9%と大幅に改善、見事に自身で立てた目標を達成!素晴らしいです!Mさん、これから味覚の秋、食欲の秋です。おいしいものが沢山でてきます。あまり意識しすぎて食べるの我慢するとストレスにもなってしまいます。旬のおいしいものを上手に味わいながら、無理なく、楽しく続けていけるよう応援しています。
H・M 様
65歳:男性
2015年8月
糖尿病、脂質異常症、甲状腺機能低下症で通院中の方です。今年で当院通院歴8年目になるMさんの趣味は旅行。旅行出発の半年前から準備を開始。チケットの手配はもちろん、その国の言語までしっかり勉強されて旅に行かれるそうです。旅の準備だけでなく、Mさんはじぶんの糖尿病の治療もしっかり取り組まれています。まず2ヶ月に1回の定期通院です。7年間、かかすことなく定期通的に通院し、糖尿病の治療を継続されています。食事では、野菜やきのこ類など食物繊維が豊富な食品を先に食べることを通院当初から継続されています。野菜などに多く含まれる食物繊維は先に食べることで糖の吸収を穏やかにし、食後の血糖値を上がりにくくしてくれます。最近ではランニングも再開されたMさん。1日おきに4km、ランニングされているそうです。「じぶんのことなのでしっかりやりたい」と話すMさんのHbaA1cの数値はいつも5%台でキープ!Mさんの継続がしっかり数値に反映されていますね★これからも一緒にがんばっていきましょう。
S・O 様
45歳:女性
2015年8月
脂質異常症・バセドウ病・甲状腺機能低下症で通院中の患者さんです。 「悪玉コレステロールや肝臓の数値が高くても体調は悪くないし、体重は周りの人達から減らした方が良いと言われるけど私は減ればいいかなーぐらい」と初診時にお話していたOさん。魚よりも肉が好き、毎日ご主人との晩酌が楽しみで、寝る前にはアイスクリームやお菓子、炭酸ジュースを飲んでいたため、朝食はお腹が空かず食べない、という日々でした。そんなOさんですが、「好きなお洋服を着たい!」という思いから、まずは①炭酸ジュースを「無糖の炭酸水」に変える②魚をメインにする日を多くする、という2つのことから始めました。それから2ヶ月後。なんと-2.5kgの減量に成功!聞けばOさん、寝る前のアイスクリームやお菓子も「無糖の炭酸水」に変えていました。野菜も以前の2倍に増やし、魚をメインにする日を週に4日に増やしていたのです。その後も1ヶ月に1つずつ目標を決め、今ではビールはノンアルコールに、朝食もしっかり食べるようになったことで、日中の間食や昼食、夕食の食べ過ぎがなくなりました。毎日の努力を約1年続けた結果、体重は69.3kg→63.9kgに。LDLコレステロールは183mg/dl→120mg/dl、肝機能を表すALTは76→23へと大改善!!素晴らしいです!もうすぐ秋になりますね。お気に入りのお洋服を着てどちらにお出かけされるのでしょうか★お話また訊かせてください。
T・M 様
44歳:女性
2015年8月
脂質異常症で通院中のMさんは、来院当初あまり食事に気を使っていなかったそうです。普段の食卓は魚より肉がメイン。油を使った献立が多かったそうです。そんなMさん、通院をきっかけに「体重減少」を目標にされました。まずMさんが始めたことは「自分の食事の見直し」でした。①お魚とお肉の比率を変えてみる ②飲酒は食後に行うようにする ③ご飯は150gを食べ、食事バランスを意識する ④野菜から先に食べ満足感を得る の4つを目標に!見直しの際「食生活を見直すことは楽しい★」とお話されていました。目標を決めたら早速行動!おかずは魚と肉を5:2に。しかも肉の部位を変え、脂身の少ないところを食べるように。毎回使っていた油も減らし、炒め物もあまりしなくなりました。お酒もある程度満腹になって飲むようになり、食事だけでなく飲酒量も減らすことができました。そんな小さくても大切な変化を積み重ねた結果、65.2kgだった体重は58.7kgと-6.5kgの減量に成功!!「体重が減ることによって身体が軽くなり疲れにくくなった★」「これからも減量を続けたい★」と楽しそうに話をされるMさん、とても「ぴかぴか」輝いています★これからも引き続け減量を続けていきましょう!!まだ、残暑が続いているので水分もこまめに摂ってくださいね。
K・H 様
49歳:男性
2015年7月
糖尿病、脂質異常症で通院中のHさんは食事療法を無理なく続けるために「じぶんとの3つの約束」をしています。①Hさんにとって必要エネルギーである1800kcal/日以内で食事を楽しむ②毎日1万歩歩く③間食はカラダを動かした時にする、の大きく3つ。①1日1800kcal以内を守るために、ご飯を計量したり、食品に記されているエネルギー表示を見る。②1万歩を守るために、万歩計を付け、通勤は積極的に歩いたり、仕事中も意識して社内を多く歩いたりする。③運動後の間食の菓子は100kcal以内で楽しむ。さらに毎日体重測定をして体重の変化もしっかり把握するようにしているそうです。『通院するならじぶんにできることを頑張りたい』と話すHさん。通院当初12.9%だったHbA1cも今では6%台をキープ!じぶんとの約束を頑張って守り続けているHさんの姿はとてもステキです!これからもその姿を応援させてください☆
S・B 様
62歳:女性
2015年7月
糖尿病・脂質異常症で通院中の患者さんです。 Tさんが糖尿病と診断されたのはもう20年以上前のことです。しかし特に自覚症状がなかったため、食事療法や通院に対して「できなくても大丈夫」と思っていたそうです。当院を紹介され初めて受診した時の検査結果はHbA1c11%と大変高く、糖尿病の網膜症も進んでいたため、さっそく治療をはじめました。今では毎月の受診と飲み薬やインスリン注射も、医師の指示通りにしっかりとされています。食事カウンセリングの時、Tさんはいつも「野菜が一番大事やね!」とお話してくださいます。お仕事を3つ掛け持ちされているため、お忙しい毎日ですが、『毎食前に野菜を両手いっぱい食べると血糖値が上がりにくくなる』とお伝えしたところ、大きめのタッパに野菜のサラダを常備して、いつでも簡単に野菜を食べられるようにされています。食事療法+毎月の受診とお薬の効果で現在HbA1cは6.5%へと改善されています。素晴らしいです!頑張っているTさんにアドバイス★『野菜は大きめに切ってみましょう』大きめに野菜を切ると、調味料の付く量が減りますので、マヨネーズやオイル入りドレッシングを使う量を減らすことができ、カロリーもおさえられますよ~。ぜひやってみてください。これからも応援しています。
C・T 様
63歳:女性
2015年7月
Tさんは甲状腺機能低下症で当院に通院中に糖尿病が見つかりました。当初、HbA1c6.5%、体重63.5kgでした。もともと薬をあまり使いたくないという気持ちが強かったのですが、膝を痛めていて、なかなか運動ができないこともあり、適正なお薬と一緒に食事療法を取り入れることにしました。まずは①週5回の間食を減らす②炭水化物を避けるのではなく1回の食事で食べるご飯の量をちゃんと量って100g〜130g以内にする③最初に野菜から食べる、の3つを心がけることに。Tさんは家庭菜園をされてるそうで、「自分で育てた採れたての野菜がおいしくて、努力しなくても自然と野菜を食べる量が増えている」と話してくれます。現在では、適正なお薬と食事療法でHbA1cは6.1%に改善。目標体重60kgまであと一歩です!夏野菜のおいしくて上手な調理法も取り入れて、目標達成を目指しましょう!みんなで応援しています。
R・K 様
44歳:男性
2015年6月
糖尿病、脂質異常症で通院中のKさんは、通院当初から毎食野菜をとるようにしたり食事バランスを意識したりと、食事療法に積極的に取り組まれていました。そんなKさんの楽しみは奥様とお酒を飲むこと。週に2日に1日は奥様とお酒を嗜まれていましたが、アルコールの量が血糖値に影響すると知ったKさん。アルコール0%のビールテイスト飲料の存在を知りました。早速、平日はビールテイスト飲料を、週末は大好きなワインを飲むようにしたそうです。アルコールの量を減らすことでHbA1cはいつも7%台前半をキープ!意外ですがアルコールの量を減らすことで食べすぎによる血糖上昇も防ぐことができます。アルコール自体が血糖値に影響を与えますが、酒の肴という言葉があるように食欲増進の作用もあり、ついついたくさん食べてしまいます。糖尿病と診断され今年で10年。どんなときでも前向きに食事療法に取り組まれている姿はとてもステキです!前向きな姿勢が治療継続の秘訣なかもしれません☆いつも教えて頂いています。これからも一緒にがんばっていきましょう☆
S・B 様
56歳:男性
2015年6月
糖尿病・高血圧・脂質異常症で通院中のBさんは、毎日ビールと焼酎を飲んでいました。しかし身体の事を考え、栄養カウンセリングの中で「禁酒はできないけれど週1日の休肝日と、ビールをノンアルコールに代えてみること」にチャレンジすることを宣言されたのが今から1年ほど前です。その結果、現在では、HbA1cは6.5%、体重は76.4kgから70.7kgへと減量に大成功!実はBさん、夜お酒を飲んでしまうと朝早く起きられないので、休肝日を増やして早起きできるようにしていたそうです。お酒を分解するためには肝臓はフル回転しています。毎日の飲酒を控え、休肝日を作ると肝臓への負担が減りその分、糖分や脂肪の分解がスムーズにおこなわれ痩せやすい体になります。Bさんは今体重をあと少し減らすため、夕食を1割ほど減らすことに挑戦中です。いつも頑張って前向きなBさん、またお話を聞かせていただけるのが楽しみです。これからも応援しています!
Y・I 様
90歳:男性
2015年6月
糖尿病で通院中のIさんは、とても「きちん」とされています。毎日お家のことも「きちん」とこなし、毎月「きちん」と受診され、インスリン治療も「きちん」とされています。そんなIさんの楽しみはゴルフ。いつも来院されたときは、笑顔でお話してくださいます。身体のためにインスリンの種類を変更してからは、気になっていた低血糖も減り、HbA1cも9.6%から8.9%と少しずつですが「きちん」と改善してきています。私は毎月笑顔の元気なIさんにお会いすることを楽しみにしています。何事も「きちん」とされるIさん、素敵だと思います。これからも「きちん」と治療を続けてますます笑顔で元気なIさんでいてください。
T・K 様
62歳:男性
2015年5月
糖尿病、脂質異常症で通院中の方です。糖尿病とのつきあいも20数年になるKさん。野菜から先に食べて血糖値の急上昇を抑える、など積極的に食事療法に取り組まれています。そんなKさんが今気をつけているのが「間食」。『これさえなければ血糖値もっとコントロールできる』と長い経験の中から自身の食生活の改善ポイントもしっかり分析されていました。きっかけは昨年から開始したインスリン治療。このままでは「好きなお酒も楽しめなくなる、健康でいたい!」と考えたKさんは間食の見直しに取り組みました。まず昼間好きな菓子を食べるようにし、夕食後は食べないようにしました。それでも食べたくなってしまったら家の中を歩き回り、食べたい気持ちを紛らわすよう工夫しているそうです。間食の見直しに取り組まれてからHbA1cの数値は8%台あったものが4月には6%台にまで改善!しっかり数値に反映されています。次のKさんの目標は間食の選び方。同じ甘いものでも何を食べるかで血糖値の上がり方も変わってきます。常に前向きにがんばるKさん、素敵です!これからも一緒にがんばっていきましょう。
T・T 様
69歳:女性
2015年5月
3年前から糖尿病と甲状腺機能低下症で通院中のTさん。初診時から毎日ご自身で体重を測って記録していましたが、お菓子が好きでなかなか体重が減らないことが悩みでした。そこで毎日の体重と一緒に、その日に食べたお菓子を記録してみたところ、毎朝、昼、晩とたくさんのお菓子を食べていたことに気づいてびっくり!ただ、どうしてもお菓子を止めることができないTさんは、①お菓子を食べるなら昼間までにして夜食べないようにすること ②1回に食べるお菓子の個数や枚数を減らすこと ③犬の散歩に毎日行くこと、の3つを自分自身との約束にして、守れるようにがんばりました。その結果、体重は72.2kg→63.2kgへ減量!HbA1cは5%台をキープ!素晴しいです!!!間食を控えることは、糖分を控え血糖値を下げるだけでなく、摂取エネルギーを抑えるので体重は下がりやすくなります。特に夕食後の間食を控えると体重は減りやすいということをTさんの体験から再確認できました!Tさんは今度も引き続き間食と体重を記録し続けるそうです。今度またお話できるのを楽しみにしています!
K・Y 様
41歳:男性
2015年5月
糖尿病、脂質異常症で通院中のYさん。薬の内服を続けてきたのですが、初診時から比べたら改善してはいるものの検査結果が横ばいの状態が続いていました。そんな中通院が滞ってしまった時期がありました。しかしYさんは再び診察を受けに来てくれました。その時は検査結果もあまり良いとは言えず、体重も増加していました。仕事が忙しく、食事も不規則、薬もなくなり内服できていなかったようです。そこで薬の再開と同時に、食事をまずは見直す事にしました。食事療法を始めてすぐは、炭水化物だけを一気に減らしたりと『早く改善させたい!』と気持ちが強くて極端な方法でやっていましたが、今ではあせらずYさん自身のペースで食事療法と共に運動療法も取り入れられています。それからはみるみるうちに検査結果も改善し、HbA1cが13.5%→7.3%に!体重は8.8kgの減量に成功!すっかりスリムになりました。スーツの時には決まってカフスボタンを使用されるお洒落なYさん。これから夏のお洒落が楽しみです。今後も通院しやすく、内服、食事、運動療法を無理なく続けていけるようにぜひお手伝いさせてください。
H・T 様
66歳:男性
2015年4月
甲状腺、脂質異常症で通院中のTさんは、通院当初から体調を整えるためにも減量したいと考えていました。そんなTさんがカラダのために取り組んだことは“体重を測ること”。TVで体重を量り続けると減量しやすい」と知って、じぶんもやってみようと思ったそうです。1日2回、朝、夕に体重を測定し始めると、食事も気をつけるようになりました。Tさんが気をつけていることは①ご飯+麺の重なりに注意する。②間食のパンを止める。③野菜から先に食べる。の3つです。間食のパンはやめてみると、意外と食べなくても大丈夫なことに気がついたそうです。体重測定を継続した結果70.8kg→65.9kg、-4.9kgの減量に成功しました!そんなTさんのがんばっている姿を見て、ご家族も一緒に野菜から先に食べるようになったそうです。体重だけでなく、ご家族にも素敵な影響が出ていますね!Tさんの姿を見て、改めて継続する大切さを実感することができました。これからも一緒にカラダのため、がんばっていきましょう。
T・Y 様
42歳:女性
2015年4月
糖尿病で通院中の患者さんです。40歳の時に糖尿病と診断されたYさん。医師より「糖尿病は早く見つけて、初期の段階で良い血糖コントロールを保っておくことで、合併症を防ぐことできますよ」と言うことを聞いて、ずっと続けていることがあります。それは①野菜を朝、昼、晩、食事の時に一番最初に食べるようにすること②お菓子はエネルギーの低いものを選ぶようにすること③間食したくなったらガムを噛むようにすること、です。初診時6.9%あったHbA1cは、現在は5.6-6.0%をキープ、体重も約4kg減量しました!そして今、Yさんの新しい「カラダみがき」チャレンジは「夕食をゆっくりよく噛んで食べること」です。ゆっくりよく噛んで食べることで、血糖値の急上昇や食べ過ぎを防ぎ、これが合併症を予防することにつながります。ゆっくり食べるためのコツとしてYさんは「1口ごとに箸を置く」や「家族と会話しながら食べる」などを意識しているそうです。とてもいいアイディアですね!他にも何かいい方法が見つかったら教えてください。いつでも応援しています!
T・U 様
81歳:女性
2015年4月
7年前から糖尿病と脂質異常症で通院中のUさん。当院受診前からプールに毎日通っていたそうです。7年経過した今も変わらず毎日プールに通い、水中エクササイズをされています。水の中は、足腰の過度な負担を減らしながら全身を使った運動ができる理想的な運動方法です。また、薬もきちんと飲まれています。薬は使い方を守ることが一番大切です。簡単そうですが大変難しいのです。運動も薬もしっかりやっているUさん。一時はHbA1cが6.9%の時期もありましたが今では6.3%まで低下、安定していますね。これは継続の効果です!素晴らしいですね!! これから暑い時期がやってきます。食欲も減り、ついついスポーツドリンクやアイスクリーム、氷菓子等を摂りがちですが、エネルギーが高いので摂りすぎないよう気をつけましょう!!もちろん水分補給も忘れずに。
S・N 様
72歳:女性
2015年3月
糖尿病、脂質異常症で通院中の方です。糖尿病と診断されて今年の夏で7年目のNさんは、診断当初「糖尿病というじぶんが本当に嫌だった」と話していました。そんなNさんが今日まで通院し、治療に取り組めているのは、身近に糖尿病の合併症の方がいるからです。糖尿病合併症の大変さを間近で見ているNさんは合併症を予防するため、治療に取り組んでいます。もともと甘いものが大好きなNさん。糖尿病合併症の原因となる血糖の急上昇や値を低く抑えるため、甘いものは意識して極力控え、何か食べたくなったら、あらかじめ切っておいた果物を決まった数食べるようにしています。菓子などに比べ果物はビタミンやミネラルなど豊富なうえ、食物繊維も入っているので満腹感が得やすく、適量内であれば菓子より低エネルギーで済むこともあります。またそのまま食べるより、切って食べるほうが食べた感が増し、切っていないものと比べ少ない量で満足することができます。甘いものも食べ方を工夫することで量を減らし、エネルギーを低く抑えることが出来るのです。まさにそれを実践しているNさんのHbA1cは常に6%台でキープ!これからも糖尿病合併症を遠ざけていきましょう!お手伝いさせてください!
A・Y 様
47歳:女性
2015年3月
糖尿病、脂質異常症、甲状腺機能低下症で通院中の患者さんです。「昔の頃の体型に戻りたい!」と、若い頃の写真を見るようにしているYさん。痩せたい気持ちは大いにあるけど、どうしても夕食後にお腹が空いて、インスタントラーメンやお茶漬けを食べていることに悩んでいました。でも「まったく何も食べないようにする」のは守れそうになかったので、「インスタントラーメンを半分だけにして代わりにもやしを一緒に茹でた特製もやし半分ラーメンならば夕食後に食べてもいいことにする」というルールを決めました。それから2ヶ月後、なんと-4.2kgの減量に成功!糖尿病のお薬は飲まずにHbA1cは5%~6%台をキープ!そんなYさんは「何も食べてはいけない!と言うのではなく半分ならラーメンを食べてもいいんだ!と考えるようになったら、とても気が楽になり、不思議と夕食後に何も食べずに済む日が多くなった」とお話してくれました。もしかしたら「食べてはいけない!」という気持ちがさらに「食べたい」という欲求を強くしていたのかもしれません。「でもやっぱり食べちゃった・・」という時はいつでも相談してください。いつも前向きに頑張っているYさんにぴったりあった食欲コントロールの方法を一緒に見つけていきましょう!
K・K 様
65歳:女性
2015年3月
糖尿病と高血圧症で通院中のKさん。糖尿病と診断されるまで食事や運動について「あまり気にしていなかった。」とお話していました。糖尿病治療にとって食事や運動はとても大切だと知り、早速取り組まれました。まずは運動。通院当初は週2回ウォーキングから始めました。今では1日おきに6kmをウォーキングを欠かさないそうです。なんとそれだけに留まらず筋トレまでやっているそうです!食事では、それまで沢山ご飯を食べていましたが、血糖値を低く抑え血圧を良好にコントロールするために小さめのお茶碗に変えてご飯量を減らし、食べる順番も血糖値の急上昇を抑えるためにかならず野菜から食べるようにしているそうです。そんなKさんの努力と頑張りは成果となって表れました。HbA1c7.6→7.1、血糖値178→112、LDLコレステロール162→84。確実にカラダの中が改善されています。何年も継続して食事や運動を行っていくことは中々簡単なことではありません。しかし、毎回お会いするたびに笑顔でお話をされるKさんの姿に感心させられています。これからも、今の状態を継続していき頑張っていきましょう。そして、Kさんのカラダが今より更にピカピカになることを楽しみにしています。
K・K 様
73歳:女性
2015年2月
糖尿病、脂質異常症(高脂血症)で通院中のKさんは、友人からお寿司や栗ご飯などの頂き物が多く「おいしくてついつい食べ過ぎてしまう」と通院当初おっしゃっていました。おはぎやせんべいなど食事以外の間食も多かったようです。お薬なしで血糖値をコントロールしたい!と考えたKさん。まずは友人からのおいしい頂き物は丁重にお断りし受け取らないようにしました。毎日の食事記録で食事と血糖値の変化とを見比べ、どんな時に血糖値は上がりやすいのかを考えました。そこでKさんは「間食後に必ず血糖値が高くなる」ことに気がついたそうです。そこで甘いものを食べるのは、食事と食事の間「間食」ではなく、食後すぐ「デザート」として食べるようにました。さらにKさんの場合、 食後に有酸素運動を行うと血糖値の上昇を抑えることができることをお伝えすると、食後に10分間の足踏み運動を取り入れました。今では1日15分4セットすることが習慣になっています。通院当初の2年前のHbA1cは13.3%が今では6.4%にまで改善し、ここ1年ほど6%台をキープし続けています。継続がいい習慣となってしっかりと成果がでていますね。これからも一緒にかんばっていきましょう
M・S 様
70歳:女性
2015年2月
糖尿病、脂質異常症、高血圧で通院中のSさん。通院前は甘いものが大好きでたくさん食べていたそうです。そこで栄養カウンセリングで、食べるものや、食べる順番、食べる量によって血糖値の上がり方が違うことを知ったSさんは、①甘いものの量に注意する ②野菜を先に食べる ③ご飯の量を食べ過ぎない ということに気を付けて食事を摂るようになり、その結果HbA1cは7.6%→5.9%と大変良い状態を維持できるようになりました!そんなSさんでも「食事のコツ」をつかむまでの半年ぐらいの間、つい忘れてしまったり、となかなか馴染めなかったようですが、今では意識せずに自然に①②③を実践できるようになったそうです!「今、ふりかえるとビックリするくらい甘いものを食べていた」とお話してくださいました。元々お料理が得意なSさん。最近は色々な果物で「砂糖少なめ自作ジャム」を楽しんでいるそうです。季節の美味しい食べ物をさらに美味しく工夫しながら食べるのは、とってもよいです!これからも美味しいものを楽しみながら食べていきましょう!
T・N 様
58歳:女性
2015年2月
健康診断で脂質の異常が見つかり、H23年(2011年)から当院で脂質異常症(高脂血症)の治療を始めたKさん。栄養カウンセリングをきっかけに食生活の見直しに取り組みました。卵を2日に1個に減らすなど具体的なアドバイスを受け、献立を工夫されるように。元々体を動かす習慣があるKさんは、週2~3回ジムに通い、エアロビクスなどのしっかりと身体を動かすことを19年間も続けているそうです!すごい!脂質異常症の治療の基本は「食事・運動」。Kさんの頑張りはLDLコレステロール152mg/dl→119mg/dlへと、なんと内服薬なしで正常値まで改善されました。「継続は力なり」、Kさんの努力はちゃんと結果となって表れました。でも、無理は禁物。身体を壊してしまっては意味がありません。これからも食事・運動を楽しみながら続けて健康を維持していきましょう。Kさんならきっとできます!
M・K 様
69歳:女性
2015年1月
糖尿病、高脂血症で通院中の方です。Kさんは旅行に行くことを励みに大好きなお仕事を頑張っていらっしゃいます。「これからも旅行とお仕事を楽しむため、血糖コントロールをしっかりしていきたい」と話すKさん。そんなKさん、食べる順番はもちろん、特に気を付けているのがお酒の選び方です。アルコールの量が血糖値に影響を与えると知ったKさん。毎日お酒を楽しむためKさんが目につけたのは、アルコールの度数です。同じビールでもアルコールの入っていないノンアルコール飲料のビールや度数の低いものを選ぶようにしました。最近ではご友人から教えてもらったアルコール度数0.9%のビールを利用されているとか。そのような工夫を継続してやってこられた Kさん。HbA1cはいつも6%台でキープしています。仕事を楽しんでいるKさんのピカピカした表情を見ると私も頑張ろうと思えます。Kさんの楽しみの為、これからも一緒に頑張っていきましょう!
Y・S 様
82歳:女性
2015年1月
糖尿病・結節性甲状腺種で通院中の患者さんです。去年の4月に糖尿病と診断されました。「一人暮らしだから買い物は週に1回だけ。野菜は腐らせるから少ししか買わないし、料理もあんまりしたくない」とおっしゃっていたSさん。加えて、左手の腱鞘炎や腰の痛みで思うように体が動かず、食欲も、元気もなくなっていました。そんなSさん、最近同級生2人に会いました。82歳でいろんなことに挑戦している同級生を見て、自分も元気で長生きしたいと思ったそうです!もともと料理は得意なSさん。簡単にお野菜を食べるため、野菜やきのこを電子レンジで加熱したり、使いやすい大きさに切って冷凍保存したりすることに挑戦中です。「野菜を食べること」を意識して続けていらっしゃるため、糖尿病のお薬を使わずにHbA1cは5%台をキープされています。野菜やきのこに含まれるビタミン、ミネラルはご飯やおかずがエネルギーに変わるのを助けてくれるため、体調を整える、自然のお薬ですね。次に同級生と会う時を楽しみにSさんが元気でいれますよう、これからも応援しています!
T・N 様
66歳:男性
2015年1月
糖尿病で通院中のNさん。40年もの間、糖尿病を悪化させずにコントロールし、合併症を遠ざけてこれたことは、本当に凄いことです!食事の内容をカレンダーに記録したり、血圧・血糖値を測ったり、ご自身のカラダを常にいたわっていらっしゃった成果だと思います。記録を残すことも、測定することも、誰にでもできる簡単なことです。でも、それを5年、10年と長い間続けて行くことはとてもとても難しいことです、誰にでもできることではありません。今のカラダの調子はNさん自身の努力の積み重ねで得たものです。もちろん、ご家族のサポートも大きな力になっているはずです。本当に頭が下がります。痛みのような自覚症状が少ない糖尿病はつい忘れてしまいがち。症状がないのが怖い病気なのです。しかしカラダに気遣うことを忘れずに、ご自身にぴったりあった食事や運動、薬を使うことで、合併症を遠ざけ、健康を長い間維持し続けています。Nさん、私たちは糖尿病を専門としたクリニックです。もしも、疑問に思ったり迷ったり、何か新しいことに挑戦する際は、どうぞ気兼ねなく声をかけてください。Nさんのお役に立てることを楽しみにしています。
K・M 様
76歳:女性
2014年12月
糖尿病、甲状腺機能低下症で通院中の方です。通院当初から減塩に気をつけたり、食事量を意識したりと積極的に食事療法に取り組まれていたMさん。76歳の現在でも週6日、1日約8時間、元気にお仕事を頑張られています。そんなMさんの楽しみは仕事帰りに百貨店巡りをすること。百貨店に行くとケーキや果物などおいしそうな食べ物がたくさん。1日仕事を頑張った帰り、美味しそうなケーキを見ると食べたくなりますよね。そんなときMさんはお気に入りの低エネルギーの菓子を食べているそうです!代わりのものを食べることでケーキを食べたい気持ちをうまく解消しているそうです。そうすることでストレスなく食事療法に取り組めていると話すMさん。そんなMさんは通院当初からHbA1c6%台でキープしています。食べたい気持ちとうまくつきあっている成果が数値にも反映されていますね。80歳までは働くことが目標とのこと。これからも一緒に食事療法頑張っていきましょうね!
M・Y 様
62歳:女性
2014年12月
糖尿病とバセドウ病で2年前から通院中のYさん。他院で糖尿病と診断されてから、大好きなラーメンの替え玉や、ご飯と麺の組み合わせをやめるなど、炭水化物の取りすぎに注意することに取り組まれていました。なかなか改善が難しかったのが夕食後の間食です。Yさんのご主人は単身赴任で、平日は不在。「誰も注意してくれる人がいないから・・」と、22時ごろ菓子パンや夕食の残り物を食べていました。翌朝はお腹が空かないため、朝食はヨーグルトだけの日もあり、昼、夜以降をたくさん食べてしまう・・という悪循環に陥っていました。体重も増え、血糖コントロールも悪くなってきたため、「このままではいけない!」と思ったYさんは夕食後の間食をやめることを決意!夕食に食べる野菜の量を増やして、夕食後お腹が空かないようにし、どうしても何か食べたくなったら、お茶を飲んでやり過ごしました。その結果、糖尿病のお薬を使わずにHbA1cは5%台をキープ!体重は1年半で8kgも減りました。素晴らしいですね!夜遅い時間の食事を控えると太りにくくなるのはもちろん、睡眠の質が上がって疲れも取れやすくなります。翌朝お腹を空かせて食べる朝ごはんは格別に美味しいですよね。これからも応援しています!
H・M 様
64歳:男性
2014年12月
高血圧、高脂血症で通院中のMさん。食べる量は人の2倍!菓子パンだったら5、6個はイケる!と、おっしゃっていたMさん。膝を痛めてしまって、運動が出来なくなった事もあり、体重が増えてしまいました。このままでは体に良くない。検査結果も気になる・・・と、思い、ご自分で体重グラフを作成し、減量を決意しました。以前はファストフードや炭水化物の多い食べ物が多かったようですが、そこを見直し、野菜スープやコーンフレークに変更し、ごはんの量を減らしました。それに慣れた頃にはフルーツをプラスしたり、週に1回は楽しみのお肉を摂るようにしたりと、変化や工夫をしながら頑張った結果、2ヶ月で体重は-6.6Kgの減量ができました。今では食事の量にもすっかり慣れて、ストレスなく続けられています。「継続は力なり」です。これまで通り、楽しみを加えつつ、ゆっくりとしたペースで続けていきましょう。私たちもサポートしていきます!
K・O 様
52歳:女性
2014年11月
脂質異常症で通院中のOさんは、お酒が好きでした。毎日お酒を楽しんでいましたが、ビールテイスト飲料などのノンアルコール飲料を使って、きちんと休肝日を作っていました。ところが、2014年3月末に約1か月の入院することに。当然病院では禁酒。そんなアルコールのない生活を経験した0さんの食生活はがらりと変わりました。まず不規則だった朝食を毎日ちゃんと摂るように。なにより毎日欠かすことのなかった晩酌をしなくなったそうです。さらにお酒を飲まなくなったことが食事にも大きな変化が。おつまみ中心だった夕食にご飯が加わり塩辛いものが減りました。お酒を控えるようになりすでに8か月、体重は-5㎏、LDL-Cは123→101と改善、Oさんの食生活の変化はきちんと数値に表れていますね!今では飲みたい気分にならないというほどお酒を飲まないことが定着しています。禁酒を実行することがどれほど大変なことか、管理栄養士の私は知っています。Oさん、本当にすばらしいです!これからもノンアルコール飲料を上手に利用しながらカラダの負担を減らしていきましょう。
T・S 様
36歳:男性
2014年11月
糖尿病で通院中のSさん。健康診断で尿糖を指摘され、当クリニックで検査の結果、糖尿病と診断されました。初めてのカウンセリングの時に「食事はごはんと肉!」ときっぱり。詳しくうかがうと、一食でかなりたくさんの量を食べていらっしゃるようでした。しかし診断結果をしっかり受け止め、「仕事が忙しかったので食事が乱れていることは判っていたけど、なかなかできなかった。これが、食事を見直す機会になればいいな。」とおっしゃってくれました!それからSさんは食事療法に真剣に取り組まれています。半年前から①主食のご飯を適量にする ②主菜の肉の量を減らす ③副菜の中心である野菜を取り入れる ということをしっかり実践中です。一時はお薬のサポートもありましたが、今はお薬なしでなんとHbA1c11.7%→5.3%、体重94.8㎏→79.6㎏と大変改善しました。主食+主菜+副菜を揃えると食事のバランスが整います。主食であるごはんや主菜のおかずを減らすとなんとなく少なく感じてしまいますが「副菜を充実させること」がポイントになってきます。これからは冬の野菜が旬を迎えます。白菜やだいこんなどが美味しくなるので、副菜として冬野菜のお料理を加えてみてはいかがでしょう。風呂吹き大根なんて、とっても美味しいですよ★
K・H 様
60歳:男性
2014年11月
4年前から糖尿病・高コレステロール血症で通院中のHさん。もともと外食が多かったそうです。外食はエネルギー量が多くなってしまいがちですが、天ぷらうどんを食べる時は天ぷらの衣を外して食べるなど色々と工夫されていました。さらに今では野菜中心の生活をされています。薬もきちんと飲まれており、血圧も自分で測定され、ご自分でご自身のカラダを管理をされています!一時は142/90㎜Hgであった血圧も132/82に!HbA1cも6.7から5.9へ低下し安定しています。少しずつですがしかし、しっかりと効果が出てきているようですね!Hさんは当クリニックに通院されてから今まで、常に数値が安定しています。悪くならないのは、決して偶然ではありません。自分にあった生活を見つけ、そしてそれを続けていく。Hさん本人の努力はもちろんのこと、Hさんのまわりの方々の協力があってこそだと思います。Hさんの努力、私たちはちゃんと判っています。本当に素晴らしいことです!年末年始は普段と違った食生活になることが多くなります。ご家族やお友達と思いっきり楽しんだあとは、普段の「いつもの」食生活に戻せるよう調整していきましょう。
H・T 様
59歳:男性
2014年10月
糖尿病、高脂血症で通院中のTさん。通院当初からご自分の食事を、「付き合いが多く、食事量が多いんだよなと」振り返りをされていたTさん。2年前セミナーに参加し減量した体重がもとに戻りつつあったとこともあり、体重、食事量を気にされていました。食事を気にするのは「じぶんのカラダのため」。そのためには体重減量、食事量の見直しが必要と再確認されたTさんはまず付き合いの席から見直しを開始。付き合いの席に参加されてもノンアルコールを利用し、飲酒量を減らすことにしました。次に取り組んだのが昼食の見直しです。食事を振り返る中で外食中心の昼食では揚げ物が多くなると気づかれたTさん。ご家族に協力してもらいお弁当を準備してもらうようにしました。すると飲酒量は以前の半分以下に、お弁当も定着し揚げ物の頻度も減りました。「じぶんのカラダのため」食事量を見直した結果HbA1cは7.7%→5.8%に、体重は108.8kg→98.3kgに改善。「じぶんのカラダのため」に食事量を見直した結果が出ていますね。これからも一緒に頑張っていきましょう!
H・N 様
56歳:女性
2014年10月
5年前から糖尿病、高脂血症で通院中のNさん。糖尿病網膜症のレーザー治療をしたことがあり、これ以上悪くしたくないという気持ちは常にありましたが、家にいるとお菓子があるし、時間もあるし、つい何か食べてしまう・・と悩んでおられました。そんなNさん、ある時気づいたことがあります。それは「土日、外出しているとお菓子を食べなくても済んだ」ということです。そうと分かったNさんは今年の4月から土日にボランティアを始められました。お菓子が減ったことに加え、ボランティアでよく歩くようにもなったそうです。その結果、1年前と比べて、HbA1cは7.2%→6.2%へ、体重は74.9kg→69.6kgへと改善!素晴らしいですね!わかっているけどつい食べてしまうお菓子対策としては、①お菓子よりも果物やヨーグルトにする②食べるならお昼までにする③小皿に出して量を決めて食べる、などがあります。自分にピッタリとあった方法を見つけて、お菓子と上手に付き合っていくといいですね。「外出するとお菓子をガマンする必要はありません」とお話するNさん。今後は夕食後のお菓子を果物に変えることを目標にされています。素晴らしいですね!これからも応援しています!
S・K 様
65歳:男性
2014年10月
平成15年、11年前から糖尿病・高脂血症・高血圧で通院中のKさんは、一時的に間食が増え、血糖コントロールが悪化してしまいました。しかし悪化の原因が飴や菓子パンだと判ると、代わりに果物を摂るようにしたそうです。毎食栄養バランスを整えた食事を作って下さっている奥さまに感謝!ですね。その結果HbA1cは、8.9%から8.2%まで改善しました。 白内障の手術も控えHbA1cの目標値を定めたKさん、「今後は運動も始めようと思う」と、とても意欲的!そんなKさんにアドバイス。まずは無理のない運動から始めてみてください。最初から飛ばすと長続きしません、楽しみながらできる範囲でやってみてください。無理無茶絶対禁止です。それと、とても重要なことですが、時々「低血糖」になることがあるようなので低血糖対策も忘れないようにお願いします。 とても長い間きちんと通院されているKさんなら運動も食事管理も無理なく楽しんで続けられるはずです。Kさんの頑張りが結果に表れて、苦手な採血も克服出来れば良いなと願っています。
H・H 様
47歳:男性
2014年9月
糖尿病、高脂血症高尿酸血症で通院中のHさんは好きなように食べる「暴飲暴食」をモットーとされていました。じぶんのカラダなんて全く意識していなかったそうです。当院で糖尿病と診断され「かなりショックだった」と語るHさん。ショックで落ち込んだりせずに逆にバネにして「じぶんのカラダと向き合おう」と決心されました。まずHさんが始めたのは勉強です。じぶんのカラダに何が起きているのかを一生懸命調べたそうです。糖尿病のことはもちろん、血糖値やHbA1c、HbA1cのHb(ヘモグロビン)についてまで詳しく勉強していきました。その中で「体重減量が血糖値の変動に関係する」と知ったHさん。それからはモットーだった暴飲暴食をやめ野菜中心の食事にチェンジ、食べる量の見直しをされました。その結果、食事量は以前と比べ4割ほど減り、体重は97.1kg→91.9kgに、HbA1cは10.2%→5.8%に!今では食事量だけでなく、塩分など味付けも気になるようになってきたそうです。じぶんのカラダと真っ正面に向き合った結果がHさんの検査数値だけでなく、意識にも反映されています。すばらしいです!これからも一緒にカラダに向き合っていきましょう!
H・H 様
53歳:女性
2014年9月
脂質異常症で通院されているHさんは保育士をされています。朝から晩まで一生懸命子供たちの面倒を見てから帰宅。それから夕食の支度をするため、ついつい「手早くできて、家族が喜ぶ、肉料理や揚げ物、炒め物」が中心となってしまいがち。特に疲れていた日は帰宅途中でお弁当を買ったり、外食なんて日も多かったそうです。エネルギーを気にする余裕はなかったそうです。そんなHさん。ある時園児と接する中で「園児の健康状態や性格形成に、家庭環境や普段食べているものが影響している」、ということに気づいたそうです。そして自分自身を振り返り反省されました。それ以来、食事療法に本気で取り組もうと決心したHさんが立てた目標は①夕食の主菜を手のひらに乗る量までにする②肉の脂身、鶏肉の皮をはがす③揚げ物、炒め物を控え、フライパンや電子レンジを使って蒸し料理にする、です。お薬の力も借りて頑張った結果、約2年間で体重は9.8kgも減少!中性脂肪は227mg/dl→64mg/dlへと大改善!「自分だけではなく家族のためにも勉強と努力を続けたいです。外食やお弁当購入が減りました!」と話すHさん、素敵ですね!これからも一緒に「手早くできて、家族が喜ぶ健康料理」を一緒に考えていきましょう!
H・T 様
55歳:女性
2014年9月
糖尿病のTさん。喫煙は血糖値を下げるインスリンの効きを低下させるだけでなく、血管にダメージを与え、合併症を引き起こす大きな原因になると知って、一大決心、禁煙にチャレンジしています。始めた頃は「禁煙できる自信は50%」と話していたTさん。もう9ヶ月も禁煙継続中です!!看護師として今まで多くの方のサポートをしてきて強く感じているのは「禁煙は継続することが本当に難しい」ということです。でも喫煙は、糖尿病以外にも血圧や脈拍を上げたり、脂質異常症や動脈硬化を引き起こしたり、健康維持の邪魔をします。Tさんの決心、そしてその決心を長い間保ち続けている強い気持ちに頭が下がります。禁煙を継続しつづけているTさんなら、食事の見直しや運動を取り入れて糖尿病の治療だってきっとできるはずです!
N・S 様
57歳:女性
2014年8月
糖尿病、高脂血症で通院中のSさんは、職場が変わって1年を過ぎてだいぶ慣れてきたところです。でもひとつだけ慣れないことがあります、それは「恒例の10時のおやつ」です。同僚がお菓子持ち寄り、10時に配ってくれるのです。朝の忙しさとお昼までのちょうど真ん中一息入れたい時間帯です。もともと間食する習慣がなかったSさんでしたが、なんとなく雰囲気で職場の仲間にならって口にしていたそうです。そんな時、食事カウンセリングを受けたSさんは「間食が血糖値を上げやすくする」ということを再確認されました。そこで「いただいたお菓子は家に持ち帰る」という目標を立てました。翌日から即実行。持ち帰ったお菓子はご主人やお子さんのおやつに早変わり。そして迎えた次の検査では、HbA1cは6.5%から6.1%に!体重は2kg減の55kgに!持ち帰りの効果がはっきり現れたのでした。職場の仲間やお友達から勧められると、断りにくさからついつい口にしてしまいがちなお菓子。わかっているけどとても難しいことだと思います。周りのみなさんにも配慮しつつ、カラダのことも大事にされるSさんのアイディアと実行力はすばらしいと思います。これからも一緒にがんばりましょう!ご主人やお子さんのお菓子の食べ過ぎにも注意、ですよ。
H・W 様
50歳:女性
2014年8月
糖尿病、脂質異常症で通院中のWさん。ご家族に糖尿病の方がいるWさんは糖尿病という病気の存在は知っていましたが、「自分はまだまだ大丈夫だろう」と思っていたそうです。そんな時に受けた健康診断で血糖値が高いことが分かり来院されました。高いと言われた血糖値を抑えるために、食事全体の量を意識的に減らし、夕食後のリラックスタイムに食べるお菓子をやめてみたそうです。でもどうしても甘いものが食べたい時は「夕方まで」というルールを作ったそうです。そうしてがんばり続けた結果、通院8ヶ月でHbA1c10.2%→6.1%と4.1ポイントの大改善に成功しました!大切なご家族と今日の出来事を振り返りながらリラックスして過ごす夕食の時間。ご家族からの暖かい応援と理解と協力があるのでこれからも続けられそうですね。またお話、訊かせてください!
S・M 様
59歳:男性
2014年8月
2型糖尿病、高脂血症、高血圧で通院中のMさんは「血糖コントロールを良くしたい!」という思いから『歩くこと』に挑戦中です。まずは大好きなゴルフ。コースを回る時もカートには乗らずに『てくてくてく』。普段から時間を見つけてはウォーキングで『てくてくてく』。なんと多い時には40分程度のウォーキングを月に20日間も続けたそうです!合計してみてびっくり!なんと月に800分も歩いたんですね!!!すごいです!そんなMさんのがんばりは結果として表れました。HbA1cは8.3→6.7%までに大改善!すばらしいです!!まだまだ暑い日が続きますが、適度な水分補給をしながら『てくてくてく』を続けてください!応援しています!
K・J 様
56歳:男性
2014年7月
糖尿病・脂質異常症・高血圧で通院中のJさんは、食事のことはすべて奥さまにお任せしていて特に関心がなかったそうです。食事カウンセリングの中で「血糖値の上昇を抑えるためには、①ご飯を適量計ること②主食・主菜・副菜の3つを揃えてバランスよく食べることが大切」とお話させていただいたところ、早速食事の内容について奥さまと一緒に考えてみたそうです。 まずは①いつものご飯の量を計測してみたところ、思っていたよりも少し多く食べていたことが分かり、適量にするように。②栄養バランスについては、朝食のパンにはヨーグルトを添えたり、休日のお昼のインスタントラーメンには野菜を加えてみたり、パンや麺だけで済ませず必ず野菜をプラスするように。お薬もきちんと服用し、考えた食事を続けた結果、HbA1cは11.2%→6.4%へ、LDLコレステロールは165mg/ dl→76mg/dlへと大改善、大成功です!これからますます暑くなります、冷やしたきゅうりやトマトが美味しい季節ですね!おいしい野菜をたくさん楽しんでください。これからも一緒に頑張りましょう。
M・N 様
55歳:男性
2014年7月
糖尿病・脂質異常症・高血圧症で通院中のNさん。 仕事の合間にお菓子を食べ、中でもアイスが大好きというNさん。お菓子の量と一緒に体重も増えていきました。これではいけない!と糖尿病のことをひとつずつ勉強していったそうです。そして合併症の怖さと食事・運動療法の大切さに気づき、「きちんと治療したい!」と決心したNさん。 まずはお菓子やアイスなどの間食を控えることに挑戦。さらに毎日70~80分のウォーキングと体重の変化を記録することにしたそうです。その結果、なんと約4ヶ月でHbA1c12.8%→6.4%と一気に改善!体重も94.2kg→78.0kgと16kgも減らすことに成功!見るからにスリムに大変身! そこで成功の秘訣をうかがってみたところ、決心して最初に1ヶ月目は間食ゼロを目指して全く食べないようにしていたそうです。それがとにかく辛かったそうで、2ヶ月目からはまったく食べないのではなく、食べたくなったらシュガーレスのガムを噛んでみたり、ちいさく小分けにしたりと、量をたくさん食べないように気をつけて過ごしたそうです。すると1ヶ月目のつらさが嘘のように全然楽に減らせるようになったそうです。半年経った今ではもうお菓子を食べたいと思わなくなったそうです!スゴイ!「結果が出るとうれしい!」と笑顔で教えていただきました。糖尿病のことを知り、目標に向かって、無理せずご自分のペースで頑張るNさん。これからも新しい秘訣を見つけたら教えてください!楽しみにしています。
E・H 様
83歳:男性
2014年7月
2年前から糖尿病・高血圧症で通院中のHさんは、自宅で血圧を測定しご自分で管理をされています。ある時、「血圧は薬を飲む前と後では大きく変わる!」ということに気づき、それからきちんと飲むようになったそうです。薬はひとり一人のカラダの状態に細かく合わせて処方しています。きちんと飲めば効果も期待できます。一時は148/84mmHgであった血圧も130/72mmHgと低下し安定しています。効果が少しずつ出てきているようですね!この調子でHbA1cも下がっていくといいですね。 これから本格的な夏。高血圧症の方にはぜひ気をつけて頂きたいことがあります!冷房の効きすぎた室内と、太陽がぎらぎらの野外との「温度差は血管に大きなダメージ」を与えます。極端な温度変化は血圧を急激に上げてしまうので要注意!室内では上着を羽織るなどカラダの温度調節にも気をつけましょう!水分補給も忘れずに。
S・T 様
58歳:男性
2014年6月
糖尿病、高脂血症、高血圧で通院中の患者さんです。 「帰宅後は時間が余るから」と毎日お酒を飲んでいたTさん。男手一つで息子さん2人を育てられており食事は野菜が少ない状況でした。栄養カウンセリングの中で、アルコールの作用で血糖値が下がりにくい体になってしまうこと、糖尿病の合併症を早く進めてしまうことをお話させて頂くと、まずは休肝日を週に2日作るということから始められました。また、合併症を防ぎたい、お薬を増やしたくないという思いから、今年の3月から禁酒に挑戦されています!その結果、お薬の力も借りて、HbA1cは8.9%→6.2%へ!血圧も正常範囲に下がってきました。最近は帰宅後に時間を余らせないために、なるべく歩いて帰ることや、簡単な野菜料理を作ることにも挑戦されています。時間を有効活用されている姿は素敵ですね!暑い夏はノンアルコールビールを冷蔵庫に常備しておく作戦もおすすめです!これからも応援しています!
Y・H 様
58歳:女性
2014年6月
脂質異常症・甲状腺疾患で通院中の方です。 当院通院のきっかけは、「甲状腺が気になったこと」というHさん。以前より、じぶんでも「体重を減らしたい」と思っており、ご家族からも減量を勧められておられましたが、なかなかできなかったようです。 当院で脂質異常症を指摘され、栄養指導を受けることが体重減量の大きなきっかけになられました。食事時間を見直す、食事全体量を減らすことに取り組まれた結果、65.1㎏→51.2㎏と約14㎏の減量に成功されています! 「甲状腺が気になったのに、ダイエットもできて本当に良かったです」とステキな笑顔でお話されています。 ガマンをしすぎずに、空腹になったときにカロリーの少ないトマトを食べたり、コーヒーで気分転換をされているのが継続のポイントのようです。 目標体重まであと4㎏。無理せずに頑張りましょう。応援しています。
R・T 様
60歳:女性
2014年6月
糖尿病で通院中の方です。 元々は佐賀でお住まいだったTさん、車に乗る機会が多くほとんど動かない生活が続いていたとのこと。 当院を受診して、運動療法・食事療法に少しずつ意識するようになったが「今まで動いていなかったので電車通勤も大変だった」とおっしゃられていました。 現在は、帰宅時に20分程度歩いて帰るなど工夫しながら動く量を増やされています。 お薬の力も借りながら、運動療法・食事療法を意識した結果、現在HbA1c6.5%→6.2%に改善! 「先生が運動しなさいと言う意味が分かった」「これからも頑張ります」と前向きなTさん。このまま継続していきましょうね。応援しています。
H・N 様
47歳:男性
2014年5月
転勤で福岡に来たNさん。食事は弁当購入や外食が基本で、本人もご飯やおかずが多く、野菜が少ないということを感じられていました。血糖コントロールをよくしたい、体重を減らしたいという思いから1年前からジムに通い始められ、ジムで体重測定を定期的に行うようになりました。体重を測ると目に見えて数値が分かるので、モチベーション維持になるとお話されるNさん。運動を増やされ、体重が減ったことで以前よりも食事療法に前向きに取り組めるようになりました。今では野菜を先に食べること、外食やお弁当のご飯を少し残すことを実践されています。その結果、1年間でHbA1cは6.6%→6.1%へ、体重は79.1kg→73.7kgへと減量に成功!夏場はアルコールを飲む機会が増えるので体重が増えやすいと話すNさん、体重測定を続けて食事量の調整を続けていきましょうね。これからも応援しています!
H・S 様
63歳:男性
2014年5月
「血糖値が高いころは、暴飲暴食だった」と話されるSさん。今は、お付き合いの時に適度にお酒を飲み、毎食野菜を取り入れることを実践されています。生野菜のほうが好きというSさんは、『おかずを生野菜で包んで食べる』という工夫をし、野菜を積極的に食事の中に取り入れておられます。 インスリンやお薬のサポートもあり、HbA1cは14.4→6.5%と大変良くなりました! 「血糖値が下がってきたせいか、体調も良くなった」とおっしゃっています。 これから、夏野菜も美味しい季節になります。栄養価の高い旬の野菜も取り入れて、暑い夏を乗り切りましょう!真っ赤な『トマト』やみずみずしい『きゅうり』は、オススメです。
M・Y 様
67歳:女性
2014年5月
糖尿病・甲状腺機能低下症で通院中のYさん。甲状腺治療は良好。状態は落ち着いているようですね。そこで糖尿病治療のため、運動・食事療法を目標を持って頑張ることに!Yさんが立てた目標は①掃除・洗濯・料理など意識して一日8,000歩になるようにカラダを動かすこと。②おかずを食べすぎたと思った時はご飯の量を減らすこと。③お薬をきちんと飲むことの3つです。ご自身の3つの目標を一生懸命頑張ったYさんの検査結果は、HbA1c6.7%→6.1%に0.6ポイント改善!体重も47㎏台を常にキープ!「カラダの調子がいい」というコメントまで頂きました。「運動も食事も頑張っているので結果が出てほしい」という夢が叶いましたね。すばらしいです!「調子のいい」状態を続けていけるようにこれからも一緒に頑張っていきましょうね。
N・N 様
58歳:女性
2014年4月
脂質異常症で通院中のNさん。もともと健康意識が高く、体型維持のため13年間水泳を続けていらっしゃいましたが、「運動しているから…」という思いがあって食べ過ぎることが多くなっていました。栄養指導で、体内で悪玉コレステロールを作る材料となるのが、動物性の脂肪であるということを知ったNさんは、①鶏肉の皮ははずす②脂の多い豚バラ肉、ベーコン、ウィンナーは買わず、脂の少ない豚モモ肉や鶏ささみ、ハムを買うようにする③洋菓子や菓子パンは買わず、和菓子や果物を買う、ということを実行されました。その結果、4ヶ月で悪玉コレステロールは160mg/dl→117mg/dlへ、中性脂肪は359mg/dl→74mg/dlへ、体重は57.5kg→54.1kgへと、お薬を全く飲まずに大改善!鶏肉は皮を取るだけでカロリーも脂も約半分に、豚バラ肉を豚モモ肉に変えるだけで脂の量を約10分の1に減らすことができます。お料理担当のNさんがお食事を見直しされたことで、ご自分だけではなく、家族みんなでカラダみがきができるのは素敵ですね!これからも応援しています!
K・I 様
42歳:女性
2014年4月
糖尿病・脂質異常症で通院中の方です。 以前は低血糖が起こることが多かったですが、インスリンの働きと食べ物のことを理解されたIさん。今では、食べながら自分で血糖値を予想することができておられます。そのため、低血糖や高血糖が起こることが無くなりストレスなく生活をされています。手軽な菓子パンを食べるのではなく、食パンを工夫して美味しく食べるなど、食べたいものをガマンするのではなく、上手に食べる「食事のコツ」をつかみましたね! 当院に通院し始めてからHbA1cは常に、6.0~6.2%を維持されています。 以前はアイスを食べることが多かったIさん。これから夏にむかって、アイスの代わりに「冷凍した果物」はいかがでしょうか。ビタミンも豊富でオススメです。ぜひ、試してみてください!
F・K 様
76歳:女性
2014年4月
糖尿病・脂質異常症で通院中の方です。
運動カウンセリングでお話しさせていただいたKさん。お話しする度に「今回は~を試してみました!」「やってみようと思います!」など、とても前向きな姿勢で運動療法に取り組まれています。
食事療法にも気をつけながら、食べすぎた時には歩くようにする、雨の日は自宅で出来る運動をするなどコツコツと運動療法を積み重ねた結果、HbA1cは8.1%→6.3%に改善し、体重も46㎏台→42㎏台へ。
Kさんは身長が142㎝なので、肥満度の指数となるBMIは21で標準体型になります。
計算式:BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))*標準体型BMI 20~24
「運動をきちんとしたら、数値が下がった」そう話すKさんの言葉に私も嬉しくなりました。今後も体重変動に気を付けて頑張っていきましょうね!
応援しています。
K・M 様
64歳:女性
2014年3月
糖尿病・脂質異常症・高血圧で通院中の方です。居酒屋を経営されているMさん。お仕事上、食事時間が不規則で甘いものを食べることが多く、毎日ビールをジョッキ5,6杯は飲んでいました。去年の10月に脳梗塞で入院して以来、健康のありがたさを痛感したMさん。退院後、食生活を見直すことを決意され、初診時はすでにお酒や間食を止め、食事時間を7時、12時、18時と固定して食べるようにされていました。当院の栄養指導で、3食の食事バランスを整えると血糖値が上がりにくくなるということを知ったMさんは、買い物時に必ず、主食は1つ、主菜は1つ、副菜は2つというメモを持参し、食材を買うようにされました。努力の結果HbA1cは9.1%→5.9%へ!体重は11.2kg減へと大改善!血糖値と食事バランスは密接に関係しています。例えば昼食にラーメン+チャーハン、または菓子パン2個のみなど、主食に偏りがある食事をすると血糖値は急上昇しますが、焼き魚定食のように、主食と主菜と副菜を必ずそろえてあげることで血糖値はゆっくりと上がり、いろんな栄養素がとれることでカラダの調子が良くなりますね。いつまでもお仕事をするカラダでいるために思い切って食生活を見直されたMさんは素敵です!これからも応援しています!
K・I 様
47歳:男性
2014年3月
糖尿病で通院中のIさん。 ジュースが大好きで、寝る前にジュースを一杯飲むのが習慣だったIさん。ジュースにはたくさんの砂糖が入っていて血糖値を上げてしまうとお話したところ、頑張ってお茶かお水に変えられたそうです。お菓子やケーキはたくさんの砂糖を使ってるイメージがありますが、確かにジュースはなかなか気が付きにくいところです。これがきっかけとなり、ご飯もご自身の適正量を意識したり、野菜から先に食べたりと、積極的に「食事のコツ」を取り入れる努力をされました。ひとつひとつはちょっとした小さなことですが、その積み重ねがHbA1c13.0%→6.8%と大きな改善となって現れています。これから暑くなる季節、ついつい冷たい飲みものが欲しくなります。きんきんに冷えた麦茶もおいしいですよ。
K・T 様
51歳:女性
2014年3月
糖尿病・高血圧で通院中の方です。 運動療法・食事療法の理解をお持ちのTさん。 しかし脚の痛みなどがあり思うように取り組めなかった時期がありました。 「やらなければ!」と云う気持ちと「できなかった・・」と云う気持ちの中で辛かったと思います。 しかし、運動カウンセリングなどで少しずつお話しさせてもらい、Tさんにも変化が出てきました。 「脚が痛いから出来ない」のではなく「出来るコトから始めよう」と前向きな姿勢になったのです! それからは、脚の負担が少ない水中ウォーキングを始めたり、食事療法では、規則的に時間を 決めて食事を摂るようにされました。 そんな努力もあり、HbA1c6.8%→6.1%、体重は73㎏→71㎏台へ変化しており、 お薬を使わずに現在に至っています。 このまま順調に減量していくために、「出来るコト」を少しずつ増やして 目標体重になるように続けていきましょうね。応援しています!
S・N 様
72歳:男性
2014年2月
糖尿病・脂質異常症で通院中の方です。甘いものが大好きなNさん。食事記録をつけてみたところ、昼食を菓子パンだけで済ませていたり、昼食後にお菓子を2~3個食べていたりしたことに気づかれました。「血液検査の結果良くしたい!」という思いが強かったNさんは、当院の栄養指導の中で菓子パンや甘いものを食べると、血糖値の急上昇が起こり血糖値が下がりにくいカラダになること、中性脂肪や悪玉コレステロールが上がる原因になることを知り、甘いものを減らす対策を開始!①ズボンのベルトをきつく締める②甘いものの個数を減らす、半分にする③全く間食をしない日を作るということを実践するうちに、今ではほとんど甘いものを食べなくても平気になりました。その結果、薬を使わずにHbA1cは5%台をキープ!体重は7.3kg減!中性脂肪は301mg/dl→106mg/dlへ、LDLコレステロールは222mg/dl→112mg/dlへと大改善!「食事記録に甘いものを記録したくない」という思いが、甘いものを食べそうになる時にブレーキをかけてくれる助けになってくれたとのこと。「わかっているけど止められない」という甘いものやお酒は記録をしてみることが効果的ですね。これからも応援しています!
H・T 様
50歳:男性
2014年2月
脂質異常症、高血圧症で通院中の方です。 通院前は毎日お酒を飲むことを欠かさなかったTさんですが、栄養指導の中で飲酒と中性脂肪や血圧の関係を知り週3日に減らされました。 飲酒は、中性脂肪を上昇させるだけでなく、長年お酒を飲み続けたり飲酒量が多い人ほど血圧が上がり高血圧症になるリスクが高まると言われています。また、飲酒の他にもお酒のおつまみに油っこいものや塩分が多いものを食べることも肥満に繋がります。 昔からお酒は百薬の長といわれますが、自分の適量を越えない程度に楽しむことが大切ですね。 現在のTさんは、体重81.2㎏→64.5㎏となり目標体重の65㎏を達成されました!また、高かった中性脂肪は正常範囲内、血圧も下がってきています。素晴らしいですね。これからも応援しています。
K・M 様
69歳:女性
2014年2月
糖尿病・甲状腺機能低下症で通院中の方です。 日頃から健康には意識をしていたMさん。 日常でも歩くよう心掛けておられ、活動量は1日8000歩と健康維持を目標とする歩数をクリアしています。 それに加えて1年前から当院の「たのしか♪体操教室」に参加され、ピラティス・ストレッチクラス、ボール教室など様々なクラスを経て、今はズンバクラスに参加しています。 ズンバはラテン系音楽にのって行う「ダンスフィットネスエクササイズ」で、「たのしか♪体操教室」の中でも一番カロリー消費が高いクラスです。 Mさんは、HbA1c6%以下をキープしており、お薬を使わずに現在に至っています。 日々の運動量を意識した生活が、このような良い結果に繋がっていると思います。 これからも楽しみながら運動療法を一緒に続けていきましょうね! 応援しています。
K・F 様
60歳:女性
2014年1月
糖尿病・脂質異常症で通院中の方です。 夕食は居酒屋に行くことが多かったFさん。どうしても食事量が多くなりがちでしたが、娘さんの結婚式が決まり、一念発起!栄養指導の中で、お酒自体が中性脂肪に変わること、お酒の働きで食べたものが中性脂肪に変わりやすくなることを知ったFさんは、おつまみの選び方、お酒の飲み方を大改善!肉料理や揚げ物をやめて、お酒の分解を助けてくれる野菜サラダや刺身、冷奴、おでんのこんにゃく、大根などを選ぶことに決めました。また、お酒の横に烏龍茶を置いて交互に飲むようにし、飲酒量を大幅に減らしました。その結果、薬を使わずにHbA1cは6.1%をキープ!体重は4.7kg減!中性脂肪は416mg/dl→102mg/dlへ、LDLコレステロールは188mg/dl→122mg/dlへと大改善!目標体重を壁に貼っていつも見ていたことでやる気が持続したと話すFさん。娘さんの結婚式に向けて、励んでおられる姿は素敵です!これからも応援しています!
R・F 様
66歳:男性
2014年1月
糖尿病、脂質異常症で通院中の方です。 通院を始めた頃は、間食に菓子パンなどを食べていたFさんですが、栄養指導で間食によって血糖値の高い状態が長く続ことが糖尿病を悪化させていると知り、間食を減らすことにチャレンジされました。 間食をしたくなったら、まずはお茶などを飲んで食欲を落ち着かせる。どうしても甘いものが欲しくなったら0kcalのドリンクを飲むなど、ストレスを溜めないよう上手に工夫しながら間食を減らしています。 その結果、HbA1c7.5%→6.2%、体重は75.1㎏→69.9㎏と大変改善しました。 Fさんの素晴らしいところは、継続していることです!8年前から通院されていますが、食事療法の効果が徐々にあらわれ、最近はずっと良い状態をキープされています。食事療法も運動療法もすぐに効果は出ませんが、Fさんのように日常生活に上手に取り入れて長く続けることで大きな成果があらわれます。この調子で頑張りましょう。応援しています!
J・S 様
71歳:女性
2014年1月
脂質異常症・結節性甲状腺腫で通院中の方です。 常に運動を意識し、毎日50分のウォーキングを欠かさないSさんですが、以前は運動が続かず休みがちだったとのこと。しかし、意識して日々の生活の中に少しずつ運動を取り入れることで、今では毎日運動をしないとカラダの調子が良くないと感じるまでに変わられました。 運動療法の効果もあり、中性脂肪203mg/dl→123mg/dl、LDLコレステロール182mg/dl→109mg/dlへ改善しています。 そんなSさんから、「脚の筋力と腹筋をつけたいけれど、どうしたら良いですか?」とご相談を受けました。Sさんの場合は、少し負荷のかかった運動がピッタリです。 いくつかご提案すると、たのしか♪体操教室のステップとピラティスの教室への参加を検討してみるとのこと。 ステップ運動は歩行に大切な腸腰筋(足の付け根)・大臀筋(お尻)などの筋力アップに、ピラティスは体幹(お腹周り)の引き締めに効果的です。 ぜひ、今の運動にプラスして効果を実感してください!
N・T 様
50歳:女性
2013年12月
糖尿病、高脂血症で通院中のTさん。 自分の食事を振り返るため、携帯電話に食事の内容と体重のグラフを記録することにしました。 記録をしてみて、毎日間食をしていること、魚よりも肉を多く食べていることに気づいたTさんは①ウィンナー、ベーコンをハムに変える②鶏肉の皮は外す③豚や牛はもも肉を選ぶ④魚が主菜の日を増やす⑤間食は2日に1回にする、という対策を立て、毎回1つずつできることから実践していきました。その結果、薬を使わずにHbA1cは6.5%→5.9%、体重は13.5kg減!LDLコレステロールは163mg/dl→103mg/dlへと大改善!好みが変わって、今では魚と野菜が好きになったと話すTさん。血管の炎症を抑えてくれる魚の脂は人の体で作ることができないので、食事でとる必要があります。肉ではなく魚を主菜に選ぶことで自然と和食に切り替わり、カロリーを大幅に減らすことができましたね!これからも1つずつの積み重ねでカラダみがきの習慣を作っていきましょう!応援しています!
H・O 様
49歳:男性
2013年12月
糖尿病、脂質異常症で通院中のOさん。 通院を始めた頃は、食べる量が少ない方が良いだろうとの思いがあり、昼食を抜いておられました。栄養指導の中で、「昼食を食べた方が血糖値の急上昇を抑えられる」ということがわかり、昼食を食べるようにされました。その他にも、お酒をまとめ買いするとたくさん飲んでしまうので、「ビールは飲みたいときに1本ずつ購入し、飲みすぎに注意する」という工夫もされています。目の前にビールがたくさんあれば、あと1本…と、飲みたくなりますね。1本ずつ購入するというのはとても良い方法だと思います。 その結果、HbA1c11.5→6.1%、体重85→78.7㎏と大変改善されました。 「1日3食食べた方が良い」という正しい知識を身につけ、「買い方に気をつける」という工夫をされたOさん。どちらも食事療法では大切なことです。お仕事も大変だと思いますが、この調子で続けていきましょう。応援しています。
K・I 様
64歳:女性
2013年12月
糖尿病・甲状腺機能低下症で通院中の方です。糖尿病と診断されてから、運動療法のために歩くことを決意したIさん。休日を利用して週に1回30分のウォーキングを始めてから、歩くことが大切だと実感したIさんは、買い物の時は意識して色々な場所を廻るなど、日常生活の中で歩数を増やすことを心掛けています。心地よいと感じるペースで歩くウォーキングは、ランニングなどのキツイと感じる運動よりも手軽におこなえるので続けやすく、脂肪燃焼効果が高い有酸素運動なので運動療法としてオススメです。食事療法もプラスして約4ヶ月で体重-5㎏、HbA1c6.9%→6.3%へと改善されました。ご自分に合った運動・食事療法がみつかりましたね。これからも応援しています!
A・U 様
57歳:女性
2013年11月
糖尿病で通院中のUさん。 仕事の都合上、食事時間が不規則で忙しいため、どうしてもおにぎりや菓子パンのみで昼食を済ませていました。栄養指導を受けて、野菜を先に食べると血糖値の上昇が緩やかになることに納得されたUさんは、昼食にお弁当を持参することを開始。ご飯はしっかり150g計量し、野菜中心のおかずを入れています。続けやすいことが大切だと話すUさん。お弁当作りは負担にならないように、夕食分と一緒に作っておられます。また、休日や夕食時の甘いものを控え、1袋全部食べていた菓子類は、エネルギーの少ないものを選ぶようにもされています。努力の結果、9ヶ月で体重は61.1kg→55.5kgへ、HbA1cは10.3%→5.9%と大改善!食事療法は続けることできちんと結果が出てきます。野菜を先に食べることが当たり前になったと話すUさん。これからも応援しています!
M・T 様
65歳:男性
2013年11月
もともと野菜好きだったTさん、栄養指導の中で「食べる順序で血糖値の上がり方が変わる」ことを知り、血糖値の上昇が緩やかになるよう野菜を先に食べることにしました。また、「ごはんの適量」を知ることで、大きなお茶碗で好きなだけ食べていたごはんを、自分の適量150gを意識して食べるようにしました。 その結果、HbA1c7.6→6.1%、体重77.8㎏→71.1㎏と大変改善されました。 Tさんが実践されている「野菜から先に食べる」「ごはんは適量を食べる」ということは、どちらも食事療法のコツの1つです。 他にもたくさんの食事療法のコツがあります。これからもひとつずつコツを掴んで、目標体重の65㎏を目指して一緒に頑張っていきましょう!
M・Y 様
66歳:女性
2013年11月
糖尿病・脂質異常症で通院中の方です。 自宅では動かないからと当院のたのしか♪体操教室(ロコモ体操)に通い始めて2年が経ちますね。 (ロコモ体操とは、腰や膝の関節や骨のトラブルなどの障害で要介護・寝たきりを防ぐ為の体操教室です。) 週一回の教室でカラダを動かす大切さに気付いたYさんは、買い物に行く時には歩くように心がけ、朝のウォーキングも始めました。「これから寒くなりますが続けられそうですか?」とお声かけすると、「頑張りますよ!」と元気に答えてくださいました。寒い時期のウォーキングは、いつもより長めに準備体操をおこなってから始めてくださいね。 運動療法の効果もあり、体重60㎏→58㎏、HbA1cは5%台をキープしています。 このまま無理のないように続けていきましょう。これからも応援しています!
E・U 様
55歳:女性
2013年10月
糖尿病、脂質異常症で通院中のUさん。 健康診断で血糖値が高いと指摘されて以来、間食をやめて、ごはんを減らすことを実行されていました。 当院の栄養指導で、ごはんを目分量で減らすのではなく、Uさんに合った適量を計ることで、血糖値が安定すること、目分量でのごはんの減らしすぎが間食をしたくなることに繋がると気づいたUさんは、早速ごはんの計量を実行!8ヵ月を経過した今もごはん140gの計量を続けられ、間食をされていません。その結果、HbA1cは9.9%→6.8%、体重は57.4kg→50.7kg、LDLコレステロールは216mg/dl→136mg/dl、中性脂肪は195mg/dl→87mg/dlへと大改善!お寿司1個分のごはんの量でも血糖値の上昇に影響を及ぼします。ごはんをきちんと計ることで「血糖値が上がりすぎない」という安心と、「ご飯を計ることができている」という自信が成功に繋がったのではないでしょうか。食事療法だけでなく運動療法にも目を向け始めたUさん。今は「いつもより5分多く歩く」という新しい目標にチャレンジされています。これからも応援しています!
M・S 様
65歳:男性
2013年10月
糖尿病・脂質異常症で通院中の方です。 鹿児島から通院されているSさん。通院を始めた頃は、「食事療法はやっても効果がでない」と仰っていました。栄養指導の中で野菜を先に食べると血糖値の急上昇がおさえられるということをお伝えするとすぐに実践され、現在はお仕事の合い間にウォーキングもなさっています。 その結果、HbA1c8.3%→6.2%、体重78.3㎏→73.4㎏と大変改善しました。 食事療法、運動療法、薬物療法の3つを継続した結果ですね。 「じぶんのカラダのために効果が出るなら頑張れる!」と強い目力でおっしゃいます。これからも、Sさんにとって効果がある方法を一緒に考えていきたいと思います。応援しています!
A・K 様
55歳:女性
2013年10月
脂質異常症・高血圧で通院中の方です。 「薬は増やしたくない」「体重を少しでも減らしたい!」という思いがあり、運動療法に少しずつ取り組み始めたKさん。買い物に行くときは出来るだけ歩くように心がけ、今年の5月より当院のたのしか♪体操教室にも参加。最初は、「私に出来るかしら?」と心配されていましたが、ストレッチクラスから始め、現在はストレッチクラスとゆがみ改善クラスを併用し週1回定期的に参加されています。「自宅でも習ったストレッチを頑張ってます!クラスに来てから少し体重が落ちましたよ!でもまだまだよね~。」と笑顔でおっしゃるKさん。日常生活に様々な運動療法をプラスした結果、体重85㎏→82㎏LDLコレステロール164mg/dl→96mg/dlへと改善されました。1日の目標活動量は8000歩で、これは骨粗鬆症予防や筋肉量を維持するための目安にもなります。この歩数を参考に今の運動を継続なさってください。これからも応援しています!
S・T 様
65歳:男性
2013年9月
高血圧・甲状腺機能お低下症で通院中のHさん。 もともと健康に対する意識が高く、体重を減らすと血圧が下がるということを知っていたHさん。すでに、毎日のウォーキングと朝昼晩たっぷりの生野菜を食べること、大好きな回転焼きを買いに行くのを控えるということを実践されていました。食事のカウンセリングをするうちに、Tさんはウィンナー、ハムなどの加工食品、納豆や、魚の干物、味噌汁など塩分が高い食材が同じ食卓に並ぶことがあり、そのような時はいつの間にか塩分の取りすぎにつながっていたということに気が付かれました。実行力の高いTさんは、その日から塩分の高い食材は1食に1品までにする、汁物は1日1杯までにするという新しい目標を実践!努力を続けた結果、お薬なしで血圧は186/117mmhg→124/80mmhgへと大改善!体重も5kg減りました!食事と運動の自然の力だけで健康を維持したいというTさんの強い思いと奥様のご協力の賜物ですね。食事・運動療法は続けることで必ず効果は現れます。これからも応援しています!
Y・T 様
68歳:女性
2013年9月
糖尿病・脂質異常症・高血圧で通院中の方です。 甘いものが好きで、おはぎなどの和菓子を仕事の合い間や自宅で食べていたTさん。栄養指導の中で、お菓子よりも果物を食べる方がカラダに良いということを知り、果物を選ぶようにされました。果物は、お菓子に比べてカロリーが低いこと、カラダにとって必要なビタミンやミネラルが含まれていることが良いところですね! お薬の内服もあり、体重71.8㎏→66.4㎏、HbA1c9.9%→6.6%と大変改善しました。 最近、ご家族と一緒にスポーツジムに通い始めたとのこと。「大好きな家族と一緒だと、楽しみながら運動ができます!」とおっしゃるTさんの素敵な笑顔が印象的です。ご家族の存在が食事療法や運動療法を継続する源になっているようですね。これからも今のペースで楽しみながら続けていきましょう。応援しています。
S・H 様
66歳:男性
2013年9月
糖尿病で通院中の方です。 当院を受診されてから、体重を減らすために毎日60分のウォーキングを始めたMさん。 ただ歩くだけでなく、速度に変化をつけるなど工夫したウォーキングをなさっています。 お家でも、バランスボールに乗ってインナーマッスル(カラダの奥深くにある筋肉)を意識するなど、積極的に動くよう心がけておられます。 このように有酸素運動(ウォーキングなど)と筋肉トレーニング(バランスボールなど)を組み合わせて行うことで相乗効果が得られます。 積極的に運動療法に取り組まれた効果もあり、現在は体重61.5kg→58kg、HbA1c8.2%→5.7%と改善しておられます。 運動は継続が一番大切です。これからも無理のないよう楽しみながら運動療法を続けてください。応援しています。
K・H 様
46歳:男性
2013年8月
糖尿病・脂質異常症で通院中のHさん。 もともと甘いものが好きで、昼食はコンビ二か外食が中心だったHさん。1600kcalという医師からの指示エネルギーを守ると決めて、食事療法を開始!よく食べる食品や外食のカロリーをインターネットで調べ、1食を500kcal前後にするようにしました。夕食後食べていたお菓子類はできるだけ昼間にするようにし、カロリーの低いものを選ぶようにされています。また、カロリーだけではなく、バランス良く食べることを意識!必ず野菜を先に、肉魚卵大豆製品などは全て合わせて手のひらに乗るぐらいの量を毎食食べるようにされています。その結果、8ヶ月で11.5kgの減量に成功!HbA1cは12.9%→6.2%、LDLコレステロールは221mg/dl→136mg/dl、中性脂肪は202mg/dl→102mg/dlへと大改善!ご家族の協力とHさんの強い意志の賜物ですね。糖尿病の食事療法は続けることが大切です。これからも無理のない範囲で継続していきましょう!
S・I 様
67歳:女性
2013年8月
糖尿病、脂質異常症で通院中のIさん。 まわりの方からの頂き物が多いIさん。甘いものはできるだけ他の方に譲って、目の前に置かないようにすることで、甘いものを食べないように工夫されています。また、外出の際にはエレベーターやエスカレーターではなく、階段を利用するように意識する!ということを実践されています。甘いものを減らす工夫、日常生活の中で活動の量をアップする工夫ですね。 その結果、HbA1cは6.2%前後を常に維持されています。 食事療法も運動療法もできることを毎日続けることが必要です!その行動が習慣になればいいですね。今後も継続していきましょう!
S・H 様
71歳:女性
2013年8月
糖尿病、脂質異常症で通院中の方です。 膝・腰痛があり整形外科に通院中でしたが、当院の糖尿病専門医より運動を勧められ「たのしか♪体操教室」のロコモ体操に週に1度参加されています。(ロコモ体操とは、介護に頼らないカラダを作る体操です。)その後、ロコモ体操に加えて、膝や腰に負担がかかりにくい水中ウォーキングも始められました。 ご自分のカラダに合った運動を上手に取り入れられていますね。その甲斐もあり、現在HbA1cは5%台にキープ、LDLコレステロール、中性脂肪も基準値内に入っています。素晴らしいです! 笑顔がステキなHさん、これからも元気に健康に日々を過ごしていきましょう。応援しています。
S・I 様
56歳:男性
2013年7月
糖尿病・高血圧で通院中のIさん。 初診時より、体重減量の意欲が高く、お菓子を減らす、野菜を多く食べるということを心がけていらっしゃいました。ただ、どうしてもお昼は簡単に菓子パンで済ませることが多かったIさん。まずは菓子パンのカロリー表示を見ることから開始。菓子パン1個で約1食分のカロリーがあることに気づかれたIさんはサンドイッチに変更!また、その頃にはお菓子を全く食べなくて済むようになられていました。甘いものが欲しくなるのは「習慣」です。少しの間甘いものを控えると、それが新しい「習慣」になるものですね。このように食事療法にしっかり取り組まれた結果、半年で12.3kgの減量に成功!HbA1cは8.4%→5.8%、空腹時血糖値は157mg/dl→88mg/dlへと大改善されました。今はさらに血管をみがくために、タバコを30本/日から20本/日に減らされています。少しずつの積み重ねが大切ですね。これからも応援しています!
Y・O 様
59歳:女性
2013年7月
糖尿病、脂質異常症で通院中のOさん。 夕食を食べすぎないように気を付けているOさん。血糖値をあげにくくするため、昼食を1日のメインの食事にするように心がけられています。 また、3年ほど前からご主人と一緒にウォーキングも続中です。1日の活動量によって、ウォーキングコースを考えながら行っておられます。 その結果、HbA1cはいつも5.7~6.0%と大変いい結果が続いていますね。 食べることが好きなOさんの楽しみのひとつは、息子さんから届く美味しい物を食べること。食事療法を楽しみながら続けるためには、美味しい気分転換も必要ですね!これからも、体重測定を継続して食事量を上手にコントロールしていきましょう。
Y・T 様
64歳:女性
2013年7月
脂質異常症・高血圧で通院中のTさん。 「仕事を辞めてから自宅にいて動くことが少なくなった」そうお話されていました。 ストレッチからスタートさせた「たのしか♪体操教室」がTさんとの最初の出会いでしたね。 最初は月に3回のペースで通っていた「たのしか♪体操教室」も今では多い時で月に8回に! この2年半に運動療法を積極的におこなった結果、しっかり体力がついて、運動が良い生活習慣になりましたね。「運動しないとカラダが重い」とおっしゃるTさんはハナマルです◎ LDL104mg/dl, HDL 62mg/dl,TG84mg/dl、血圧110mmHg/60mmHg前後とすべて基準値内に入っています。 いつもニコニコ笑顔が素敵なTさん、これからも続けてカラダをピカピカにみがいちゃいましょう!!
T・G 様
55歳:男性
2013年6月
脂質異常症で通院中のGさん。通院する前から、ご自分で食事療法を勉強されていました。肉類や甘いものを減らして、体重を減らすとコレステロールや中性脂肪の値が下がるということは理解できていても、なかなか実行が難しいようでした。そんなGさんが「食べたい気持ちを抑えるために体重測定をしよう!」と決心したのは1年前。それからは毎日体重を測り、少しでも増えると翌日の間食をゼロにしたり、肉よりも魚料理を多くしたりと工夫しておられます。努力の結果体重は66.7kg→63kg、LDLコレステロールは150→116、中性脂肪は151→71へと改善! 食べたいものを我慢することに葛藤はあるけど、体のためにこれからも続けていこうと思うとのこと。今後は奥様と一緒に運動をプラスなさるともっと体がみがかれそうですね!これからも応援しています。
F・I 様
72歳:女性
2013年6月
糖尿病と脂質異常症で通院中のIさん。9年前から定期的に通院中です。 野菜をとるため、朝食に10種類の野菜を使った手作り野菜ジュースを飲んでおられます。多くの野菜を組み合わせることがポイントですね!1種類より10種類の野菜を使うほうが、より多くの栄養素をカラダに取り入れることができるのです。 また、ジャガイモやカボチャは、ごはんと同じグループに入ることもしっかり把握され、これらを食べるときは、ごはんの量に注意されています。 これらのことを日々継続してカラダみがきに励んでいるIさん。HbA1c は5.9~6.1%と常に良い状態を維持しています! これからも、カラダがぴかぴかになるように継続していきましょう。
H・I 様
64歳:女性
2013年6月
甲状腺疾患と脂質異常症で通院中のIさんは、つい食べて過ぎてしまうことにお悩みでしたが、お菓子を買い置きしない、コーヒーに砂糖を入れないなど少しずつ食べ過ぎを無くすように工夫されました。また、運動にも目を向けられ、現在は「たのしか♪体操教室」に週2回のペースで積極的に参加されています。代謝を上げる「ストレッチ」や姿勢改善の「ピラティス」を始めて、もう1年が経ちますね。運動によって筋肉がついたことでカラダのバランスが改善され、姿勢がきれいになられました。 いろいろな工夫が実り、LDLコレステロールは166㎎/dl→76㎎/dl、体重57.3㎏→55㎏台へと改善されています。これからも食事・運動療法を継続し維持していきましょう。応援しています
H・T 様
55歳:男性
2013年5月
糖尿病、脂質異常症、高血圧で通院中のHさん。食事療法を始める前は甘いもの、麺類を食べることが多かったHさん。まずは、甘いものを控えて、こんにゃくで満腹にすることを目標に始められました。その後、甘いものの他にも、ご飯やパンや麺などの主食、イモ類も血糖値を上げること、ポテトチップスは糖質と油が多いことなどに、毎月の栄養カウンセリングで1つずつ気づかれたHさんはその都度改善を実行。栄養の偏りを防ぐため、最近はこんにゃくだけではなく、カット野菜も取り入れ始めました。努力の結果、HbA1cは6%前半をキ-プ。体重は約1年半で80.8kg→72.9kgへと減量に成功!なるべくお薬を飲まないように、将来寝たきりにならないようにしたいとのこと。自ら積極的に実践されている姿にいつも驚かされます。これからも応援しています!
K・M 様
44歳:男性
2013年5月
糖尿病、脂質異常症で通院中のMさん。イベント事が重なると、体重が増えることが分かっているMさん。毎日きちんと体重測定し、少し増えたらイベントの前後で食事量の調節をされています。そのため、体重は常に一定を維持されています。HbA1cは常に5.1%~6.2%と、大変いい状態です。素晴らしいですね!毎日体重をチェックし、きちんと食事量の調節をするとカラダはぴかぴかにみがかれます。これからは目標体重を目指して、わかりやすくするために体重をはかるだけではなく体重の記録もしてみましょう。
Y・N 様
56歳:女性
2013年5月
糖尿病で通院中のNさん。一日30分のウォーキングを行うなど、少しずつ努力してこられました。最近はたのしか♪運動教室の様々なクラスにも参加され、日々意欲的に運動に励んでおられます。現在、HbA1c は8.4→6.3%と改善しています。少しずつの積み重ねが振り返ったときに大きな力となって返ってきます。「こんなことでいいの?」と思うような運動をこれからも少しずつ増やしていきましょうね。体重を減らすには有酸素運動が効果的です。有酸素運動をおこなうと脂肪が燃焼し、筋肉トレーニングをおこなうと痩せやすいカラダになります。二田哲博クリニックが運営する「カラダみがきプロジェクト」ウェブサイトでは、自宅で簡単にできる「たのしか♪オウチ体操」をご紹介しています。ぜひ参考になさってください!
K・R 様
62歳:女性
2013年4月
糖尿病、高血圧で通院中の患者さんです。 一人暮らしで朝食を食べる習慣がなかったRさん。まずは生活リズムの見直しと、3食しっかりと食べることを始められました。朝食を食べ始めたRさんが気づかれたことは、間食をしなくても平気になったということ。3食ともに食事バランスを意識され、野菜はもちろん、大豆製品や魚を意識して摂るように心がけられています。努力の結果、8か月で体重は52kg → 46.1kgへ。HbA1cは6.0% → 5.9%へと良好に保たれています。一時期高くなった中性脂肪は、揚げ物を控えることで1か月で319mg/dl → 135mg/dlと改善!健康な体でいたいと熱心に頑張る姿にいつも元気を頂いています。これからも継続できるよう、応援しています!
H・M 様
57歳:男性
2013年4月
糖尿病、脂質異常症で通院中の方です。 食事の記録をつけてみて驚いたのがお菓子のカロリーが高いこと。気づかれてからは、お菓子のカロリーを意識して食べるようになりました。意識するだけで、ずいぶんお菓子の量が減りましたね! その結果、体重は97.2kg → 87.6kg、HbA1c は常に4.9~6.0%を維持されています。 体重を意識するために、体重のグラフもつけ始められました。減量するために、まずは、じぶんの食べているもののこと、じぶんのカラダのことを見つめなおすことは大事なことですね。 最近は、運動をしたほうがいいのでは?と感じられています。さらに運動が加わるとカラダはぴかぴかになることでしょう。応援しています。
Y・I 様
56歳:女性
2013年4月
糖尿病・脂質異常症で通院中の方です。 以前から食事・運動療法は理解していたものの、なかなか継続が難しかったIさん。 万歩計の使用をお勧めし2か月間使用していただいた結果、運動習慣が定期的になってきました。 初めの1か月、歩数は意識していましたが、動きが多い日と少ない日と差がありました。 「ベースの動きを8千歩に」と提案したところ、2か月目、60分のウォーキングを実施。 歩数が8千歩になるようにちょこちょこした動きでも意識するようになったと話されていました。 体重52kg → 48kg台、HbA1c6.7% → 6.3%に改善しておられます。 日頃の日常生活活動から、しっかりとした運動であるウォーキングを定着させたIさんとても素晴らしいと思います。年間通して、動きに差が出ないように今後も継続していきましょうね!
NN 様
5454
2013年3月
糖尿病、脂質異常症にて通院中の方です。 以前より食事療法は実践されていましたが、血糖値が高くなってから、再度、食生活を見直されました。 ご飯の量を正確に量ってみること、ゆっくりよく噛んで食事すること、野菜をしっかり食べることを再確認され実行しました。 その効果もあり、HbA1c 9.9% → 5.9%、体重87.1kg → 78.2kgと大変改善しています。 毎日生活していると、初めのうちは気を付けていても、だんだん慣れてしまい、元に戻ってしまうこともあります。じぶんでは、なかなか気が付きにくいですよね。毎回、検査をきちんと受けて、その結果を受けて食生活を見直しすることができて本当によかったと思います。これからもきちんと検査を受けてカラダをぴかぴかにみがいていきましょう。
A・F 様
43歳:女性
2013年3月
バセドウ病・脂質異常症で通院中の方です。 以前から運動に取り組んでおられましたが、なかなか体重が減らないとお悩みでした。 2年前より当院の運動教室に参加し、ピラティスと出会ってからFさんのカラダの使い方、呼吸法などが変化し始めたようです。 ピラティスとは、眠っている筋肉を動かし、正しい姿勢に導いていくことで、余計な脂肪を溜め込まない太りにくいカラダを作ることが出来ます。 その効果もありFさんは-8kgの減量に成功! 日常でも常にカラダに意識を向け、姿勢、お腹は引っ込めておくこと!を真剣に取り組まれた結果です。 体重60kg → 52.4kgLDL 157mg/dl → 120mg/dl、腹囲81.6cm → 73cmに改善しておられます。 体重が元に戻るのではないかといつも心配されていますが、今のFさんなら大丈夫です! これからも一緒に頑張っていきましょうね。
M・N 様
56歳:女性
2013年3月
糖尿病・脂質異常症で通院中の方です。 仕事が忙しく病院に通えなかったとNさん、糖尿病と診断され、こんなことなら早く受診すれば良かったと後悔されました。 その後、カウンセリングなどで病気に対する知識を深めたNさんは、食事・運動療法に積極的に取り組むようになりました。現在、食事については栄養バランスのとれた食事を三食きちんと食べること、量を少し減らすことを心がけておられ、運動については、仕事があり帰宅も遅く運動をする時間が取れないので、通勤時に30分歩くことを実施。1日1万歩を超える活動量を目標に日々頑張っていらっしゃいます。 その効果もあり、体重56kg → 54kg、HbA1c10.0% → 7.0%、TG172mg/dl → 82mg/dlに改善! 仕事をしながらでも、時間を有効に使って食事・運動療法に取り組む姿はとても素晴らしいです! これからも継続し、より良い状態にコントロールしていけるよう頑張ってください。応援しています。
Y・O 様
51歳:女性
2013年2月
糖尿病、脂質異常症で通院中の方です。 初診時のOさんは1回の食事に、ご飯なら2杯、食パンなら3枚を食べ、菓子パンも大好きでした。糖尿病にはパンなどの炭水化物や甘いものの摂りすぎがいけないこと、野菜から先に食べると良いことはわかっていても、体調が優れないために、「できない」という思いがありました。カウンセリングを行うと、パンよりもご飯の方が減らしやすいというお話しだったので、まずはごはんを2杯から1杯に減らし、野菜を先に食べることを開始。1か月後、ご飯を減らすことに慣れ、たくさん食べなくても意外と大丈夫な自分に気づいたOさんは、食パンは3枚から1枚に、菓子パンはエネルギー表示を見て、できるだけエネルギーや糖分が少ないものを選ぶよう心がけるようになりました。食パンを3枚から1枚に減らせたOさんの裏ワザは、食パン1枚を8等分に切って多く見せること。 努力の甲斐あって現在は、糖尿病のお薬を飲まずに、HbA1cは5%をキープ、体重は56.6kg → 52.4kg、中性脂肪は170mg/dl → 58mg/dlへ!!目標体重50kgのため、そして合併症にならないためにこれからも頑張っていきたいとのこと。前向きに頑張る姿は素敵です!いつまでも応援しています!
S・T 様
51歳:女性
2013年2月
脂質異常症・高血圧症で通院中のTさん。 去年の手術をきっかけに、カラダのことを真剣に考えるようになりました。まず、実行したことは野菜を先に食べることと、お弁当に野菜をつけること。食事全体量が多いことにも気が付き、夕食の量を見直されています。今では、食事量が以前の1/2程度とのこと。「前は食べ過ぎていた」と振り返っておられます。 その結果、体重94.8 → 84kgと減量しました! 「今できることを真剣にやる!」というTさん。手術は大変でしたが、カラダのことを考え直す良いきっかけになりましたね。気が付き、実行するということは、大切なこと。それを継続することで、カラダはぴかぴかになります。これからも真剣に取り組む姿、応援しています。
M・N 様
56歳:女性
2013年2月
糖尿病・脂質異常症で通院中の方です。 仕事が忙しく病院に通えなかったとNさん、糖尿病と診断され、こんなことなら早く受診すれば良かったと後悔されました。 その後、カウンセリングなどで病気に対する知識を深めたNさんは、食事・運動療法に積極的に取り組むようになりました。現在、食事については栄養バランスのとれた食事を三食きちんと食べること、量を少し減らすことを心がけておられ、運動については、仕事があり帰宅も遅く運動をする時間が取れないので、通勤時に30分歩くことを実施。1日1万歩を超える活動量を目標に日々頑張っていらっしゃいます。 その効果もあり、体重56kg → 54kg、HbA1c10.0% → 7.0%、TG172mg/dl → 82mg/dlに改善! 仕事をしながらでも、時間を有効に使って食事・運動療法に取り組む姿はとても素晴らしいです! これからも継続し、より良い状態にコントロールしていけるよう頑張ってください。応援しています。
J・K 様
63歳:女性
2013年1月
糖尿病、脂質異常症で通院中の方です。初診時以来、食事・運動に対する意識が高かったKさんは、野菜から先に食べて満腹にすること、ご飯は毎回100g計って食べること、昼食後に90分毎日歩くことを目標に頑張っています。そんなKさんも、以前は体重が70kgあったとのこと。20歳の時の体重を目指して始めたのが、食事記録をつけること。今では習慣となり、記録する事で、食事量や甘いものを食べる頻度を調節できるようにされています。日々の努力を続けられた結果、体重は9ヶ月で54.7kgから47.8kgへ。HbA1cは6%をキープされています。「糖尿病の治療は、薬を飲まないで食事と運動で何とか付き合っていきたい。でも甘いものはたまに楽しみとして食べるわよ。」とお話されるKさんは、なんだか楽しそうでした。食事・運動は、楽しみながら少しずつが大切なのですね!これからも応援しています!!
N・U 様
48歳:男性
2013年1月
糖尿病・脂質異常症で通院中の方です。ご家族の勧めもあり、1年半前から片道5㎞の通勤を自転車にし、筋トレに取り組まれているUさん。食事にも気をつけられ、食事量を6~7割に減らす、お菓子を減らす、満腹になるまでは食べないようにするなどを実践された結果、体重78.4kg → 64.8kg、HbA1c 7.7% → 5.9%と大変改善しました。「昔は、食べ過ぎていたなと思う。」とじぶんを振り返っておられ、お腹が減った時は緑茶を飲むと空腹感がおさまるとのこと、そこがポイントですね!"家族のため"そして、"好きなジーンズを履くため"にカラダみがきを続けているUさん、ステキですね。目標体重60kgを目指し、この調子で続けましょう。
Y・K 様
70歳:女性
2013年1月
脂質異常症・甲状腺機能低下症で通院中のKさん。2年前から運動教室に参加されています。ステップクラスでは、最初は足元がフラついて昇降するのがやっとでしたが、2年間継続された現在ではそのフラつきが嘘のようにしっかりとした足踏みです。途中、脊椎管狭窄症、関節痛で手が挙がらないなど痛みが出た時期もありましたね。しかし、教室を休むこと無く、「自分のペースでやりますから」とカラダと相談しながら運動を続けられました。自分のカラダを知っているKさんだからこそ出来たことだと思います。中性脂肪は238mg/dl → 133mg/dlと改善されています。自分のカラダを知ることは、簡単なようで難しいことです。運動を通じてKさんが、自分のカラダを知り、運動の強度調節が出来るようになったことは私もすごく嬉しいです。これからもカラダと相談しながら一緒に頑張っていきましょう!!
T・N 様
57歳:男性
2012年12月
今年初めて糖尿病と診断され、糖尿病と脂質異常症で通院されているNさん。まずは血糖値を上げる食べ物を理解して、たくさん食べていたパンやご飯の量を減らすことから始めました。初めのうちは「糖尿病は治らないのか?いつまで食事制限をしないといけないのか?」などのお気持ちがあったようですが、「糖尿病は良好な血糖コントロールを維持することで合併症を防ぎ、いつまでも好きなことができるのだ。」という考えに切り替えていかれました。奥様のご協力のもと、ご飯の計量をおこない、油ものを減らし、最近では毎日自宅で自転車こぎも始められました。その結果HbA1cは12.6 → 5.9%へ。LDLコレステロールは189mg/dlへ!!たまに外食することを楽しみに毎日の食事管理を頑張りたいとのこと。これからも応援しています!
A・K 様
50歳:男性
2012年12月
糖尿病・脂質異常症・高血圧で通院中のKさん。 以前は、自分は生活習慣病と無縁だと思い、お菓子もたくさん食べておられました。しかし、受診をきっかけに、「将来、透析になりたくない。」と間食を見直されました。今思えば、食べたいわけでもなく、なんとなく食べていたとのこと。現在は、食べたい時に少量食べることで、間食とうまく付き合っておられます。その結果、体重65kg → 58.9kg、HbA1c 7.4% → 6.1%と大変改善しました。周りの方から「かっこよくなったね!」と声をかけられるのが嬉しいとのこと。これからも、かっこよくスーツを着こなしてお仕事がんばってください。応援しています。
J・K 様
63歳:女性
2012年12月
糖尿病・高血圧で通院中のKさん、運動不足を感じているとのことで、今年2月より運動教室に参加されています。初めは、ストレッチやピラティスの身体を整えるメンテナンス系のクラスから始め、現在は脂肪燃焼やインスリン抵抗を良くする有酸素運動のステップクラスにも参加! 膝の手術をしたために、「正座が出来ない」とお話しされていましたが、自分のペースを守り、積極的に運動に取り組まれています。食事療法も取り入れ、HbA1c7.2% → 6.3%、TG222mg/dl → 105mg/dlに改善しています。 食事療法での休肝日も改善に繋がったのでは?これからも継続できることにチャレンジし健康で元気な毎日を過ごしていきましょう!
M・U 様
75歳:女性
2012年11月
糖尿病、高脂血症で通院中のUさん。甘いもの、ハンバーガーやスナック菓子が大好きで、食べだしたら止まらなくなっていたこともありました。食事の話を何度か重ねていくうちに、体重を減らしていくと血糖コントロールが良くなり、他の病気にもかかりにくくなるということに気づかれ、体重測定を開始。同時に食べもののエネルギー表示を見ることを始められました。エネルギーの低いもの、高いものの区別がつくようになったUさんは、今まで食べていた菓子パンや甘いお菓子を果物に変えてみたり、夕方小腹がすいたときはカフェオレなどの少し甘みを感じられて、エネルギーの低いものを選ぶようにするなど、ご自分で間食コントロールをされています。その結果、2か月で体重は5.5kg減、HbA1cは6.7% → 6.0%へ!自分の満足がいくように調整をしているのでストレスなく続けられそうだとのこと。継続ができるようにこれからも応援しています!
M・K 様
36歳:女性
2012年11月
甲状腺疾患で通院中のKさん。それほど食べていないのに、体重が減らないことが悩み。体重を減らすために、食事量に注意されていました。一緒に食生活を見直した結果、Kさんは食べる順序に注目されました。そして「食事の前に必ずお野菜を食べるようにしよう」と決意し実行された結果、一時は91.6kgあった体重も81.5kgと減量。カラダが軽くなったため、動くこともラクに楽しくなったとのこと。今では動く量も増えている様子です。「野菜を先に食べる」ということで、「野菜の量も自然に増えた」そして「自然に食事の量が減った」ということが成功の秘訣のようですね。Kさんのこれからのテーマは「噛むこと」。噛むことを意識することで、さらにカラダがみがかれぴかぴかになることを期待しています。
H・S 様
65歳:女性
2012年11月
糖尿病・高コレステロールで通院中のSさん、今年一月に運動指導でお話ししその後、運動教室に参加されています。「左脚が人工股関節で杖がないと歩けない。でも筋肉をつけたい」とおっしゃっていましたね。右股関節の手術の予定もあったため、少しでも筋力をつけようと、運動教室には入院の前日まで来られていました。「手術が終わって良くなったらまたお願いします。」最後の日に笑顔でお話しした時のことが忘れられません。その言葉通り5か月後復帰!!前よりもさらに笑顔が輝いて努力は実るものなのだと再確認させてくれました。現在はHbA1C9.0% → 7.1%、TG → 243mg/dl → 117mg/dl、54kg → 52kgと改善しています。筋力を落とさないようにこれからも継続し、一緒に頑張っていきましょう!z
H・H 様
75歳:女性
2012年10月
糖尿病、脂質異常症、高血圧で通院中のHさん。 5年前より通院していらっしゃいます。旅行と甘いものが好きで、なかなか食欲を調整できなかったHさん。「食べてはいけないと思っていても、ストレスや口寂しさを感じると何か食べてしまう。」とお話されていました。HbA1cも高い値が続き、体重も段々と増えていかれ、医師にインスリンを勧められたことをきっかけに生活を大改善!それまで毎日食べていた甘いものをきっぱりと止め、毎日の体重測定と朝、夕の食後にウォーキングを開始!ご家族の協力もあって、3ヶ月でHbA1cは9.0%(NGSP値) → 6.7%へ。体重は56.5kg → 52.3kgと減量。協力してくれる家族や、お気に入りの温泉に行くためにも、このまま頑張りたいとのこと。これからも応援しています!
R・S 様
40歳:女性
2012年10月
糖尿病・脂質異常症で通院中のSさん。お仕事で忙しく、食事のことまで考える余裕がない時期もあったようですね。しかし、食事記録をつけてみると、「自分がどのくらい食べているかがよくわかった」とのこと。それからは、外食を少し残すなど、できることから1つずつ始められました。その結果、一時は79.4kgあった体重も65.9kgと減り、HbA1cも7.3%(NGSP値) → 5.6%と改善しました。自分の行動を振り返りながら、どうしたらカラダがぴかぴかになるのかを1つずつ発見されている結果がでてきましたね。発見することはなかなか難しいことかもしれませんが、小さなことでも1つずつ発見して達成することで目標体重までの距離が短くなります。少しでも距離が短くなるようお手伝いしたいと思っています。一緒にがんばりましょう。
H・F 様
66歳:女性
2012年10月
糖尿病、脂質異常症で通院中のFさん、最初は間食が多く、運動不足ですとおっしゃっていましたね。その後少しずつ意識改革をされ、洋菓子を和菓子に切り替えたり、運動を少しずつ増やすなど、食事・運動療法の意識が高くなってきました。最近は、毎日30分ウォーキングをし、1日8,000歩動くことを目標としています。運動の効果についてお話をしたところ、ステップ運動も始められました。ステップ運動は運動効果が高く、オウチでの「ながら運動」に最適です。その結果、今では体重54.8kg → 51.5kg、中性脂肪292mg/dl → 147mg/dl!HbA1c → 5%台をキープされています。Fさんは、日々の小さな積み重ねが大きな結果となって返ってくる事を実感されていることでしょう。これからもこのまま継続していきましょうね!応援しています。
I・O 様
60歳:男性
2012年9月
糖尿病、脂質異常症、高血圧で通院中のOさん。初診時より食事療法に意欲的で、まずは毎日飲んでいたお酒を減らすことから始められました。初めのうちは上手く禁酒することが出来ていたようですが、忘年会などがきっかけで、いつの間にかお酒を飲む頻度が増えていっていました。「満腹になるまで食べたい、食べることが楽しみ」と、だんだん体重も増え食事療法をなかばあきらめかけられていました。そんな中、階段を登るなどの日常生活の動作が少し辛く感じるようになられたことや、合併症にならずに、お仕事をずっと続けていきたいという思いからOさんは一念発起。禁酒を再開。ノンアルコールで0kcalのビールを活用し、食事は腹8分目で抑えることを実行し始められました。その結果、3年前来院されて以来ずっと高かったHbA1cは4ヶ月で11.5 → 6.5%へ。体重も3.2kg減!階段を登ることがとても楽になったと嬉しそうに話されていました。定年までお仕事を続けられるようにこれからも頑張っていきたいとのこと。あきらめずに治療を続けられている姿に勇気づけられました。これからも応援しています。
E・O 様
36歳:女性
2012年9月
糖尿病、脂質異常症で通院中のOさん。 クリニックに通院始めたころは低血糖も多く、不安が大きかったOさん。食事療法も1つずつ問題点をクリアされましたね。その結果、低血糖の回数も減り、不安が少しずつ解消されたようです。 一時は62kgあった体重も56.8kgと減り、HbA1c も9.6%(JDS値) → 6.2%(NGSP値5.8%)と改善しました。 血糖コントロールのためには、食事だけではなく、運動も!ということで、運動にも積極的に取り組まれています。「カラダを維持するためには、食事と運動を無理なくすることが必要なのです」とカラダの秘密を発見されたようです。今取り組んでおられることは、運動の種類と方法を考えてみること。さらにOさんにぴったりの方法がみつかると良いですね。一緒に見つけていきましょう。
T・K 様
62歳:女性
2012年9月
糖脂質異常症で通院中のKさん。美容室をされており、毎日忙しくしているとのことでしたが、月曜日のお休みを利用し、去年の10月より当院の運動教室に積極的に参加されています。 運動の内容を伺うと、「お客さんが居ないときは脚上げをしたり、運動教室で習ったことを復習したりしています。」と日常生活にも運動を取り組む姿勢がとても前向きです。 その成果も実り、体重55kg → 53kg減量に成功! 脂肪燃焼は運動時間を小分けしても効果があります。このまま継続して目標を達成していきましょうね!
K・S 様
56歳:男性
2012年8月
糖尿病、脂質異常症、高血圧で通院中のSさん。食事療法を始められたころは、ご自分の食事内容をあまり気にされていなかったSさん。昼食は簡単にコンビニで購入した、おにぎりとパンで済ませることもあり、炭水化物に偏った食事をされていました。血糖コントロールを良くする為に、ご飯とパンを一緒に食べることをやめ、バランスを意識して、野菜の入ったサンドイッチにする、または幕の内弁当にするなどの努力をされた結果、半年でHbA1cは9.2%(JDS値) → 6.3%(NGSP値5.9%)へ。体重は47kg台をキープされています。食事バランスを意識し始めて以来、菓子パンだけを食べることがなくなったとの事。これからも野菜を意識して、良い血糖コントロールを保っていきましょう。気になることがあるときはいつでもお声かけくださいね。
S・S 様
67歳:女性
2012年8月
糖尿病、脂質異常症、高血圧症で通院中のSさん。9年前から通院されています。体重測定を毎日行い、「体重が増える原因は夜のお菓子かもしれない!」ということに気がつかれました。夜のお菓子を控えた成果も少しずつでてこられたようです。一時は59.8kgあった体重も56.3kgと減り、HbA1c も6.9%(JDS値) → 6.3%(NGSP値5.9%)と改善しました。最近始められたことは、旬の野菜を取り入れること。安くて栄養価が高いことが魅力ですね!「体重が増えないように続けてみます」と力強いお言葉。これを継続することで、カラダがさらにピカピカになることを期待しています。
S・N 様
65歳:女性
2012年8月
糖尿病・脂質異常症で通院中のNさん。糖尿病発症して以来10年間、食事・運動療法に積極的に取り組まれています。仕事後、毎日自転車にて運動60分行い、その後カラオケ180分!ご本人はカロリー消費と頭の体操に続けていますと話されていました。「みんなは色々食べているけど、私は病気があるから自分で管理しなくちゃね」と笑顔でお話しされています。その結果、TG163㎎dl → 102mgdl。今後、HbA1cも下がっていくといいですね。自転車は、脂肪燃焼はもちろん、脚の筋肉強化にも効果がありとても良い運動です。応援しています!
K・N 様
61歳:女性
2012年7月
初診時より、体重減量に意欲的だった、Nさん。体重を減らすために、「甘いものを食べないようにする」「野菜を先にたくさん食べる」という目標を2つ決め、実践し始めました。甘いものに関しては、はじめのうちは「食べない」という意識をして、努力されていましたが、数ヶ月後には自然と甘いものが欲しくなくなってきたとの事。今では誕生日や食事会などの特別な日だけ、楽しんで食べるようにされているそうです。野菜を先に食べることも継続され、半年で体重は62.9kg → 56.4kg、HbA1Cは6.6%(JDS値) → 5.2%(NGSP値5.6%)まで改善しましたね。今は、家族全員でダイエットに励んでいるそうで、食事に気をつけることが習慣になっているとの事。これからも応援しています!
E・S 様
54歳:女性
2012年7月
8年前から通院されているSさん。お菓子や菓子パンが好きでよく食べていましたね。環境の変化もあり、お野菜をしっかり、お菓子は食べたい時にお昼だけと大きく変わられました。最近始められたことはお野菜を先に食べること。その成果もあり、体重76.6kg → 64.6kg、HbA1c 7.2%(JDS値) → 5.8%(NGSP値6.2%)まで大変改善しています。「体重が軽くなってカラダが楽になった」と笑顔で話されています。長年きちんと通院することはもちろんのこと、この成果がでたのは大変すばらしいですね。20代の体重まであとちょっと。減量もお仕事も無理せず続けていきましょう。
T・K 様
61歳:女性
2012年6月
脂質異常症で通院中のKさん、仕事が忙しく運動不足だと話されていましたね。現在、お休みの日は積極的に運動教室に参加し昨年10月より継続し頑張られています。その成果が実り中性脂肪300mg/dl → 63mg/dlへ最近では少し強度のあるステップ運動にも参加!「初めはきつかったけど、慣れてくるわね」と体力がついた事を実感されていましたね。いつもニコニコ笑顔のKさんに周りがとても明るくなります。食事・運動は継続が大切です。今のペースを崩さないように続けていきましょう!Kさんの笑顔が毎週見られるのを楽しみにしています。
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